栗野的風景

写真と文章で綴るフォトエッセイ

はや満開を過ぎた、那珂川の彼岸花

那珂川市05

 台風が通り過ぎるのを待ち、彼岸花のシーズンだと

まず近場の那珂川市中ノ島公園へと車を走らせたが、

途中、チラッと目に入る景色に少し嫌な感じを受けた。

彼岸花に勢いがないのだ。

たしかに台風の影響で倒れているせいもあるが、花色に鮮やかさがない。

もしかして枯れている? いや、そんなバカな。これから満開に向かうはず。

そう思いながら中ノ島公園に着くと、彼岸花が咲いている中洲は進入禁止になっていた。

架かっている橋にロープが幾重にも通され進めないようになっていた。

「コロナのため川遊び禁止」と表示されている。

こんな自然の中で感染するはずもないだろうと思うが、いずこも行政は

何かあった時の責任逃れで市が管理するものは施設であれ公園であれすべて閉鎖する。

やむなく田の畦や小さな川沿いに咲いている彼岸花を見つけて撮影。

だが予想通りに強風で倒れていたし、早くも枯れ始めていた。

例年よりちょっと早いように感じるが1/3近くは枯れているようだった。

那珂川市02

 上の白い彼岸花は那珂川市・裂田の溝近くの575号線沿いで撮ったもの。

大きなビニールハウスの建物周囲に咲いており、那珂川に行くと必ず撮影する場所だ。

聞けば、満開は台風が来る数日前ぐらいだったらしい。

この後、那珂川市役所周囲の畦道も見て回ったが、いずれも1/3ほど枯れていた。

那珂川地区の彼岸花は他地域に比べて満開になるのがちょっと早いような気がする。

川沿いで咲き誇る赤、白の彼岸花

彼岸花21_15

 樋井川沿いに咲き誇る彼岸花

自然に生えたものもあるが明らかに植栽されたと思える彼岸花もあるようだ。

彼岸花21_16

 朝日を浴びて光り輝く赤色の彼岸花

彼岸花21_18

 私も見て下さい! とフェンスの奥から顔を出している白い彼岸花

そこは空き地なのか空き家なのか、生い茂る草に隠れてひっそりと咲いていた。

彼岸花21_17


彼岸花、今年の開花はちょっと早いか

彼岸花21_08

 梅雨のような天気の合間を縫い、ちょっとした曇りの日などに

カメラを持ってウォーキングに出かけると川の土手や田の畦などに

赤や白色の彼岸花が咲いているのが見て取れる。

彼岸花は土中の温度が20度まで下がると出芽スイッチが入るらしい。

今年は秋雨前線の影響で早めに気温が下がったから

彼岸花が慌てて咲き出したように見える。

彼岸花21_09

 白い彼岸花に定番の赤。

そして赤い花びらの両サイドを白で縁取った白ひげ彼岸花の

3種類の彼岸花が1箇所で咲いている。

彼岸花21_11


嫌なことが多い今の世の中だから忘れ草を

忘れ草01

 濃いオレンジ色をした花を咲かせる忘れ草

この時期、あちこちの庭先で見かける。

萱草(かんぞう)とも言う。

遠目には百合のようにも彼岸花のようにも見えないことはない。

忘れ草とよく対比されるのが忘れな草。

片方は忘れてくれと言い、もう一方は忘れないで欲しいと言う。

2つの花は外観も似ても似つかないが、最近は嫌なことばかり多い世の中だから

早く忘れてしまいたいし、忘れさせてくれる忘れな草がいい。

忘れ草02

白い花がきれいなジンジャーにタマスダレ

ジンジャー

 夏の終り、秋の初めに見かける白い花は涼しげで

ハッとするほど美しい。

上の写真はジンジャー・リリー

ユリの花と入れ替わるように咲いている。

タマスダレ01

 道端などでもよく見かけるのがタマスダレ。

どこが玉すだれかと思えば、白い小さな花を玉に、

細くスッと伸びた葉をスダレに見立てタマスダレと付いたようだ。

赤色が田んぼの畦を染め始めた。

彼岸花21_04

 表通りから1歩裏に入った田の畦や公園の脇に真っ赤な色が見出した。

彼岸花があちこちで芽を出し咲き始めているのだ。

まだ咲き始めだが、これから九州各地の彼岸花名所が賑やかになりそうだ。

彼岸花21_05

 彼岸花も南の方から先に咲くのか岡山県北の地では

やっと芽を出し始めたばかりだというのに、帰福してみれば

もうあちこちで花が咲いている。

彼岸花撮りには楽しい季節になるが、今週は天気が悪い予報が気になる。

まあ、見頃は来週頃からだろう。

彼岸花21_06


彼岸花21_07







庭の草花たち〜トキワハゼ

トキワハゼ01

 トキワハゼも小さな花だ。

うっかりすると踏み付けてしまいそうだが

花が咲いている期間は4月〜10月と結構長い。

花の下唇に黄色い斑点がある。

可愛らしい花で、地面にしゃがみ込み、顔を近づけ

じっと見ていても飽きない。

こんな小さな草花たちが庭で暑さにも負けず咲いている。

顔を覗かせ始めた白い彼岸花

彼岸花21_01

 庭に植えている白い彼岸花が少し顔を覗かせてきた。

1週間ほど前の気温の低下で彼岸花も出番を感じたのか

庭のコスモスの花の下からニョキニョキと茎を伸ばしてきた。

あちらでもこちらでも上に乗っかっている帽子を跳ね除け顔を出してきた。

1日で10cmほど伸びていく。

