護摩ちゃんの祈り

2008年01月30日

護摩ちゃん事件の今後

護摩ちゃんのことで「控訴しないのですか?」というメッセをいただきました。

気がついていない人も多いと思いますが、先日の裁判は「動物愛護管理法違反」と「廃棄物処理法違反」のみの罪状による起訴。
護摩ちゃんという飼い猫が殺されているのに、「器物破損」や「窃盗」などが罪状にありません。

これは諸事情により護摩ちゃんの飼い主さんが警察へ被害届けを出す事ができなかったからです。
署名を集めだした時点で私達はおろかご本人もその事を知りませんでした。

だから今回は飼い猫が犠牲になった事で、虐待犯で初めて刑務所にぶち込めると思い、そうなれば今後の模倣犯への抑制になると思っていました。

かなり勝算ありと思ってたんです。

民事で訴えてなくても、護摩ちゃんの被害届けさえ出ていれば、判決はもう少しは重くなったかもしれないはずでした。
それは今となっては仕方ない事だし、被害届けが出せなかった理由については色々あって一口に説明できないので割愛しますが。

とにかく、起訴された2つの罪状では「原告」はいないんです。
いないと言うか、検察がそれになります。
つまり私達に対して「控訴しないのですか?早く控訴しないと!」と言われてもちょっと無理なんです。

あの裁判事体に関して私達にできることはもう尽きてしまいました。
あの怠け者の検察が控訴するわけがないし、仮に今から検察へ控訴するようにと嘆願書なり集めても、あの検事には効果ないでしょう。
何よりも、最初の署名ほど数は集まらないと思います。

でも私はこのまま諦めない、やれる事をやるつもりですよ。

あの犯人をどうにかしたいとかではないんです。
検事をつるし上げたいとかいうんでもありません。

動物虐待に関する一般の関心のなさを何とかしたい。
ついでに裁判のあり方を変えたい(これは専門外なのであわよくばという感じですが)。

とりあえず、私は今回のことをこげんたちゃん事件よりももっと広く世の中に知ってもらうように働きかけたいと思っています。

読んでくれた方はみんなショックや憤りや色々感じて心に残してくれたと思いますが、署名の数6300以上と比べると、署名に協力してくださった方の間にも、まだこの現実が伝わっていないと感じます。
どんなに議員やなんかに訴えても、国民の関心がないことはおざなりな扱いをされると思います。

国民が関心を持つには、まず知る事。
知って、問題意識を持つ事。

今回の件に関し、私は中間目標をそのようにしました。

うまくいくかわからないけどマスコミに働きかけたりしてみたいと思ってます。

このためにご協力してくださる方はねこひと会にご連絡ください。

kuromatsu at 19:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年01月24日

判決・・・そして虚しい思い

判決は懲役1年6ヶ月執行猶予3年。

刑よりも、型通りの裁判と、被告親子の態度を見て、今はとにかく虚しいとしか言葉が浮かびません・・・。

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産経新聞の記事から

「同じこと繰り返さないように」猫殺しの男に有罪判決
17:38更新

自宅マンションで計6匹の猫を殺し隣家の庭に捨てたとして、動物愛護法違反と廃棄物処理法違反の罪に問われた元カメラマン、長島隆被告(31)の判決公判が24日、東京地裁で開かれた。川口政明裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。

 判決理由で川口裁判官は「1件目の殺害は衝動的だったとしても2件目以降は殺害、廃棄する意思があった」と指摘、計画的犯行だと認めた。

 その上で、長島被告には「2度にわたる傷害事件の後遺症から悪夢にさいなまれるなど強迫観念が認められる」と述べ、「猫殺しとして実名で報道されており、社会的制裁を受けている」などとして、同情すべき事情があるとした。

 判決の言い渡し後、川口裁判官が「病気についても適切な治療を受けて同じことを繰り返さないようにしてください」と説諭した。閉廷後、長島被告は傍聴席に向かって深々とお辞儀をした。

 判決によると、長島被告は平成19年8月20日から9月28日の間に、計6匹の猫を拾ってきて餌付けし、東京都豊島区の自宅マンションの浴槽に数回たたきつけるなどして殺し死骸(しがい)を近隣の隣家の庭に捨てた。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/117776/


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記事だけ見たら裁判官、良いことちゃんと言ってくれたじゃないと思う方もいるかもしれませんが・・・。
裁判官の話し方は型通りの台詞をつらつらと(と言うかモソモソと)早口で抑揚なく読み上げただけで、人を更生させるために説くという話し方には程遠いものでした。

