WDWR6

お昼からやってきたのが、「ディズニーハリウッドスタジオ」

まずは「インディー・ジョーンズ・スタント・スペクタキュラー」
P1070707
インディーの世界が目の前に!
そりゃインディーのいるとこには、岩が転がってきますわな。
P1070708
観客を巻き込んで、「スタントとはこのように撮影してるんです」といったショー。
P1070710
で、やっぱり最終的にはどんぱち
P1070722
この飛行機がなかなか目の前まで飛んできてびっくりしたー

お昼のパレードは、待ちに待ったピクサーだけのパレード「ピクサー・パルズ・カウントダウン・トゥ・ファン」

パレードの始まりを待っている間、いろんな方々が寸劇だったりで楽しませてくれるんです。
私たちのところに、このマダムがこちらに近づいてこられ、ドキドキしてると・・・
P1070724
「Whre're you from?」と聞かれ、どぎまぎ「ジャ、ジャパン」と答えると「日本のどこから来たの?」と流暢な日本語での質問!「オオサカ」とこちらが片言になってまだどぎまぎしてると、「ほんま!?私、弁天町住んでてん!」とまさかの答え!「え!?なんでなん!?」とタメ口で聞いてしまったほどびっくり。人を見かけで判断してはいけませんね。

そうこうしてると始まりましたよー。
まず先頭はインクレディブル
P1070727
フロゾン、いいカラダ!
でもフロゾンを見ると、「ぼっけぇ」の大悟さんしか思い出さなくなってしまいました(笑)

バグズライフ
P1070730
昆虫モチーフの衣装が特にかわゆい
P1070732
「レミーの美味しいレストラン」
P1070738
ねずみさんがメインのパークなのに、こっちのねずみさんもがんばってますよ。

きたよー!モンズターズインクのブー!
P1070739
サリーとマイク
P1070743
「カールじいさんの空飛ぶ家」
P1070747
ラッセルこ、こわい・・・。
もうノムさんにしか見えなくなってしまった。
P1070748

トリはもちろん
P1070752
トイストーリー!
P1070755

そして大好きなロッツォ!!
P1070760
主役を喰う貫禄、ステキ!

ピクサーはキャラクターに対してきゃっきゃはしゃいでしまいます。
嬉しかったのですー。

WDWR5

明けて3日目おはようございます。
ホテルのフードコートで朝ごはん。
P1070686
ミッキーワッフル!
同じホテルに滞在しているチアのお嬢さん方は、引率の先生(?)から配布される食パンを、私達と同じ場所で食べるよう。
かわいいワッフルをにやにや食べてると、12歳くらいのブロンド美少女が近寄ってきて、「これ何?どこで買ったの?美味しい?」と質問攻めにされたじたじ。アメリカンフランク!
にしても、美しいお嬢さんだったこと!・・・団体になって騒ぎすぎだけど(笑)

さて、今日午前中はグッズやお土産を買うため、ダウンタウンディズニーへ。
ショップ、レストラン、そしてシルクドソレイユの劇場などがあるところ。

一年中クリスマスグッズが買える「ディズニーズ・デイズ・オブ・クリスマス」
P1070689

キッチン用品完備の「ミッキーズパントリー」があまりに可愛く大量購入。
P1070694
オールドドナルド、かわいー
P1070695

レゴショップでは、ウッディー
P1070699

海外ではそんなに持ってる人を見かけなかったけども、かわいいダッフィー
P1070697

「ワンス・アポン・ア・トイ」はまさに夢の国
P1070696

ポテトヘッドのパーツが山のようにあり、オリジナルのポテトヘッドが購入できるんですー。

そして最大すぎた「ワールド・オブ・ディズニー」
P1070702

このスティッチ、時々、水を吹いてくるので、不意に頭からなかなか大量な水を浴びてしまいます。
本場のスティッチイメージ、いたずらっこの域、こえてない?
ここで真っ先に探したのが、防寒着。
「フロリダ」のイメージだけでロンT、パーカーでやってきた私。
日中はパーカー・ロンTですら暑く、半袖でも過ごせるんですが、夜になると日中から15度ほど気温がさがる極寒!
ここまでとは予想してなかった・・・!
ということで、服を探すも、ここはディズニー様のお膝元。全てにキャラクターがプリントされているのね・・・。
腹をくくって、ここだけで着るってことで、安いものを探した結果、男児用のフリースパーカー購入。
さすがアメリカン、男児でもでかい!
そうこう各自夢中でお買い物してると何度も迷子に。そしてはぐれると、ショップが広大すぎてなかなかめぐりあえません。でもちっとも心細くならず、まだまだお店の隅々までみたくなる、それがディズニー。
こちらのお会計のレジがたまたま日本人の店員さんでした。
すっごい親切にいろんなことを教えてくださいました。あったかー。

で、時間を見ると、もうお昼!タイムリミット!
ダウンタウンの3分の1ほどしかたどりついてませんが、ほしかったものはほぼ見られたので、最後に「グーフィーズ・キャンディーカンパニー」。
おかしの専門店。
りんごにマシュマロ2つくっつけて、キャラメルの上にチョココーティングしたコレ!
P1070858

たまらんかわいーでかいー!
その他にも、チョコやクッキーやたくさん買って、大満足でバスへ。
この時胸にいだいた「時間があれば、またこよっと!」は果たせなかったけどもね。

WDWR4

お次にやってきたのは「エプコット」
P1070601

ジャングルうってかわり、近未来と世界!
ワールドショーケースを散策。
万博のような、世界各国の建物・文化・食を味わえるエリア。
メキシコあたりで、ドナルド捕獲!
BlogPaint

ヨーロッパあたりの雑貨を見たり、フランスエリアの「ブランジェリーパティッセリー」でお茶をしているうちに、もう夕暮れ。
P1070612

パーク真ん中に位置する(TDSのようなつくり)ラグーンが美しい・・・。
「美女と野獣」
P1070615
ベルがのっぺら。
他にもたくさん美ししゅうございましたよー。

ここで、エプコットも早々と後にします。
丸々遊べる日が3日、パークは4つ。
しかも曜日によってみられるショーやパレードが限られている・・・。
1日に複数パークのはしご、プランニングに頭から何回も湯気でたよぅ・・・。

本日最後に訪れたのは、「マジックキングダムパーク」。
ここはもう東京ディズニーランドと構造もアトラクションもほぼ同じ。
といっても、足を踏み入れたときにはもう完全な夜で、このときはっきりと全貌見えず。
到着してすぐに「ウィッシュ」
P1070635

シンデレラ城を中心とした花火。
ほぼTDLと似てるんですが、決定的に違うのが、火薬量。
どんぱちすっごい。最終的にはここまで・・・。
P1070639

もう城みえない・・・。

そして「スペクトロマジック」
P1070662

エレクトリカルパレードですね。
これはTDLとほぼ一緒。


初日はこれで終了。
今日はマジックキングダムがクローズのマジックアワーで24時閉園(!)だったんですが、明日に備えてホテルへ。
入れ違いにこれから入園する大騒ぎするギャルたち大勢に圧倒。
そう、この大量の女子高生達、ホテルで見ていたチアガール達。
ちょうどこの時期、全米のチアの大会(?)がフロリダで行われていたそうで、この周辺のホテル、きゃぴきゃぴ女子小・中・高・大生たち全世代であふれかえっていたのです。
女子達のパワーは万国共通。早朝から深夜までの騒ぎっぷり、アメリカン!
早朝からホテルの草原のようなところで練習されていたんですが、パークにも遊びに来てもいいのね。そのあたりは厳しい体育会系とは違うようですね。
滞在中、ずーーっとこれに悩まされることになりましたとさ。


ちなみに、ホテルに帰って、ベッドの上には、今日はこのコがいました。
P1070687

もう、お心遣いがにくいぜ!

