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黒と白。
ホストものです。
いやもう、なんだか黒石にホレそう。
これか?これがナンバー1ホストのやり方か?(いいがかり)

それはさておき(?)
「斜向かいのヘヴン」がすごく良かったので、期待はしてたんですが、期待を裏切らない面白さでした。

「夜明けには好きと言って」
砂原糖子
ルチル文庫


夜明けには好きと言って


以下超〜〜〜ネタバレですので、未読の方はお気をつけください。
白坂一葉は、幼いころ継母に言われた言葉のせいで、自分の顔にずっとコンプレックスを持っていた。
そのせいで、まともに人と、目をあわせることが出来ず、いつもうつむいてばかりの暗い人生だった。
学生時代にはいじめられ、就職先でもリストラの対象にされてしまう。
再就職活動中に交通事故に遭ったが奇跡的に助かり、整形で美しい顔を手にいれ、イトコの名前を使い、第二の人生をはじめる。
しかし、紹介されたバイト先のホストクラブで中学時代の同級生に再会してしまう。

その同級生黒石は、一葉のもともと暗い性格をさらに暗くしてしまった人物なのです。
と同時に、唯一の友人であり、唯一好きだと言ってくれた人でした。
彼と過ごした思い出は優しく穏やかで、彼が親の都合で転校しても、どこかでつながっていくはずだったんだけど。
黒石が告白してきたのは、バツゲームだったことを知らされ、思い出が楽しかっただけに、一葉は傷ついてますます内に篭ってしまいます。
でも、ホモだっていじめられても、けして否定しない強さも持ってる芯の強い子です。

一葉は黒石が整形した自分に気付いてないのをいいことに、彼に復習しようとするのですね。
最初は店のナンバー1を奪うことを目標に。
それが果たされたあとは、「好きだ」と告白してきた黒石に対して昔自分がされたように、からかってやろうとして、「友達」からならとつきあいをOKするのです。

最初は、ほんとに黒石はブアイソだし、何考えてるか分かんないし、どうしてこの人が売れっ子ホストなのか?って理解できませんでした。
でも、好きな子…一葉と王さまゲームでキスして真っ赤になったり、かと思うと、いきなりがっついていったり。
純情なムッツリ?な部分に非常にときめきました。

そんでもって黒石はマメです。
新しい服に気付いてくれたり、さりげにほめてくれたり。
お世辞じゃないから、余計に始末に悪い。(笑)
口説こうとか喜ばせようとかじゃなくて、もちろん下心はあるでしょうけど、純粋に一葉に似合うから、とか自分が贈りたいからって理由で(多分)プレゼント攻撃するんですけど、それが押しつけがましくなく、ここまでしてやってるんだから、何か返せみたいなのが全然ない。
彼は彼なりにがっついてるんですが、取引や駆け引きをしないんですね。
真っ直ぐな人です。
ああ、なんかホレてるので、ベタホメ。

こんな人なんですが、一度スイッチ入ると手がつけられません。
臆面もなくしれっと、とんでもないこと言い出したりします。
すべて黒石語録として書き並べたいくらいです。
告白に対して「友達から」と言った一葉に「いつ、友達じゃなくなる?」って言うところとか。
「嫌?なにが?」とか「いっぱいよくしてやる」とか普段ならハイハイハイ!お決まりのセリフね!ってスルーしちゃうとこを、この人が言うと、「何が嫌なのか、まじめに答えなさい!一葉!」みたいな気持ちになります。
一葉に「かわいい」って言うところ、悶えるほどに好きー!!
キリがないので、これくらいで。

そうそう、エチのとこの地の文の表現もすごく好きです。
ああ、こういう表現法もあるのね、って新鮮でした。
特に好きなのはチク○の描写で(笑)「飾りにもならない」とか「爪の先ほどもない」っていうのがお気にいり。

結局整形して顔を変えた…と思っていた一葉に思い違いがあったりして、いじめっ子だった同級生と和解は出来てないものの、一矢報いてやることは出来て、一葉は一歩前に進めました。

ホスト仲間の良平も、最後ちょこっと出てくる嫁もいいキャラで、読後感の良い楽しいお話でした。
語り足りないけど、まとまりがないんで、このへんで〜。

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