2011年9月25日探訪。
1933年旧海軍から要請を受け、とある企業により設立されたカーリット爆薬製造工場。
戦後も火薬工場として機能し、1975年頃工場の統合により閉鎖となった。
この施設の概要だが、大きく分けて4つのエリアが存在したようだ。
東側から発電施設や工場跡と思われる建物があるAエリア
Aエリアからトンネルで繋がれ、火薬庫のあるBエリア
Bエリア同様の火薬庫があるCエリア
山をひとつ越え、火薬庫や製造設備などがあったと思われるDエリアとなっていた。
思われると曖昧な語気なのは、このDエリアはとある施設建設の為解体され、
現在その痕跡が全く残っていないからである。
かつての航空写真を見ると火薬庫や縦長の建物が確認出来るのだが、
これがどのような用途に使われていたのかは不明であった。
今でこそかなりの人が訪れているこの場所だが、私が知った時はWEB上にある数枚の写真しか
手掛かりがなく、先日載せたM医院同様肝心な場所が全く分からない場所であった。
場所を探して1年近く右往左往したが、最終的にtwitterの廃墟仲間に場所を教えてもらい、
上記日程にて合同探査と相成った。
各所廃墟サイトでも書かれているが、この場所はアクセス難易度が非常に高い。
右上に見えているような砂岩の崖に囲まれ、手前側は海になっている。

切り開いたあるルートから行くと、まずはこんな工場跡のような建物が現れる。

右側はがらんどう。

左側はかなり崩壊している。
タンクのようなものを置いていた台座の跡がある。

普通じゃ見落としてしまいそうな場所にプレハブ小屋が建っていた。
吹き抜け2階建て。
ここにも何か台座のようなものがあるが、用途は全く不明である。
奥へ進むと倒壊寸前の建物があった。

緑の中、赤い彼岸花が印象的に咲く。
建物内部。いつ崩れてもおかしくない危険な状況。

この場所の数ヶ月前の写真を見たが、ここまで酷くはなかった。

何かのタンクがある。
倒壊した階段や瓦礫がある事から、中二階のようなものがあったと思われる。

奥から。

かなり藪に埋もれた場所に木造とコンクリートの2棟。

木造はトイレであった。

コンクリートの方は、大きなディーゼルエンジンを備えた発電所だった。

山中に眠る旧軍の火薬庫Bエリアへ続く。




ここは房総の火薬庫でしょうか。あの場所を良く見つけましたねぇ、ここは火薬庫の他にも専用軌道や掘削遺構など見所も多くて面白かった記憶が在ります。
アクセス手前の随道を通らずに海岸側へ降りると他にも色々と見付ける事が出来ますが行きましたか?