クリン&美ら(ちゅら)&琉那(るな)日記《保護犬ポメラニアンの成長記録》と預かりワンズの本当のお家探し。

2月の寒いときに保護され動物愛護センターへ連れてこられたポメラニアンの女の子。 彼女にお迎えは来ませんでした。この子の運命は『殺処分』へと進みます。そんなとき、『CATNAP』さんに助けられ、命をつなぎました。 2005年3月7日、センターよりレスキューされ暖かい預かりママさんファミリーのお家で『クリン』と名前をもらい新たな出発を経て我が家の娘になりました。 2006年3月妹『美ら(ちゅら)』が仲間入り♪骨折したまま放置されていた彼女。2008年3月『琉那(るな)』も仲間入り。彼女は持ち込み処分犬です。彼女たちの成長と犬猫たちをとりまく『現実』を綴ります。 また、一時預かりのボランティアも時々しますので預かりっ子の様子も綴ります。

新たなスタート。

ブログを新しくすることにしました。
長年クリン美ら琉那日記を読んで下さった皆さま、ありがとうございます。
たくさんの方に支えられました。
3ワンズのことを中心に息子の成長も綴ってきたブログ。
3ワンズの主役のないまま続けるのも??と、タイトルは『クリン美ら琉那日記』ですから、、、。
一区切り…として宝物は大切にとっておきます。

新しいブログ
『uzuranzu♪』
https://ameblo.jp/uzuranzu/

初回の記事のみ下に添付します。

……………………………

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2月10日、高齢2ポメ姉妹さんトライアルスタートとなりました。
これを機にブログを新しくいたしました。
これからよろしくお願いいたします。

少し長くなりますが、ここまでのことを…。

2005年に保護犬のクリンの里親になって以来、2006年に美ら、2007年に琉那と保護犬を迎えてきました。
実家でポメラニアンの飼育経験はあったものの、保護犬の事は漠然としか知らず、クリンを迎えてから周りの方に支えられ、また学び、保護犬のプチ預かりや一時預かりのボランティアをさせていただいたり、ペット栄養管理士の資格を取ったり、少しでも保護犬猫達のために…と思って動きました。
在住の市の動物愛護の会員になって、市内でのイベントに参加したり、息子の学校では校長先生や担任の先生に、なんとか学校や授業で保護犬猫について取り上げて欲しい…とお願いし、道徳の授業で取り上げてもらったりなんてこともありました。

その後、預かりボランティアは先住犬も1頭1頭高齢になって疾患を抱えた事や、そういった中では預かりっ子に目や手をかけられる時間の確保に自信がなくなってきていたので、自然と保護団体との距離も広がっていました。
子供も成長し、自営の飲食店の仕事も増やしました。
それでも我が家の子達のため、時間は全てその子達中心に動いていました。
2013年にクリン、2017年に琉那、2018年に美らがお空へ旅立ちました。
この子達との時間はかけがえのない宝物です。
http://blog.livedoor.jp/kurin82/

美らが旅立ち、我が家は全く犬のいない生活になりました。
美らが推定の年齢でいけば、あと数年は一緒に生活出来ると思っていたので、漠然と美らが我が家で迎える子の最後…と思っていました。
実家の子達も旅立っており、美らを喪った直後のまさに喪失感は、「もぉ犬は迎えない、飼わない」と思わせ、注文したての大量のペットシーツやフード、サプリメントなどは思い立った時!と、黙々と寄付できるところにお伺いをし、次々とお送りしていました。
見えるところにある事が、胸をチクチクさしました。
ハンガーにかかっていたお洋服もどんどん洗濯し、畳んで箱へ。
お洋服は思い入れもあり、直ぐに寄付と出来ず、とりあえず箱へ。
最後に残っていたのは腎臓用の療法食と心臓や気管支炎のお薬、そしてステロイド。
いつも親しくしている方には、シーツなどのお伺いの時と同時期に使う事があるかのお伺いをしていたのですが、そこで残ったものでした。
私、ちょっと電池が切れて…保護団体さんなどにお声掛けはしていませんでした。

当時は師走という事もあり、所用で出かける事もありました。
夕方に帰らなくても良い環境。時間を気にしなくて良い環境はそこに拘束されるものがないはずで楽なはずなのに、、、。
食事は何か味気なく、そして見るもの、眼に映るものは、、主人が言っていましたが『色がない』。
何か自分の身体の中に必要な何かが無くなってしまって、何か違う…。
ワンズとの生活は、私達人間の生活にワンズがプラスされたはずなのに、私達にとってそのプラスされた事が起点となり、失った私達は何か足りないまま生活している…そんな感じでした。

