自転車トレーニング入門の跡地

ロードレースに向けてのトレーニングを綴っていたブログの跡地

2005年07月

本日の練習は1時間
自転車に乗ってのパワートレーニング

時間がなく
普段は40分ほどとるアップを
10分ほどで切り上げ
キツい練習をはじめたため
はじめのほう、少し気持ち悪かった

練習内容は
スプリント×3本
ゼロ発進×6本
補助練習×3本

スプリントはいつもの内容で
40キロ以上にスピードを上げて
そこから150mほどモガク練習
今日は追い風だったため
調子が良かったのか悪かったのか
よくわからなかった

ゼロ発進は
13%ぐらいの登りで
はじめから53×16のギアにいれておき
ゼロ発進して、30秒ほどモガク練習
この練習の際、ハンドルのどこを持つかで
モガク感覚が違ってくる
今日は下ハン(ハンドルの先っちょ)を持ってやった

補助練習とは
何かに、はっきりと書かれているものではなく
私が考えている概念?で

野球の素振り、陸上のモモ上げなど
「神経×筋肉」の連結を強化するような
「筋肉を使う事を伴うフォームの練習」だ
うまく説明できないが

私が考えた補助練習は何種類かあるが
その中で今日は
上半身の筋力をうまく使うための
補助練習をした

内容は、簡単に書くと
重いギアで激坂を登るというものだ

ありがちな練習だが
「下半身は使わず上半身を使ってダンシングで登る」という点で
いつもの練習とは違う

これは以前
間近で見た外人選手の胸板が異常に厚い事にヒントを得て
やるようになった練習だ

そのせいか
私の胸板も少し厚くなってきた



最近暑い日がつづくが、暑い日の練習のときに気をつけたいのが水分補給だ

私は必ずボトルを2本つけて走っているが、練習のときのボトルの中身は2本とも水で、試合のときは1本は水、1本はスリーアクションだ。スリーアクションとは粉末を溶かした飲み物で、自転車選手はよくこれを使う。エネルギー補給にもなるが、対乳酸性が高まるらしい。
以前は練習の時も水以外の飲み物を飲んでいたが、あるとき強い選手が当たり前のように水だけをもって走っているのを見てからは、練習では水だけをもつようになった。(たまには水以外の飲み物をもつこともありますが)

飲み物や食べ物の具体的な商品名にこだわると、それがないときに落ち着かなくなり精神的によくないような気がする。特に、選手になってからはそういうこだわりを持つと(いろんな意味で)都合が悪い事もあるので、全くこだわらなくなった。商品の良し悪しの判断も「まわりが使っているのでまあ、いいものなんだろう」というぐらいの感覚だ。

「良いモノ」とはなにか?「強い人が使っているモノ」はとりあえず、良いモノである。
実際に近場で行われる実業団のレース会場に行き、トップクラスのチームが使っているものを確認するのが手っ取り早い。自転車レースの場合、会場に行くと想像以上に近距離で選手やチームを見る事ができる。

だが、実際に選手やチームに出会うとアセってしまい、あとで、何を見たのか、なにも覚えていない事もありうるので、あらかじめ「これについて見る」と決めておいたほうがいいと思う

本日の練習は2時間
パワートレーニングをした

この練習
最近やってなかった事に気がつき
さっそく
声が出てしまうぐらい負荷をかけて
やってみた

内容は以前も書いたイマナカ本のとおりだが
まったく踏めない(特にゼロ発進の部分)

そういえば
ポジションを変えてから
回す練習ばかりで
これぐらい負荷をかけて踏む練習は
ほとんどしていなかった

筋肉をつけるため
当分の間、週に2回「必ず」やる事にした


人がいないわけではない登り坂で
ウッ、ウッ
と声を上げながら
ゆっくり坂をあがっていく私

周りから
どう見られているのかが
ちょっと気になる


先日、試合があったせいか今日は調子が良い
試合は惨敗だったが、まあ、課題(問題点)が特定できたので
よしとしよう

何事もそうだと思うが、とりあえず「問題点はどこか?」を特定するのが難しい
それが見つかってしまえば、あとはコツコツとその部分を補強する
単調な作業となるわけだ

前にも書いたような気がするが
「素直に反省 → 自分の問題点を認識 → コツコツ改善」
という流れ

しかし、最近は反省する事ばかりだ



今日の練習は1時間30分
筋トレ的な練習をした

キツい練習だが、今シーズンはあまりしていなかったタイプの練習で
効果がすぐにあらわれるので、いやにはならない(今のところ)

毎日キツい練習ばかりしている学生は、練習がいやになったりするんだろうな



私は、タイムトライアルのような
タイムを計って行う練習はあまりしないが
たまにやることもある

たとえば10分ぐらいのタイムトライアル
スタートして1分ぐらいで「やばい、このペースでは10分もたない」
と感じるペースで走ってみたりする
しかし、それがなんとか10分もってしまったりすることがあるからおもしろい

この、スタートして1分で感じた「やばさ」は
カラダのストッパーだと思っている

普段一人で練習することが多く
プレッシャーをかけた練習(タイムを計ったり、相手がいたりする練習)を
あまりしないため、ストッパーが掛かりやすくなっているのかもしれない

そんなわけで、たまにストッパーを解除する練習をするのだ

こうして、むりやり重いギアを回していると思い出す言葉がある
「そのスピードを出せないのは、そのスピードを出したことがないからだ」
「重いギアをまわすコツ? 慣れですよ」
2つ目の言葉は
確か、坂口博選手(去年引退してしまったTTのスペシャリスト)の言葉


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