WDWR3

次に向かったのは、「フェスティバル・オブ・ザ・ライオン・キング」
d7
大きな劇場で、歌にダンスにアクロバットのショー。大感動!

その劇場近くの「キャンプ・ミニー・ミッキー・グリーティング・トレイル」。
キャラクターと写真が撮れます。
ミッキー列、ミニー列、ドナルド列、グーフィー列に並んでキャラクターと写真が撮れるんですが、長くて15分待ち!
ミッキーと
BlogPaint

ミニーと
BlogPaint

ドナルドと
BlogPaint
アニマルキングダムだけのサファリルック!
ミニーさんの身のこなしが美しかった〜
あ、一番待ち時間が短かったのに、グーフィーさんを忘れていた・・・。

そうこうしてるうちに「ミッキー・ジャミン・ジャングル・パレード」のお時間。
おっきなサル!
P1070584

チップとデール
P1070577

ミニー!
P1070580

グーフィ!
P1070585

ドナルド!
P1070591

プルートは徒歩
P1070593

ミッキーはゲストと
P1070595

ミニーの車がすっごいかわいかったなぁ。
それぞれの車に必ずドナルドグッズがあったのもかわいい。
小規模ながらもアットホームであったかい気持ちになれたパレードでございました。

アニマルキングダムということで、グッズはキャラクターがサファリルック。
主要キャラクターしかグッズがない中、奇跡のイーヨー!
mo 007

マジックテープでしっぽがとれる細かさ!
mo 008

ディズニーのキャラで一番大好きなものの、日本のディズニーではなかなか陽の目を浴びれず、やきもきうっぷんがスカッと、即購入。
背中にマップ背負ってるのもかわいいんだなぁ。

とそんなこんなで、タイムリミット。
次のパークへ。

WDWR 2

さて、目覚め良好。明るくなってホテルの全貌がはっきり見えます。私はハービーの建物だったんですが、この101匹わんちゃんの棟にまず圧巻
d3
でっけー!かわいー!
向かい合わせのパパとママ
P1070466
の間にテレビを見てる子犬ちゃん。
P1070469
・・・かわいすぎるやろがえ!

そんなホテルからシャトルバスに乗り、向かったのは、「アニマルキングダム」。
ディズニーホテルに宿泊すれば利用できる「エキストラ・マジックアワー」。
開園1時間前に入場でき、閉園後3時間まで遊べる夢システム!
(といっても、来場者のほとんどがディズニーホテル宿泊者なので、該当するパークが一番混むという落とし穴もあるんですが)
ということで、本日開園マジックアワーなアニマルキングダムに朝の8時からやってきたわけです。

エントランス入って、すぐにリロとスティッチが!
d4
先客1組だけ。先客の女の子が、サインを求めたところ、書いてる途中に突然かんしゃくをおこして、その書いていた紙をびりびりにちぎりはじめるスティッチ。
当然怒るリロ。しぶしぶ新しく書き直すスティッチ。
そんなこんなで私の番。でも地面にはびりびりにやぶられた紙くず。
スティッチに拾うように怒るリロ。でも、スティッチは私に紙を拾えと指図してくる。
結局、言うこと全く聞かないスティッチを放って、私とリロで紙を拾う。・・・の一連の流れに大感動!
早々に本場夢の国の洗礼を浴びて、めまいが・・・。
客のサイン帳やぶっていいのね!?だってスティッチだものね。
こんな大スター達が私なんかにここまで長時間をさいていただいていいものなのか!?
あと妙に感動したのが、リロがほっぺにチューしてくれたとき、しっかりとリップ音が聞こえたこと!

真っ先に訪れたのは、「キリマンジャロ・サファリ」。
トラックに乗るサファリ。なにより規模がとんでもない!
d5
サ、サバンナだ・・・・!
広大だからこそ、トラックすれすれを動物達が軽い群れをなしてすさまじいスピードで駆け抜ける駆け抜ける。
今までのサファリという概念覆されたー。
動物が活発な朝イチに行って正解!
あと、なかなかの距離で肉食獣と草食動物が暮らしていたことにも驚き。
うまい仕組みがあるんでしょうねー。

そしてその隣にある「パンガニ・フォレスト・エクスプローション・トレイル」で個人的に大好きなローランドゴリラを鑑賞。
P1070531
ほんとゴリラは見てて飽きない。何時間でも見てられる。うん。

ここらで、朝ごはん。
私が愛してやまないファネル・ケーキ!!
d6
カリッカリのドーナツ(?)にホイップだったり、フルーツだったり、シナモンシュガーだったりが、のかってるもの。
今回はホイップといちごのをいただきました。
カロリーonカロリー。カロリーのばけもん。美味しさもばけもん級!
コレ、日本でも手軽に食べられたらいいのになぁ。

WDWR 1

2011年2月にフロリダのディズニーワールドへ行って参りました。
1年後にこれを記してるわけで、おぼろげながらも、このことはのこしておかなくては!
まとめずにだらだら時間経過そのまんまにさかのぼりさかのぼり。

まず、オーランドの空港に到着したのが、夜。
車で移動。しばらくするとゲートが現れ、そこから東京のディズニーリゾートの250倍の敷地がこのディズニーワールド!私有地となるので、道路標識もミッキー!
ホテルチェックイン。宿泊したのがディズニーオールスターリゾートのムービー。
自分の名前が刻まれたルームキー兼パークパスに感動。
そしてロビーでぼーっとしてたら、グーフィのバッチをもらって小躍りする27歳。

部屋に荷物を置こうと、部屋の扉を開くと
d1

タオルでミッキー!見えづらいも、ベッドはトイストーリー柄!
これだけでもう抑えようのない感動の連続ながらも、もう夜なので、今日は軽く食事して、早めに寝るだけ。

ホテルのフードコートへ。
d2

このタンブラー。1000円ぐらいで購入できるんですが、これがあれば滞在中ずっとオールスター系列のホテルのドリンクバー飲み放題!しかも何年経ってもこのタンブラーを持っていれば、何度でも飲み放題!
・・・何この夢システム!?

