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シングル66を七世代でもやっていくブログ

【シングル66】宿り木展開テテフフェローチェ

 シングル66オフ夜空杯で使用した構築。
 メガフシギバナとテッカグヤの宿り木や、シャワーズの願い事で眼鏡カプ・テテフを使いまわしながら珠フェローチェで突破を図ることが狙い。メガメタグロスへのマークが薄く予選3-3と振るわぬ結果となってしまったが、サンムーン最後の構築となるため(、また、自戒の)公開。
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フシギバナ@フシギバナイト(葉緑素)
実数値 187・*177・142・140・115(メガ)
実数値 187・*133・120・120・115
努力値 252・0・140・0・0・116
ヘドロ爆弾・目覚めるパワー炎・宿り木の種・光合成
 
シャワーズ@食べ残し(貯水)

実数値 237・*123・130・115・86
努力値 252・0・252・0・0・4
熱湯・冷凍ビーム・願い事・守る

バンギラス@ラム(砂おこし)

実数値 207・172・130・*・150・81
努力値 252・20・0・0・236・0
岩雪崩・追い打ち・電磁波・ステルスロック
 
カプ・テテフ@こだわり眼鏡(サイコメイカー)
実数値 145・*・127・166・135・147
努力値 0・0・252・4・0・252
サイコキネシス・サイコショック・ムーンフォース・シャドーボール
 
フェローチェ@命の珠(ビーストブースト)

実数値 146・189・57・158・51223
努力値 0・252・0・4・0・252
飛び膝蹴り・とんぼ返り・冷凍ビーム・毒づき
 
テッカグヤ@ヒコウZ(ビーストブースト)

実数値 189・*・123・154・124・113
努力値 132・0・0・100・20・252
エアスラッシュ・ボディパージ・宿り木の種・身代わり

・個別
【フシギバナ】
序盤はマンムー等のステルスロックの展開役の相手や、中盤にかけては宿り木の展開、終盤はカプ・コケコやゲッコウガとのタイマン等、広い場面での活躍が見込めるメガシンカ枠。それゆえに簡単にゴチルゼルに処理されたり、想定外のダメージを受けないよう、繰り出しの場面をよく考えなければならない。
耐久ラインは、物理方面はA182の一致120技をステルスロック込みで高乱数2耐えを確保し、メガシンカ後であればマンムーやガブリアス等のアタッカーへの繰り出しを可能にした。
あまりないとは思うが、HPは180未満まで削るとゲッコウガの珠神通力+ステルスロックを耐えなくなるので注意。

【シャワーズ】
鋼や炎タイプからの引き先としての役割を担う。願い事による高いクッション性能や、守るが宿り木との相性がよいことから採用。熱湯は採用しない理由がないメインウエポンという認識で間違っていないとは思うが、ボーマンダ想定の冷凍ビームに関しては他のポケモンで撃ち合えることから、この構築に関しては優先度は低いように感じた。バトンや吠えるあたりが代替案。
配分については、振り切り+食べ残しまでないとバシャーモの飛び膝蹴り等、一致の高火力技を受けられないため、HBとしている。余談だがHDラインもそこそこ高いためカプ・コケコの10万ボルトなら耐える。

【バンギラス】
ステルスロックや砂あらしによる蓄積を行うことや、電磁波によるサポート、追い打ちによるゴチルゼルやメガゲンガーの崩しへのストッパーとしての役割を持たせた。
HP振り切りかつ、C222メガゲンガーの気合玉高乱数耐え、砂ダメージ一回+交換際追い打ちで167-101メガゲンガーを高乱数で落とせる配分とした。

【カプ・テテフ】
高火力による崩しとサイコフィールドでフェローチェのサポートを担う。
範囲を広げるS振り切り、ボーマンダ等の決定力40000近い火力を出すアタッカーとのタイマンに勝てるようBに配分した。補正のみでもサイコキネシスでガブリアス程度の耐久なら一発圏内、サイコショックでラッキーまで確定2発をとれるため、十分な火力を持つ。サイコショックを10万ボルトすると範囲は確保できるが、カビゴンやハピナスもいないわけではないので、悩ましいところではある。

【フェローチェ】
オーソドックスなAS珠の個体。
龍舞を積んだギャラドスや、控えめスカーフカプ・テテフ等、微妙なSラインのポケモンに止められないよう最速とした。ビーストブースト発動後に、持ち物のわからないゲッコウガと対面してもなんらかの技を選択できるのは利点であった。

【テッカグヤ】
宿り木展開でのサポートから、大きく削りを入れられるヒコウZ個体を採用した。
63では同じ技構成の型が見られるが、66においてもなかなか活躍することができた。HPは身代わりがナットレイの無降りジャイロボールを耐えるよう配分し、Cはビーストブースト後もしくはステルスロックが入ったメガボーマンダをヒコウZで一発のライン、最後にD振りでダウンロード対策を施した。
受けよりのポケモンが採用されやすい66においては積むタイミングは多かったが、逆に流される手段も多かったので、Cに多めに振り分けてエアスラ(ヒコウZ)や宿り木でどんどん負担をかけていくのが有効。


