2011年5月4日探訪。
採掘した炭酸カルシウムを天日乾燥させる為の施設。
昭和7年の工場操業~乾燥方法が変わる昭和40年代後半まで使用されていた。
最盛期には118棟の乾燥小屋が建ち並び、壮大な景観を築いていたそうだが、
昭和50年代に多くが解体され、現在は3棟を残すのみである。
国内に現存する唯一の炭酸カルシウム乾燥施設であり、
保存を含めた活用方法を検討しているそうだ。
山道を走っていると、高台にオール木造の乾燥小屋が見えてくる。
入口部分。現在は簡易的な倉庫に使われているようだ。
トロッコ軌道が見える。左にもう1棟乾燥小屋が見える。
内部。2階部分にトロッコが走っている。
柱は松、梁は栗、棚は杉と様々な木材が使われている。
ホッパー。
無数の棚が並ぶ。