横浜港・風堤防 Blog

主に短竿を用いたヘチ・落とし込み釣りの釣行記や音楽等、しょうもない雑感を綴っています。

【ヘチ釣り行脚】隠岐島のチヌをヘチ釣りで狙う【島根遠征】

9月4日(月)朝6:30

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いつもの宿直明け。
出発ギリギリまで仕事をしているということもあり、空港にはクルマで来てしまうのですが、今回は数日前にまさかの故障、そして入院となってしまったため、仕方なくタクシーでやってきました。



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↑出雲空港にてプロペラ機に乗り継ぎ。

向かう先は島根県の隠岐の島。
この島が「釣り人の楽園」的な言われ方をするのは知っていたけれども、実際に来てみようと思ったきっかけは、旧友であり、常に日本中を流浪しているミュージシャン、大江健人に話を聞いたから。

「とにかく何もない。それから今まであちこち行った中でもビックリするくらい魚がウマい」ということだった。

調べてみると、一言に隠岐と言っても3つの島からなる「島前(どうぜん)」エリア、そして、一つの大きな島からなる「島後(どうご)」と二つのエリアに分かれています(小さな島はそれこそ無数といってよいくらいにある)。
今回ボクが訪れたのは飛行場のある島後で、隠岐最大の街、観光拠点ということになるので、大江さんがいつも訪れている島前の海士町と比べれば、ずっと利便性も高く、栄えているということにはなるのかと。



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↑隠岐空港到着が10時前。

空港で予約していたレンタカーを借り受けました。
借りる時と、返却時のシステムがこれまで経験したことのないシンプルさで、詳しくは書きませんけど、これって管理やセキュリティー上どうなんだろう・・・?と思ってしまうくらい不用心とゆーか、ノンビリしたものでした。
ま、悪さをする人がいないということなんでしょうね!w。
ちなみに「離島」って、レンタカーはかなり高いことが多いんですが、破格といえるくらいに安かったです。
クルマはボロいけどね。しっかり動いてくれます。当たり前かw。



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最初に向かったのは島後エリアでは唯一のヤマト運輸営業所。
ここで事前に送っておいたエサ、ツブと生きたカニを受け取ります。
が・・・・開封してみると・・・・全滅してた(涙)。
到着までに中二日かかるというのはわかっていたんですけどね。
原因は・・・・・低温による冷えすぎと思われ。
もうこればっかりは仕方がない。
仏様になってしまったカニさんをかき集め、大型の木製エサ箱に入れてからクーラーへ。
イガイはとりあえず海まで行ってなんとか使えそうなのをみつくろおうと、塊のまま新聞にくるみ、袋にいれてからクーラーへ。
参ったなあ・・・。どこかでエサを確保できるといいんだけど。。。
気分を切り替えてレッツラゴー。



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釣り場の情報については、ネットで多少は得ていたものの、やはりヘチ・落とし込みの情報はほとんどないので、頼りになるのはグーグルマップ大先生と、自らの野生の?勘。
島をグルっと一周するような形で、あらかじめ目星を付けていたポイントをランガンしてゆきました。



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↑・・・・ココ、入りたかったんだけどなあ。

釣り人にとってグーグルマップは革命的なアイテムだったと思いマス。
が、最終的には行ってみないとわからない事も多いというのが本当のトコロ。

上の画像みたく、そもそも立ち入り禁止だった〜とか。
見た目以上にアクセスが厳しかった(楽だった)とか無理だったとか。
思ったより深かった(浅かった)とか。
堤防の作り、形状なんかも、実際にいってみてみないとわからない事は多い。

そのため、余計な時間を食ってしまったり、徒労に終わってしまうことも少なくないのだけれども、そうやって予測や推測を基にして釣り上げた一尾、一枚というのは本当にウレシイので。
ま・・・・今回も頑張ろう。



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・・・・・・・しかしまあ・・・。
サクっと探って移動を繰り返しているとはいえ、雰囲気が良さそうなところばかりなのにまったく釣れんな。
かろうじて沈んでゆくツブやダンゴ、死んだカニを使ってアタッってくるのも、フグやら赤ちゃんシマダイ、ベラの類のようです。
というか、「こんなところ、絶対いるでしょう!」というようなポイントでも、一尾の黒鯛すら見かけることがありません。

「この島・・・黒鯛いないんじゃないの?」(←居ますw)。

ただ、ロケーションは素晴らしく、濃淡ある豊かな緑に真っ青な空と白い雲のコントラストが最高。
高低差もあるので、山を越えた先に広がる景色を見る度に「うお〜〜。すげ〜〜!」。
飽きることがありませんでした。

結局、この日は目ぼしい成果もないまま、西郷フェリーターミナル近くの宿にチェックイン。



9月5日(火)

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↑朝6:30。この日二か所目の釣り場・・・だったかな?

事前の天気予報だと、この日は朝から「豪雨」w。
でも降り始めが遅れているのか、曇天の中、クルマを使って宿のある西郷湾付近の釣り場2、3か所をパパっと回りましたが反応は得られず。

そういえば、宿の回りも小河川の流入があるし、係船なんかが多くて面白そうだったな〜と思いつき、戻ってきてやってみることにしました。

海沿いにある宿の駐車場にクルマを置き、すぐ脇にある岸壁にそ〜っと近づいていくと、ようやく今回初の黒鯛を発見。
木製の桟橋についたフジツボをつついています。
足を使って周辺を歩きながらよくよく目を凝らして見てみると横向きに着けた係船の下や浅場と思われるエリアにはそこかしこに黒鯛の姿が。
中には50を優に超えるであろうと思われるサイズもいたので、ワクワクしながらクルマから竿を取り出してやってみましたが・・・口を使わせることができず。
落とし込みをやる人なんてほぼいないと思われるのでイージーとタカをくくっていたんですが・・・。
試しにエサだけをポイッ!と放ってみると、寄っては来たものの「ジ〜〜〜」っと見つめて最終的には「プイッ!」w
そして、いつのまにやらチラホラと見えていた魚はすべていなくなってしまいました。



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↑仕方がないのであちこちウロチョロして竿を出します。

川と運河筋に囲まれ、島のようになっているエリアをグルっと回りましたが、そんな場所なので多少は濁りが入っています。水深は1M弱から深いトコロでは6Mとかかな。
はっきりいってどこでも釣れそう。なのに釣れない。
気になるのは、おいしそうなポイントが連続しているのに魚がまったく見えないトコロ。
さっき見えた黒鯛たちはマボロシだったのかしらん?と思ってしまうくらいです。



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↑西郷フェリーターミナルに浮かぶ超巨大な桟橋。

メガフロートと呼ばれるこの浮桟橋は、ボクの記憶が定かならば、かつて東京湾・横浜の野島防波堤近辺にあったモノです。隠岐まではるばる曳航して設置したと聞いてるんですけどね。
ひょっとして間違ってたらごめんなさいw。

このメガフロート、水深が30mほどもあるらしくて釣り場としても一級。
今回、事前に調べていた情報では落とし込みで石鯛が狙える釣り場ということだったので、かなり興味があったものの、入口にチェーンが張られていて、竿を出している人が一人もいなかったので釣り禁止になっちゃったのかな?
よくわかりませんが竿を出すのはやめておきました。



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せっかく隠岐に来たのだから釣りばっかりというのもねぇ・・・(どうせ釣れないし・・・)。
という訳で、フェリターミナルにある観光施設などを訪れたりして、おススメしてもらったお店で早めのお昼ご飯を頂きました。
天ぷらもおいしかったけど、お刺身がマジでンまかった。あとお米ね。
あまりにおいしかったので翌日も行ったんですが、満席で入れませんでした。



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↑18時前。宿の近く。

懸念されていた雨がついに降りだしたため、宿でお昼寝していたらこんな時間になってしまいました。
かなり降っていたようだけど、今は小降りになっているし、雨のおかげで濁りも入っています。
朝、黒鯛が見えていたポイントで少しだけ竿をだしてみようと、慎重にアプローチ。そ〜〜〜っと第一投。

「・・・・コンっ!・・・・つつつつ〜〜〜」

横移動してゆくアタリにグっ!とアワセを入れて一気に浮かせると水面で「バシャバシャバシャ!!!」と大暴れする黒鯛。しかもデカい。
けれども、巻き取る時に少し沈ませてしまったのがいけなかったですね。
反転した魚は海中に張りめぐされたロープと係船の下をくぐって一気に沖まで暴走。

