ブログを新しくすることにしました。
長年クリン美ら琉那日記を読んで下さった皆さま、ありがとうございます。
たくさんの方に支えられました。
3ワンズのことを中心に息子の成長も綴ってきたブログ。
3ワンズの主役のないまま続けるのも??と、タイトルは『クリン美ら琉那日記』ですから、、、。
一区切り…として宝物は大切にとっておきます。
新しいブログ
『uzuranzu♪』
https://ameblo.jp/uzuranzu/
初回の記事のみ下に添付します。
……………………………
2月10日、高齢2ポメ姉妹さんトライアルスタートとなりました。
かつて私も自分が伝えていたように、空いたスペースに迎えてあげることで助かる命が増やせるのなら…とは思っておりますので、
お預かりなり、里親なりをまた考えられる時が来たらと思っております。
私達夫婦も50歳を超え、迎えるなら高齢の子しか考えていません。
マリアちゃん、ジェシカちゃん、メアリーちゃん、、、どうか幸せになってほしい…と祈っています。」
(↓偶然ですが、フルートのトップは私が大学受験前とご指導いただいていた中野先生。ご病気で他界されていらっしゃいますが、こんな私にも優しい先生でした。多分、1番練習しなかった生徒だと思います💦)
これを機にブログを新しくいたしました。
これからよろしくお願いいたします。
少し長くなりますが、ここまでのことを…。
2005年に保護犬のクリンの里親になって以来、2006年に美ら、2007年に琉那と保護犬を迎えてきました。
実家でポメラニアンの飼育経験はあったものの、保護犬の事は漠然としか知らず、クリンを迎えてから周りの方に支えられ、また学び、保護犬のプチ預かりや一時預かりのボランティアをさせていただいたり、ペット栄養管理士の資格を取ったり、少しでも保護犬猫達のために…と思って動きました。
在住の市の動物愛護の会員になって、市内でのイベントに参加したり、息子の学校では校長先生や担任の先生に、なんとか学校や授業で保護犬猫について取り上げて欲しい…とお願いし、道徳の授業で取り上げてもらったりなんてこともありました。
その後、預かりボランティアは先住犬も1頭1頭高齢になって疾患を抱えた事や、そういった中では預かりっ子に目や手をかけられる時間の確保に自信がなくなってきていたので、自然と保護団体との距離も広がっていました。
子供も成長し、自営の飲食店の仕事も増やしました。
それでも我が家の子達のため、時間は全てその子達中心に動いていました。
2013年にクリン、2017年に琉那、2018年に美らがお空へ旅立ちました。
この子達との時間はかけがえのない宝物です。
http://blog.livedoor.jp/kurin82/
美らが旅立ち、我が家は全く犬のいない生活になりました。
美らが推定の年齢でいけば、あと数年は一緒に生活出来ると思っていたので、漠然と美らが我が家で迎える子の最後…と思っていました。
実家の子達も旅立っており、美らを喪った直後のまさに喪失感は、「もぉ犬は迎えない、飼わない」と思わせ、注文したての大量のペットシーツやフード、サプリメントなどは思い立った時!と、黙々と寄付できるところにお伺いをし、次々とお送りしていました。
見えるところにある事が、胸をチクチクさしました。
ハンガーにかかっていたお洋服もどんどん洗濯し、畳んで箱へ。
お洋服は思い入れもあり、直ぐに寄付と出来ず、とりあえず箱へ。
最後に残っていたのは腎臓用の療法食と心臓や気管支炎のお薬、そしてステロイド。
いつも親しくしている方には、シーツなどのお伺いの時と同時期に使う事があるかのお伺いをしていたのですが、そこで残ったものでした。
私、ちょっと電池が切れて…保護団体さんなどにお声掛けはしていませんでした。
当時は師走という事もあり、所用で出かける事もありました。
夕方に帰らなくても良い環境。時間を気にしなくて良い環境はそこに拘束されるものがないはずで楽なはずなのに、、、。
食事は何か味気なく、そして見るもの、眼に映るものは、、主人が言っていましたが『色がない』。