クリスマスも終わり、フッと療法食とお薬のことを何とかしなきゃ!と思って、お世話になった団体や関係の方はいらっしゃるけど、
美らがセンターからのレスキュー時に搬送をしてくださったポメ飼いの方が保護団体を立ち上げていらしたので、その方が心臓の悪い子の預かりもされていた事から、お使いいただけないか?と数年ぶりにケイトさんにメールをしました。
メールアドレスが合っているのかもわからず、でもエラーでは戻ってないのでどこかに届いているかな?と。
文面にはお薬やフードの詳細にあわせて、この様な文面を記していました。
3ポメ、多い時は5ワンズいた我が家も、今は誰もいずです。
今はまだ寂しさの中におりますが、
かつて私も自分が伝えていたように、空いたスペースに迎えてあげることで助かる命が増やせるのなら…とは思っておりますので、
お預かりなり、里親なりをまた考えられる時が来たらと思っております。
私達夫婦も50歳を超え、迎えるなら高齢の子しか考えていません。
マリアちゃん、ジェシカちゃん、メアリーちゃん、、、どうか幸せになってほしい…と祈っています。」

2日後、お返事が来ました。
お薬もフードも使える子がいるとの事。
心臓の薬は効能が高めなので預かりの子ではなく別の子に使えるとの事でした。

そして、、、
上記のメールの『また考えられる時が来たら…』のところが目に入っていなかったケイトさんは〜我が家が高齢子を迎えてくださる!と思われた様で、有り難いことに預かりっ子高齢のポメさんのお名前がリストアップ(笑)

思いもよらぬ返信の内容に、私達はとてもまだ次の子を…なんて考えてもいなかったし、まだ美らのことも頭にあるし、何より当分は犬との生活は無しと思ってシーツもフードもご支援していたし。。。
さすがに…「少し考えるお時間を下さい」とお返事しました。
ケイトさんも返信に「早とちりしてしまいました」とおっしゃってくださったのですが…

でも、、、

『助けを求めて里親探しをしている子がいる』


っていうことは、『現実』で、その子達の時間は「ちょっと待ってて」ってことではないんですよね…。

まして〜
空いたスペースを使うことについてボランティア時代に散々他人に言ってきた私。
自分が出来ないでどぉなのよ?と。

そしてリストの中の2頭一緒に生活してきた子達。
同じ飼い主飼育だから、血縁関係はないかと思うけれど、
少なくとも10年くらいは一緒にいただろうし、健康面や年齢から保護団体としては10歳の子だけでも里親さんが決まれば…との気持ちは分かるけれど、本音の本音は、やっぱり2頭一緒に迎えてくれる里親さんの方が良いに越したことはない…。
美らでさえ、そんなにべったりもしていなかった琉那が旅立った後、一気に落ち込んでしまって元気が無くなってしまった様子を見ていた私は、どうしてもこの2頭が離れてしまうことは忍びなく思っていました。
2頭一緒に高齢で疾患のある子を迎える里親さん、、厳しいだろうな、、なかなか無いだろうな、と想像はつきます。
先住犬もいず、3ポメ飼育経験もあり、心疾患のある子の飼育経験もある我が家は、条件でいえばかなり良いことは預かり側の気持ちでいえばわかります。

でも、、、我が家は昔と違ってお留守番時間もある。
1回の留守番時間は長時間とはならなくても、飲食店なので夜まで仕事もある。
そんな我が家であるなら、ずっとみてくれる里親さんがいるならその方が…と。

幸いにも仕事は冬休み。
朝から晩まで2頭のことを考えました。
主人も息子も義母も、、、。
言葉の喋れない母にも相談。こちらの言うことは理解出来るので、仮の名前がマリアだと伝えただけでも何か言いたそうになり、
「迎えた方が良いかな?」と聞くと頷いていました。

お空の子達は、きっと理解してくれるし喜んでくれるだろう…と。
要は、、、人間の気持ちなんですよね。
美らが旅立って間もないのに良いの?とか、寂しさを埋めるためだけなんじゃない?とか、
3ワンズと積み上げてきたトータル14年と同じように、これから2ワンズと家族としての生活を築いていけるのかな?とか。。。 
美らを忘れちゃうんじゃないか?とか