「あわわ。ヤバいヤバいヤバい・・・。」

沈みロープをかわそうと、バットまで竿を海中に突っ込み応戦しましたが、じきに「ズリズリ・・・」といういやな感触が。見える範囲の障害物じゃないけど、完全にどこかに引っかかってる。
こうなるとどうしようもないので、相手を怒らせないようにラインを送ったり巻いたり。
ソフトなやりとりを続けること2,3分。
かなり距離を詰めて「お・・・・なんとか捕れるかも・・・」と光明が差し始めたところであっけなく切れてしまいました。

二日目最後にしてやっともらえたアタリを取り逃がしてしまった悔しさと不甲斐なさ。
ハリを外してやれなかった申し訳なさを感じながら仕掛けを回収すると、海中でどこかへぶつけたか、先端ガイドが飛んでしまっておりました。

もう時間がない。
暗くなり、光量が急激に落ち始めた中、急いで仕掛けを作り直してから、先ほど同様、今朝がた黒鯛が数尾スクールしていた浅場へ。離れた位置から係船の際へできるだけしずかに仕掛けを放ると「・・・・・・ビンっ!!ギュ〜〜〜!」

ここは障害物は少なそうだけれども、船底にこすられないよう、やはり竿を水中に突っ込んで芋掘りスタイルでのやりとり。
が、またしても「ズリズリ・・・」といやな感触が伝わってきてあっという間にラインブレイク。
2度の落としで2度ともバラしてしまうという情けない結果で納竿となってしまいました。

最終日、潮が澄んだスケスケの状態でこの付近の釣り場を確認できたんですが、浅いなりに結構起伏があってあちこちに飛び出した岩があるんですね。
伊豆にもここに似たような釣り場があって、やはり過去に切られてしまったことがあります。
「この水深で上も下も障害物だらけなんだからこりゃあ難しいや」と納得したのでありました。



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近くの食堂で海鮮丼に舌鼓を打っていると、いつしか外は再び強烈な大雨に。
天気予報によると「記録的短時間大雨情報」というのが出ているらしく、明日の昼頃までは大雨に注意が必要なようです。
ん〜・・・。
経験上、雨は降り始めからしばらくは良いのですが、大量に雨水が入ってしまうと良くないと思っていマス。
明日、明後日とさらに難しくなっちゃうかなあ・・・など思いつつ、グーグルマップとにらめっこしながら就寝。



9月6日(水)朝6時前。

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↑奇跡的に雨が上がった。

とはいえ天候が安定しないのは間違いないらしく。
ま、様子を見ながらやるか・・・。


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↑海はベタベタ。湖で釣りをしてるみたいだ。

昨日アタリはなかったけれども「・・・釣れると思うんだけどなあ・・・」と思った岸壁があきらきれず、サクっと2か所を回りましたが、反応はなし。薄いミルクコーヒーのような雨濁りがスゴイ。
それじゃあ、昨晩マップをみながら「ここはどうだろ・・?」と思ったポイントにやってきました。


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↑AM7:25。3日目にしてついに仕留めた隠岐のチヌ。

時折、ザ〜〜〜っ!!と雨が降ってすぐに止む中、結構な規模の岸壁を手前からテクテクと探ってゆき、「・・・・ここもダメかなあ・・・」とあきらめかけていたら、一番奥の漁師さん達が網を上げる場所。浅ダナでアタリがでました。サイズの割に元気がよく、ドキドキしました。
これまで沢山の黒鯛を釣り上げてきたけれども、この一枚は本当にウレシイ。
ありがとう。ありがとう。ホントにありがとうw。


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AM7:50

少し戻って手前からやり直し、続けてアタッたのは1尾目と同じ付近。
この付近に魚が寄っているかと思って続けてみましたが、打ち止めでした。
ちょうど時合なのかもしれないので移動は勿体ないと、今探ってきた広い岸壁をまた探りながら戻るもアタリなし。
それじゃ、移動だね・・・とクルマに乗って走り出すと、すぐにちょっと気になる小さな船溜まりがあったのでやってみることに。



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1m前後と水深が浅く、ヘチではアタリがでないので、試しに係船の下を狙って仕掛けを飛ばしてみたところ一発でビンゴ。ただし単発で続かず。

ほんじゃ移動移動・・・!とやってきたのは、昨日の朝、黒鯛が見えて、夕方には2連続でバラシてしまった宿近くのエリア。
まずは昨日バラシてしまった場所をサクっとやってみましたが反応はなし。
強烈な濁りが入っているけど、これは半端でなく大量の雨水が一気に流入したもの。
やっぱりこれがよくないのかしら。
仕方がないので、昨日の朝同様広〜く探っていくと・・・


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↑おお〜!

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↑おお!おお〜〜!

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↑おおおおおお〜〜!

30cmに満たないような小さな子も混ざるけれども、結構アタる。
昨日はただの一発もアタリがなかったトコロなのに、これってダメだと思っていた雨濁りの恩恵かしらん。
姿かたちがキレイで、引きも強いので楽しいです。
・・・と、ここで再びポツポツと大粒の雨が降り出し土砂降りとなってしまったため、一度宿に戻って小休止。



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↑お昼はフェリーターミナル近くの食堂でラーメンと親子丼のセット。ペロッと食べ過ぎ。ご馳走様でした!

午後もこれまでと同じトコロで竿を出し、続きをやってもいいのだけれども、まだ他にも気になるところがあるんだよね・・・と、比較的規模の大きな堤防にやってきました。
お昼になると結構な強い風が吹き出して、堤防に囲まれた湾内がジャバついていい感じです。
「ま・・・、ダメ元でやってみるか・・・」と竿を出した1投目。


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↑おお〜。

続けて2投目。

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↑おうおうおう〜〜。

タナは浅いです。これ、魚寄ってるでしょう!
せっかく持ってきた和竿を曲げたくなり、急いでセット。
勇んで竿を出すとアタリがなくなるってゆうねw。



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雰囲気抜群の港内を大雑把に探り終え、堤防の根本でヒットするも沖に走ってハリ外れ。
続けて掛けた魚は足元深くに入りこまれ、3号ハリスが一発でプッツン。
3度目の正直で画像の子を釣り上げたのを機に、再び雨が降り出したため和竿はお役御免としましたた。
再び黒鯛工房の竿に持ち替えて、爆風がぶつけるもう一本の堤防に向かいます。

いくらか潮が下げ、横から見ると堤防の作りがパイプ提であるのが確認できました。
支柱はあまり蜜に入っているワケではなくて・・・そうだなあ。横浜鳥浜パイプ提の高い方みたいな感じ。ただ、堤防の幅は広いのでかなり奥に位置する支柱に絡めるのは難しそう。
内オモリにしてスライドさせようと考えましたが、イガイは初日で死滅してしまっていて口を開いているものばかり。
かろうじて口を閉じているモノにハリを仕込んでも、やっぱり空気が入ってしまっていて扱いにくいことこの上ないんですよね。
イライラして「き〜〜〜〜っ!!!」っとなってしまうのでw、「これだけ荒れてザッパンザッパンならば、少々離れていても口を使うかもしれない」と、大雑把にやってみること数回。



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↑釣れるじゃない。

取り込みしようと左手を腰に回すと、タモをクルマに忘れてきたことに気づいたので、一気に抜きあげました。
続けて掛けた一枚はどうにもすることができずパイプに擦られてあっというまにラインブレイク。
強風のブッツケでめちゃくちゃ雰囲気がよいのでしつこく続けましたが、これ以上のアタリをもらうことはできませんでした。



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↑落として砂まみれにしちゃった・・・。ごめんね。

夕方近くとなり、再び宿の回りを探ってみましたが、釣れてくれたのはこの子のみ。
朝はあれだけアタリがあったというのにどういうことなのさ。
あれだけドまっ茶色だった海は、早くも透明度を取り戻しかけており回復の早さにもびっくりです。


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↑イタチ?網やパレットの隙間をヒュヒュッ〜〜!と走り抜けておりましたよ。

わお!写真とらせて〜〜!って追っかけていたら、派手にすっころびましたw。

これを機会に、この日は夕マヅメを攻めることなく納竿。
我ながらエネルギーやパワーが減退したなあ〜なんて思いマスw。
若いウチはとにかく魚を釣りたくて頑張りすぎたのでw、今はこれくらいでよいのかと思いマス。


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↑お風呂上り。夕食に出かけます。

やってきたのは島の方におススメされた居酒屋さん。
最後の晩ですからね。やっぱりじっくり飲みたいな〜って。
いざ、ドアを開けてみたら人が多くて入れないかな?と思ったけど、若い漁師さん達が詰めてくれてカウンターにおさまることができました。