そしてこのあたりから、違和感を2点感じ始めてました。滞在中ずっと苦しめられることとなる2点。
・女子高生がやたら多い。しかもチアリーダーなかっこしてる・・・?
・半袖ですごせると聞いていたのに、やたら寒いぞ。そういや、さっきすれ違った日本人、ダウン着込んでた・・・?

とにかく、早くもディズニーに包まれて眠りましたとさ。

かかおちょこちょこ

年に一度のチョコレートのおまつりが終了し、さびしいかぎり。
でも毎年新宿伊勢丹には、タイミングよく行くことができてうれし!

今年はやっぱり「パリセヴェイユ」のサロンデュショコラ2012限定のゴーフルを口にできたことが何よりの幸せでございました。
ゴーフル3枚で1500円!?何事!?目の前でキャラメル完売!?の気持ちなんて、一口食べればふっとんだ、ふっとんだ。
チョコ好きにはた、たまらん!あまりに濃厚で鼻血どころか鼻ごともげてもいいやと思えるくらいの美味でした。
ケチらずにもっと購入すればよかったぁ・・・。

地元大阪でも初のサロンデュショコラ開催!・・・が、やっぱり規模は小さくなりますよね。といいつつ、たくさん購入させていただきました。
あと、関西といえば「クラブハリエ」!限定のチョコバウムもでしたが、それ以上にハート型のクッキーチョコが美味しかったなぁ。
あと、ホテルシリーのいちぢくトリュフチョコがドストライクすぎて、購入した翌日、同じものを買いに走りましたよ。
高島屋のかきたねキッチンは、ゴマチョコ柿の種が品切れだったのが残念…。見かけた時に買わなくては…後回しにした自分が悪い。

今年の私の傾向は「ドライフルーツ」と「抹茶」だったようです。
今、冷蔵庫のなかみそんな偏り。
2月は肌荒れは見てみぬふりできるの、おんなのこだから。
さぁ、次のチョコまつりまで1年きったよー!


・・・って内容になるんだなぁ、ブログって。
久々で勘取り戻せず、あれよあれよで1ヶ月放置。いわんこっちゃない。
ということで、リハビリもかねて、頻繁に更新してみる、私。
でも記すことない、時間要する、まためんどくさくなる。
これじゃダメだってことで、明日から長期スパンで去年行った旅行をふりかえってみます。
画像盛り込んで短い文章だったら、やってけるかな?
いや、がんばるんです。がんばろ。がんばろ。


あけめしておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
2012年ですね。

昨年は、このブログほったらかしでした。

2011年は結果的にとんでもない年になってしまいました。

ジャリズム解散に、カリカ解散。
それに伴い、渡辺さんも家城さんも改名。
かたや桂一門、かたやマンボウ一族。

私が好きになればなるほど、私が思い望んでいない方向に進んでいってしまうのでは!?と思わざるを得ない。
しずるの集客下降も私が悪いの!?
ライスが2011年に売れなかったのは、ライスが悪い!(笑)

ということで、2011年は一年を通して私の情緒がどうかしていましたが、年を明けたのを一区切りにちゃんとこれからの前を向いていこうと思ってます。希望。

めそめそが長引き、桂三度さんを見ることができてなかったのですが、1月20日を区切りに、HDDの要領を食ってる「桂三度」として出演してる番組も見れるかなと。
あれだけ楽しみだったんですが、いまだ勇気が出ずに「すんげ〜BEST10」が見られておりません。
自分が直視できないものを避けてしまえるなんて、自分にはあまいんだなぁ。


お笑い以外の個人的なことも2011年はいろいろありましたが、いちばんは、実家に帰ってきたことですね。
よくもわるくもなつかしい。
いろんなこと経て、家族といることって幸せなことなんですね。

お仕事も激動も激動となった2011年でしたが、愚痴にしかならないので・・・
特筆すべきは、職場の周りに、神座、天下一品、みさわ、まる級、満州屋、きゅうじ、麺三昧、古潭、支那そばや・・・が出来、お昼にラーメンの口になった時は、毎回パニックとなる幸せができましたー。

あと、旅行で言えばフロリダのディズニーワールドリゾートに行けたのが、本当に楽しくって楽しくって!
スケールの大きさに口あんぐり。パーク滞在以外でもずっとディズニーの中で生活できるなんて、完璧なる夢の国。
感動が連続しすぎて、帰宅してきたときの気持ちの戻し方がわからずずっと呆けておりました。
改めて、ディズニーってすんごい。圧倒的。
大好きなイーヨーとロッツォとも一緒に写真撮れたのも嬉しかったんです。
この歳になって、キャラクターと触れ合う楽しさを理解してしまった…!
これについては、後々写真アップして残せればいいなぁ。


・・・そんなこんなで2011年も無事に過ごせました。
いろいろと思うことはあるけども、こうやって元気に生きてるってことがいちばん。
ありがたい。
今年も感謝を忘れず日々精進。

もうこの場所はほとんどの人の目にふれてないとは思うけども、これからもずっと宜しくお願いいたします。
見苦しくない程度に、感じたことをちょこちょこっと吐き出せたらいいな。
だいぶと前には気づいてはいたんですが、私140文字におさめるのが下手だもの。

カリカやしろ会話ライブ「2人の愛コンタクト」

林さん最後の仕事「考えるラジオ」が終了した9月24日21時をもってカリカ解散。
その30分後の21時30分から神保町花月にて行われた家城さんの「2人の愛コンタクト」。
トークライブではなく、会話ライブ。
二人が黙って目をあわせていれば、トークではなくとも、会話としては成立している。
一人のパートナーを迎え、家城さんとの会話ライブ。
今回のパートナーは、家城さんが林さんから引退を告げられたその場に唯一いあわせたグランジ遠山さん。

林さんから引退を告げられたのは、8月2日深夜。
その前後の家城さんと遠山さんのスケジュール。

7/29-31 フジロック
8/1 仙台へ。長時間のラジオイベント。ラジオ生放送。打ち上げ。仙台泊。
8/2 帰京。それぞれ仕事。深夜、ラジオ。
8/3 早朝名古屋へ。ラジオイベント。

フジロック最終日、林さんから家城さんへ「時間をつくってほしい」とのメール。
家城「(翌日は仙台泊だったので)電話でいい?会ったほうがいい?」
林「電話はやめよう。会おう」
家城 「誰か呼ぶ?」
林「任せる」
家城「ラジオおわりだと遠山いるけど、どう?」
林 「遠山ちょうどいい」
「ちょうどいい」に妙に納得。カリカ二人ともと仲が良く、よっぽどのことを聞いても暴れない人物。(パンチ浜崎さんは暴れる可能性有)

