2017年12月30日探訪。
心霊スポットとしてあまりにも有名な本物件。
内部に残る資料から、建てられたのは1970年代半ば頃、
廃墟になったのは1990年代半ば頃と推察される。
日帰りや宿泊も出来る福祉研修施設として使われていたようだ。
ちなみにここを運営していた団体は保育園や医療施設、老人介護施設、
果ては葬儀場と現在も近隣市町村で手広く事業を行っている。
そんな事もありこの物件も定期的に管理はされており、過去にも数回完全封鎖されたが、
その都度心霊目的のウェーイ系に破壊されるいたちごっこが続いているようだ。
道に面した部分にある門柱。
そもそも何故ここからダイアナ研究所という名称になったのか。
少し小高い場所にある為、坂を登る。しばらくすると建物が見えて来た。
以前はこんな落書き無かったのだが、今はフィーバーしていた。
玄関の板張りが破壊されている。
入りやすくする為の踏み台がわりか、ご丁寧にポリタンが置いてある。
一通り外観を見て行く。以前は外階段を使い2階から入ったようだ。
裏側も落書きだらけ。
中に入ると受付のような場所があった。
入口正面にトイレと2階へ上がる階段があるのだが、何故か撮り忘れていたorz
左側に廊下がある。板張りのせいでとにかく暗い。
会議室内部。なんか文学全集とか色々置いてあった。
受付内部。
施設の概要が貼ってある。
昭和57年(1982年)の日誌。理事長が何処へ行ったとかそんなの。
未開封の封筒が山の様に積んであったが、中身は単なる宣伝チラシだった。
あて先がいきなり朝鮮学校なので色々邪推してしまうが、欲しい人間がその層なのか、
それ以外はほぼ全て東京都内の女子高だった。
受付の隣に応接室。
ちなみに画像下にずっと黒い影が写り込んでしまっているが、これは心霊でもなんでもなく、
単にレンズフードを外し忘れてそれが写っているだけだ。
廊下の左右に宿泊場と思わしき部屋があるが、正直見るべき点は何もない。
廊下の突き当たりに炊事場がある。
ここも特に何かある訳ではない。
この部屋の隣に風呂場と思わしき場所があったが、廊下が完全に逝っていて近づけなかった。
2階にやって来た。
廊下にテーブル筐体が置いてある。
1979年にリリースされた任天堂スペースフィーバーの純正筐体。
2階は大広間になっていた。
スピーカーの上に誰かが意図的に並べた羊の置物がある。
奥は荷物で埋め尽くされていた。
箱の中身は全てその羊の置物だったw