裁判終了が告げられると、被告はこみ上げる笑いを何とか隠そうとし、隠し切れずににやっと笑ったのを私は見ました。

今回は私が父親の隣に座りました。
もう父親に話しかけてもきっと無駄に違いないと思い、父親達が退席してもすぐに立てないくらい無気力な気持ちになりました。


一階のホールで、被告親子と弁護人にちょうど鉢合わせしました。
被告にやや同情的で、ライターをしている友人が父親に話しかけましたが、3人はまったく無視してすたすたと去って行きました。

私は我慢できなくなって、3人が出口を出るあたりで追いかけて、後ろから

「護摩ちゃんです!殺された子の中に護摩ちゃんという子がいました!息子さんは大切に育てられていた飼い猫も殺したんです!知っててください!」
と叫びました。

それも聞こえてるかどうかわからずどんどん行ってしまうので、タクシーに乗り込もうとしている所まで追いかけて、

「護摩ちゃんって名前です。本当にこれから猫の供養をするならそのときに護摩ちゃんのことを祈ってあげてください!ゴマは仏教の護摩です、わかりますよね?」と言うと、父親はやっとうなずきました。

ただ、ついうなずいただけなのか、本当にわかってうなづいてくれたのか、今もよくわかりません。


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2008年01月23日

護摩ちゃんの裁判分析

一緒に傍聴に行ったチョコママさんの感想がとても的を得ていると思いますので、チョコママさんの許可をもらい転載させていただきます。

【感想・チョコママ】
猫虐待による動物愛護法では、1年の懲役または100万円以下の罰金が量刑です。2年求刑というのは、猫を殺してその遺骸を近隣に捨てた事への廃棄物の扱い・清掃に関する法律違反だそうです。
この言葉どうり、今の日本では動物の扱いは物であることを突きつけられた悲しいものでした。廃棄物という言葉の響きがとても切なかったです。弁護士は有能でした。父親は糖尿病であることをさりげなく伝え、体調の悪い中、息子にかかわり誠意を持って尽くしていること。被告に対し、はじめあなたは犯罪を犯したことに対し厳しく断罪しながらも後半は傷害事件があったことで、精神を病んだことを加味し反省しているとのけんかいをしめし、情状酌量を訴えていた。
検事は、通り一遍にすすめているようであった。
チョコママの疑問点
・1回目の傷害事故は両親にも知らされないし、本人も話をしないたわいのないものだったこと。弁護士が言うような精神的ダメージはないとかんがえる。
・治療費を稼ぐための領収書偽造については、風俗に行って使っているのに治療費にはなりえないこと。
・相手側・会社から訴えられれば文章偽装に、詐欺行為にあたること。
(前科ないっていうけど、訴えられてないだけ)
・1年以内に傷害事件が2回も起きていること。
彼への非を検事側から聞いていない。弁護士が有利になるように弁護側から挑発行為はなかったことなどを言っている。なぜ、検事側からそれらの事件に関し、加害者になった人間のコメントなり、証拠人として事件の解明をしないか?長島が傷害事件で一方的被害者といった雰囲気をなぜ作ってしまうか?検事の無能さを感じた。
・通常人間同士でコミュニケーションがうまくいっていたら、襲われたときに回りの人間も自分が恐怖で助けられなくても助けを求めることはできたはず。どうやってこの人は助かったのだろうか?私のなぞ。
人間性にかける人間であったと推察する。
・事故後壁をたたいたりして、痛みを感じ無機質だから生きているものへ対象が変わったのは残虐性を求めたものであると推察。
あくまでも自分は痛みをかんじたくない、弱いほかへの攻撃をすることで悪夢云々いっているがつじつまが合わない。
・フラッシュバック、メンタルヘルスについて
それらの疾患があると、犯罪がおきるものではない。通常に生活されている人のほうが多い。つらい現実で心を病んでいる人もたくさんいるがその人たちへの偏見につながっていく。理性という言葉の意味はなんだろう。人間だからこそ持ちえるものが理性ではないだろうか?
・父親、両親の監督下っていうけれど、両親死んだら誰が彼をほろーするの?31歳にもなって、両親の監督下というところが、自分自身では立ち直ろうとしているのではなく、あくまでも甘えている。示談金は親払い。守られて甘やかされたただのくず。
・性的快楽を求めるものではないにしろ、虐待されることで快楽を感じていたことに間違いない供述をしているのに、検事はなぜ突っ込まなかった。
・練習してきた流暢なやり取りが腹立たしかったです。
でも自分の怪我のことや、相手の支払いが止まったことなのに関しては声が大きくなっていました。自分本位さをかいまみた感じがしました。
・父親の証人で父親が面会という言葉でなく接見という言葉をつかっていましたが、普通、面会ていうよね。弁護士さんとの綿密な打ち合わせ練習をしたことが窺えました。
・うそをつかず、人々に感謝されるように・・・と被告が最後に述べましたが生きている限り許されることはないはずです。仮に彼自身、親御さんがゆるしたとしたらちゃんちゃらおかしいです。
一生、贖罪を背負っていくことが彼らへの供養だと私は思います。
・残虐性、再犯いろんな話が出ました。命であることもでました。
ただ、一度も猫たちがどのような恐怖を感じ、虐待を受けていたか、それをどう感じたかの質疑は弁護士、検事、裁判官のいづれかからも聞かれなかったことが残念でなりません。
成仏し、仏に帰依するということは、この世でのすべてのものを解かれるそうです。彼らが味わった恐怖、痛み、なくなるときに見たすべての景色を忘れてほしい。ただ、生れ落ちたときの母猫に抱かれたぬくもりだけをもって天にもどってほしいです。


