タイトル見て、ハーレクイン…と思いました。
読んだら、やっぱりハーレクインでした。
実は、結構ハーレクイン好きです。
そんなにいっぱいは読んでないですが…

「誘惑の甘い航海」
いとう由貴
ショコラノベルズハイパー


誘惑の甘い航海

以下ネタバレ

大学病院で優秀な医師だった尚之。
友人に陥れられ、職場を追われて、豪華客船の船医になる。

…いいじゃん。
と思うのは、私がふまじめだから?
まじめな尚之は、病院で研究したいこととかあったんですね。
ふむふむ。
でも、研究も大事だけど、患者と触れ合うことも大事じゃない?
この大学を追われて落ち込んでるのが、治療中の患者がいて、心配してるとかなら、分かるんだけど、なんとなーく、研究できないからガッカリしてるみたいで、ちょっと嫌でした。

親が体を壊してるので、医者に対して、どうしても厳しい私。

そんな尚之に金髪ハンサムな青年、でも謎の人物レナードが声をかける。
船の上でだけ「愛される喜び」を与えるというレナードの誘いに抗えず、尚之は次第にレナードに体も心も惹かれていく。

黄金なハーレクインなパターンでした。
最初は反発し、やがて恋が芽生え、ライバルらしき女性が現れ、誤解が生まれ、崩壊の危機、でも、最後には彼の謎も、色々解けて思いを伝え合って大団円。
この黄金パターンが長年続いてるってことは、これが面白いからです。
で、このお話も面白かったのですが。
ただ、せっかくボーイズラブなんですから、ラブシーン以外で、男同士だからこそ、のスパイスがもう一味欲しいところでした。
あと、この手のお話だと、文章のいいまわしとか、感情の描写が、もっと硬いほうが、読みやすいです。
これは、単純に自分の好みですけど。