8月2日ラジオ後は、一番休まなくてはいけないスケジュール。
そんな時に申し訳なさもありつつ、カリカ二人で飲むので、一緒に飲みに行かないかと誘う。
コンビが飲むということ聞かされ、遠山さんも何かあったのかと悟る。
丁度林さんが、肋骨を折ったばかり。しばらく休養するのかもと思いながら。
家城さんからは、重い話になるかもしれなし、最終的に林さんにコボコにされる可能性も考えられるので、「その時は、(骨折した)9番10番を狙え」との指示(笑)

神保町の居酒屋に家城さんと遠山さんが到着してから2、30分後に林さん登場。
カリカが向かいあって座り、林さんの隣が遠山さん。

林さんが到着し、どうすればいいか妙に落ち着かない遠山さん。
とりあえず、店員さんからもらったスクラッチを削る作業。1円玉で削れず、10円でないと削れないタイプに「ちきしょー」なんて言いながら取り繕っていたら、家城さんから「遠山、むりすんなー」のやさしさ。

その日、仕事はなかったのに、スーツで来た林さん。「大事な話をするから」
ではなぜ遅刻してきたのか。
タクシーを神保町近くの靖国神社で途中下車し、参拝した後に、いざ待ち合わせ場所へ向かおうと「よし!」と気合を入れた時、折れた肋骨があまりに痛く、しばらくうずくまっていたから。
深夜の靖国でうずくまるスーツの男…。

しばらくは、骨折した経緯や、家城さんのお母さんが見た夢の話なんかの世間話。
ちなみにカリカ二人と死んだおばあちゃんがお母さんの夢にでてきたそう。そしたらカリカ二人ともが同じ週末に川に落ちるということに。(※家城さんは自ら飛び込む)
その間、遠山さんは一言も発することができず。

そんな話の後、林さんの口から、この世界を辞めようと思っているという報告。
遠山さんは、真っ白に。「?」も「!」もでてこず、何もなくなる。
その時、林さんが語った経緯。
実家に帰っていた時、ある番組を見ていた林さん。
今までだったら、「いや、それは違うだろ」「俺だったらこうするのに」「もっとこういうツッコミがあるのに」と思って見ていたが、その時は全く何も思えなくなっていた。
そんな自分に気づいた時、テレビで活躍してる人に勝てることはないんだと悟る。芸人としての自信を失う。
見終わった後、実家周辺のなんにもない夜道を歩き、「あ、もういいな」と感じた。

家城さんは、「しばらく仕事を休む」、「それぞれピンでやっていく」、「知らないところで事件を起こして先輩を怒らせてた」等いろんなカードを用意はしていたが、「解散」のカードは一番上に用意し、心構えをしていた。それじゃなきゃいいなと思いながらも、9割5分「解散」なんだろうとわかっていた。
というのもフジロックの時、林さん肋骨骨折の報せをマネージャーから電話でうける。大爆笑した家城さん。
でも既に林さんから引退の意向を聞いていた電話の向こうのマネージャーは、突然泣き出す。「林さんの様子がおかしいんです」
いや、担当の芸人の様子がおかしいだけで泣くなんてことはない。するとそのマネージャーが言った言葉、「ぼくから何も言えないんですけど・・・まだ」
ピュアでいい人なんだけど、ウソが下手!
そこで家城さん、悟る。「…相方やめるな」。

そんなおもいもあり、8月1日の仙台の打ち上げの時、家城さんがぼそっと遠山さんに漏らした、「もしかしたら、抱えきれないものを抱えてるかもしれない…」。
それまでにも家城さんに様々なことが起こっていたので、その時、遠山さんはまさかこんなことになっているとは知る由もなく。

じゃあなぜ、遠山さんに、「9番10番を狙え」なんてことを言ったのか?
それは、遠山さんに対してのサプライズ。この林さんからの引退報告は「ショー」。
解散報告と遠山さんがわかってたら、家城 「遠山も林も損じゃん!」
遠山「(客席に向かって)よくこれを好きでいられるな!」

一部報道にあったような「二人で話合って決めた」ということではない。林さんからは、相談ではなく、報告。
林さんは言い終わって、「すっきりしたー」とネクタイゆるめる。
デビュー時、ゆくゆくは家城は宗教をはじめ、林は政治家に。お互い日本を動かせる立場になろうという訳のわからない目標を立てていたので
家城 「選挙でんの?」
林 「でねぇよ」
家城 「結婚すんの?」
林 「しねぇよ」
家城 「彼女いるの?」
林 「いねぇよ」
家城 「東京で彼女作ってから、実家帰れって!」
千葉の南部は結婚が早いので、35歳の林さんと気の合う女性はそんなには残っていない。半年、1年、東京に残って嫁を見つけてから千葉に帰ったほうがいい!と力説する家城さん
林 「・・・今そんなこと考えてらんねえよ!」
相変わらず、短時間で何度も怒られる。

引退報告から、こんなふうに20分ぐらいカリカ二人できゃっきゃ言い合ってると、林さんの隣で泣いていた遠山さんが突然、バン!とテーブルをたたきつけ、 「止めねぇのかよ!」とキレる。
遠山さんは、その20分の間にたくさんのことを考えた結果、なぜ自分が今この場いるのかという思いに至る。
この店を出たその瞬間から、カリカは解散に向けてどんどん進んで行く。
カリカを好きな芸人がいっぱいいる、カリカを好きなお客さんがいっぱいいる。
楽しみにしている年に1回の単独ライブ、毎月のトークライブもなくなる。もしかしたら、シュール5もなくなるかもしれない。
そんな人たちの「遠山、ここはおまえに託したぞ」という声が聞こえてきた。俺が言わなきゃならない!その結果の、泣きながらの机叩き。

しかし、そんな遠山さんを見て、家城さん大爆笑。
当の林さんは、遠山さんの肩をたたき「トオヤマ、ナイテクレテ アリガトナ」とAIばりに言葉をかける(笑)
カリカ二人がかりで、「やさしいし、ピュアだけど、遠山が一番損してるよなー」とバカにされる。
それにもめげず、遠山さんは、思いの丈をカリカにぶちまける。
こんな素敵なコンビがなくなっていいのか!
林さんには「やめるな」と言う言葉はかけていないが、遠山さんをはじめ、たくさんの芸人が林さんのことを心の底からおもしろいと思ってるのに、そんな人がテレビの世界でやていけないと判断するなんて、自分達はこれからどうしたらいいのかと、自分勝手な意見だとわかりつつも、言わせてもらった。
でも最後まで、林さんが意思を曲げることは全くなかった。

