2022年1月2日探訪。
昭和20年9月開業の歯科医院。
昭和53年頃閉院、平成4年頃?住人もここから去ったようだ。
※2022年3月初頭までに解体されました。
駅前にでんと構える小さな医院。
表札の『歯』の文字が旧字な所に歴史を感じる。
右側部分は住居になっている。
ここに来るつい数ヶ月前まで入口はベニヤ板で封鎖されていたようだが、
探索者は多いのかこの日はウェルカムになっていた。
かつてはこの空き地に料亭の廃墟があったが、数年前に解体されたようだ。
入口には看板が落ちていた。
中に入ると雑多にモノが置かれている受付兼待合室。
ソファーがある。
診察室に入った所。こじんまりとした空間に2つの診察台。
右サイドから。部屋自体はかなり狭い。
埃の積もった診察台。長年使われていないのが伺える。
カラフルな薬瓶が置かれている。
歯をなんかする道具たち。
見てるだけでキリキリ痛くなって来そうw
受付裏の机。
診察室に堂々と灰皿がある事が今の時代信じられない。
料金表があったので一応。
残留物を見るとどれも昭和53年辺りで止まっており、やはりこの頃閉院したと思われる。
左側の診察台。
2つの診察台の間には、ナショナルの大文字ロゴ(昭和41年~46年)が入った
床置きエアコンがあった。
左サイドから。
正面に歯科技工室があるが、こちらは物置になっており特に見るべきモノは無かった。
引き出しの中は歯科器具が満載。
歯科技工部屋。
多少の器具は残っているが基本物置。
工賃表。
技工室から更に奥に行くと居住部へと繋がるが、こちらも特に見るべきモノは無いので適当に撮って終了。
2022年3月頭、廃仲間が再度確認に行ったところ全てが無に還っていた。
何とか探索間に合ったという安堵感がありつつも、あまりにも唐突に解体されたので
本当に驚いた。
※この画像は廃仲間からの借り物の為、無断転載厳禁です。