まわり(他人)だって、美らのことでたくさん心を支えてくれていたのに「え?もぉ次なの?私には出来ないね〜」って思う人も多々いるだろう。。。
私だって第三者で見たら「え?もぉ?」って思うと思います。

でも、、、命を助けたいんです。
偽善者だ〜!なんて思われるかもしれないけど、、、
我が家がこの子達を迎えれば、また助けられる命がある。
そして保護団体の医療費だって別の子にまわせる。

聞いてしまった以上、どうしても「またいつか」と出来ずに、これもきっと運命と思い、
「ふたりを迎えたいです」とお返事しました。

正直なところ、美らが旅立ったあとなのに…と言う心の中の葛藤はないわけではありません。
でも、それはもしかしたら今でも1年後でも3年後でも、同じく思うことで、何年経ったらOKなんていう正解はないものかもしれません。

元アナウンサーの中村江里子さんが愛犬の他界後程なくまた仔犬を迎えたことに「わかる」という意見もある中、かなり非難があったとも読みました。
他の方の同じようなニュースや質問箱もネットでも少しみてみましたが、「そんなに直ぐになんて考えられない」という方がいる一方で
「次に迎える子が保護犬など新しいお家を探している子なら良いことなんじゃないですか?」との意見もありました。「そぉいう子を迎えてあげてください」とも。

おそらく、、、

普通??の感覚だと、、、

例えば1年を過ぎたら…とかなら、まわりは
「もぉ1年経ったものね〜」となるのかもしれないけど、、、。

「犬が居なくなったから、新たに犬が欲しい。そして犬との幸せな生活をもう一度したい」

ということではなく

「犬の居なくなったスペースに、里親を探している命を迎えて救いたい。そして自分達が幸せな生活が出来ることとあわせて何よりその子達に幸せな生活をもう一度して欲しい」

その気持ちです。

ご理解が出来ない方がいても仕方ないかもしれません。
私達が何か言われるとしても、迎えた2ワンズが

「幸せだよ〜」

って思ってくれるなら、それで良いです。

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向かって左、仮の名前マリア改め『あんず』14歳
心臓の疾患がありお薬を飲んでいます。
尿素窒素も高くなり、お薬追加です。(腎臓は大丈夫そう)
左後ろの股関節(足?)先天性の奇形により足をつけません。3本足です。
(1枚目の写真ではパパが抱っこ)

向かって右、仮の名前ジェシカ改め『うずら』10歳
首から腰回りまで脱毛と皮膚疾患があります。
預かり仮ママのケイトさんのお家でだいぶ生えてきました。
かゆみもあるようなので、アレルギーがあるかもしれません。
(1枚目の写真では息子が抱っこ)

名前の由来は、、、
私達夫婦共、吹奏楽経験者。
私達が学生時代はアルフレッド・リード全盛期で、彼の作曲した曲をこぞって演奏したものです。
その中でも吹奏楽をやってる人なら知らない人はいない曲が『アルメニアンダンス
パート1とパート2とあり、全部通すと4楽章から成り立っています。
そのパート1(第1楽章)中には5つのアルメニアの民謡がテーマとなって出来ており、その1曲目が『あんずの木』2曲目が『やまうずらの歌』
そこからいただきました。
つまり、、、この子達のテーマソングもあるということです(笑)
始まって直ぐからが『あんずの歌』カッコいいです。
『やまうずらの歌』はあんずの歌の次でどこからか分かりにくいと思いますが可愛らしい感じ。

(↓偶然ですが、フルートのトップは私が大学受験前とご指導いただいていた中野先生。ご病気で他界されていらっしゃいますが、こんな私にも優しい先生でした。多分、1番練習しなかった生徒だと思います💦)


あんず、うずら。
これからよろしくね。
まずは2週間のトライアル。

そしてクリン、琉那、美ら…
私達の事を見守っていてね。
みんなを思う気持ちは、一欠片も変わってないからね。

2月9日に、、、。

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ワンコが元で繋がりが出来た方が、美らへ…とお願い下さったイラストが本日届きました。
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美らにはお空へお引越しする時、私が作ったタクミの野球ユニフォームを持たせてあげたけど、帽子はなかったから、無理をお願いしてイラストに加えていただいた。
言葉を失うほど、可愛かった。

まなみんくさん、ありがとうございます。

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今日は雪。
今日の雪は細くてちっちゃな針のような形。
こんな雪の形、見たことないな〜
積もらないで欲しいな、、、。

