20日にスタートした「ギャラリー連」での作品展。最初の日曜日は、小雨のそぼふる

残念な一日となりました。

それでも諦めてはいけません! 長年の経験から、こんな日こそ「素敵な出会い」が

突然にやって来るのです。


私が古布の「ハギレ」を整理しているところへ、「どうしたものか?」といった表情

をした先生が相談に来ました。

先程から先生と熱心に話をされてる女性が居た事は私の視野にも入っていたのですが、

どうやらそのお客様が、《非売品》の『吉祥天半跏思惟像』をとても気に入って、「販

売は出来ないでしょうか?」という相談を受けた様です。

◎下の写真の『吉祥天』がその人形です。


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※この『吉祥天』には色々な思いがたくさん詰まったお人形で、豆田の「長福寺」でコ

ラボ展をやった際に、本堂に飾ったこの人形を長時間座り込んで見入っていた親娘の方

が、目に涙を溜めて「素晴らしいですね!このお人形は売却しないで、ず〜っと黒船屋

さんの手元に残して置いて欲しいです」と言われました。

また、昨年7月には人形師の辻村寿三郎さんが御年83歳にして、初めて自身の名前を冠

した「公募展」を開催。その際《秀作賞》を受賞した思い出の作品でもあります。


ご主人を交えた4人でしばらくお話をしましたが、奥様の熱い思いを感じ取った先生は

この人形を譲る事に心を決めた様です。

昨年3月 豆田での作品展が終了した直後に、以前から《非売品》と決めていた二組の大

型『お雛様』の他に、3体の人形を《非売品》としました。

ところが間もなく、『木花之佐久夜毘売』が訳あって岩手県へ、そして今回『吉祥天半

跏思惟像』が福岡へ・・・。残る1体は『神功皇后』だけですが、状にもろい先生の事

・・・どうなります事やら!?

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         創作人形工房黒船屋 ☎ 090-9079-6382