2010年4月30日探訪。
伊豆にはいくつかの金鉱山が点在しているが、そのひとつが木造選鉱所で有名な
清越金山である。
昭和7年に中外鉱業が清越金山を取得、開発を進めたが、
昭和62年に休山となった。
※2011年9月下旬~10月上旬頃解体されました。
選鉱所全景。
撮影ポイントは、地元の業者が工事用の資材置き場として使っている。
中に入るとトロッコが迎えてくれた。
全て木造の選鉱所。
ホッパーとトロッコの位置関係。
ホッパーから落ちてきた鉱石をベルトコンベアが運ぶ。
縦横無尽に延びるベルトコンベア。
選鉱所の端に小さな小屋があった。
事務室か休憩室だろう。
窓から見える緑が綺麗だった。
2階にやってきた。
複雑に入り組んだ梁。
何となく遊郭のようなものもイメージさせる。
1つ上の階層に回転系の動力部があった。
コンベアを動かしホッパー部分へと鉱石を運ぶ。
有名な光景。
比較的しっかりした建物だったが、やはり傷みは目立つ。
動力部より上は階段が落ちていて進めなかった。
一旦外へ出て外階段で上に向かう。
本来はここから上がって来られた筈だ。
坑口からやって来たトロッコの中継点だったようだ。
隣の部屋には古い電話とまだ中身の残るウイスキーのビンがあった。