2014年09月16日
『竹島問題100問100答』反論になってない韓国の反論
拓殖大教授の下條正男が月刊誌「WILL」9月号で「『竹島問題100問100答』反論になってない韓国の反論」という文を載せている。月刊誌「WILL」3月号増刊「竹島問題100問100答」に対し、かねてから「反論書を出す」と息巻いていた韓国側が、反論書の内容を慶尚北道庁が運営する「慶尚北道庁サイバー独島」HP上で公開していることが、6月下旬に判明した。その350ページほどの反論書の大分部は韓国語訳だ。明らかに参照、引用の範囲を超える。「無断で全文翻訳・転載」をして憚らない韓国の、著作権に対するルール意識の低さは疑問を覚える。一方で、少し皮肉を交えて言えば、我々の研究成果を逐一韓国語訳し、全世界に公開してくれたという点については、むしろ「お礼」を言うべきかもしれない。「慶尚北道サイバー独島」のページ上で公開しているため、コレまで日本側の正確な見解を知ることのなかった韓国の人々が、我々の見解と韓国側の反論を比較してどちらの主張が妥当なのか、判断することができるようになったからだ。
例えはアシカについて:韓国側では近年、竹島に棲息していたアシカについて関心が高まっている。韓国側では、繁殖地であった竹島のアシカが絶滅したのは日本側の乱獲が原因とし、それを竹島問題と結び付けて近年、「アシカ」をも日本批判のカードとしている。しかし、2006年2月23日のハンギョレ新聞は「独島警備隊員が竹島のアシカを食べていた」との証言を載せ、2012年の中央日報も「独島守備隊が武器を調達する際、釜山のヤンキー市場に行き、アシカ一頭と引き換えに拳銃と小銃を取得した」と報じている。さらに1976年7月26日付けの「東亜日報」は、朝鮮戦争前後には二、三百頭が生息し、1958年以降、韓国の海岸警備隊等がアシカを銃撃して絶滅させてしまった、と伝えている。韓国側の反論には、説得力がない。
このように、韓国側の主張は何らの脅威にもならないばかりか、むしろ墓穴を掘っている始末だ。他にも、韓国側が犯している致命的な間違いはいくつも指摘できる。しかし、歴史的材料を使いこなせないうちにむやみに国際司法裁判所に訴えた場合、敗訴する可能性もないとは言えない。万が一、韓国が国際司法裁判所の提訴に応じて日本が敗訴するようなことになれば、竹島は二度と戻ってこない。来年、日韓国交正常化から50年を迎える。そこへ向けて韓国側も歴史問題に絡めた何らかの動きをしてくるに違いない。こちらも相応の準備をしておかねば後手に回ることになる。と結んでいる。
kuriyama1721 at 06:17│Comments(0)│TrackBack(0)