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買ってから、何ヶ月経ったのか…。
やっと読めました。

ちょっと変わった時代物ミステリです。

主人公は廻船問屋の1人息子一太郎。
体が弱いため、両親や、手代に過保護にされてて、外出するのも一苦労。
こっそり家を抜け出していた若旦那は、殺しの現場に出くわしてしまう。
それを機に江戸では猟奇的な連続殺人事件が起こる。
あやうく一太郎も、犯人に追われてピンチ!になるんですが、妖怪さんが逃がしてくれます。
一太郎のまわりには、普通に妖怪があちこちにいるのです。
店の手代の二人、一太郎のお目付け役のような仁吉、佐助も妖怪さんです。

江戸では奇怪な猟奇殺人が続き、一太郎は妖怪たちと、事件解決に乗り出すことになります。



しゃばけ



以下ネタバレと、非常に偏った視点の感想です。

BL・ヤオイがお嫌いな方は、ご遠慮ください。

若旦那総受けで!!

萌えるつーウワサは聞いてたんですが、若旦那萌えーですよ!
17歳で病弱!小食!甘いもの好き!
役者なら千両役者!ってくらいの美形ですし、頭もいいです。

妖怪な手代二人が、もーこそばゆいくらい、若旦那を甘やかすというか、過保護にするというか。

一太郎の家は薬種問屋もやっていて、一太郎は17歳で店を任されてるんですが。
彼が薬を調合しようと、量りに重りをのせると、すぐに仁吉がやってきて「疲れることはしないで下さい」って、取り上げちゃうし、それならと、白冬湯(多分熱い液体系)の鍋を見ようとすると、「やけどしたら大事だから、近寄らないでください」って、こんな調子です。

あと、一太郎の幼馴染み栄吉。
人間で唯一の友人です。
「一太郎は綺麗な顔をしているよね」とか、いきなり言い出します。
別に変な意味じゃなかったんだけど。
手代や、親たちのように、ベタベタに甘やかさないけど、すごく友人として、一太郎を大事にしてます。

さらに、名前しか出てこないけど、一太郎の兄。
半分だけ血が繋がってるんですが。
親たちには、兄がいることを隠されてるんで、密かに文をかわしてるのです。
あまりの一太郎の兄への執着ぶりに、手代がジェラシーするくらいです。

屏風のぞきもアヤシーですね。
手代たちの警戒ぶりに、何かあるんじゃないかと勘繰りたくなります。

さらに、「なりそこない」にとりつかれた人。
若旦那の香りに引き寄せられて…(大きく勘違い)
はあ、若旦那はきっと、え〜にほひがするのだわ。

家鳴たちも、若旦那が大好き。
うわ〜ハーレムだ〜。
あんま、嬉しくない?

殺人事件を自分が目撃したり、殺されそうになったりしたので、一太郎は、なんとか事件について調べたいと思うんですが、過保護な手代たちに反対されます。

でも、自分ではっきり、自分が調べて騒ぎを鎮めないといけない、と主張するのです。
若旦那だっていつまでも、子供ではないんですが、手代たちは、子供でいてほしかったんでしょうね。
この選択が結果的に、一太郎の命を永らえさせることになります。
そして、事件を解決したばかりか、助っ人のはずの手代たちの命を救ったりもします。

こういう、何にもできなそうでいて、芯が強くて、いざとなったら、誰より強いみたいな受(決め付けるなつーに)非常に好きです。