山川旅人日記

富山県を中心に、歴史・読書・山川めぐりetcを書き込みます。

広瀬大悟「音楽天文台」(クラシック逆引き音楽事典2017)

市民プラザにて音楽鑑賞講座。
市民プラザはバレンタイン用モニュメントで飾っています。

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第3回の講座のテーマは「音楽天文台~宇宙を見上げるクラシック」。
プログラム順で。

①オーケストラが描く「天体ショー」~組曲「惑星」をもっと楽しむ
全体で7曲あり、それぞれのさわりの部分を視聴。
富田勲、平原綾香などおなじみ。
「4、木星」はイギリスで国歌に準じる人気だということで、イギリス人の合唱も聞くことができました。

②夜空のかなたの秘曲探訪~20世紀に生まれた「月」と「星」の音楽
シェーンベルク「月に魅かれたピエロ」。
ストラビンスキー「星の王」(イエスのことだという)、めったに聞けないレアもの。

③トロンボーンとピアノによるミニコンサート
トロンボーンは広瀬大悟さん。毎回、このコンサートが楽しみという人が多い。
モーツアルト「きらきら星変奏曲」、フォーレ「月の光」、ベートーヴェン「月光ソナタ」、宮沢賢治「星めぐりの歌」」など演奏。

きらきら星は12種類の変奏曲があって、印象がそれぞれかなり違いました。
ベートーベンの「月光ソナタ」の成立事情を、昔はでたらめな話にして教えていた。
憶えがあります。

ガリレオ・ガリレイ父子、父はリュート演奏家、息子はリュート趣味。
音楽と数学の深い関係が分かる(はず)。

今回も気軽に聴き、新しい発見がある講座でした。
ラジオ深夜便「クラシックの遺伝子」のようで、それの廣瀬大悟版です。
今週の「遺伝子」は、ロシアのハチャトリアン、ショスタコーヴィッチ、スピリドノフ、いずれもワルツが得意だったという話。ロシア的性格が想像できました。
web録音で聴取可能。

前田利保公歌碑&映画「50年後のボクたちは」ほとり座

新聞で紹介されていた
【前田利保公歌碑】(富山市八尾町庵谷)です。
写真を探したら見つかったので紹介します。

富山藩第10代藩主利保は1853年金剛堂山へ登り、飛騨との国境の山々を展望して歌った。
「飛騨信濃木曽の 峰々みな見えて西はのこさぬ白木山かな」

名高い領地争い(17世紀後半)の記念、利保の無念さを今に伝えます。
歌碑は金剛堂山と庵谷に建造されました。

庵谷の歌碑を支える石垣が崩れてしまったとか。
これが崩壊したら、富山藩の貴重な遺産が失われることになります。
修復に必要なのは、お金か、石材か、ボランティアか・・・
富山市を動かす署名なのか。

いずれにしても、地元の奮起を期待❢

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宿題を一つ終わったので、ご褒美に映画「50年後のボクたちは」へ。

ドイツで220万部を超える大ベストセラー!
26カ国で翻訳され、世界中で愛される小説が待望の映画化!
かつて14歳だったすべての大人たちへ贈る、疾走感と切なさがつまったロードムービー。
14歳の冒険を応援する大人でありたい。
等々巧みにPRしています。

学校でのけ者にされている男子二人が、ぼろ車で南へ向かう。
ワラキアへ行くというが、それがどの方向かよく知らない。

webの感想などを見ると、「地図にないワラキア」と表現しているようです。
ここは是非、ドラキュラ=ワラキア王ヴラト3世を思い出したいところ、つまりルーマニア南部地方です。

お金もさほど持たずに出発したので、行く先々で暴走、泥棒・・・など、冒険を繰り返します。途中からホームレス風女子(プラハへ行きたいという。ワラキアの途中なので問題ない)も一緒になります。

ハラハラしながらも、「大なり小なり、よく似たことがあったなァ」という気持になります。日本人に流行る「風(空気)を読め」という同調圧力を、はねのける元気な少年少女に拍手❢
ジーサンは甘くなりがちなのでしょうか。




フィンランド:センター試験と荻上「セッション」12/25

1月14日(日)の環水公園。今年の最多降雪の思い出になるかも

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今年の大学入試センター試験「地理B「28・フィンランドのムーミンン」出題を巡って、web上で議論が今も盛んです。少しくだけた出題のはずが、「ムーミンはフィンランドなのか」「ムーミンの絵本に親しんだのは、受験生より出題者だ」など、当分続きそうです。
大阪大学の数学専門家が去年の入試で大失敗をしたのですから、大いに議論の価値ありです。
この問題は、同時に世界史選択だったら、フィン語はウラル語族だし、小さなバイキングは「バイキング=印欧系」で例示のスウェーデン語と同じ語順。
という重要なヒントがありますから有利。
日本史選択者はやや不利か。これを言い出したら日本史選択者に有利な問題も沢山あるので、きりがないことになります。

もっと有利だったのは、12/25の荻上チキ「セッション」を聞いた人です。ずばり、建国百周年「フィンランドの光と影」を放送していたのですが、そんな受験生はまずいないか。
ムーミン、ウラル語系の解説は勿論のこと、20世紀のソ連・ロシア、ナチス・ドイツとの国際関係、ユダヤ人とホロコースト問題、ノキアで知られれたIT大国が衰退した理由、立ち上がりつつある現状、ヘビメタ強国、ネオナチの台頭など、分かり易い内容でした。

カリスマ的愛国者マンネルヘイムは「困ったときのマンネルヘイム」と呼ばれる。
伝説的スナイパーのシモヘイヘは、日本ほど有名でないらしい。「日本は伝記まで出版されていますから」と苦笑いもでる。
ゲストの解説は石野裕子・常磐短期大学。
簡潔明快な解説で好評でした。
『物語フィンランドの歴史、北欧先進国「バルト海の乙女」』(中公新書)著者。

webで聴取可能ですから、センター試験の問題がよく分からんだという受験生にもお勧めです。

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