何か自分の身体の中に必要な何かが無くなってしまって、何か違う…。
ワンズとの生活は、私達人間の生活にワンズがプラスされたはずなのに、私達にとってそのプラスされた事が起点となり、失った私達は何か足りないまま生活している…そんな感じでした。
クリスマスも終わり、フッと療法食とお薬のことを何とかしなきゃ!と思って、お世話になった団体や関係の方はいらっしゃるけど、
美らがセンターからのレスキュー時に搬送をしてくださったポメ飼いの方が保護団体を立ち上げていらしたので、その方が心臓の悪い子の預かりもされていた事から、お使いいただけないか?と数年ぶりにケイトさんにメールをしました。
メールアドレスが合っているのかもわからず、でもエラーでは戻ってないのでどこかに届いているかな?と。
文面にはお薬やフードの詳細にあわせて、この様な文面を記していました。
「3ポメ、多い時は5ワンズいた我が家も、今は誰もいずです。
今はまだ寂しさの中におりますが、かつて私も自分が伝えていたように、空いたスペースに迎えてあげることで助かる命が増やせるのなら…とは思っておりますので、
お預かりなり、里親なりをまた考えられる時が来たらと思っております。
私達夫婦も50歳を超え、迎えるなら高齢の子しか考えていません。
マリアちゃん、ジェシカちゃん、メアリーちゃん、、、どうか幸せになってほしい…と祈っています。」
2日後、お返事が来ました。
お薬もフードも使える子がいるとの事。
心臓の薬は効能が高めなので預かりの子ではなく別の子に使えるとの事でした。
そして、、、
上記のメールの『また考えられる時が来たら…』のところが目に入っていなかったケイトさんは〜我が家が高齢子を迎えてくださる!と思われた様で、有り難いことに預かりっ子高齢のポメさんのお名前がリストアップ(笑)
思いもよらぬ返信の内容に、私達はとてもまだ次の子を…なんて考えてもいなかったし、まだ美らのことも頭にあるし、何より当分は犬との生活は無しと思ってシーツもフードもご支援していたし。。。
さすがに…「少し考えるお時間を下さい」とお返事しました。
ケイトさんも返信に「早とちりしてしまいました」とおっしゃってくださったのですが…
でも、、、
『助けを求めて里親探しをしている子がいる』
っていうことは、『現実』で、その子達の時間は「ちょっと待ってて」ってことではないんですよね…。
まして〜
空いたスペースを使うことについてボランティア時代に散々他人に言ってきた私。
自分が出来ないでどぉなのよ?と。
そしてリストの中の2頭一緒に生活してきた子達。
同じ飼い主飼育だから、血縁関係はないかと思うけれど、
少なくとも10年くらいは一緒にいただろうし、健康面や年齢から保護団体としては10歳の子だけでも里親さんが決まれば…との気持ちは分かるけれど、本音の本音は、やっぱり2頭一緒に迎えてくれる里親さんの方が良いに越したことはない…。
美らでさえ、そんなにべったりもしていなかった琉那が旅立った後、一気に落ち込んでしまって元気が無くなってしまった様子を見ていた私は、どうしてもこの2頭が離れてしまうことは忍びなく思っていました。
2頭一緒に高齢で疾患のある子を迎える里親さん、、厳しいだろうな、、なかなか無いだろうな、と想像はつきます。
先住犬もいず、3ポメ飼育経験もあり、心疾患のある子の飼育経験もある我が家は、条件でいえばかなり良いことは預かり側の気持ちでいえばわかります。
でも、、、我が家は昔と違ってお留守番時間もある。
1回の留守番時間は長時間とはならなくても、飲食店なので夜まで仕事もある。
そんな我が家であるなら、ずっとみてくれる里親さんがいるならその方が…と。
幸いにも仕事は冬休み。
朝から晩まで2頭のことを考えました。
主人も息子も義母も、、、。
言葉の喋れない母にも相談。こちらの言うことは理解出来るので、仮の名前がマリアだと伝えただけでも何か言いたそうになり、
「迎えた方が良いかな?」と聞くと頷いていました。
お空の子達は、きっと理解してくれるし喜んでくれるだろう…と。