明日か明後日にはツボミが綻び花びらが少し開くかもしれない。

満開に咲く姿を見たいけど、その頃はこの地にいないのが残念だ。

彼岸花21_02


彼岸花21_03

 撮影日:9月10日朝



庭のコスモスが咲き始めた。

コスモス01

 庭のコスモスが1輪咲いた。

2日後には2輪まで咲いたが、多くのコスモスは

まだ出番ではないと考えているのか、ツボミもなく休んだままだ。

コスモスの花の下では彼岸花が芽を出してきているが、

道行く人はコスモスの方が目立つから「きれいですね」と

愛でてくれるが、彼岸花に言及してくれる人がいないのがちょっと寂しい。

ここは元々彼岸花用に作った花壇だったし、白い彼岸花だけを集めているのに。

来年はコスモスをやめて彼岸花中心に戻そう、と毎年のように考えるが

「ここの花を見るのが楽しみなんです。コスモスがきれいですもんね」

と言われれば、仕方ないか、と今年も諦めてしまった。

コスモス02


庭の草花たち〜コミカンソウ

コミカンソウ01

 物事は一方向からだけ見ていると見誤ることがある。

この草花がそうだった。

花も咲かないし、雑草だと思っていたから駆除の対象にしていた。

雑草は雑草なのだが、この花にもきちんと名前が付いていた。

コミカンソウと言う。

コミカンとは漢字で書けば小蜜柑で、小さなミカンのような実がなる

ことから、この名前が付いた。

コミカンソウ02

確かにアップで見るとミカンが成っているように見える。

ただ小さな草花だから、いつもは上からしか見てない。

実は葉の裏側に付いているから、葉を引っくり返さなければ気付かない。

実がなるということは花も咲く道理だが、花が咲いているところは見たことがない。

高さ10cmほどの小さな草花だが、小さなミカンが小枝にずらりと

並んでいる様を見ると抜くに抜けない。

かくして我が家の中庭は雑草だらけというか、山野草の宝庫。

コミカンソウ04

 コミカンソウの葉はネムの木に似ていると思っていたら

日暮れになると葉を両側から上に持ち上げ

蝶の羽が閉じるように閉じて眠りについていた。





庭の草花たち〜アカカタバミ

アカカタバミ02

 降り続く雨をものともせず、というか逆に喜んでいるのが

庭の小さな生き物たちで、雨の合間の晴れた時間や雨上がりの翌日には

小さな草花たちが花を咲かせ、小さな虫たちが花の上を飛び回っている。

今まで雑草と思って晴れた日に草取りをしようと考えていたが

小さな花が咲いているのを見ると抜くのが忍びなく、ついそのままに。

お陰で庭は雑草だらけ。

君たちズルイよ、と恨み言を言いながら、しゃがみ込んで小さな花を眺めている。

アカカタバミ01

 この花はアカカタバミ。

カタバミの仲間だが葉が緑色ではなく赤色をしており、

花の中心部が赤くなるのが特徴で、花期は5月〜9月と結構長い。

地面から数センチの高さしかない小さな花が庭のあちこちに咲いている。

庭を歩く時もアカカタバミの花を避けるなど、結構気を遣う。

花さえ咲かせなければサッサと抜いていたのに。

ズルイよ、君たち。

水滴宿り

クモ2

 この日は明け方、少し雨が降ったようで、庭に出てみると

木々の葉っぱに水滴が宿っていた。

そして蜘蛛の巣にも、水滴が。

小雨とはいえ雨の朝、クモが早朝からせっせと糸で

網を編むとは思わなかったが、雨に濡れても

蜘蛛の糸の粘着力は落ちないのだろうか。






庭の草花たち〜アカバナユウゲショウ

アカバナユウゲショウ2

 まるで梅雨時期のように降り続いた雨で

元気になっているのは庭の雑草だけ。

その雑草に混じって小さな草花たちが花を咲かせている。

園芸品種ではなく、どこでも勝手に咲いているから雑草だと思うが、

調べてみると名前があった。

アカバナユウゲショウ。

赤色の花を夕方から咲かせることから、この名前が付いたようだ。

だが、必ずしも夕方咲くわけではないらしい。

たしかに庭のユウゲショウは朝咲いているが、昼間も咲いている。

開花時期は5月〜9月と長い。

アカバナユウゲショウ1

 小さな赤い花を咲かせている時は可愛らしいが、

開花時期が終われば茎が横に広がって枯れているから

この時とばかりに引き抜こうとするが、根茎が地中深くに伸びていて抜けない。

庭のあちこちにバラバラに咲くものだから、一箇所に集めて咲かせるときれいだからと

掘り起こして移植してみたが、掘る時に根茎が途中で切れるからか

移植しても根付かずすぐ枯れてしまう。

庭の小さな生き物たち

キリギリス1

 雨が止んだ翌朝、庭に出てみると

小さな生き物たちが活動を開始していた。

クモ1


てんとう虫


オオニシキソウと蟻

オオニシキソウ

 雨が止むと、それまで外出できなかった空白を埋めるように

花も虫も蟻も、小さな生き物たちが一斉に活動し始める。

オオニシキソウの小さなを見つけ、蟻が甘い蜜にありつこうとしているようだ。

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