オフではメガメタグロスへの対策が薄く2敗、持ち物を絞り切れずゲームプランが崩れた1敗と、そもそも構築に難があった部分が大きいので、取り巻きをもう少し突き詰めてどこかでまたこのコンセプトを使えればなーと思います。
ウルトラサンムーンでどこまで環境が変わるのか想像できませんが、66は続けたいと思うので、夜空杯を今後ともよろしくお願いします。(コンゴトモヨロシク)

【シングル66】ドヒドイデカビゴンサイクル

 先日開催した、シングル66オフ夜空杯で使用した構築。
 今作フィラの実を始めとする、『苦手な味だと混乱してしまう木の実』の回復量が1/2になったことで実質的な再生回復を得たカビゴンや、そのカビゴンが苦手とする格闘タイプの技を半減し、再生力による受け回しに優れるドヒドイデの組み合わせに注目して取り巻きを考えたものとなっている。
成績としては予選8-0で一位通過、決勝でユウキさんに敗れて準優勝であった。
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カビゴン@フィラの実(食いしん坊)
実数値 254・130・100・*177・50
努力値 148・0・116・0・244・0
恩返し・地震・鈍い・リサイクル
 
ドヒドイデ@黒いヘドロ(再生力)

実数値 157・*211・73・175・55
努力値 252・0・156・0・100・0
熱湯・黒い霧・毒びし・自己再生

ボーマンダ@ボーマンダナイト(威嚇→スカイスキン)

実数値 171・197・150・126・110・189(メガ)
実数値 171・197・150・126・110・189
努力値 4・252・0・0・0・252
捨て身タックル・地震・大文字・羽休め
 
カプ・コケコ@こだわりスカーフ(エレキメイカー)
実数値 145・121・106・147・95・200
努力値 0・0・4・252・0・252
10万ボルト・マジカルシャイン・ボルトチェンジ・とんぼ返り
 
マンムー@コオリZ(鈍感)

実数値 185・194・113・*・80・125
努力値 0・212・100・0・0・196
地震・つらら落とし・氷のつぶて・ステルスロック
 
ギルガルド@食べ残し(バトルスイッチ)

実数値 167・153・70・222・71・80(ブレード)
実数値 167・63・170・112・171・80(シールド)
努力値 167・0・0・252・4・0
シャドーボール・ラスターカノン・影うち・キングシールド

・個別
【カビゴン】
ドヒドイデと組ませて受け回しをする枠で、主に特殊への繰り出しを担う。
C200眼鏡カプ・テテフのサイコキネシスをリサイクルで受けきれる※程度まで耐久を伸ばし、残りは汎用性を上げるためBに回している。
ポリゴン2やカプ・レヒレ、シャワーズなどの物理受けを流すまたは突破するため鈍いを持たせている。
持ち物は虫食いを考慮するとウイの実にしたかったが、特に打ちそうな敵が思いつかなかったためフィラの実にしている。一応現在のプールだとグソクムシャ以外はA下降補正にしそうなポケモンが多かったのでこれでよかったと思う。

※体力満タン、フィラの実を残した状態かつ、毎ターンリサイクルを選択した場合、フィールド補正有りのサイコキネシスを5発受けることができる。

【ドヒドイデ】
主に格闘、水、一部のフェアリー技を受ける。熱湯、毒びしによる蓄積も兼ねる。
配分としては、ステルスロック+ヘドロ回復込みで、C無降りイーブイのC+2アシストパワー耐え(ナインエボルブースト後)となっている。このことにより、自身が積みの起点を回避できるだけでなく、バトン構築に対しても一定の対策となった。実際はステルスロック以上の蓄積を受けることも考慮し、もう少しDを上げてもいいのかもしれない。

【ボーマンダ】
7世代66においてもトップメタとなりそうなメガシンカポケモン。
無邪気にした場合、ステルスロック込みで、C147火力補正アイテムなしのカプ・コケコの攻撃で確定で落ちるようになってしまうため陽気としている。このCのラインでも175-121程度の耐久のメガハッサムは倒せるため十分と判断した。

【カプ・コケコ】
蓄積を入れた後のフィニッシャー、ボーマンダやギャラドスなどの積みアタッカー、その他スカーフポケモンのストッパーとして採用。序盤でも積極的に場に出せるよう、とんぼ返りとボルトチェンジを両立しているのが特徴となる。とんぼ返りは、ステルスロックを撒けるポケモンが少ないことから、採用される可能性が高そうであった、マンムーの襷を割ることができるため有用であった。