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↑お刺身にバイ貝のフライ。

右隣りに座っていた紳士は「先生」っていうべきなのかな?
マスターと仲が良さそうだったので、地元の人なんだろうと思っていたら「え?東京?どの辺りですか?」なんて会話から始まって、実は家がかなり近かったとうゆうw。
伝統芸能をなさっていて、子供たちに興味を持ってもらおうと、毎年隠岐の小学校を訪れるようになって10年以上になるのだとか。
正直、ボクにはまったく縁のない世界ですからね。
かえって興味深く、楽しい話をたくさん聞かせてもらうことができました。
世の中にはいろんなお仕事があって、頑張っている人が沢山いるんだな〜。
よいお酒を飲んでほっこりしながら宿へ帰還。熟睡。



9月7日(木)最終日。


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↑1,2,3・・・。スロープに7,8枚の黒鯛が回遊。デカいのもいます。

魚から見つからない位置まで下がって、姿勢も低くして、そっとエサを振り込むこと数回。
・・・・・一発で食うと思ったんだけどなあ・・・w。


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涼しいという程ではないけれども、空気は乾き、澄んで秋の訪れを感じます。
昨日とほぼ同じルーティンで数か所を回りましたが、まったく反応をもらうことができず。
なかなかどうして難しいなあ。



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↑なんだか満足しちゃったね。もう釣りはいいかな。

宿に戻って荷物の整理をしてからチェックアウト。
お腹がすいたな〜。



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二日目のお昼に食べたお造りの味が忘れられず、またもや同じ店に来てしまった。
海鮮丼と100%そば粉という隠岐そばを頂きます。



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↑ほら、これ。ちょっと見てよ!

いや〜。おいしかったなあ。
こっちへきてからおいしいものしか食べてないけどw、ココのはいままで食べた海鮮丼の中で一番!おいしかった!
お値段も良心的なので、みなさんも隠岐へ行くことがあれば是非。

さて。お腹も膨れたけど、まだ帰りの飛行機には時間があるなあ。
そういえば観光名所になっている「裏側から見れる滝」があったな。行ってみよう。


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↑渓流の写真を撮ろうとクルマから降りた瞬間「おわあっ!!」ってなりましたw。

アップダウンが激しく、時にすれ違いの困難な山道を進んでいきます。
いちいち景色がよいのであきることはありません。



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「清流庵」というお蕎麦屋さんのような名前のトイレwのあるところが駐車スペースになっていて、川沿いの山道を登っていきます。ひんやりして気持ちがいい。


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他に訪れている方は一人もおらずw。
贅沢にも貸切で立派な二つの滝を思う存分鑑賞することができました。



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重そうに穂を垂れる収穫間近の稲。
山を越えた先に広がる青い海。白い雲。ホントいいところだなあ。
遊びに来ているからなおさらなんでしょうけどw。

空港には少し早めに着いてしまったんですが、小さな空港なので時間を持て余します。
ヒマだなあ・・・と掲示物などを見ていると、どうやら外にポニーがいるらしい。
「へ・・・?ポニー?・・・空港に・・・?」


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空港の売店でオヤツの人参が売られているので、これを購入して外に出ます。
どうやら空港の敷地内で飼育されているという訳ではなくて、隣接した公園にいるということらしい。



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↑おったがな〜。「お〜〜い〜〜!」

3頭いたポニーのうち、この子だけが近くにきてくれました。
かわええなあ。
「手を出して噛まれてもしりません」みたいな注意書きと一緒になっている掲示物を見ると、この子はまだ1歳で名前がついていないんだそうな(9月下旬発表って書いてあったから、もうつけてもらったかなあ)。



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おっと。もうそろそろ時間だ。
い〜〜っぱいみんなに可愛がってもらって幸せに生きるんやで〜。

という訳で、久しぶりの離島。
そして初めての隠岐の島遠征のご報告でした。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。

んじゃまた!


【ヘチ釣り行脚】庄内藩・武士の黒鯛釣りに触れる旅【山形遠征】

8月5日(土)
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↑ふう!ギリギリ間に合った!

いつものように宿直勤務を終え、そのまま羽田空港へ。
離陸した飛行機はウツラウツラする間もないままに下降を始め、あっというまに山形空港へ。



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空港には「バナナ団」、「黒鯛サロン」という同じクラブに所属する江田さんが迎えに来てくれました。
江田さんは神奈川在住なのだけれども、現在は山形に単身赴任中。2年目だったかな?
とはいっても頻繁にこちらに戻ってきているので、川崎新堤で一緒に竿を出したり、みんなと一緒にお酒を飲んだりしていて久しぶり感はまったくないとゆう。
今回の遠征は、そんな江田さんにおんぶにだっこ。
山形での釣りをアテンドしてもらうことになってます。

まず、1時間半ほどドライブしながら向かったのは鶴岡市にある「致道博物館」。
重要文化財や民族資料などが展示されており、庄内の歴史やかつての暮らし、文化などをうかがい知ることができる内容になっているトコロなのですが、ボクの目的は・・・「庄内の釣り」。


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「庄内の釣り」というものを知ったのは、昭和50年代半ばかと思うのですが、テレビで「サーフから狙う黒鯛」というものをやっていたのです。
確か、中通しに改造した長尺のカーボン製ヘラ竿に、ウキを付けない完全フカセにちかいスタイルで黒鯛を狙うという内容だったかと。
当時、ボクは中学生だったため、記憶が定かではありませんが、後になって、この庄内の釣りというものは苦竹と呼ばれる竹ののべ竿を用いた磯釣りがルーツとなっているということを知っていったのでありました。

さてはて。お目当ての品々は「御隠殿」と呼ばれる建物の一角にありました。


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展示物の中には「名竿」と呼ばれる庄内竿もあったのですが、何故か写真が撮れていないとゆうw。

印象としては「想像以上していた以上に細いものが多い」ということ。
まあ、これは個人的な感覚なので感じ方はひとそれぞれなんですが、元〜胴調子の竿とはいえ、長いモノは7mを超えるかと思われる竿もあるため、もっと手元が太いものと思っていました。
短尺の竿の中には「うわ・・・・・・・頼りなさそ〜・・・」みたいなくらい細いのもw。
ただ、一般的に「庄内竿=黒鯛竿」というイメージだけれども、他にも天子(テンコ)と呼ばれるメバルや海タナゴなどをターゲットとして作られた庄内竿もあるそうなので、そういった類の竿ということになるのかな。

致道博物館の見学を終えると、ちょうどお昼頃となったので、江田さんに「今回、冷やしラーメンとお蕎麦は食べたいな!」とリクエスト。


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↑・・・・うまっ!!

博物館近くで食べたこちらの冷やしラーメン、めちゃくちゃおいしかったです。
少し時間が早かったので、ボクらが入った時はガラガラだったんですが、お店を出るころには満席になってました。

さて。
おなかが膨れた所で再びドライブ。
続いて訪れたのは、クラゲの展示で有名な「加茂水族館」。
噂通りの人気というか、結構混んでます!


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↑久しぶりの日本海にテンションアップ。

水族館の方には申し訳ないのですが、こちらにお邪魔させてもらった目的は「クラゲ」ではなく、やっぱり「庄内の釣り」。
加茂水族館名の名誉館長さんは庄内釣りの名手で、著書もいくつか。
そして、加茂水族館にはご自身の所有されている庄内竿等が展示されているのです。


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庄内竿というと「中通し竿」というイメージを持っている方が多いと思うけれども、本来の庄内竿は継ぎのない一本モノののべ竿。
基本的に漆などを使わず、糸を巻くことすらせず、火入れと磨きだけで仕上げてゆくようで、これは江戸和竿を始めとしたいわゆる和竿の世界において、異質、かつ独特の製法なのかと。
それが時代の流れによって真鍮パイプを用いて携帯性に優れた組竿となり、より扱いやすくするために「中通し」が主流になっていった・・・というのがおおまかな流れらしい。
今もって、「継ぎ竿や中通しは庄内竿ではない」という方もいるそうだけれども、そんな考え方は、かつての武士達が育んできた釣り文化であるというところに根差しているところなのかもしれません。
そんな庄内竿も現在は専門に作る竿師さんがいなくなってしまっております。