カリカは普通のコンビじゃない。
もし遠山さんが相方から辞めると言われれば、絶対に止める。普通のコンビなら、「もうちょっとやろう」という言葉がきっと飛び交う。
でも家城さんの口からその言葉は一切なく、考える時間もほぼなく「そうか」「(これから)どうしよっか」。
14年半やってきて、家城さんの仕事も増えてきて。知名度もあって。売れるのはもう時間の問題なんだろうなと思ってた。
それでも林さんの意志を受け止めるのが家城さん。カリカってこういうことなんだな。
その数時間をふりかえり、遠山 「カリカ二人にしかつくりだせない、やさしい時間だったんです」
更にもっとテーブル叩こうと思っていたが、そんな二人を見ていると、後は横で泣いているしかなかった。

そんな中、カリカお互いへの言葉もこぼれていた。
家城さんからは、「だらしなくて遅刻も多い。仕事を飛ばすことも多い。ネタも書けって言われないと書かない。そんなダメなヤツだったけど、だがやを誘ってよかった。ここまで一緒にやってくれてありがとう」
(仕事以外では、家城さんは林さんのことを小学生からのあだ名「だがや」と呼んでます。)
林さんからは、「いろいろあったけど貴重な体験をさせてもらったわ。ありがとう」

深夜にマネージャーも合流し、朝まで4人で飲み、そしてこの日からカリカが解散にむけて進みだす。


明けた8月3日から、家城さんは「相方、辞めるんだけどー」と誰かに言いたくてしかたなかった。
でもこの業界にしては珍しく、ほとんどの人に漏れず。
遠山さんが神保町でニブゴ宮地さんと一緒になった際、「林くんに何かあったか知ってる?」と聞かれた。
あんなにつぶやくことが大好きな林さんがここ最近一切つぶやいてないのはおかしいという話が同期のタケトさん、金成さん、デッカチャン辺りで浮上。
その場は、遠山さんは、「骨折で仕事休んでるからじゃないですか」となんとかごまかしていた。

そんな近い同期にも林さんは引退を告げておらず。面と向かって伝えた人はごくわずか。
その中でも作家のゴージャス村上さんには、お世話になっているので、早い段階で二人から直接会って言おうと決める。
舞台袖でみていた村上さんを舞台に呼び、ここから3人で会話。

8月半ば、カリカ、村上さん、パンチ浜崎さんとで飲むことに。
最初はずっと家城さんが林妊娠説を推す。林さんまで悪ノリし、村上さんもにやにや。
そんな中、唐突にさらっと林さんから「辞めます」の報告。
村上さんも頭が真っ白。何も考えられず、何も言葉が出ず。涙も出ず。
そんな村上さんを尻目に、横でカリカは、今後の残ってる仕事をどうするかで相談し始める。村上さん心の中で「いや、まてまてまて!」
林さんは、骨折していたこともあり、深夜には帰宅。
まだまだ全然整理ができてないということで2軒目へ。なぜかオカマバーへ。
浜崎さんは終始、飲みながら遠い目で涙をこらえる仕草。家城「ダサい!」。浜崎さんは次の日朝が早かったので、先に帰宅。
村上さんは、「いろいろわかんないけど、とにかくやだ!」と子供みたいずっとに泣いてくれていた。
しかし家城さん、女の子からお誘いがあったと言い、泣いている村上さんをおいて帰る。
村上 「おまえ、最低だぞ!」と泣きながら、絶叫。その後、横についてくれてたオカマが、すごいなぐさめてくれる。
家城 「あんな泣いてる大人見たら、店においていきたくなる」

ただただ泣いていた村上さんの横でずっとふざけてた家城さん。
それを見てたら、もう面白がろうと思い「友達に戻るだけですよね」と顔をあげると、家城さんは泣いていた。
それを見て、「俺が泣いてどうすんだ」と思った村上さん。

8月2日のあの居酒屋を出た2時間後には、新幹線に乗って名古屋へ向かった家城さんと遠山さん。
相当な爆撃を受けた状態の遠山さん。
いや、それ以上に。薄々わかっていたとしても、家城さんはどんな気持ちなのか。
名古屋のラジオのイベント。客席には10代のリスナー、舞台には若いアーティスト。それを舞台袖で一緒に見てる家城さんは今、どんなことを思ってるのかと考えたら泣けた。

遠山さんも村上も知りたいのは、家城さんがどんな気持ちだったのか、何をおもったのか。
「生まれてきたときしか泣いてない」だとか、「早く女の子のとこいきたかったんだよー。」なんていいながらも聞かせてくれた家城さんのなかみ。


引退を告げられた時に何を思ったのかと聞かれると、「終わるのか」と「どうしようか」それだけ。

お客さん、芸人さん、作家スタッフさんには、申し訳ないという気持ちはある。
もうネタがやれないさびしさがある。

芸人だからこそこんな時にチョケなくては!というのではなく、家城さんはこんな性格。
家族が死んだらチョケられるけど、奥さんの家族が死んだらチョけれない。そんな距離感。ごくごく近い相方が辞めるからチョケられる。
できるのなら、自分が死んだときに一番チョケたい。あてはまるのなら、今よく使われている「不謹慎」それでいい。

もし遠山さんが相方から辞めると言われた時、客前でも楽屋でもチョケるだろうが、本心はさびしくてたまらない。
「お客様に言うことではないけど」と前置きし、家城さんにも大前提「さびしい」気持ちは当然ある。
あるけど、それだけ。
寂しいから、もう1回やろうとはならない。
やりたいから、もう1回やろうとはならない。
カリカはなくなるけど、相方が辛い場所ではなく、幸せな道に行くことに止める理由がない。

芸人だったら、結局解散するか死ぬか、そんな理由で別れる。
コンビにかかわらず、夫婦でも親子でも恋人でも、自分の意志とは違うところで別れはやってくる。
多くの人から言われた「もったいない」。
人が死ぬとなった時、「死ぬなんてもったいない」なんて去る側に対して失礼。
残る側が言い過ぎるのもどうかと思う。
もったいないと思いますか? 「そりゃもったいないですよ」
止めますか? 「止めませんよ」
「出会えてやれてよかったな」
そんなシンプルな話。
でも、もったいないと言ってくれるのはありがたい。
賞レースがたくさんできたのに、かわりやすいチャンスも数回あったのに、こんな状況のままなのに。

「芸人としての可能性」についてもよく言われる。
芸人を続けて売れる可能性が何%あるのかわからない。
けど、林が旅館をやることで幸せになれる可能性は、芸人を続けていくことによって減っていってしまうのは確か。
林が芸人をやめて幸せになる可能性ももちろんある。芸人を続けていくことがもったいないという捉え方もある。

止めてくれるみんなとは、芸人の世界で知り合った。
お客さんも、芸人として林を見てくれている。
だけど、どこかの神様は数年前から「林、芸人やってたらもったいないよ!」と言っていたのかもしれない。
学生のときの林さんから知っている家城さんとしての気持ち。

