「人生×僕=」 


2ヶ月に渡り続いた()ONE OK ROCKのアルバムレビューを締めくくるのは
3/6に発売したばかりの6thアルバム、「人生×僕=」 
前回レビューした(してない)残響リファレンスより約1年5か月ぶりのアルバムで、
前作のボーナストラックで「次の(アルバムは)少し重めだよ」 と宣言していたとおり、
かなりハードロック色の強い作品が多く見受けられる。
今日はそんなワンオクの「今」がつまったアルバムを最速(身内調べ) レビューしていこうと思います。




 
1.Intoroduction 〜Where idiot should go〜

最早定番となった1曲目のインスト。
Codaのように今回も曲になっている。
静けさただようなか、映画の始まりのようなオーケストラ調の曲になっている。
今までのように曲がだんだん上がっていきその流れで次の曲に繋がるようにはなっておらず、
一度ピッタリと曲が止まる。


2.
Ending Story??

ピタりと止まった静けさからすーっとTakaの囁きはいってくる曲なので、
今までの印象がくつがえされるような実質アルバムのスタートを飾る1曲目。
曲はさすがのワンオククオリティ。高音ボーカルがあまりないのですごく重く感じました。
ラップパートがあったりと、イントロも含めて、新しい感じがありつつも、ワンオクらしい曲でした。


3.
ONION!

人生をタマネギに例えた歌詞の斬新さもさながら、 ものすごくノリのいい曲でした。
Ending Story??が重めだったのに対し、こちらは今までのように軽めの印象がありました。
まあ軽めといってもワンオククオリティなので他に比べれば重いのですが(笑)
何はともあれ間違いなしにカッコいい曲ですね。


4.
The Begining

こちらはシングル曲ですので言わずと知れた曲ではありますが、
最初にシングルで聞いたときよくも悪くも「ワンオクらしい曲ではない」 という印象が受けられましたが、
このアルバムを通した上でもう一度この曲を聴くと、今のワンオクらしさがこめられているような気もします。
映画 るろうに剣心の主題歌でしたので、映画の雰囲気に合わせにきたのかなーと思ってたのですが、
このアルバムの中では納得の雰囲気ですね。より一層好きになりました。 


5.
Clock Strikes

今回のアルバムのリードトラックでもある曲。
残リファのC.h.a.o.s.m.y.t.hのようにミディアムテンポのバラード調、
ですがこちらの方が若干早く感じられるかも…?
サビまでは早めのドラムリフで、サビでぐんと落としてくるので
その壮大さがすごく心地よくて僕はかなり好きです。
このエモさはとてもワンオクらしいのではないでしょうか。
歌詞もすごく好きです。
限られた時間の中にある永遠とは何か。


6.
Be the light

全編英歌詞のバラード曲となっています。Clock Strikesでももちろん思いましたが、
ワンオクのバラードはすごく明るいエモな感じが洋楽を彷彿とさせますよね。
Takaのハスキーな声も激しいときとはうってかわり、すごく心地よく胸に響いてきます。
王道のロックバラードという感じがしますね。語り口調で歌詞を読むパートも好きです。
とりあえず頑張って和訳したいと思います(は)
Be the lightというのはちなみに、光になるという解釈をしています。
あなたの光になるよーみたいな歌詞だと思って聞いてます。
これでいいのか俺。


7.Noting Helps

曲変わったか?f(^o^)

イントロからまったく新しいとさえ感じるアレンジですね。
オリジナルではドラムやギターもラジオ音で再生されていましたが、
アレンジでは声だけになっています。その他も細かいところに様々なアレンジが大胆にされていますが、
おそらくミキシング、マスタリングを一からやり直しているのでしょう。
各楽器や声の音の大きさ、音質が格段に変えられています。
すごくクセがついているようにも思うのですが、
このようなガッツリとヘビーな曲にはこういうアレンジが合うと僕は思いますね。
ほんとにかっこよくなってます。アルバムverと名づけてもいいレベル。


8.
Juvenile

ワンオクには珍しいリズムだなあと思いました。 
この曲もNothing Helpsのようにガッツリとヘビーな感じですが、
疾走感はなく、ドシッとくる感じ。ん?
DJプレイのような音の遊びがあったり、この曲でおそらく一番かっこいいシャウトパートがしびれます。


9.
All Mine

バラードです、すごく。
タイトルからも悟れるとは思うんですが、ラブソングですね。 
Be the lightとは違って、ピアノ、バイオリンの演奏がメインの本気(マジ)バラードです。 
Be the lightといいこれといい、全編英歌詞のバラードは今までで初めてなのではないでしょうか。
そのためかこちらもすごく洋楽のように聞こえますってかもう洋楽だなここまでくると。
全体的に重めでしっかりつくられている流れの中にこういう曲が混ざっていると
アクション映画の感動シーンのような気持ちになります。
激しい中に優しいぬくもりを感じれるような曲ですね。