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「名竿は名刀より得難し」というのは有名な言葉。
竿を刀と同列に扱い、釣りを「勝負」といった武士達の釣りはやっぱり恰好いいと思う。
そして、その庄内の釣りにおいて最高のターゲットとされたのが「黒鯛」です。
ボクは庄内の生まれではないけれど、同じく黒鯛をターゲットとする釣りの世界の端っこで長らく楽しませてもらっているので、この愛すべき魚が昔のお侍さんにとって「最高のターゲット」であったというのはやっぱりウレシイし、なんだか変なんだけどちょっぴり誇らしく思っていまいマスw。





庄内竿や、庄内の釣りの歴史については、以前ボクがHPをやっていたころにリンクをしていただいていた碧水さんのサイト「庄内三代目碧水の館」にて膨大な情報を閲覧させてもらえるので、興味があるかたは是非是非。
このサイトはマジで貴重だと思いますよ。

しかし、江田さんときたら致道博物館も加茂水族館も、既に訪れたことがあるというのに、ボクよりずっと長く見てるんだもんなあ。好きなんだなあ・・・w。




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↑ツブが入ってます。

江田さんの話だと、現地のツブは恐ろしく硬く、足でガンガン踏んでも割れないくらいなのだとか。
ま、それでも特に問題なく釣れるらしいのだけれども、現地の仲間が他の場所で採取してきたツブを沈めてあるから・・・と場所を確認しに港までやってきました。
明日は沖堤防に渡ることになっているんですが、その手配などもすべてしてくれていたようで感謝しかないです。
釣具屋で抑えのカニ餌を購入したり、たっぷりの飲料などを購入したら夕方。


「Junさん、寝てないから疲れてるでしょ。今日はこのまま宿に行こっか。」

「ん〜・・・。どっちでもいいよ!」

「近くに釣り場あるから、少しならできるけど。」

「ん〜・・・・。・・・・・ちょっとだけ・・・やろっか!」



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↑浅ダナ!釣れた!

考えてみたら日本海で初めての黒鯛です。
山形の黒鯛はかなり難易度が高いと聞いてたのでウレシイ限り。
もう満足してしまって「オレ!今日はおしまい!」と江田さんに伝えると、「じゃ、宿に行きますか!」なんていうから、「イヤイヤ、時合かもしれないしちゃんとやってよ!」。


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↑サスガ〜。すぐ掛けました!


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「ふたり、仲良く一枚ずつ!ガツガツしないところが潔いよね!」と武士らしく(誰がやねんw)納竿。
実際のところ、暑いのと睡眠不足で結構キツかったのでありますw。



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江田さんが予約しておいてくれた古い旅館はメチャクチャ趣があってよかったです。
広間の天井には庄内竿が掛けられてましたよ。
さすがにヘトヘトで夕食後はなんぼもお酒を飲まずに爆睡。



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↑翌朝未明。買い出しに立ち寄ったコンビニにて。

本日は沖堤防にて一日竿を出します。
港でお世話になる船長と釣り人さんたちにご挨拶してから船に乗り込みました。
みなさん、すごく気さくで楽しく過ごせそう〜。


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↑う〜〜。ワクワクするなあ。1枚釣るのが目標です。

沖堤防はかなり高さがあって、7Mクラスのタモでも届かないところがあるそうですが、干満差があまりないこともあってなんとかなるかな。
マダイ狙いで来ている常連さん(といっても埼玉から来ているらしい。マジかw。)の話だと、朝一は黒鯛が浮いているので釣りやすいとのこと。
「え〜〜?ホントですかあ?」なんていいつつやってみると、海藻が生えているようで、そこを縫うように落とす感じみたい。



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↑海津の後に1枚。やり〜。


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バンバン!という程ではないけれども、結構アタる。
今回、1枚釣れればよいくらいの気持ちで来ていたので良い意味で肩透かしというかw。
人間、欲深いものでこうなると、ポツポツ釣れているというマダイを狙いたくなるもの。
70オーバーも狙えるというから、そりゃあ掛けたら楽しいんだろうなあ。

ここのマダイはほぼほぼ地底、もしくは地底近辺で口を使うということで、常連さんの仕掛けを見ると「ふざけてるの?」というくらい大きな(テニスボールくらい?)のツブダンゴを落とし込んでます。


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↑船長のリール。フルロックで大型マダイとやりとりしてフットがへちゃげちゃったらしい。


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↑・・・・暑い・・・。死にそうなくらい。

船長が今年一番の暑さだというこの日。
なんだかちょっと・・・・。具合悪くなってきたような気がする。
熱中症の初期症状というと、個人差があるのだけれども、眩暈、それと片耳が気圧の変化でツーンとするような感じ。
海水を何度もかぶって、凍ったペットボトル、おしぼりなどを駆使してひたすら休憩してました。
用意のいい江田さんが日傘を持ってきていたのもよかった〜。どうもありがとう。
いつの間にかウトウトしてたみたいで、少し寝たらウソのようにスッキリ。
無理せず早めに体温あがらないようにしたのがよかったんだと思いマス。
みんなも気を付けてね!



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↑夕方近くになり、他の堤防に移動し、引き続きマダイを狙うも・・・

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結局この日は全体でもマダイはゼロ。
ま、仕方がないですね。半分くらい休んでたしw。
ロケーションの良さは素晴らしく、是非また日を改めて訪れてみたいと思いました。
メチャクチャ気さくで親切な船長始め、皆さんとてもよい方で楽しくすごさせてもらいました。
ありがとうございました。ぺこり!



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↑この日の宿。置物のようなニャンコが送り迎えしてくれてめちゃくちゃカワイイ。

こちらの旅館はボクがレビューをみて予約を入れてたんですが、昨夜の旅館とはまた違う趣があってとってもよかったです。共通してるのは郷愁感というか。
古き良き時代の温かさを感じる。昭和世代ならわかってくれるかな。
あと、若女将が可愛らしい←それか!w



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↑お風呂にはいったら近くの居酒屋へ繰り出します。最後の晩ですからね。

この居酒屋さんも結構適当に選んだんですが、味もよく、活気があってなかなかよかった。
今回は宿も食事もみんな大ヒットだなあ。



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↑8月6日。最終日。

最終日は地回りをやります。
この付近では一番人気と思われる、ひたすら長い堤防。
ただし、自分で事前にしらべた限りではヘチ・落とし込みの情報はなし。
江田さんの勧めにしたがって、適当な場所で釣り始めます。
水深が浅いので大雑把にどんどんと歩きながら探ってゆきます。


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↑釣れたがな。

やっぱり初めての場所で釣れた魚というのはウレシイですね。
これはもう、ホントにどこへ行っても変わらない。



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↑とにかく広いのでどんどん探ります。

堤防は浅場から深場、ガレ場、テトラ等変化に富んでいて、じっくりやったらかなり面白そう。
こんな釣り場が近くにあったらたまらないと思いマス。
ただ、日本海という場所柄、潮がキレイに澄んでいることが多いので条件選びはシビアにやったほうが確率は上がりそうな気がしました。

奥へ行くとしっかりと水深もあり、ここではマダイの実績もあるというのでやってみます。


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「江田さん、こっちのマダイは地底まで落とすんでしょ?アタリってどうするの?」

「持っていくまで待ちます!」

「え〜。合わせないの?」

「地底でアタる時は持って行ってからでいいよ!」

「へ〜〜・・・・。」

何を今更・・・みたいな感はあるものの、どうせ黒鯛のアタリも遠くなってしまったので、地道に地底まで落としていきます。
ひたすらひたすら。

んも〜〜〜・・・・・。全然アタらんじゃんか!!

と思っても、他にやることもないのでネチネチとやります。
すると・・・ガツガツ!!

「おおっ!ついに!!!」

持っていくまで待つぞ。

待つぞ。

待つぞ。

・・・・・・・・・待つぞ。

「・・・おい!終わってしまったがな!!!!」w

回収しようかと思いつつも、一度だけゆっくり誘いをかけてフワ〜〜っと。

コツン!