2回目の月命日

今日は美らの2回目の月命日。
もう2ヶ月、まだ2ヶ月…

今日の日にあわせ、美らの旅立ちの際に、お気持ちを寄せて下さいました方へ気持ちばかりをお送りしました。
美らの事を思って、我が家の事を思ってお送りいただいたお気持ちに感謝です。
もちろん、たくさんのメッセージにも支えていただきました。
お付けしたお手紙。(もう一枚添付のお手紙もありました。)
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美ら〜
今何してるのかな〜
琉那と仲良く遊んでるよね。
クリンにも会ったよね。
預かりっ子だった瑠璃海にもプチ預かりのヤヤちゃんにも会ってるよね。
実家のクリスにもマリアにも会ってるでしょ?

別れた月日は違うけど、どの子達も大切な大切な我が家の子達。そして仮ママ。
今日のママはちょっとだけ泣き虫さんです。
みんなに会いたいな〜

でもね、ママはちゃんと先に進まなきゃって思ってます。
命を助けるお手伝いをしたいって。
本当は法律だって変えたい。。。

これを読んでる人たちに命を助けるお手伝いを知ってもらいたいし、
もし、新たにお迎えしてもらえるなら保護犬猫を迎えて欲しいし、
難しければ他の形で支えて欲しいな〜と。

逃げずに、目を伏せずに、現実を知って欲しいな〜と。
押し付ける事なく、伝えることが出来たら…と。
ママにはやっぱりこれがライフワーク。

クリン、美ら、琉那と出逢って頂いた最高の幸せな時間を、少しでも多くの方に知っていただけたらと思います。


49日となって

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約1年前、ごっちゃ…とした毛布類の上にいる約1年前の美ら。
乗ってるのはママのパジャマです。これに乗ると安心するらしく置くと必ず乗るので、着替えた後は毛布の上に置いていました。

今日は仏教的にいうと美らが旅立って49日にあたります。
本来なら、お花など優しいお気持ちを下さった皆様に感謝の印をお送りするべき日と思いますが、多忙さを理由の一つとしつつ、もう少しだけお日にちいただきましてからご挨拶をさせていただきますこと、この場を借りてお伝えさせていただきます。

今日、ここに載せる写真を選ぶのに、2年前のお誕生日の動画を見て涙。
我が家の可愛い3姉妹と迎えたお誕生日。
お歌を歌って、ろうそくを消して〜
当たり前の日常の動画が、どれほど貴重で大切な時間だったのか…。
もちろんその時だって幸せで楽しい時間だったけど。。。
ありきたりな言葉だけど、喪って改めて知る大切な時間…

我が家で迎えたお誕生日の回数は少ないけど、1つ歳を重ねられる事を喜ばしく思っていました。
美らは推定1.2歳で我が家に来たから、12回お祝いできたよね。クリンは9回、琉那は10回か〜
保護犬さんは誕生日が不明な子がほとんどなので、お誕生日も推定で決めます。

お誕生日がまだ決まっていない子達にお誕生日が出来て、お祝いしてもらえること。。。
お家ができて名字ができること。。。
家族となれること、、、。

少しでも多くの方が、そんな選択をしてくれたらと思います。

嬉しいニュース

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涙が出るほど嬉しいニュース。
先日、写真のチワワのメアリーちゃんと会う機会がありました。
彼女のレスキュー時はこちら。
https://ameblo.jp/aidog20141001/entry-12394768154.html

涙なしでは読めません。
私達と同じ人間がこんな風にしたんです。
記事にもありますが、家庭犬だったというより、繁殖犬だった可能性が高いのかも?
こういった状況の子達が産んだ仔犬がショップへと流れている現実があります。

たくさんの方の愛情でケアされ、里親さんが現れトライアル決定したそうです。
「トライアル決定」
 ⇒ https://ameblo.jp/fu-ran-mama/entry-12432956463.html

