2010年06月15日
感動。大阪中学校総合体育大会ラグビー之部その1
6月5日、12日の土曜日大阪中学校ラグビーの観戦に出かけています。
我が母校、瑞光中学校ラグビー部の応援です。
瑞光中ラグビーは、創部されて10年も経っていません。
部員は、ラグビーをしたい為に集まった子供たちでもなく、
ラグビー経験のある者は、数名です。
言わば、寄せ集めのチームと言っても過言ではないかもしれません。
しかし、今回大阪府のラグビー大会決勝まで昇ってきました。
6月5日、2回戦(準々決勝)対戦相手は、東大阪朝鮮中学校でした。
東大阪朝鮮中学校は、大阪春季大会の優勝校です。
体の大きさは、一目瞭然大きな選手の集まりです。(写真は、対枚岡中)
足も速い、テクニックもチームワークも上回っていると思います。
それに比較して瑞光中の選手は、細い子や、小柄な子が目立ちます。
しかし、試合が始まって数分後、私のイメージは、嬉しくも壊れます。
瑞光中のメンバー全員は、誰一人大きな相手に躊躇することなく果敢にプレーを続けます。
先制トライ。
それでも、瑞光中のメンバーたちは、目だったガッツポーズや喜びの歓声を上げませんでした。
ただただ、大きな体の相手と体をぶつけ合い一つのボールを奪い合う。
けが人も出ました。メンバーは、「もうちょっとや最後までがんばろうや!」
と声をかけながら、怪我をしたチームメイトを数人で起こします。
怪我をした子も決してグランドの外に出ず、自由の利かなくなった腕でプレーを続けました。
ノーサイドのホイッスル。
ここでも、瑞光中のメンバーは、目だったパフォーマンスは、ありません。
敗戦に泣き崩れる相手チームを前に喜びの歓声を上げる、
互いに全力を尽くした相手を前にガッツポーズなど
出来なかったのかもしれません。
グランドに整列し相手チームを待ちます。
挨拶の後、両チームは、健闘を称えあう。
感動。