ジワ〜〜っと聞き合わせをすると・・・モゾモゾ・・・
もう待ってられるか!と鬼アワセw。


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↑あら。チャンチャン!でしたw。

これにて今回の釣りは終了!楽しかった〜。


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早めの納竿したので、帰りはのんびり。
温泉に入り、おいしいお蕎麦をたべて、道の駅めぐりをしながら、行きとは違うルートで空港に向かいます。


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↑道の駅村山にて。空港はもうすぐ。

帰りに通った尾花沢という街は、若い頃に毎年のように出かけていたし、この付近の川で大きなイワナを釣り上げた思い出もあるのでホントに懐かしかったです。

江田さん、旅程の確保から運転、すべてアテンドしてくれて、今回はホントにお世話になりました。
山形の釣り仲間も今回は会えなかったけれども、エサやら船やら、色々と世話を焼いてもらって感謝感謝です。借りができちゃったなあw。



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という訳で、大変遅くなりましたが8月分?の遠征記でありました。
長らくお付き合いいただきましてありがとうございました!
今月9月の予定ですが、ヘチ竿担いで離島に行ってきます。
始めてなのでこれまた楽しみ〜。

【ヘチ釣り行脚】鹿児島にて念願のコロダイを捕獲【後編】

※前回の続きです。

降り続く大雨ではたしてどうなるか?と思っていたけれど、初日にして黒鯛、真鯛、そしてコロダイと釣り上げることができたので、既に大満足。
残りの時間はゆっくり過ごそうと、再び竿を手にして釣り始めるもアタリがパタリと止まってしまいました。
そこで、ふ頭の南東角付近、先ほど竿を出してきたけれども、釣り人が数名陣取っていて探れなかった場所へ移動してみると、さすがの大雨で人っ子一人いない貸し切り状態になっていました。

雨水かどうかわからないけれども、大量の排水がなされている所もあって、どうみても一級ポイントでしょう。
ワクワクしながら落とすこと数投目、2ヒロほどのタナでアタリが出て掛け合わせると強い引きが伝わってきたものの、10秒ほどのやり取りの末「ズリズリ・・・・」といういやな感触が伝わってきて根ズレでプッチン。
手狭なポイントなので釣り場を休ませる意味もあって、クルマの中で仕掛けを作り直して小休止。
小一時間ほどしてから再び竿を出してみると、今度は一発でヒット。



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↑AM0:50。光の加減でグロテスクになってしまったw。

ここで再び雨が強くなってきたので作戦を練り直しがてらにクルマに戻って休憩。
う〜〜ん。どうしよう。一度ホテルに戻って一休み。朝マヅメからやり直そうかなあ。



7月5日(水)


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↑AM5:33。おはよ〜。元気よく引いてくれてありがとう。

結局やってきたのは南さつま市にあるとある漁港。
先ほど竿を出していた鹿児島市よりクルマで1時間ほど。
薩摩半島を西に横断した形になります。
この漁港は過去に2回きていて、一応釣果もあり(確か1枚ずつだけどw)。
なによりロケーションがとてもよいのと、2キロ程度までであれば石物が狙えるとのことで、「やっぱり景色のいいトコロ行きたいな〜。石鯛釣りたいな〜」とやってきたという訳。

マズメから30分程度は石物を狙って、実績があるらしい堤防外側の根本付近をやってみましたが、フグらしき反応があるくらい。
曇天で雨こそ上がっているものの、比較的風が強く、時に「びゅご〜〜〜〜っ!」と突風が。
これまで竿を出していた錦江湾に比べると抜群に透明度が高く、澄んだ水の中、提壁沿いを泳ぐ黒鯛がチラホラと見え始めたので本業復帰?とばかりに黒鯛を狙うことに。

かなり警戒心が強くて、完全にサイトで釣ろうとすると逃げてゆくか、口を使いません。
竿が視界に入るだけで沈んでいく感じなので、竿先だけをほんの少し出した状態で、静かに、コツコツと浅ダナを探っていくとドキっ!とするほどの引き込みアタリで釣れてくれました。
う〜〜ん。これは「口を使わせてやった感」があって楽しい。
続けて二枚目を捕獲も、スマホを取り出している間に海にボッチャン。
あ〜。メチャクチャキレイな魚だったのに・・・と思っていたら、さらなる3枚目もまさかのボッチャン。そんなことあるんかいなw。


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↑堤防先端から。今度は内側を探ります。

今日の風向きだと、どちらかというとねらい目は内側。
高潮位の時間帯であることに加え、大量に入っている雨水の影響もあるのでしょう。
低いトコロは膝付近まで水没しています。
「あ〜。気持ちいいな〜〜。浸かりながら竿出すなんて久しぶりだなあ〜」。



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↑AM7:43
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↑AM8:14

結果、期待をした内側は3ピロ程度と深めのタナで2枚+バラシ1で終了。
結構長い堤防で探りがいもあるので、もう少し丁寧にやりなおしてみてもよいのだけれども・・・。
港内も気になっちゃうなという訳で、スロープや係船回り等を探りながら反対の堤防まで探ってみたものの、黒鯛のアタリはバラシが一回。カサゴが数匹といったところでした。



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ここの画像は以前に来た時にも撮りました。

一度ホテルに戻って一休みしようと、探りながらクルマに戻る途中、「魚見えないね・・・」と思いつつも、惰性的に奥に止めている船付近まで仕掛けを飛ばして沈めていると「ビンっ!つつつつ〜〜〜」とアタリ。


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↑イェイ、ビンゴ!♪

左の格子状の柵に二度巻かれ、ちょっと捕るのは難しいかな・・・と思いましたが、最後には無事「御用」。

ここで台船で作業をしていた方が声をかけてきて、「ここは水キレイでしょ?チヌはたくさん見えるときがあるよ。あっちの方とか。」
毎日この港で作業しているそうですが、早朝からボクがあちこちふらふらして竿を出しているのを見ていたらしいw。
ヘチ・落とし込みの釣りをしているのを見たのは初めてだとおっしゃってました。
「この釣りは面白そうだね。オレもやってみようかな〜」と言って去ってゆかれましたよ。



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↑ホテルのある鹿児島市への帰り道。

完全な雨予報でしたが、運良く降られなかったのは幸いでした。
おなかがペコペコなのでコンビニで買ったおにぎりを頬張りながらホテルへ帰還。
シャワーを浴びてさっぱりしたあとはベッドでゴロゴロ。
しっかりと睡眠もとって夜に備えました。



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夜の部は、再びコロダイを釣り上げたいと勇んで、雨の中昨夜のポイントまででかけましたが、がび〜〜ん・・・。
大型の船が停泊していてほとんど竿を出すところがないがな・・・。
仕方がないので開いているちょっとしたスペースで竿を出して、なんとか真鯛を一枚捕獲。
なんだかこれで満足してしまい、再びホテルに戻って休息をとることに。
明日がラストです。



7月6日(木)

朝まで雨が残り、明るくなってきたのは5時を過ぎてから。
昨年、大きな真鯛をバラシてしまい、メチャクチャ悔しい思いをしたポイントまでやってきました。
ワクワクしながら釣り始めるも、潮の動きは鈍く、アタリも遠く。
・・・あれれ・・・こりゃ・・・ダメなのかな・・・と思いながらも、釣り場は広いのでどんどん探っていくと、2ヒロほどのタナでアタリが出ました。
素バリを引いて確認してみると太軸の大きなチヌバリが潰されておるがな。
しめしめ・・・。



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↑AM5:41

よっしゃよっしゃ。いい引き!
続けてアタるも再びハリを潰されたのち、バラシ。
どうやら今このタイミングで黒鯛が寄っているようです。
が・・・、朝も早いというのに港の作業が始まったようで、船が接岸し、フォークリフトがあわただしく動き始めました。
邪魔になっちゃいけないよね・・・と、クルマを駐車させてもらっている付近まで戻ることに。


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↑↑AM6:20
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↑AM6:52

最終日にてついに空が明るく晴れてきたなか、既に探ってみたところをやり直してみると1枚追加。
さらに角付近を少し丁寧に、地底まで探ってみると少し深いタナでアタリが出て真鯛をゲット。



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考えてみると明るい時間にしっかりと真鯛を釣り上げたのは初めてかと。
サイズこそ大きくはないけれども、日の光の当たる中で見るこの魚は本当にキレイですね。
こんな魚がヘチ釣りで普通に釣れてしまうなんてホントにスゴイ。



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↑続けてもう一枚。

まだこちらでの経験が少ないのでなんともいえないませんが、黒鯛がアタリを出すのは上層。真鯛はその下という傾向があるように思います。
ヘダイに至っては地底でしか釣っていないような気が。。。
・・・・そういえば今回はまだヘダイ釣ってないから釣りたいな。



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↑狙い通り地底で2連荘。うれしいな。

この魚はあまり人気がないようですが、真鯛同様引きは強いです。
食べてもとてもおいしいそうですよ。



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アタリが遠くなってきたのをネチネチやっていると、キレイな黒鯛が釣れてくれたのを機に、少し休憩を挟んでから移動することにしました。