「辞める人間が舞台に立つくらいなら、続ける誰かが1回でも多く舞台にたった方が良い!」というカリカ共通の思いより、残っている仕事の調整をした結果、林さん最後の舞台となったのが、浅草での「林将軍にお話を献上する」。
最初の1時間は普通のライブ、最後の30分は自然と林さんとの思い出話に。
名前はでいたなかったものの、最後に家城さんんも登場。
みんなは林将軍の為にエピソードトークを献上したのに、なぜか家城さんはメロンを献上。
でも本当に献上したかったのは、「桃」
民たちが、将軍様の為に丹精こめて育て、献上するってのは、「桃」がベスト。
でもこの時期、スーパー2軒回るも、桃が見当たらず、妥協の妥協のメロン。
終演後、舞台上に残されたメロン。
ツイッターでその画像と「カリカがメロンになりました」が一斉に発信される。会場にいけなかった人はパニック。「説明してください」。
・・・と、大変なことになってるんですよ、と一部始終を説明してくれたのは、「遠山クリコ」(笑)
家城 「『なったんじゃなくて、もどったんだよ』と説明してください。」
「もともと1つだった二人がメロンから飛び出し、そしてまた二人はメロンに戻ったんだよ」・・・いや、パニック増大。

そのイベント、家城さんが出演した後は、さらっと終わってしまいそうだったので、最後に遠山さんが「私達はお話を献上しましたが、林将軍からありませんか?」とふってくれる。
通路にパイプ椅子・座布団が敷きつめられ、今までの浅草花月ではみたこともない数のお客さんが固唾を呑んで待っていると、
林 「ま、特にないですね」
これからラジオがあり、これが最後の仕事でもないという理由から。
普通なら大ひんしゅくですが、それでこそ林さん。遠山「よ、林!氷点下男でた!」。最後の最後まで林節炸裂。

ブレない男・林に対して、1度だけブレた家城さん。
村上さんと同じく、「イヤだ!」とずっと泣いてくれたのが、ロンブーの亮さん。
林さんを引き止める説得をしてもいいのか、相方の家城さんに聞かれたそう。
家城さんは先輩に対して失礼承知で、 「僕は受け入れてますが、(林が)もう1回やるっていったらやります。事務所辞めてゼロからからなんでもやります。相方の意見に全て任せます。亮さんの思うように相方に言ってください」と、林さんに対しては一切とめなかったのに、亮さんにはそう言ってしまった。
ルールとして林さんに、このことを事前に言っておこうと、林さんと亮さんが会うその日にメールを送る。
「いろんな人にいろいろ動いてもらって迷惑かかってるけど、だがやが心変わりしたら、どっちでもいいよ」
それに対しての林さんからの返信
「いろいろ心配かけてすみません。いま僕はすごくおだやかです」
相変わらず林さんは、全くブレない!

林さんらしいエピソードもう1つ。
最後の舞台が林将軍だと決まった時に、家城さんは浅草に乗り込んで林さんを撃ち殺しにいくので、家城さんの神保町のトークライブの最後にも林さんが撃ち殺しにきてくれるようお願いするも、
林 「なんで最後にそんなメッセージ残さなきゃなんねえんだよ」と一蹴。
たしかにごもっとも。
林将軍が終わって、林さんとマネージャーと二人がかりでも抱えきれないプレゼントを手にして帰っていく時も、家城さん最後の最後にめげずに「だがや!今日の夜、神保町どう?」と聞くと、振りかえってとっても苦そうの顔をゆがめ、林 「やめとく」。
お世話になってる鈴木おさむさんのラジオを最後の仕事にするというのと、その後に行われる送別会に向かうなどの理由もあって。


この会話ライブ序盤から遠山さんは、ずっと涙が止まらず。 8月4日に林さんががラジオに来たときも泣いていた。浅草でも、軍服着て舞台袖でスタンバイしている家城さんを、涙目でずっとみつめてた遠山さん。家城 「これから舞台出る人間を、変な目で見てんじゃねぇ」
家城 「家族死んだら、一生泣いてなきゃなんないよ」

芸名「マンボウ」を考えたのは、8月2日の時点から。村上さんと会ったあの8月半ばにはもう確定していた。
遠山 「ひくわー」
家城 「あの日に戻って俺の頭を割ってみな。もう何匹か泳ぎ始めてたよ」

この会話ライブに、1m近くあるラブラドールのクッションを抱いて登場した家城さん。
林さん最後の仕事である「考えるラジオ」で突如ふられた大喜利「ははーん、この芸人もうすぐ辞めるな。どんな芸人」の家城さんの回答「劇場に犬つれてくる芸人」を受けて。
それに対して林さんは、「師匠クラスでそんな人いるんじゃ?それあぶねぇぞ」と、相変わらず冷静。
そんな自称ややスベりした電話出演を終え、神保町花月へ向かうとなった時、「こいつも引退すんじゃねぇか?」という空気をにおわす為に自宅から持参。
遠山 「ここ来るまで(お客さん)みんなダメージ受けてるんだから、やめなさいよ」
ブログでよく登場するラブラドールってほんとにいたんだ…!


2011年、毎月続けていく予定だったこの「愛コンタクト」は今月9月で終了。
毎月ロフトでコンビでトークをし、神保町で一人でトークしていたが、これからは一人になるので、トークライブを長くしているロフトの方で一人でのトークライブを始める予定の為。
ハイウォ松田さんとの神保町でのトークライブは続ける予定。
解散をうけて、カラテカ入江さんからも二人でトークライブしていこうと誘いを受けるも、きっぱり「やりません」とお断り。
心がぐちゃぐちゃしていた時で、思わず「うん」と受け入れそうになるも、家城 「入江くんとは、死ぬまでトークライブしません!」

ブログで2度ほどクビになりかけた前科がある為、林さんから禁止令を出されていたツイッターもこれを機会に開始宣言。家城 「早く『解散なう』ってつぶやきたいー!」
怒ってくるれる林さんがいなくなり、いつクビになるかわからないので 家城 「『半年、一年がんばります!』って言えない。」なんて言いながらも、「これからは、マンボウ・やしろ・教頭…いろんな人格をぎゅっとして、場所・空間問わず言いたいことを言っていきたい。」と今後の抱負も語り、幕が閉まる。
閉じかけた幕の間から最後に、
家城 「カリカをありがとうございました!」

TOKYO9

半年ぶり、2回目の「TOKYO9」。

何かにつけての、 しんちゃんvsやまちゃんノリ、
ラストにぶちこんでくる中村さんの扮装というケチャップ延長ノリ、
文田さんが阿国ちゃんのの話題に結びつけ、その名前が出るたびに春菜ちゃんがぶち切れるノリ、
そんな相変わらずなしつこいノリももちろん。
先日の9期ナマーシャの売れ行き1位となった田所さんが、男前3位に宣戦布告したり、
そのナマーシャ売り上げ0枚という衝撃の結果をたたき出したのは、「あの」中村さんだったり、
占いのコーナーでは、2011年はライスが売れ、しずると菅さんのエロ運がとてつもないことになり、本日不在の赤羽さんと児玉さんは仙人になることを勧められる結果になるとかなんとかな楽しい内容でしたが・・・・