人間に酷い仕打ちをされたのに愛らしい笑顔を見せてくれるメアリーちゃん。
良かったね。
幸せになってね。

2019年になって

今年もよろしくお願い致します。
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今日は美らの初めての月命日。あれから1ヶ月。
美らの月命日が来るなんて思ってもいなかったし、美らのための十字架のネックレスを作るとも思ってなくて、自分で自分に対して何してるんだろ?って思います。
ワンズのいなくなった生活は、身体の一部が失われた感じ。
観たかった映画を観ても「あー、この映画のテレビPRを美らと一緒に観てたな〜」とか、紅白でユーミンが『ひこうき雲』を歌い始めて涙し…。
でも、、、
この年末年始のお休みに様々なことを考えさせられました。
悩んで、考えて、、、。
私の人生のモットーは母校のモットーでもある
『人生の最も苦しい嫌な辛い損な場面を真っ先に微笑みを以って担当せよ』という創立者小原國芳先生の言葉そのもの。
そしてどんなことにも後悔のないよう全力を尽くすこと。
おみくじ引いても「人のため、世のためになることをしなさい」的なことが綴られており〜
自分の気持ちを優先させたり、甘えさせることはきっと自分にとって後々後悔となる気がして。。。
幸せって、他に幸せを与えることで得られるもの…みたいな事を誰か言ってたと思うけど、確かにそうだと思う。
もちろん遊びに行ったり、何かを買って得られる楽しさや幸せも心の糧になるから必要だけど、たくさんはいらないかな…。
それより心が豊かになる事の方がきっと幸せ。
美らに最期の時まで付き添えた事は私にとって幸せな事。
美らだけでなく、クリンにも琉那にも、我が家の子になってくれてありがとうと心から思います。
この子たちのおかげで、たくさんのことを学ばせてもらいました。
クリン琉那美ら、本当にありがとうね。

パパ、ママ、にぃにぃ、今年も頑張るよ。
見守っていてね。

30日を迎えて(LINE投稿内容)

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今年も残すところあとわずかとなりました。
今年はLINEのタイムラインを通じてもたくさんの方から多くのエールをいただきました。
感謝の気持ちがたくさんあった1年でした。

今年は来年の年賀状を作ることが出来ずにいましたが、先日やっと出来上がり、ワンちゃんの繋がりが特にない方々には年賀状で投函しました。
私の気持ちとしては、喪中の気持ち…。
ワンちゃん繋がりのある方にはこのハガキの内容で新年のご挨拶に代えさせていただいた方もいらっしゃいます。
最近は愛犬猫兎など、家族を喪った方も喪中ハガキを出される方が増えてきたとの事です。

LINEのみでのお付き合いしかない皆様におかれましては、こちらでご挨拶とさせていただきます。
本当に本当にお世話になりました。
来年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い致します。


美らがお空にお引越して3週間が過ぎました。
寂しさの中にいつつも、「もぉ、夕方にお家に帰らなくていいんだ」とか「いきなりどこかにお泊まりしたって構わないんだ」とか、「大きな地震が来ても、急いで帰らなきゃ」とか、「絶対生きていなきゃとか思わなくていいんだ」とか、
当たり前ながら犬が家族としている事で制約される生活が無くなったことも、美らが最後に私達家族にくれたプレゼントと思おうと思っていました。自分に言い聞かせていました。
でも…
何をしてもつまらないんです。
時間を気にせず食事ができる事がかえって気になったり、美味しいはずの食事も何かが足りない。
楽しいお出かけのはずが、私の眼に映るモノの空間にはワンズ達との楽しい思い出や懐かしい思い出が思い起こされ、言葉に出るのは「そーいえば、こーいう時にクーちゃんが…」とか「琉那はいつもさー」とか「美らのために買ったよね〜」とか、そんな言葉しか出てこない自分に驚いてるくらいです。
誰もいないお家なのに電気はつけてでかけ、
冷え切った家に帰ってくると、みんなが寒かったんじゃないかと「寒かったよね」と話しかけてしまいます。
まだ3週間じゃ当たり前よね…と思いつつ、心にぽかんと空いた穴は狭まる事はなく、日に日にワンズを思っている時間が増えています。
美ら達が心配するから、決して泣いたりしてるわけではないんです。寂しくて辛い〜なんて思っているのとも違うんですけど、、、

この子達がいない世の中って、こんなにも輝きがない世界なのかな…と。。。

小学生の時に迷子のポメを迎えました。
高校の時に、その子が旅立ち、それからどうしてもポメラニアンが欲しくて色々ペットショップも見てまわりました。でも、高校生や大学生の私が『買える』金額ではありませんでした。
その後偶然にもポメ飼いの方から迷子のポメがいると聞き、また迎えたのが社会人になってしばらくした時。そこから実家なり我が家なりにずーっとポメのいる生活だった私にとって、フワフワの毛玉がいない生活はまるで身体の一部が無くなったような感覚でいます。

仕事が始まれば、また日常が始まり、時間の経過と共にこの状況にも慣れていくのでしょうけれど…。
休み中に確定申告の準備もしなくては…なのになかなか手につかず。
頑張って仕事します〜