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↑黒鯛、真鯛、ヘダイときたら、あとはやっぱりキビレを釣っておかねばw。

やってきたのは過去の釣行でキビレが釣れた運河というか水路というか。
係船や張りめぐされまくったロープで、ガチのストラクチャーポイントが多く、そうした所では大きな魚はほぼ獲れないのではないかと。



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↑驚いたことにここでも真鯛が2枚釣れた。

ヘチ・落とし込みで狙う真鯛というと、夜釣りが圧倒的に良いという話を聞いていたけれども、今年の錦江湾は真鯛が多いのか、それともタイミングなのか。
まったくもってわかりませんが、明るい時間にこの美しい魚を釣ることができるのはラッキーなのかなと。
もういつ竿を納めてもよいと思っていたけれども、ハタやイシガキダイなど、サイズは今一つだけれどもいろんな魚が遊んでくれるものでネチネチと続けてしまいました。



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↑最後に釣れたキビレちゃん。

係船&ロープだらけのところに6,7匹の群れがウロチョロしているのを見つけたので「丸見えだし、食わないだろうな・・・」と思いつつ落としてみるとパクリ!
あちこちに巻かれまくって「あ〜。こりゃ捕れないな」と思いましたが無事に捕獲。
時はAM11時頃。
もういい加減満足した!よい頃合いと納竿することとしました。



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いつものように釣具屋さんの洗い場をお借りして道具を洗い、拭きあげてパッキング。
鹿児島ラーメンを頂いた後、空港近くの温泉でサッパリしてお昼寝です。
今回は雨にたたられたけど、最終日は晴れてくれたし、しっかりと睡眠もとれたので疲れが少ないなあ。



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来月は初の山形県です。
山形というと「庄内釣り」発祥の地。
かつての庄内藩が武芸の一環として釣りを奨励したというのは有名な話。
そして、魚との対峙を「勝負」と呼んだ武士達の頂点にあったターゲットが黒鯛とされています。
釣り人の一人としてそんな歴史に触れてこれたらいいな!と思ってマス。

それではまたっ!



【ヘチ釣り行脚】鹿児島にて念願のコロダイを捕獲【前編】

ハロー、また会えたね。鹿児島のおチヌちゃん。

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去年、未知の大物?に何度も切られてしまったり、大きな真鯛をタモ入れ寸前でバラしてしまったりで、リベンジ、そしてまたのリベンジで3回も訪れてしまった鹿児島に今年もやってきました。
旅程は7月の4日から6日の3日間。
避難指示が出るほどの大雨が降り続く最中でありましたが、まあ行くしかないという感じ。
まったくもって天候が安定しない予報であったため、沖提をあきらめ、天候の具合を見ながら地回りの夜釣り、それから潮のある時間帯の釣りを中心にやってみようというプランにしました。

鹿児島空港でレンタカーを借り、市内に入ったはよいものの、やっぱり雨が強いです。
のんびりとお昼ご飯を頂いた後、そのまま宿にチェックインしようと思いましたが、やっぱりソワソワしてしまい、ちょっとした雲のきれ間が出来た際に「今だ!」とホテル近くの岸壁で竿を出してみると、今回の第一号が。
続けてもう一枚!と思ったけれども、再びドザ〜〜〜!!っと降ってきたため、宿に入ることに。
ずぶ濡れでチェックインとかしたくないですからねw。


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↑ホテルのお部屋から。

例によって宿直明けの不眠状態で来ているので、シャワーを浴びて寝ます。
ぐっすり休んで夜に備えよう。



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↑PM21:01。ハロー、鹿児島のマダイちゃん。

一か所、気になっていた場所を攻めてきたものの、反応をもらうことができず、昨年初めてのマダイを釣り上げた岸壁にやってきて、バケツをひっくり返したような激しい雨の中、釣り上げました。
サイズは45cmほどですが、尾が大きくて長いせいか同寸の黒鯛より小さく見えますね。
それでもやっぱり引きは強い。
以前釣れた時のように潮の動きがなく、実際にしばらくアタリがなかったので「前に釣れたのはタマタマ運がよかったのでは・・・」などと弱気になっていたところだったのでメッチャクチャウレシイのでありました。



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この岸壁は鹿児島では非常にメジャーな釣り場らしく、昨年訪れた時にも釣り人が入れ代わり立ち代わり出入りをしていたのですが、さすがにこの日はボクの他にもう一人だけ。
その方もクルマの中に入って竿先を見つめているようです。


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↑PM21:36
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PM21:58

浅いタナで黒鯛が一枚。少ししてから少し深いタナでマダイを一枚追加。
雨はドジャ〜〜!っと降ったらパタッと止むという繰り返しで、風はほぼなし。
雨具を着込むと蒸し暑そうなので結局ずぶ濡れになって竿を出しているとゆうw。
大量に入り込んでいる雨水が釣果に影響するかと懸念していたけれども、なんとか魚の顔を見れているのでラッキーだなと思いました。

そして岸壁の右端。そこから先は工事中で立ち入り禁止というところで、ここを落としたら折り返してもう一回探りなおしてみようかな・・・という感じでやってみると、1ヒロほどの浅ダナで手元まで「コンっ!」と伝わる明確な吸い込みアタリがきました。
聞き合わせて魚の重さを確認してアワセを入れると、なんだか重たい雑巾でも掛けたかのようなヌメ〜〜っとゆっくりゆっくり上がってくる感覚。
・・・・これは・・・・ちょっと何か・・・デカいのではないだろうか・・・?
と思いながらチャチャッと2,3回リールを回してラインを巻き取ろうとしたところ、左にゆっくり動いていた魚がかなりの重量感とスピードで岸壁沿い、左方向に走り出しました。
工事をしている右方向に走らなかったのはラッキー。
提壁にラインが引っかからぬよう、できるだけ沖側に竿を突き出しながら、魚についていく形でテクテクと歩いていくと「ガガ!!ズルズル!!ズルルルルルルルルーーーーーー!!!ガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」という感じで、どんどんラインが引き出されていくので、これはイカンと急いで魚の前に出ることに。
スピードが速いため、巻き取りながら追いつくのに少々時間がかかりました。

「これは絶対コロダイだ!」

この頃にはそんな確信が。釣ったことないのにw。



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↑PM22:17。やったあ〜〜〜・・・。

そろそろ姿が見えるかしら?と思ってから。
そして実際に姿を見せてからもしつこいくらいに強い引きをみせ、腕はパンパン。
引き上げるタモの重さもズッシリと。
手が震えるほどの感動はありませんでしが、取り込んだ場所は100m程度は離れており息があがりました。

コロダイが難しいと言われるのは、磯の王者、石鯛を凌駕すると言われる強い引きはもちろん、積極的に根に突っ込む魚であるかららしく、結局のところ8号や10号といった太いラインでも簡単に切られてしまうのだとか。
今回ボクが釣り上げた魚は70cm前後(測ってないけどw)で、黒鯛タックルで釣り上げたコロダイとしてはかなりよいサイズのようだと、東京に戻ってから知りました。
なんとか釣り上げられたのは、ひとえに魚がお利口さんで、ひたすら岸壁沿いを左に左にと走ってくれたおかげで魚の先から引っ張ることができたからかと。
悪天候のせいで他に竿をだしている人がいなかったため、足場のよい釣り場を広く使えたのもラッキーでした。


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↑大物に備えていた太軸のチヌバリ8号が小さく見えました。

なにはともあれ、いつかは釣ってみたいと思っていたお魚がよいサイズだなんて。
魚体に傷がなく、ヒレもキレイ。魚体がとても美しいのもよかった。
大げさだけど、この釣りを続けてきて、一つ夢が叶ったような満足感がありました。

続きます!(送信ボタン押しちゃったのでw)。

【ヘチ釣り行脚】初上陸の四国で黒鯛を狙う【高知】

6月5日(月)朝。
いつものように宿直勤務を終えてから羽田空港へ。
向かうは初めての高知県。


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行先を高知にした理由は・・・なんとなくw。

ただ、落とし込み、ヘチ釣りで有名になっているような波止や港に行きたいとは思いませんでした。
あまり情報のない、行ってみないとわからないような所のほうがワクワクするし、結果、魚の顔が見れたときの喜びを大きく感じられるから。
今は飛行機を使ってあちこち行ける身になっていますが、この感覚は東京近郊で釣り場を探して放浪していたときと変わらないですね。



