2012年11月8日探訪。
奥秩父には数多くの森林鉄道が存在したが、その中で最もメジャーな存在がこの入川だろう。
数年前から紅葉を狙って行こう行こうと思っていたがタイミングが合わず、今回ようやく行く事が出来た。
廃線跡はハイキング道として整備され、一応の終点である赤沢谷出合までは簡単に行く事が出来る。
往復8キロと日頃不摂生の身では少々厳しい距離だったが、楽しい散策だった。
林道の分かれ道までは関係者の車も入ってくるので、整備された砂利道が続く。
色付いたぶなやもみじ。
1キロ程歩くと分岐、左に入り廃線跡へ。
すぐに二車線の線路が見えてきた。すれ違いのポイント跡である。
谷を走る線路。この辺りは陽が当たらないので、まだ全然紅葉していない。
陽の当たる山側は綺麗な紅葉。
今の基準で見ると随分と細い線路。
色とりどりの葉が落ちている。
線路は続くよ。
所々に石垣が築かれている。
小さな切通し。
落ち葉に埋もれる線路。
木々の切れ間からは渓谷が見える。
S字カーブ。
場所によっては谷側の線路が崩落している。土砂崩れなどの影響らしい。
橋はここ数年で掛け直されたようだ。
ゆったり2時間を掛け赤沢谷出合に到着。
荒川の始まり。
この石碑意外と分かり難いところにあって、危うくスルーするところだったw
渓谷。
夏が暑かったせいだろうか、この辺りの紅葉はまだこれからといった感じだった。
対岸に明らかに人の手が入った石がある。
この場所にはかつてつり橋があり軌道跡は更に奥へと続くのだが、
道も無く山登りの知識も必要になるので、これ以上はうちの範囲外だろう。