2017年04月09日

アンドレイ・ピサレフ ピアノリサイタル

1983年 ラフマニノフ国際ピアノコンクール優勝
1991年 第5回国際モーツァルトコンクール優勝

日時:2017年4月9日(日) 13:00開場 14:00開演
会費:5,000円(高校生以下 2,000円)
曲目:ショパン / バラード第1番 ト短調 Op.23
   ラフマニノフ / ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36   他


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【PROFILE】 アンドレイ・ピサレフ Andrey Pisarev [Piano]
1991年、ザルツブルグで開かれた国際モーツァルトコンクール(ザルツブルグ)で優勝。同コンクールとしては、1956年以来、35年ぶりの第1位獲得という快挙となった。2006年10月10日、批評家グニラ・ブーストレムは、スイスのヘルシンボリ新聞にこう書いている。「2004年4月、アンドレイ・ピサレフこそ、これまでに聞いた中で最高のピアニストだと感じた。その考えは、彼のリサイタルを聞いた後でも変わっていない。まさに“世界的ピアニスト”の称号がふさわしい。」他の国際コンクールでも卓越した成績を残しており、ラフマニノフ国際ピアノコンクール(1983年、モスクワ)で優勝、またUNISA国際ピアノコンクール(1992年、プレトリア)では、第1位優勝に加え、特別賞としてモーツァルト賞と古典派コンチェルト賞を受賞している。
西ドイツ・アルゲマイネ新聞は、こう書いている。「ピサレフの演奏は、聴いた者の記憶にいつまでも残るだろう。これほど強烈な印象を残すピアニストは、めったにいるものではない。紛れもなく、彼は超絶的な技巧の持ち主である。というのも、ドビュッシー、リスト、ショパン、クライスラー/ラフマニノフの作品を澄んだ音で響かせるためには、極めて高度な技術が基礎になければならないからだ。その意味で、ピサレフの演奏はまさに透明そのものである。スカルラッティのソナタを弾けば、水面にくっきりと広がる波紋のように美しく、ドビュッシーの『ベルガマスク組曲』を奏でれば、白いキャンバスに鮮やかな色彩が塗られていくかのようだ。」レパートリーは幅広く、バッハ、モーツァルト、リスト、ショパン、ラフマニノフ、ドビュッシー、プロコフィエフ、ショスタコビッチ、いずれも余裕を持って弾きこなす。コンクールでの目覚ましい活躍の後、有名コンサートホールでの公演や、日本フィルハーモニー交響楽団、ミランRAI交響楽団、ケープ・タウン交響楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団など、世界クラスのオーケストラとの共演を重ねている。
ソロ・リサイタル、またオーケストラとの共演のいずれも、ロシアのみならず、アメリカ、中南米、ヨーロッパ、日本、中国、韓国、台湾において、観客や批評家から高い評価を受けている。ヨーロッパで最も権威あるコンサートホールの一つ、ゲヴァントハウス(ライプツィヒ)でのリサイタル終演後、次のような批評を受けた。「非の打ち所のない圧倒的なテクニックと、創造性あふれる解釈によって紡がれる音は、リストの壮大なピアノ叙事詩やシューマンの牧歌的情景を、余すところなく描き出す。その魔法のような芸術的感性は、コンサートホール全体を高揚感で包み込んだ。テクニックは冷静かつ緻密であり、構成には一切の乱れがない。聴く者を酔わせるシンプルさと、完璧な調和とフレーズ。まさに息をのむ演奏であった。
また、国際コンクールの審査員を多く務め、彼の生徒が国際コンクールで優勝するなど、指導者としても優れた力を発揮している。日本においては、PTNA全国大会での審査を複数回、また、第1回福田康子賞海外審査員、2012年11月第8回浜松国際ピアノコンクール審査員を務めた。
現在、モスクワ音楽院で主任教授を務め、日本、アメリカ、中国、南アフリカ、ユーゴスラビア、クロアチア、ポルトガルでなどでマスタークラスを開いている。1978年、モスクワに移り、モスクワ中央音楽学校で学ぶ。その後、モスクワ音楽院に進学。1987年に同校を卒業し、1989年に修士号を取得。
2007年ロシア共和国功労芸術家の称号授与。演奏・教授活動ともに、今後もますます期待されている。
くらび舎では、2010年に続き、2回目のコンサートとなる。
  

Posted by kurabiya at 15:01