皆さまにとって2019年が素晴らしい年となりますように。

クリスマス

メリークリスマス🎄

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今年のケーキは3姉妹ケーキを注文しました。
クリンは真ん中、左右に琉那と美ら。琉那はほんの少し小さめで作ってくださってます。
忙しい時期に、私の気持ちを汲んで細かなオーダーを入れてくださった風月堂の店長さんの優しさに感謝です。
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美らへのお花やお気持ちもたくさんいただきました。お花畑にいるような美ら。
今はだいぶコンパクトになりました。
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この時期は毎年恒例で玉川大学の音楽祭クリスマス礼拝に行き、ソリスト同期の歌声と、全くの素人である1年生が真剣に歌い作り出す第九に感動をいただきます。
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そしてお店のクリスマス忘年会。
今年は企画の4年生が新たな企画と演出で楽しませてくれました。
そんな日常を送りながらも、日常のフッとしたところに美らたちとの思い出が浮かび、胸が締め付けられる時があります。
こんなに心にぽっかり穴が開いたクリスマスもないなぁと。。。毎年、ケーキを囲んで楽しんでたなぁと、なんだかとても不思議なクリスマスです。

お空の上は、きっと今日はサンタさんからのプレゼントをみんなで開けて楽しく騒いでいることと思います。
ワンちゃん仲間の方がおっしゃっていたけど、お空の上はみんな『解禁』。
だから、今まで食べられなかったチョコレートケーキも、玉ねぎ入りのハンバーグも、レーズン入りのシュトーレンだって食べられちゃう。
きっとそんな風に楽しんでいるんだと思います。

でもきっと、みーんなクリスマスだから「そぉいえばママやパパはどぉしてるかな?」とお空からのぞき見てるかもしれない。
そして「クリスマス、楽しかったね!」って思い出してくれてる様にも思います。

そっか、、美らにとっては久しぶりに3姉妹や実家にいた子達とも一緒のクリスマス🎄。
私達がみんなの事を思い出して話してる様に、お空の上でも思い出話してるよね。
地上のみんなは素敵なクリスマスを迎えてるよ。

みんなみんな メリークリスマス🎄

12月12日になって。

あっという間の1週間。
先週の今頃は、辛そうな美らを見守りながらも、また次の日がきて夜が明けると思ってました。
今週から仕事も復帰です。

お家に帰ると…
カギをそーっと開ける。
ガチャンと開けると寝ているみんなが起きちゃうから…と、そーっと回したものです。
開けた音でワンワンと聞こえれば、急いでお部屋に向かいました。
3頭の声が2頭になり1頭になり、最後にはその美らの声もいつのまにか聞こえなくなっていました
声が聞こえないときは寝ていると思って、廊下からのドアもそーっと開けました。
でも、美らはよく起きてフカフカの上でお顔だけ上げてたっけ。
「泥棒さんじゃないよね?」みたいな顔して。
ママってわかると、ノビして起きて、ママのところに来てたね。
パパが先に部屋に入ると、ママを探しに来たね。
ママ、意地悪して玄関で靴を脱がずに隠れてると、美らは廊下の最後の苦手なフローリングを一生懸命何歩か歩いて、玄関にいるママを発見したら、クルクル回りながらお部屋の中に大急ぎでもどり、パパからのただいまボーロをもらってたね。
ボーロは2つ。
それが終わったら「おかあしゃーん」って、ママのところに甘えに来たよね。

ママは、暖房を消して家を出るとか、電気を消して家を出ることがまだちょっと出来ず、今日も電気をつけて仕事に出てきてしまいました。
何となく、みんなが暗くて寂しいんじゃないかって思うけど、本当は暗くて寒いお部屋に帰るのが悲しくなっちゃうから。
少しずつ慣れるからね。

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今年の玉川のツリー、
今日、初めて夜に見たけどライトが虹色っぽい。
美らと一緒にお昼間に撮ったときは分からなかったね。
お空の上の🌈虹の橋のたもとにいる美ら。
「元気にクリンちゃん琉那ちゃんたちと遊んでるよー」って知らせるためのツリーのカラーリングなの?

