2013年5月26日探訪。
お化けペンションや幽霊ペンションといった呼称であまりにも有名な心霊スポット。
有名物件のわりには経歴が謎であり、開業や廃墟になった年は不明。
現地へ行ってみると森の中にぽつんとこの物件だけがあり、かなり違和感を感じるのだが、
どうやらこの地は別荘やペンション用地として分譲する計画があったようだ。
恐らく先走って建てたものの計画が頓挫、何も無いこの場所では客も来ない・・・
その後は想像通りの顛末を辿ったと思われる。
落ち葉が堆積し轍も消えかけた道を奥に進む。
ここを入ってくヤツは100%これを見に行ったと思われるだろうw
数百メートル入ったところでその姿が見えてきた。
鉄骨と安っぽい壁材で造られた典型的バブル物件だと思われる。
入口から入ると煉瓦で出来た暖炉が迎えてくれた。
入口付近。
アーチの窓が並ぶ。
細かく見て来なかったが、ここはレストランかなにかだろう。
暖炉。
かつては左側に不気味な絵が描かれており、心霊雰囲気の盛り上げに一役買っていた。
今は芸術家気取りが貼ったと思われる古い子供の写真が貼られていた。
軍艦島でも同じ様なのを見掛けたが、同一人物の仕業だろうか。
2階へ向かう。
途中から。
階段を上がった正面。
まぁ、もう何て言うか・・・
自然崩壊も人的破壊も酷い。
暖炉を上から。
隣に屋根の抜け落ちた建物が見える。行ってみよう。
裏側は崩れていたんだ!
こじんまりとした風呂があった。
しかしながらバブル崩壊それに反比例する交通網の発達に追い付かず、分譲やレジャー継続が困難になりつつあります。
今は主にツーリングの方が多いように見受けられますが。
そういうわけでして管理人様がお考えになったような結果であったと県民としても同意せざるを得ません。
噂によると翁島ペンションとプリントされたスリッパやパンフレットがあるとかないとか・・・。
綺麗な翁島ペンション写真、ありがたいです。
変に恐怖心を煽らない感じが好感を持てました。