2009年05月14日
アン女王のシリング銀貨
スペイン継承戦争(1701年〜1714年)が本格化し始めた1702年4月23日、先王ウイリアム3世の事故死によりアン女王が即位する。また戦争中の1707年5月1日、イングランドとスコットランド両議会において国家統合を定めた「合同法」が成立する。これにより長らく「同君連合」に過ぎなかった両国は統一国家として合併し、グレートブリテン王国となった。

『ビーゴ湾の海戦』
スペイン継承戦争中に起こった、ビーゴ(ヴィーゴ)湾の海戦で得た戦利品である銀塊を用いて、ギニー金貨と同じく、「VIGO」刻印のシリング銀貨が製造された。(※詳しくは、ギニー金貨の項で紹介済み。)

『銀貨のデザイン』
アン女王のシリング銀貨は、肖像面が4種類、裏面が2種類デザインされた。(尚、裏面デザインは、イングランド王国からグレートブリテン王国に改められた時に、紋章デザインも同時に変更されている。)
1714年8月1日、アン女王が没すると、女王には成人した子供がいなかった為に、代ってその後継としてジェームズ1世の曾孫である、ハノーファー(ドイツ語ではハノーヴァー)選帝侯(国王)ジョージ1世が迎えられる事となる。またこれにより、ロバート2世以来、350年間続いたステュアート王家はここに断絶し、新たにハノーファー家がイギリス王家に頂く事となった。
尚、アン女王には異母弟ジェームズ老僭王(ジェームズ2世とメアリー・オブ・モデナの子)が居たが、カトリック信者であった為に議会が難色を示し、「プロテスタントに改宗する事で後継を認める。」との議会の提案をも拒んだので、王位継承権が認められなかった。また、ジョージ1世の即位を不服としてスコットランドで武装蜂起するが敗れ、結局、王位継承は叶わなかった。

スペイン継承戦争中に起こった、ビーゴ(ヴィーゴ)湾の海戦で得た戦利品である銀塊を用いて、ギニー金貨と同じく、「VIGO」刻印のシリング銀貨が製造された。(※詳しくは、ギニー金貨の項で紹介済み。)

『銀貨のデザイン』アン女王のシリング銀貨は、肖像面が4種類、裏面が2種類デザインされた。(尚、裏面デザインは、イングランド王国からグレートブリテン王国に改められた時に、紋章デザインも同時に変更されている。)
1714年8月1日、アン女王が没すると、女王には成人した子供がいなかった為に、代ってその後継としてジェームズ1世の曾孫である、ハノーファー(ドイツ語ではハノーヴァー)選帝侯(国王)ジョージ1世が迎えられる事となる。またこれにより、ロバート2世以来、350年間続いたステュアート王家はここに断絶し、新たにハノーファー家がイギリス王家に頂く事となった。
尚、アン女王には異母弟ジェームズ老僭王(ジェームズ2世とメアリー・オブ・モデナの子)が居たが、カトリック信者であった為に議会が難色を示し、「プロテスタントに改宗する事で後継を認める。」との議会の提案をも拒んだので、王位継承権が認められなかった。また、ジョージ1世の即位を不服としてスコットランドで武装蜂起するが敗れ、結局、王位継承は叶わなかった。