12月8日

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本日、可愛い可愛い美らの体を神様にお返ししてきました。
棺にはたくさんのお花。写真。オヤツやフード。そしてお気に入りのお洋服など。
色々持たせたいですが、現実的にダイオキシン発生などもあり、プラスチックなどはダメなので、好きだったおもちゃも置いてきました。
お空に行った時に、みんなにご挨拶が出来るよう、オヤツのボーロは多めに…。
そして夢だったであろう、いちご丸々。
淡雪いちごはとても香りが強く、棺の中はいちごの香りで包まれました。

お願いするのは実家の子の時からお世話になっているペットメモリアルパークさん。
車で30分ほど。待合室でしばらく待ち…
お別れの時間が来てしまいました。

炉は3基ありますが、他の方と一緒になったことはないので、お時間ずらしてくださっているのだと思います。
お洋服など、素材によって棺に入れられないものはないかを確認下さいます。それもとても丁寧に、ゆっくり扱ってくださいます。
遺髪として少しだけ毛をカット。
美らはハゲぴょんだったから、カット出来るところがないよ…。

お別れの時間は私達が納得出来るまで待ってくださいます。
パパとタクミと交代で何度も何度も美らにキスをしました。何度も何度も可愛いお顔とお耳とを撫でました。
何度も何度も名前を呼びました。
ありがとうも言いました。

もう2度と美らを撫でてあげられない。
チューしてあげることも出来ない。
可愛いお耳を触ることも出来ない。

でも、、このままずっと置いておくわけにいかないし、それはもっと可哀想なこと。
3人でふたを閉め、お顔の見える開いてるところから最後にお顔を見て…
パパにそこを最後に閉じてもらいました。

大声で泣き叫びそうなのを必死におさえ、泣き崩れてしまいそうなのを何とか堪えて、見送りました。
偶然にもクリンと琉那と同じ炉。美ら、一緒で良かったね。

ここから1時間から1時間半かかります。
私はいつも外に出て、建物の屋根の上から立ちのぼる揺らぐ空気を見にいきます。
何となく、そこに魂があって、ちゃんとお空に昇っていく様が見られるようでいて…。
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ぺットメモリアルパークには天国へのポストがあります。ワンニャン達だけでなく誰宛でも良いんです。おじいちゃん、おばあちゃんへでも。
ステキなポストです。
建物の裏の丘には樹木葬のエリア、合同葬の慰霊碑、個人の方のお墓、墓標やメッセージの絵馬掛けなどなどがあります。
今日もでしたが、とにかくお庭の手入れを本当に綺麗にされていて、芝生の上には落ち葉もほとんど落ちてません。
ここにはご縁深いお家の子達のお墓があり、お花だけお供えしてきました。
朝は寒く感じましたが、青空になり、暖かくなりました。美らが寒くないよう、神様が暖かくしてくれたのかな。
今日は土曜ということもあり、次々とお墓に手を合わせに来る方がいらっしゃいました。
こんな風にみんな愛されてるんですよね。

時間になり戻ると、可愛い美らはもっと小さくなっていました。
お薬を使っての闘病が長かったからか、お骨はずいぶんもろくなっていました。
家族3人で順番にちっちゃな骨壷に収めていきます。
細かったあんよも、可愛かった尻尾も、手に触れていた背骨も…
手のひらにおさまるほどの美らになりました。
骨がもろかったので、折れてた右の前足がわからなかったな〜と、保護された時の経緯をご担当されてた方へお話ししながら納めていました。
ご担当の方がそんな経緯だったのかと聞いて「A様のお家の子に迎えてもらえて良かったですね」と
おっしゃってくださいました。

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家に帰ると先輩2ワンズと同じになりました。
でも、まだちょっと特別枠。
しばらくはお花に囲まれます。

ペットメモリアルパークの待合室にある言葉。
いつも心打たれてました。
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写真で読めるかしら…。

美ら、今日はお疲れ様。

みんなと会えたかな?
クリン あたちクリン♪ レスキューされた『ママ命!』のポメラニアンの女の子。よろちくね♪ 誕生日:登録日にあわせて1997年8月2日にしました。 クリンはスーパーワンコです。クリンにお願いごとをすると叶います〜
美ら(ちゅら) あたし美ら。動物愛護センターからレスキューされて妹になりました。(前の飼い主は、右前足を骨折させたまま2ヶ月くらい放置していて、レスキュー時3本足で歩いていました。でも脅威の力で4本足で歩けるようになりました。)誕生日は2005年1月18日にしました。にぃにぃと同じ日よ。 よろしくね♪ 2008年、3月5月に膝蓋骨脱臼の手術をしました。 リウマチ因子陽性です。 URLに手術の様子を綴っています。 ポメラニアン『美ら』の闘病記
Profile

