2008年9月17日、10月22日、2009年1月2日、10月13日、2011年10月10日探訪。

足尾銅山関連施設の通洞動力所。
削岩機の動力に使用する圧縮空気を坑内に供給する為の施設である。

明治45年に設置されたコンプレッサー『インガーソルランドPE-2』は出力320馬力を誇り、
当時国内にある鉱山の中で最大であった。

2011年の3月以降のどこかで、正面左木造部分の建屋が自然崩壊してしまったようだ。


この施設がある通りには、中才浄水所、通洞変電所、新梨子油力発電所、通洞選鉱所、
通洞坑といった足尾銅山関連の産業遺産が建ち並んでいる。

※2022年3月頃解体されました。


通りから見える煉瓦の建物。
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通洞変電所の横から建物へ向かう。
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かなり痛んでいる。
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内部。
入ってすぐの光景。
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足元にはガス栓のようなものがある。
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入口部分を内部から。
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内部全景。左には小さなクレーンが設置してある。
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建物右側は2008年時点でも半崩壊気味だった。
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入口の左側には巨大なトランスが設置してある。
通洞変電所からの電力をここで受けていたのだろう。
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クレーンの説明が書いてある。
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コンプレッサーの操作説明が細かく書いてある。
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奥から。
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2011年にこの木造部分は崩壊してしまった。
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