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高知の空港に到着した後はレンタカーを借り、あらかじめチェックしておいた最寄りの釣り場を軽く覗いてみた後、クロネコヤマトの営業所止めにしておいたエサを回収しました。

「さて。どうしよう。」

時はちょうどお昼。
どこへ行くか少々迷いましたが、1時間ほどドライブをして西を目指すことにしました。


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↑堤防の付着物は牡蠣。魚は見えず。

潮はド干潮であるし、今回は様子見・・・という感じで、あらかじめ目を付けておいた釣り場をどんどん回り、よさそうなところではちょこっと竿を出してみるという感じでやってみました。



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数か所目。
早くも夕刻で、潮も幾分か上げてきたとある船溜まりで竿を出してみると、小さいながらもキビレがヒット。
本命ではないものの、ここまで浮いた魚を見ることもできていなかったので、どうやらここ、高知でもヘチ・落とし込みの釣りが成り立ちそうかな・・・と一安心です。
が、何故か竿に接着されているエンドキャップが抜けて海にすっ飛んで行っちゃった。
この部分がないとズームを短くした際にしっかり固定されず、カタカタして気持ち悪い。
幸い今日は天気が崩れることもなさそうなので和竿に持ち替えて残りの時間を楽しむことに。


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↑本命。いいのさ。小さくても。小さすぎる気がしないでもないけどw。

この子を釣り上げる前に、なかなか強力なお魚がヒットしたのですが、横走りしている時にどこに擦れたか、スパッという感じで切られてしまいました。
底は切っていたのですが、思いの他張り出しているところがあるのかもしれません。


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う〜〜ん。初日にこのエリアにきたのはちょっと失敗したなあ。
よさそうなところが沢山あるだけに、回り切れないや。
朝から一日かけてじっくり回るべきだった・・・。
少々後悔しましたが仕方がない。
今日はあきらめて、予約をしたホテルがある高知市内まで戻ることに。



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↑22時前。

予約していたホテルが思いの他豪華な上、お部屋も広くて快適でした。
ただ、街中からは少し離れており、近所の飲食店やホテルのレストランも既に閉店。
仕方ないので軽く飲みながら明日の予定を決めてから就寝。
明日は2時半起きです。



6月6日(火)

・・・・・・目が覚めると外が明るい。
時計を見ると、時刻は既に7時近く。
う〜〜ん・・・・・やらかしたなあ・・・。
なんだかんだと1時近くまで「あーでもない、こーでもない」と旅程を考えていたからねぇ・・・。
ま、しょうがない。
睡眠不足で遠くまで出かけて事故など起こすよりよっぽどいいか!と、窓から外を見てみると、空はどんよりと曇り、しとしとと雨が降っている様子。
じゃ、予定を変えて、今日は近場をあちこち回ってみようかな。
どの道やるつもりだったしね。



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やってきたのは高知市が面する浦戸湾の中でもかなりメジャーと思われるポイント。

雰囲気としてはよくあるふ頭の岸壁という感じ。
平日、雨天だというのに、一角には常連さんと思われる釣り人達が固まって竿をだしています。
それではお邪魔しま〜す・・・という感じで、雨具を着込んで竿を出してみることに。
浦戸湾は大きな湾だし、初めて来る場所なのでできるだけあちこちで竿を出してみたい。
アタリがなければどんどんランガンしていくことにしよう。


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この場所、垂直かと思っていましたが、何度か落としてみるとどうやらハングしているみたい。
潮はとうに下げに入っているものの、まだそれなりに潮位があってハング部分は顔をだしていませんが、このハング、結構深いんじゃないかなあ・・・。

「変化のあるところに魚は付く」という基本通り、決して覗き込まずに張り出したゴム製のバンパーを中心に浅ダナを探ってみたところ、小さいながらも早々に1枚目が。
こういうのって、自分で身につけた釣りがどこへ行っても通用すると証明されたような気がしてウレシイものです。
ただ、こうした知識や技術をやっとこ身に着けるまで40年近くって、随分と遠回りしたもんですがw。



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↑すぐに2枚目。気持ちサイズアップもまだカワイイですね。

続けて3枚目を狙おうとしていると、ガ〜っと軽自動車が寄ってきて「ど〜だ〜?アタッてるか?」と地元のお父さんが登場。
とても気さくな人で、昨日はここで55cmが上がったと教えてくれました。

お父さんがいうには、黒鯛は今年も釣れているけど例年に比べると良くないとのこと。
ボクが東京から来たことを話した上で、昨日回った釣り場の話などをしてみると、随分と詳しいので、「あれ?お父さんも落とし込み釣りをするんですか?」と聞いてみるとそうなんだって。
エサを採れる場所を教えてくれた上に、オレは毎日1枚釣ったら帰っちゃうから持ってっていいよ!と採取したエサを気前よく分けてくれました。

「ここはね、思い切りハングしてて、中に柱もあるよ。あっちなんかだと(対岸を指さして)60オーバーが泳いでる障害物回りを前打ちで狙ったりするから竿は長めのほうがツブしが効くんだよ。ま、捕れないんだけどね!w」と見せてくれた道具は4,5M程度の磯竿に両軸リール。仕掛けは自前の目印仕掛けでした。
へえ。こっちでも本格的にこの釣りをやっている人がいるんだなあとビックリ。
高知というと三大怪魚でしられる「アカメ」が有名ですが、やり取りしている40cmオーバーの黒鯛を執拗に追いかけて目の前でひとのみ!反転した時の尾っぽの一撃でびしょ濡れになってしまった!という話はとても面白かった。
なんだかんだと30分以上話をさせてもらって(話してたのはほとんどお父さんだけどw)、色々とタメになる情報を得ることができました。
さすがは地元人!



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↑「ビンっ!!」とメチャいいアタリと元気よい引きでサイズアップ。42,3というところかしら。

コーナーを曲がって、立ち入り禁止区域らしきエリアの先も釣りができるとお父さんが教えてくれたので、プチ移動してきて釣り上げました。
お父さん、東京から来た釣り人が気になったのか、わざわざ後からやってきてくれて、ヘチ際に立ってボクに手招き。
なになに?という感じで近づいていくと「海沿いをに歩いて来ないで回り込んで来い!」と身振り手振りを交えていうんですわ。

「ああ・・・浮いてる魚を見せたいのね・・・」と苦笑しながら近づくと、お父さんが指さす先、10mほど先のゴム製のバンパーについている付着物をむしってヒラを打っている黒鯛が。

「な?ああいうところが結局アタリが多いんだよ・・・」

「おー。一発で食いそうですね」

「うんうん」。

何故か二人の会話もひそひそ声になっていたとかいなかったとかw。
「オレは1枚釣ったから帰るよ。頑張ってな〜」と言って颯爽と去っていかれましたが、沢山話をさせてもらったし、立ち振る舞いを見てもなかなかの手練れと思いました。
お父さん、色々と世話をしてくれてありがとうございました!
いつまでも元気でライフワークのチヌ釣りを続けて欲しいな。

さて、再開しよっと!と思いましたが、話し込んでいるうちにハングのアゴ部分が露出してきちゃった。
潮が低くても魚は釣れるということでしたが、やっぱり浅ダナでの釣りでは確率が大幅に下がるでしょう。
いい頃合いとみて移動移動!



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雨が降ったりやんだりという天候の中、たどり着いたのは船がガチャガチャと係留されている港。
幾つか他のポイントと思われるところを回ってきたのだけれども、工事中や立禁で入れなかったり、あまり食指が動かなかったりでここにくるまで時間を食っちゃった。
潮も大分引いてしまったけど釣れるかな・・・?



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キビレが釣れた後に1枚。続けてシーバスが食ってきました。
平場用の仕掛けでやっているのと、ガチャガチャのストラクチャーなのでやり取りが難しい。
ラインが擦れて切れてしまうと、曲がりこんだ竿が跳ね上がり、係船にぶつかって破損してしまったりするのでヒヤヒヤしながら。
こういうところは安い竿使ったほうがいいですねw。

始めた時間が遅かったこともあり、早くもお昼。
移動をしながら「お腹すいたな〜・・・」と思っているとお弁当の看板を発見。



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高知でチェーン展開をしている「くいしんぼう如月」さんはチキンナンバン(カタカナ表記)が有名で、高知県民のソウルフードといってもよいくらいに愛されているのだとか。
ボクらが想像するタルタルソースみたいのじゃなくて、オーロラソースと呼ばれる、サウザンアイランドドレッシングのようなソースがかかってました。
んまかった!ごちそうさまでしたっ!

