2013年5月26日探訪。
江戸時代より蛍石の採掘を行っていた鉱山。
明治後期の銅鉱脈発見を機に大規模な開発が始まった。
大正2年、精錬所や事務所といった施設が建てられ、ひとつの町が出来るほど発展したそうだが、
数年で採掘のピークを超え、世界恐慌の銅価格下落なども重なり大正9年閉山となった。
現在はカラミ煉瓦で建てられた事務所や精錬所が遺跡のように残っている。
ひと目見た時から行きたいと思った憧れの場所。ようやく願いが叶った。

多くのサイトで道中が困難と書かれていたが、わりと手前まで車が入るのと、
崖崩れ部分も保存会の手による梯子が掛けられていたので、それほど苦労する事無く辿り着いた。
むしろ何時出てくるか分からない熊の恐怖と、最後の渡河で襲い掛かる蛭が天敵であった。

下流から川を遡ると、左手に事務所跡の煉瓦壁が見えてくる。

内部。



アーチを多用した美しいデザイン。


ヨーロッパの城をイメージさせる。


建物の隙間から植物が生え、少しずつ侵食して行く。

川の対岸にある精錬所部分にやって来た。

こちらもアーチを多用したカラミ煉瓦建築だ。

何かトンネルのようなモノがある。

煙道のようだ。

上を覗くと蝙蝠がパニックになっていた。

こちらも煙突のようだ。

建物は大まかに見て3つのブロックに分かれている。



何か貯蔵庫的な場所だと思う。



植物と同化している。

紅葉が多く生えていたので、秋口は違った趣を見せてくれそうだ。


ネットで見る限りなんだか環境が悪そうだし、なにより熊が怖いです。
よく考えてチャレンジしたいと思います。