10.Smiling down

こちらは激しめのロックバラード。 このアルバムのバラードでは一番重いですね。
カッコいいという印象が見られますね。特に間奏のギターソロがすごくかっこいいです。
ツイッターでもいったんですが、こういうミディアム、ローテンポの曲で
重くカッコいい曲が作れるっていうのはクオリティの高さがモロに出てるなぁと。
そういう曲は残リファにたくさんつまっていたのですが、
それよりもさらに重い仕上がりに感動の一言。
これだからワンオクは抜け目なくかっこいい。 


11.
Deeper Deeper

こちらも言わずと知れたシングル曲。
やっぱめっちゃくちゃカッコいい。
この曲を聴いたときも、あ、新しい。っていうのが第一印象だったんですが、
聞きなれているのもあるとは思うんですが、
アルバム終盤でくると最早「ワンオクだー!!」って感じてしまうような。
ただこの流れでガッツリアップテンポがくるので曲順的には少し違和感、
いやむしろそれがいいのかもしれませんが。 
2番終わりのシャウトから、ラストサビ入りがとっても好きです。
Ryota、Tomoyaくん作曲はすごくすきなのですが、このアルバムではこれ1曲のみでした。


12.
69

衝撃だった。
表のリードトラックはClock Strikesでしたが、
この曲にはこのアルバムにこめられたメッセージが全部ってぐらいつめられています。
歌ではなくほとんどTakaの語りというところが衝撃でしたが、
サビすっごいかっこいいので曲としてのまとまりがえぐいです。

「まだ満足はしてないし叶えなきゃいけない夢もたくさんある
おまけにこの世の中には腐るほどの不満もあって
夢だけ見てりゃ生きていけるようなそんな時代でもなくなってきた
だからこそもっと強くたくましく夢を現実にするために
人生かけて俺らは何かひとつやり遂げる必要がある」 



13.the same as...

1日限定配信されていた曲ですが、ほぼアルバム曲といっていいでしょう。
映画 グッモーエビアンの主題歌です。
映画の内容でもそうだったのですが、家族愛についての歌です。

と思っていたのですが、

この歌は映画の主題歌という目線ではなくではなく
ONE OK ROCKという一つのバンドが一つのアルバムを締めくくる曲という目線で見ると
家族も含め、「身近にいるかけがえのない大切な人」 へ向けた歌なんだろうなあという風に感じました。
Takaという人物を知った上では、Takaのメッセージがすごく伝わってくる歌詞ですね。
スッキリした疾走感があって、この重いアルバムをとても気持ちよく、かつ感動的にしめくくるにふさわしい曲です。 


13.シークレットトラック

※初回盤のみに収録
まぁ、これはなんと言うか、最低です(褒め言葉)
史上最低、且、史上最長。
このアルバム真剣に聞いたあとにこれを聞くとさらに楽しめます。
人生×僕=の最後がこれという 。
人生の中、おもいっくそふざけることも大事ですね!!(と思えば潔い) 
中学から高校へなりました、出席とりますみたいなわけのわからん設定からはじまります。
カルロスフィットネス、トーリオ、モナリザパーキング、伊藤サンタマリア
感情エフェクトのシークレットトラックに出てきた人物たちが次々に名を連ねます。そんなこだわりいらんわ言うなアホ
後ろの方のガヤにも耳をすますとすっごい面白くて笑が止まらないです。
基本何を言ってるのかわかりません。
そしてここまでも十分破壊力高かったんですが、最後にお約束の歌がまっていて、
それがもう、ほんとにいい。
思春期のころ誰もが感じる気持ちを、フォーク調の明るい曲にのせて歌い上げた、
たぶんこのアルバムで一番すばらしい曲だと思います。

ワンオクのファンでよかった、マジで。


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と、いうわけで。
以上、ONE OK ROCK 6th album 「人生×僕=」
宇宙最速(だといいな)スーパー(駄文クソ)レビューでした!

全体を通してすごく完成度の高いアルバムだなあというのが今の印象です。
安定感という言葉で評価するのは手を抜いていたとも思えそうであまりイヤなのですが、
これは本気でつくったからこその安定感、とでも飾り足しておきましょうか。 
とにかく、今ONE OK ROCKが全力で俺たちに届けてくれた音やコトバたちが、
ここに間違いなく心と一緒につめこめられてるってこと。
これだけは確かに伝わる、すごくいいアルバムになっていると思います。



人生かけて僕は、何をやりたいのだろう? 
向かい合うときはいつだってあります。
でもそのときそのときに答えを出す必要はきっとなくて
その問いにどんなに時間をかけたとしても
胸をはれる、自信をもてる答えを言えるか。
なんだと思います。 

人生かけて愛したい人、
人生かけてやりたい事、
人生かけて守りたい物。

全てが全ては手に入らないけれど
それでも全てをかけられることに出会えたその日は
お互いクサく夢を語りあいたい、そんな風に思います。


それでは大変長らくの間、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
またお会いしましょう!Good bye!




"What music tell me what next?"