琉那
あたしは2007年10月26日にロンチーのティダくんと一緒にレスキューされました。
ずっと一緒に飼われていたんだけど、お家の人の事情でお家の人がセンターって言うところにつれて来ちゃったの…。
ティダくんに里親さんが決まった後、すっかりこのお家のお兄ちゃんが大好きになっちゃったので、ここのお家の三女に迎えてもらいました。
おトイレ失敗率はとっても高いけど、フレンドリー度も高いのよ。ただし、相手はお兄ちゃんと一緒の男の子が一番よ♪



livedoor プロフィール

まりにゃん

子供の頃、迷子のポメラニアンを保護したのがきっかけで犬のいる家庭で育ちました。2代目迷子のポメラニアンのパイスが虹の橋に渡ったことがきっかけで、里親を捜していたクリンと出会い、保護犬のこと、犬を取り巻く現実の世界を知りました。その後、美ら、琉那を迎えました。日常のことを交えながらブログを綴っています。

↓これって大切です♪

パイス(παιζ) 14年前に迷子になって我が家にやってきたパイス。 ギリシャ語で『子供』って言う意味です。だから『παιζ』。 推定7ヶ月のポメの女の子でした。ママの青春時代をすべて知っていつも励ましてくれたパイス。 2005年6月虹の橋にお引越ししました。 その後出会ったクリン。運命的なものを感じました。クリンの中にパイスの魂が入っているように感じています。 今の私があるのもパイスのおかげ。感謝してます。 在りし日の愛するパイス
クリス ぼくクリス。14歳になるおじいちゃん。 クリンちゃんのママの実家でレコママ、ジジと暮らしています。もぉ足腰が弱くて歩いてのお散歩は難しいけれど、レコママに溺愛されてます。1993年7月24日生まれ。 2008年3月26日、お星様になりました。
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幸せになった子♪

ブリーダーの崩壊現場からレスキューされた瑠璃海。最初はボイルのササミさえ食べる物ということがわからなず、お散歩もまったくできませんでした。9年間、狭いケージの中だけで生活し、交配するためだけに生きてきた彼女。彼女の子供たちは、ライトをあびながらショップのケースの中で売られています。バックヤードの現実です。
日を重ね、瑠璃海が犬としての本当の幸せを感じ始めた頃、パパママたちが瑠璃たんを見つけ出してくれて、本当のお家へとお嫁入りしました。
ブログ『瑠璃海 風を感じて』
(画像をクリック♪)
幸せなお姫様生活を送っていましたが、2009年10月13日可愛い可愛いその笑顔の瑠璃たんは、命の炎を消してしまいました。



幸せになった子♪

名前『ティダ』
沖縄の方言で太陽という意味です。
ロングコートチワワ♂推定5歳、体重2.7キロ
2007年10月26日にセンターからレスキューしました。我が家の三女になった琉那ちゃんと一緒に飼われていた子。持ち込み処分でセンターに収容されました。
2007年12月、正式譲渡となり妹も出来ました。今はラブラブ恋人同士かな?
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幸せになった子♪

2009年7月10日からお預かり。
推定2歳前後と若く、やんちゃさいっぱいの一平君へは多くのご希望をいただきましたが、人間と共生するためのマナーを学んでいただくことや膝蓋骨脱臼や前立腺肥大などのケアが必要だったため、我が家で長期のお預かりとなりました。
まるで幼稚園児の男の子とような一平君。
約9ヶ月の預かり期間を経て、一平君のために5ヶ月近くも待ってくださった優しい里親様と所へ巣立ちました♪
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迷子から幸せになった子♪
4月18日に町田市内で保護されました。 ♀・生後6ヶ月くらい(保護当時) 3ヶ月を経ても飼い主が見つかりませんでしたので(遺失物法の拾得物扱い)、保護してくださったご家族が正式に登録の手続きをし、苗字ができました。 ありがとうございました。
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チャル 我が家、初代のワンコが迷子で我が家に来たポメラニアンの女の子チャルでした。 私が高校1年生の夏、虹の橋へ旅立ちました。 当時は、知識もなく、情報もなく、今思うともっとできることがあっただろうに・・・と思います。 引越しで飼えず、里親になった狆のアンジュも私が大学生のとき虹の橋へ。彼は最期まで面倒をみてくれたおじいちゃんと虹の橋を一緒に渡っていったでしょう。
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