蟲文庫1やはり、本町通りを、東に「ほんまち館ギャラリー」を通りこして、少し行くと、左手に、古い佇まいとともに、ちょっと懐古的な古書店「蟲文庫」があります。

中身は文芸書主流です。

今は昔、まだ、文学青年とかが健在でした頃、(わたしが学生の頃もまだ、そうでした。)皆が読んでいた本が奥にずらりとあったので、懐かしい、昔に戻った錯覚がありました。

蟲文庫2表には萩原朔太郎の「猫まち」の限定復刻とかもありました。(わたしも室生犀星、朔太郎の昔の復刻版、すこし持ってますけど。)

1970年代前後に青年した人たちの本、もっと古い日本近代のもの。ほんと、お若い店主がこれだけ集めるには努力されたことでしょう。

蟲文庫4
又、お若い女性店主の雰囲気は当世風若者と少し違う雰囲気のある方で、必要最低限のことしかしゃべらないので、これも良い生き方だなと、勉強になりました。

又、ご店主の趣向で、コケ類、シダ類関係のものもございます。熊楠の著書も勿論。又、鉱物の昔懐かしい標本なんぞがあるのがうれしいです。

蟲文庫3
尚、場所は倉敷市本町11−20
tel.fax.086-425-8693です。
営業時間は11:00頃から19:00頃です。
不定休