やっぱり個人的には、これなんです。コレ!
ずーっと待ち望んでいたコーナーが実現したんですから!
オモロー党で囲碁将棋と共演しただけで泣きかけた私のことです。無駄に熱いですよ。



「教えて!渡辺鐘先生」

舞台上には、3日間にわたる9期卒業公演全出演者を順位順に並べた一覧パネル。
1位は、1日目は天狗。2日目はオオカミ少年。3日目は囲碁将棋。
さすが、舞台上のメンバーは上位者ばかり。
ライスは疑惑の8位。
田所 「なにが疑惑?たったの47人しか招待していないのに?」
それだけ招待してて8位って・・・良い友達に恵まれてたんですね(笑)
中村さんが一番仲よかったイッパツマンは、2日目の最下位。・・・イッパツマンって誰!?
ちなみに当時、菅さんは、フライングトマト。アイパーさんは、アントニオモンターナ。望月さんはランナー・ランナー。
そして「(有)マツバ産業」の名前も。村上兄、ヒロキングのトリオです。

9期の1年だけNSC講師を担当していた渡辺さん登場。
世界のナベアツスタイルではなく、渡辺鐘として。
私服にさらさらヘアーがまぶしい!ひざ丈パンツに真っ白ごつめのハイカットスニーカー・・・おしゃれがすぎるぜ!

真っ先にあつむ先生が伝えたいのは、自分からすすんで講師になったのではなく、お世話になった怖い社員さんに「やれ!」と言われ、怖かったのと恩返しをしたかったのでなっただけ。
渡辺 「私は決して、横柄な人間ではありませんーーー」

現在、9期ではハリセンボン、しずるが売れておりますが・・・
渡辺 「お前らより先売れてよかったーー!俺、売れてなかったら、成立してへんやん!」
橘 「教え子が売れないことを望む先生がどこにいます!?」
根建さんをゆびさし、すっごい笑顔で 渡辺「全然売れてへんやーーん」

NSCのシステムとしては、入学から半年程すると、4クラス800人の中から、講師が選んだ1軍の「選抜コース」を作る。
今日いるメンバーでそこに入っていなかったのは、ゆったり感と、エリートヤンキー。
この2組と会うと、いまだに緊張するあつむ先生。
先日のライブスタンド大阪の食堂で、橘さんと一緒になったのにすっごい離れた席に座ったほど。

そんな渡辺鐘先生が、売れると思った芸人、売れないと思った芸人を挙げていくというこのコーナー。

「売れると思った芸人」
・ハリセンボン
今でこそマイルドになったものの、初めて見た時の衝撃はすさまじく。
春菜ちゃんは「いのしし」。はるかちゃんは、村の伝説となっている「河童のミイラ」。渡辺「河童に申し訳ない!ミイラ!」
春菜ちゃんのあつむ先生のイメージは「やさしい」。一切ダメ出しされた記憶なし。「何もしなくてもいい。ただ立ってるだけでいい」と言われたほど。

・しずる
あつむ先生の記憶では、前のコンビからそれぞれ選抜コース。
でも正しくは、チョコサラミ(池田さんの前のコンビ)が先に選抜へ。ピスタチオ(村上さんの前のコンビ)は次のネタ見せで選抜にあげるかどうかというところで解散。
渡辺 「ってことは、池田の方を評価してたってこと?よし、はっきりしとこ・・・しずるは池田!」
村上 「なんではっきりさせたんですか!?」
それぞれのコンビ解散し、あの2人がしずるとしてコンビを組んだと聞いたあつむ先生は、ネタを見せてほしいと声をかけ、しずるは1回のネタ見せで即選抜コース入り。
そのエピソードを聞いて「すぐに選んでもらったのか・・・」と西島さんがあまりにリアルな落胆。
橘 「当時、つらかったんですって!」

・ライス
9期の中で一番ネタが洗練されていて、完成度が高かったとのベタ褒めに、ライス二人が立ち上がりへらへらじわじわあつむ先生に歩み寄ってくる。
渡辺 「ドラマ出てるんやって?」
関町 「健さんと敦子さんと一緒にやらせてもらってます」
地元の先輩のような呼び方!
そんなライスに授業中、あつむ先生がアドバイスしたのは、「ずっとおもしろいけど、『ここ笑うとこですよー』という親切な山場を作って、見る方に歩み寄ることをせなあかんよ。」
しかし、当時とがってたライスはそれを聞いた瞬間、「俺らのネタにケチつけんなよ」という表情に。
それを見たあつむ先生は、「ライスこわーーーー!」とビビる。
関町 「寝起き、顔むくむんですよぉー」
今でこそ、コスり芸をものにしてるほどですが、当時は相当だったようで。
コンビ揃って立ち上がって「当時ライスはとがってましたよ!」と力説するのは、もちろんしずる。村上 「ジャリズムって誰だよーって言ってましたよ!」
ライスにそんな表情をされても、「俺の言ってる方が絶対正しい!」と信じてたあつむ先生は、9期の卒業公演を見ていてみんながウケればウケる程嬉しかったものの、ライスのときだけ「ウケるなー」と念じる(笑)。その結果の8位。

・囲碁将棋
9機の中で一番ちゃんとした漫才。
NSCの段階で、既に自分より面白くて上手い漫才をしていたので、卒業後、順調に売れると思ったら現在・・・こんな状態(笑)
一度飲みに行った時、文田さんから、阿国ちゃんと付き合ってたことを知らされ、渡辺 「それでかー・・・」

・ハイアンドロー
しんちゃんと菅さんのコンビ。9期で一番華があった。
しかし、あつむ先生には二人の仲の悪さが伝わり、解散するんだろうなとわかっていた。
「良ちゃんはもちろん天才なんですが、当時、僕も天才でして〜」というしんちゃんの弁もありましたが、
あつむ先生は、しんちゃんがネタを間違えたのに、菅さんのせいにした場面を目撃したことあり。

ある日、事務所であつむ先生が休憩していたら、菅さんとタートル比嘉さんが遅刻したことにより、次のNSCの公演に出さないと怒られていた場面に遭遇。
そんな理由でライブに出られなくなるのはおかしいと思い、2人とも自分の選抜の生徒ですし、謝ってるから許してあげてくださいとあつむ先生が頭を下げたことで、ライブに出れるようになる。
渡辺 「・・・っていう話、お前ぜんぜん覚えてへんやんけ!!!」
このエピソード中の菅さん、終始きょとん。
菅 「ア、オモイダシマシター。 ソウダソウダ。」 「アツムサンアッテノ イマノボクデスカラ」
いつも以上の棒読みになってますよ。