【マンムー】
ステルスロック要員や、ボーマンダ、カプ・コケコのストッパーとして採用。
配分は、
・185-101マンムーをコオリZつらら落としで最低乱数以外1発
・204-123テッカグヤ(食べ残し2回込み)コオリZ+つらら落としで最低乱数2回連続以外で落とせる
・Sテッカグヤ抜き
・B残り(A182マンムーのコオリZを耐える程度の耐久)
とし、頻発しそうなマンムーミラーで勝てるように意識した。また、コオリZは流し際に出てくることが考えられる、テッカグヤやギャラドスに負担をかけることができる。

【ギルガルド】
今作増加すると考えられるフェアリータイプのポケモンに強いポケモンとして採用。特にこの鋼枠はカプ・テテフに厚くできることを重視した。
臆病HSのどくどく、身代わりを採用した型も考えたが、ドヒドイデの毒びしや熱湯がどくどくの標的にしたいポケモンに通ってしまった場合の懸念があったことや、フェアリーやウツロイドを迅速に処理できるラスターカノンが欲しくなり、今回の構成となった。
影うちは便利であったが、カビゴンの鈍いを無視できる聖なる剣も採用の余地はあると思う。


対戦していて、配分や技において何か足りないという気持ちは特にわかず、なかなか満足いく構築になったと思う。今回はZワザを役割破壊ぎみに使用したが、66に限ってだがこういう使い方をしたほうがアドバンテージが大きいように感じた。今回はレートでいうところのシーズン1のプールで66を行ったわけだが、今後はバンクも解禁されて大きく環境が変わるので、そこについていけるよう考察を重ねる。

【TOT】ゴージャスカブトプス

 インターネット大会『トリック・オア・トリート!?』で使用した構築です。
 岩雪崩の一貫が良さそうに感じ、雨カブトプスから構築をスタートしたものの、先発ロトム・サザンドラ、後発ウルガモス・グランブルが基本選出となりました。
 結果としては8戦しか潜れなかった甘えっぷりなので結果が出る前に更新。

ToT













ウルガモス
実数値 161・*・85・187・125・167
努力値 4・0・0・252・0・252
 
サザンドラ

実数値 177・113・111・187・128・130
努力値 76・0・4・196・140・92

レパルダス

実数値 157・109・77・*・78・173
努力値 140・4・52・0・60・252
 
グランブル(S0個体)
実数値 178・189・95・80・100・45
努力値 100・252・0・0・156・0
 
ウォッシュロトム

実数値 135・*・128・165・129・134
努力値 76・0・4・196・12・220
 
カブトプス

実数値 135・167・125・*・91・145
努力値 0・252・0・0・4・252

・個別
【ウルガモス】
上からサザンドラの弱点をつけ、貴重な炎タイプの攻撃ができるポケモン。
ヨロギかイトケで悩んだが、雨を勝ち筋の一つとする以上ウォッシュロトム耐性は高めるべきだと感じイトケにした。

【サザンドラ】
C187ウルガモスの虫のさざめきや、C194サザンドラの竜の波動耐えを施したサザンドラ。少し耐久に回したおかげでスカーフ持ちに弱点を突かれても行動を保障できるようになった。ただここまでSを落としてしまうならいっそ耐久に振りきった方がよかったかもしれない。

【レパルダス】
ウルガモスやロトムの補助や、カブトプスへの繋ぎを担う。ウエポンがないことから選出が困難であったが、アンコによって確実に詰みへ持って行けたのは強力だった。このルールだとじゃれつくあたりを持っていてもよかったかもしれない。スペースないけど。

【グランブル】
サザンドラやウルガモスへの引き先となるポケモン。ガラガラ等のトリルアタッカーへの耐性を高めるためにも採用した。噛み砕くで少しでもブルンゲルを消耗するためAはぶっぱ。HPを極力高めに確保したうえで舞ったウルガモスのダブルダメ熱風2耐えまでDに振った。トリルがなくとも非常に動きやすいポケモンであった。

【ウォッシュロトム】
ウルガモスやクロバットを上から縛るための枠。ハイドロで無振りウルガ確1、10万で無振りクロバット確1、シグナルビームで無振りサザンドラ確2と怪しさだらけの火力であるが、初手の出しやすさやサザンウルガあたりと並べた時のスカーフの透けづらさが魅力であった。一番活躍したポケモン。

【カブトプス】
先制技の火力に期待して鉢巻を持たせたかったが、雨のとき動きづらいと考え珠にした。雨がなくともウルガモスを縛ったり放置すると雪崩で大きく削るなど意外と動ける印象だった。ギルガルドとロトム、ブルンゲルのうち2体以上採用されていなければ選出したかったが、あいにく採用されている構築が多く涙をのんだ。
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