2009年4月30日探訪
例のつり橋から探索を重ねる事約1時間半、ようやく発電所屋へ辿り着いた。
昭和15年~昭和39年まで稼動していた水力発電所。
とりあえず外観を見てみる。
戦中に施された迷彩模様が微かに残る。当時は上の本体にもあったと思われる。
入り口から入ると、2階と地下へ向かう階段、正面の部屋へと分かれる。
正面の部屋には何かの電気設備が残る。
振り返ると、隣の部屋への入り口が見える。
洗面台のようなものがある。どんな用途に使われた部屋なんだろう?
電気設備の残る部屋から右に入ると、この廃墟のメインであるホールが姿を現す。
山を彷徨い疲れていたが、あまりの美しさにそんな事はどうでも良くなった。
暫し時を忘れてこの光景を楽しんだ。
山や川といった自然の要塞に囲まれた発電所。
滝が見える。
天井はかなり高い。10m以上あるだろうか?
植物が進入して来ている。
何気ないものがいちいち画になるw
窓からやわらかい春の日差しが注ぎ込む。
その3へ続く。