・オオカミ少年
リズム芸が完成されてた。
もう完成されているから、武器としてそれ以外のネタをしてみては?と提案してたほど。
ネタもアドバイスしやすく、アドバイスしたら、次の授業ではそれ以上のことをしてくれる理想的な生徒。
すぐに売れると思ったら、翌年同じパッケージでオリラジが!
テレビでオリラジを見た瞬間、「あっかーん」と頭を抱える。渡辺 「オオカミ少年、もう乳臭い・・・。」

・昼メシくん
ここまで気持ち悪かったら、誰か気に入るヤツがいるだろう。
特別に、ゲストで登場!
近況としては、結婚し、子供も生まれ、子育てに忙しい昼メシくん。
初耳でびっくりしてたあつむ先生の真っ先の感想が、 「おまえの嫁はん、めっちゃエロいな!」

NSC当時のネタ「イボイボマン」披露。
確かに、売れると思うほどのネタ。
これを見た大工富明先生は、笑いすぎてコメントできなかったという伝説あり。


「売れなさそうと思った芸人」
・サングラス
9期みんなが「だれ?」。そんな中、なぜか橘さんが詳しい。トリオ。3人とも眼鏡をかけてるから、サングラス。
NSC出身のあつむ先生は、自分がNSCの時はダメ出ししかされず、こうしなさいとは一切言われたことがなかったので、自分はダメ出しは一切せず、できるだけ具体的なアドバイスをするという方針。
9期はみんな優秀で、アドバイスもしやすかったものの、このサングラスにだけは何も思い浮かばず。理由は・・・・渡辺 「全然おもんないねん!!」
ネタ見せ後、何も言う言葉が見つからず。必死で探すと、ぽっちゃりしてる方がとがった眼鏡を、ガリガリの方が丸眼鏡をしてたので、「逆にしたら?」との見切り発車でしぼりだしたアドバイス。実際、交換した眼鏡をかけた瞬間、生徒全員が「おぉー」。それでなんとか切り抜けられたあつむ先生。

・古賀
高学歴の真面目すぎるピン芸人。
4クラスのネタ全部を見終え、へとへとになった所に、「先生、ネタ見てください」と毎回来る古賀くん。
後半は、「これでええんちゃう?」と、さすがのあつむ先生も冷たくあしらってしまったと、反省。

・おしゃれ将軍
地毛で本物の殿様ちょんまげをしてるピン芸人。
キャラだけではなく、ネタもしっかりした内容。ただアドバイスすると、機嫌が悪くなる。渡辺 「リアクションがライスと一緒!」
このおしゃれ将軍、実はエリヤンに加入しようとしていた。 「エリート、ヤンキー、将軍・・・並びはキレイだな」と言う将軍を、西島さんが必死で阻止。
その次は、昼メシくんと組んだ将軍。コンビ名は、「将軍様と和尚さん」

・天狗
選抜コースなのに!
理由は、当時から原型のあったビンタ漫才。そのビンタされてる川田さんの顔が嫌い!気持ち悪い!から。
川田 「そんなこと思われてたんですか・・・」
渡辺 「今もやぞ!」
ハリセンボンは年々かわいくなってきてるけど、川田さんは年々気持ち悪さが増している。
と、むちゃくちゃ言われ、どう返すのかと思えば、 川田「あつむ先生、誕生日一緒や無いですか」
全員で「知るか!」
渡辺 「ネタは面白かったけどねー」

・北まくら
9期卒業公演の打ち上げ時、あつむ先生のところにいろんな生徒が挨拶にきてくれる。
北まくらが挨拶に来た際に、山田さんが言った言葉は「ギャグください。」。しかもあの「ホップ ステップ 手相!」を。
どうやら酔っておらず、ガチ。ここで山田さんがイタい人だと気づくも、結果、本当にあげてしまったあつむ先生。

数年後、テレビでそのギャグを渡辺さんがしているのを見た山田さんが「ドロボウ!」と言ったのを、相方の浅井さんが聞き、ぞっとする。

コーナー最後に、あつむ先生からの質問。「打ち上げあんの?」
打ち上げは未定。・・・でもなぜ?
「無かったらええねん。帰るし。」
「でももし打ち上げ決まってて、誘われてないのにまだ俺、残ってたら、『まだおるでーどうするー』って思われるのがいややねん。」
そんな心配しすぎなあつむ先生に元教え子達は、「打ち上げします!一緒に行きましょう!」
「ほんま!?」と喜び「誰も言ってくれなかったからー!」と半泣き状態の先生。

そしてエンディングでもあつむ先生登場。
コーナー中、えんにちについての話ができてなかったので。
アイパーさんは、アントニオモンターナではツッコミ。
変われと言えるはず無かったが、ずーっと「お前、ツッコミちゃうやろー」と思っていたことを告白。
そして望月さんについては・・・・渡辺 「ごめん!覚えてないねん」

売れないの方に天狗と山田カントリーを挙げたけども・・・「本気じゃないぜ☆」と去り際もさわやかなあつむ先生でした。




はぁ、ほんとーーーに幸せすぎるコーナーでした。

小学生の時から大好きな人と、最近大好きな方々がこんな関係でつながっているというのが、まず素敵な奇跡でしかない。
春から渡辺さんがNSCの講師になるらしいと聞いたあの、びっくりした以上にもうこのまま芸人に戻ることはなくなってしまうのかなと落ち込んだ時、9期はまだ9期ですらなかったのですね。
そして今、渡辺さんはジャリズムとなり世界のナベアツなり、芸人として売れて。今私は、その教え子達を見るために東京くんだりでかけていて。そして何より今もずーっと渡辺さんを好きでいられている。
7年ってすごいなぁ。めまぐるしい変化がまきおこってるようで、私、なーんも変わってなかった!(笑)

そんな方々のいろんなエピソードをたっくさん聞けて、ほんとに幸せで幸せで。
結果、渡辺さんのやさしさ、熱さ、才能・・・ぜんぶひっくるめて大好きなんだと再認識。
あつむ先生と慕ってる9期もかわいいけど、教え子達をイジりながらもいい所を褒めまくるあつむ先生の言葉が重くてあったかい。
こんなようできた人おりません。
好きでよかった。

バッファローさんの面白い人レーダーの察知能力の高さには、何度も何度も驚かされたてきたはずなのですが、こうやってみると渡辺さんの先見の明も相当なものですね。
あつむ先生の選抜コースのメンバーすんごい。・・・囲碁将棋が売れてないという誤算はあったもののね(笑)

こんな話を聞いていると、いろんなNSC講師の方々のお話、聞いてみたいなぁ。
よし、7年後は家城さんの教え子達のトークが聞けますように・・・。
そのときも、どーせ私は劇場に通ってるんでしょうし(笑)

Recent Entries
プロフィール

ナホ

おもしろいものとおいしいものがすき

Recent Comments
Archives
画・どツボ
  • ライブドアブログ