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今、婚活、恋活が密かに続けられています。あまりおおっぴらに、自分は婚活やっていますよとは言いづらいでしょうが。

そんな中にあって、「婚活貧乏〜 結婚してはいけない人を避ける方法」というユニークな本がでました。中央公論 ラクレ新書 780円(税別)

著者は、私とも親しい「離婚サポートネット」を立ち上げている行政書士の露木幸彦先生です。

露木先生は、離婚を含め男女問題の専門家でもあります。また、ユニークなマーケティング、販促能力ももっておられます。

今回の本は、先生が携わってきた6年間の男女問題7000件の案件を元に書かれています。

昨年でしたでしょうか。有名な事件が2、3ありましたね。ある女性がブログで知り合った複数の男性からお金をとっていて、さらにその男性たちの不審な死。

あるいは、よくあるのは、いいと思って付き合った男性が実はドメスティックバイオレンスだったとか。

こういうようなことを事前に防ぐためには、という思いから、書かれています。

結婚を求める層といわれる、20〜35歳。その年齢の未婚者数が、男性756万人、女性607万人で合計1363万人だそうです。

もちろん、この年齢層以外でも未婚者数は多くいます。

この中に先生の話では、婚活貧乏になっている方が少なくないというのです。

例えば、顔も知らない赤ん坊のために月10万円を振り込む男性がいたり、結婚予定の女性のために4000万円もの借金を抱える男性がいたりと。

また、できちゃった結婚をしたのに、結婚後に中絶せざるをいなくなった女性、結婚資金200万円を男性のギャンプルに使われてしまった女性など。

ここで先生がおもしろい表現をしています。人を見分ける術がないままの婚活は「お化け屋敷に行く」ようなものだと。(笑)

真っ暗闇の中をおっかなびっくり、手探りで進んでいく。やがては、お化け(問題人物)に出会うと。

今まで別れを体験されている方は、よくわかると思いますが、付き合ってみるとびっくりするときがありますよね。

今回の本の場合は、結婚や恋愛における価値観というよりも、その前段階でのことです。

例えば、酒乱、ギャンブル、DV、浪費家・・・。私の知人男性からも直接聞いていた話ですが、まさか女性からのDVがあるいうんです。

それでちゃんと離婚したというんです。女性からちゃんと顔をグーで殴られるというのだから、たまりませんよね。(笑)

まさに事実は小説より奇なりです。

婚活が大事だからといって、慎重にやりなさいという内容です。

この私のブログを読んでいる人やセミナーに出るような人にはあまり関係ないかもしれませんが。でも、知っておくに越したことはないですよ。とくにこれから結婚する人、〇一〇ニの人とか。

一回、隠れて読んでみるとおもしろいですよ。780円と安いので。

私も怖いもの見たさで、へー、こんな例があるんだ、へー、オー怖とか、ぶつぶつつぶやきながらあっというまに読んでしまいました。

あと、露木先生がこの本に関してインタビューされて、ユーチューブでひょうひょうと語っている姿もおもしろいですよ。

みなさんは、合コン、結婚相談所、お見合いパーティーとか行ったことがありますか?

清き一票をお願いします。


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 目次

 第1章 「婚活貧乏」という現実

 (負け組への転落は一瞬暗転の瞬間「婚活貧乏」に陥らないために)

 第2章 実例から見る「婚活貧乏」回避術

 あなたの場合にも、あてはまるかもしれない?

(お金をめぐるトラブル男女関係をめぐるトラブル暴力、DV(ドメスティック・バイオレンス)をめぐるトラブル
モラハラ(モラル・ハラスメント)をめぐるトラブル))

 第3章 婚活ブームと結婚の覚悟(コンカツのソウカツ)