お腹が膨れると、妙に満足してしまって「今日はもういいかな」と竿を仕舞うことに。
明日こそ早起きして東に行くつもりだし、無理の効かない年になってきたのでほどほどにしておこう。



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↑夜は「まんしゅう」さんのジャン麺を頂きました。

これはね、唯一無二というか、ここでないと食べれない感じでしたね。
ニラとホルモンが入ったピリ辛熱々のあんかけがかかったラーメンです。
もとは四万十方面の焼き肉屋さんが始めた人気メニューだそうですが、なるほど!
まさに焼き肉屋さんが作ったラーメンという感じがするのです。
おススメされた通り、残ったスープにご飯を入れておじやにするのがこれまたおいしかった。
結構量があるので、普通の人は半ラーメンとご飯で満足できるんじゃないかな。



6月7日(水)


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↑ジワジワと明けてきました。

やってきたのは高知県東部のとある港。
潮もたっぷり。う〜〜!ワクワクするっ!

今回少し足を延ばしてこっちへ来ることに拘ったのは「どうやら石鯛が釣れるらしい」から。
とはいっても、一般的にはガチの磯釣りタックルで狙うようで、唯一、ネットで拾った落としこみ石鯛の情報があった沖堤防に渡らせてもらおうか迷ったんですけどね。
今思うと、思い切って渡ってしまえばよかった・・・・って結果が早わかりw。



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結局、釣れたのはフエフキダイ系の小魚と大量のカサゴ。
特にカサゴは溜まっている場所があるようで、そうしたところではツブを使ってもバンバンとタナでアタッてきました。
水色は碧く澄み、昨日まで竿を出していた浦戸湾とは異なり、ここは外洋なんだなあと。
黒鯛も数匹視認できたのでそっと狙ってみたけどまったく相手にされずw。

大きな港ということもあり、2時間ほど探り歩きましたが・・・こりゃダメっぽいな。
どうしよう。水深もそこそこあるから潮が引いても釣りはできそう。
ダメ元で一日粘るかな。いやいや、近くの港をやってみようか。
それともあきらめて高知市内に戻って黒鯛を狙おうか。
メチャクチャ雰囲気がよいのと、実際に石鯛を狙っている釣り人がいたので移動の踏ん切りがつかずw。



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↑移動!!そして眠気に負けて昼寝!w



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高知市内に戻り、昨日竿を出せなかった釣り場で竿を出してみました。
潮も引いてしまって激浅でしたが、それでもポツポツとアタリが。
この辺り、潮のある内にできたらメチャクチャ面白そう。



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↑お昼はホテル近くの讃岐うどんやさんで。お腹いっぱい〜。


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↑ホテルに戻って昼寝の図。せっかく遠征に来てるのに寝てばっかりだなw。



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↑カツオとウツボの叩き。うま〜〜。

夜は高知在住の旧友と超絶久しぶりの再会をして、高知でもトップクラス!という居酒屋さんに連れて行ってもらいました。
彼は若い頃に同じライブハウスに出演していた仲間で、今は地元高知市で「ハイパードラゴン」というタトゥースタジオを経営しています。
「オレ、アカメの日本記録持ってたことあるんだよ!」と聞いてびっくりしちゃったw。
昔話に花が咲くのはもちろん、「石鯛だったら西のがいいんじゃない?」だとか、「チヌだったら〇〇がいいよ!」とか教えてくれました。
久しぶりに会えてよかった。どうもありがとう。



6月8日(木)


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最終日は高知でも一番有名と思われる沖堤防に渡りました。
渡船は港に面した釣具屋さんが行っており、東京から初めて来たので教えてください!というと、船の場所、車を止める位置など、親切に教えてくれました。
基本1時間ごとに船が出るらしく(お客さんがいないと出ないので、帰りたいときは電話をすればよいらしい)、システムがしっかりしている上、料金もリーズナブルなのでどなたでも安心して利用できると思います。
「落とし込みでチヌを狙いたい」と話して渡してもらった堤防は・・・なんて名前だったっけ・・・。忘れちゃったw。



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↑この日の一番船は10名ほど。雨天予報で少ないのかもしれませんね。ボクが渡った堤防には3名が渡堤。

始めての場所って、いつだってワクワクするんですよね。
場所を変える度にこのワクワクを味わえるのが遠征の一番の魅力かな〜。

ヘチの形状は垂直。
少しハングしていますが、足場も良く、高さも程よい。
ヘチ釣りに向いているといえそうです。
ちなみにヘチ・落とし込み釣りの情報は・・・調べた限りではゼロw。
でもまあ、黒鯛は多いらしいのでまったく釣れないってことはないでしょう。
多分ね!

水深がどれくらいあるかわかりませんが、朝一だし。曇りだし。潮もあるし。
ということで浅ダナを狙って1投目・・・・。
・・・・・・・お〜。程よく潮が効いてるな。いい感じ。

続けて2投目・・・・ふわっ・・・。

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↑AM5:27。いぇ〜い。年なし。多分だけど。

フグだろ・・・ぐらいに思ってアワせていたのでビックリ。
急いで写真を撮ってリリース。
いや〜。釣れるんだな〜。メチャクチャ嬉しい。
もう帰ってもいいや・・・と余裕の一服をしてからの3投目。
・・・・・ふわっ・・・。


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20分程で4枚。
ちょっと奥サマ、これはなかなかヤバいんじゃないですか?
一緒に渡った釣り人さんの視線が・・・ちょっとキモチいいかもw。

釣り場は広いので大雑把に探ってゆくと、離れるほどにアタリが減ってきて1時間で6枚。
予報より大分早く雨が降り出しました。
どうしよう、最初の場所からやり直すか・・・。
迷うなあ。


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↑やっぱり反対側めざすでしょ!

実はこの堤防でも石物の実績があるそうだし、他にもマダイやハタなどが釣れるそうなので、間違って釣れないかな〜なんて思いながら。
が、なんだか潮も動かなくなっちゃったし、さっぱりアタリがなくなっちゃったな。
さっきのアレはいわゆるモーニングとゆうやつかw。


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地底まで落としてみると、パイプの欠片がひっかかってきました。へぇ〜(雨でレンズが曇ってピンとが合ってません)。



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↑堤防の先端で折り返しての帰り道。地底までさぐってヘダイの子。小さくてもキュキュっとよく引きますね。



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↑一休みの図。

一緒に渡った釣り人さん達は9時の船で撤収。
一人釣り場を独占状態で、なんとも贅沢なんだけれども、ま〜全然あたらん・・・。



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↑と思ったら釣れたw。今見るとよいサイズ。

相変わらず潮も効かず、もう満足したので、船を呼んで陸へ戻ることに。


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最後のひと頑張り!と船が来るまでマシンガン落とし(なにそれ?)をしているとアタリが出て鬼アワセをしたらこの子がスポ〜〜ん!と。ゴメンね。


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↑AM11:00帰港(レンズが曇ってボケてます)。

ラッキーなことにクルマに戻った所で雨がしばらく止んでくれたので、これ幸いと荷物をパッキングしていると、船長が釣果を聞きにやってきて少し話を伺うことができました。
魚は逃がしてしまったというと、どうやらこちらでは黒鯛の枚数やサイズで無料渡船券がもらえるらしく、ちょっと勿体ないことをしたなあとw。
ちなみに、こちらでも落とし込みをする人はいるけれども、「ほとんどいない」とのことでした。

これまであちこちで竿を出してきましたが、この「ヘチ釣り」という釣りは条件や場所、タイミングこそ選べど、日本全国どこでも通用するって再確認できましたね。
初日のチンコロから始まり、少しずつサイズアップできたのもよかったな。



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↑外は土砂降り。

帰りの飛行機は夜なので、いつものように温泉に立ち寄ってさっぱりします。
こちらの施設はコインランドリーを併設していたので、これまたいつものように洗濯。
空いている座敷でお昼寝しながら洗濯物が仕上がるのを待つとゆう、完璧かつ体に優しいスケジュールw。



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高菜で巻いた鯖寿司というものを空港で頂き、飛行機に乗り込みました。
鯖の押しずし、好きなんですよね。


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↑ふうっ!の図。

という訳で、4日間の高知遠征は終了。
毎日、数時間〜半日程度しか竿を出さなかったこともあってか疲れは少なかったかな。
が、高知って広いので、ホントに触り程度の釣りしかできませんでした。
こりゃまた行かなきゃですね。
最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

7月は4日から鹿児島に行ってきます!
んじゃまたっ!


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