要は、、、人間の気持ちなんですよね。
美らが旅立って間もないのに良いの?とか、寂しさを埋めるためだけなんじゃない?とか、
3ワンズと積み上げてきたトータル14年と同じように、これから2ワンズと家族としての生活を築いていけるのかな?とか。。。
美らを忘れちゃうんじゃないか?とか
まわり(他人)だって、美らのことでたくさん心を支えてくれていたのに「え?もぉ次なの?私には出来ないね〜」って思う人も多々いるだろう。。。
私だって第三者で見たら「え?もぉ?」って思うと思います。
でも、、、命を助けたいんです。
偽善者だ〜!なんて思われるかもしれないけど、、、
我が家がこの子達を迎えれば、また助けられる命がある。
そして保護団体の医療費だって別の子にまわせる。
聞いてしまった以上、どうしても「またいつか」と出来ずに、これもきっと運命と思い、
「ふたりを迎えたいです」とお返事しました。
正直なところ、美らが旅立ったあとなのに…と言う心の中の葛藤はないわけではありません。
でも、それはもしかしたら今でも1年後でも3年後でも、同じく思うことで、何年経ったらOKなんていう正解はないものかもしれません。
元アナウンサーの中村江里子さんが愛犬の他界後程なくまた仔犬を迎えたことに「わかる」という意見もある中、かなり非難があったとも読みました。
他の方の同じようなニュースや質問箱もネットでも少しみてみましたが、「そんなに直ぐになんて考えられない」という方がいる一方で
「次に迎える子が保護犬など新しいお家を探している子なら良いことなんじゃないですか?」との意見もありました。「そぉいう子を迎えてあげてください」とも。
おそらく、、、
普通??の感覚だと、、、
例えば1年を過ぎたら…とかなら、まわりは
「もぉ1年経ったものね〜」となるのかもしれないけど、、、。
「犬が居なくなったから、新たに犬が欲しい。そして犬との幸せな生活をもう一度したい」
ということではなく
「犬の居なくなったスペースに、里親を探している命を迎えて救いたい。そして自分達が幸せな生活が出来ることとあわせて何よりその子達に幸せな生活をもう一度して欲しい」
その気持ちです。
ご理解が出来ない方がいても仕方ないかもしれません。
私達が何か言われるとしても、迎えた2ワンズが
「幸せだよ〜」
って思ってくれるなら、それで良いです。
心臓の疾患がありお薬を飲んでいます。
尿素窒素も高くなり、お薬追加です。(腎臓は大丈夫そう)
左後ろの股関節(足?)先天性の奇形により足をつけません。3本足です。
(1枚目の写真ではパパが抱っこ)
向かって右、仮の名前ジェシカ改め『うずら』10歳
首から腰回りまで脱毛と皮膚疾患があります。
預かり仮ママのケイトさんのお家でだいぶ生えてきました。
かゆみもあるようなので、アレルギーがあるかもしれません。
(1枚目の写真では息子が抱っこ)
名前の由来は、、、
私達夫婦共、吹奏楽経験者。
私達が学生時代はアルフレッド・リード全盛期で、彼の作曲した曲をこぞって演奏したものです。
その中でも吹奏楽をやってる人なら知らない人はいない曲が『アルメニアンダンス』
パート1とパート2とあり、全部通すと4楽章から成り立っています。
そのパート1(第1楽章)中には5つのアルメニアの民謡がテーマとなって出来ており、その1曲目が『あんずの木』2曲目が『やまうずらの歌』
そこからいただきました。
つまり、、、この子達のテーマソングもあるということです(笑)
始まって直ぐからが『あんずの歌』カッコいいです。
『やまうずらの歌』はあんずの歌の次でどこからか分かりにくいと思いますが可愛らしい感じ。
(↓偶然ですが、フルートのトップは私が大学受験前とご指導いただいていた中野先生。ご病気で他界されていらっしゃいますが、こんな私にも優しい先生でした。多分、1番練習しなかった生徒だと思います💦)
あんず、うずら。
これからよろしくね。
まずは2週間のトライアル。
そしてクリン、琉那、美ら…
私達の事を見守っていてね。
みんなを思う気持ちは、一欠片も変わってないからね。