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嘆願書を提出した時のこと

嘆願書の提出をした時の事も公開します。

1月18日、東京地裁にて、あらかじめアポを取っていた刑事訟廷管理事務室の方にお会いし、担当裁判官宛てに集まった嘆願書の署名と、護摩ちゃんの生前の写真、護摩ちゃんの飼い主さんからの手紙を渡してきました。
裁判の前に、裁判官に対し外部から事件に関する情報を入れてはいけないという法律があるので、裁判官には直接渡せませんでしたが、担当部所の方は優しくまた理解があって、私達の嘆願書の主旨をよく理解してくれてました。

猫たちがどんなに恐ろしいむごい目に遭ったかはもちろんの事、以下のことを伝えました。
・現在の法律では、嘆願書を出しても刑罰を重くすることはできないのは重々承知していること。
・裁判官は、被告に対し病気の治療をしろとか病院へ行けと指示するような判決は出せないということもよくわかっていること。
・それでも、何らかの形で現在の法に沿った判決以上の言葉を添えてもらうことで、被害者の心も救われるし、被告も罪の重さを認識でき、それによって更生への道が開かれること。
・嘆願の内容よりもその「理由」を読んでいただき、動物虐待事件の現実を知っていただきたいと思ったこと。
・動物虐待が世間へ与える衝撃はとても大きいということ。これは動物好きに限らないこと。
・特に横浜の事件は執行猶予後わずか数ヶ月で犯行を繰り返していること。
・今回の裁判が今後の動物虐待事件の裁判へ良い意味で影響を与えるものになって欲しいという願い。
・飼い猫が被害に含まれていたのは裁判の資料に提出されていないこと。それは本来受けるべき刑に影響するということ。
(警察の対応の悪さや被害者の受けた精神的被害なども併せて。)
・動物虐待は許されないことであると世間に知らしめ、今後の模倣犯抑制になること。

これらを、担当の方は40分も時間を割いて熱心に聞いてくださいました。
それでようやく私達も緊張と不安が解け、気持ちも前向きになりました。
言うべき事は全て言えたと思います。
そして、嘆願書の受け取り証明もちゃんといただきました。


検事のほうとは本裁判の担当、大友検事に会えました。
大友検事は、最初いかにも親切丁寧な様子で、嘆願書に目を通し、私たちを労ったり署名数に驚いたりしてました。
それで私も、裁判所で話したように、嘆願書の主旨や、護摩ちゃんが保護されてどんなに幸せに暮らしていたか、飼い主の方がどんなに嘆いているか、世間へ大きなショックを与えたか、護摩ちゃんの写真もその場で説明しながら見せました。
けれど、検事はその場でぱらぱらと嘆願書に目を通しただけで、どうしても受け取りを拒絶しました。
普通、こういう系の嘆願書は、直に相手に送るように呼びかけるので郵送されるんです。
わざわざ呼びかけた本人(この場合の私達)が相手に面会して手渡しするのは、マスコミを呼んで渡しているところをアピールするためとかだけらしいです。
郵送だといくら拒んでも受け取らざるをえないですよね。

でも、私達は、数を把握したかったし、署名を書いてくれた方達の気持ちに応えるためにも手渡しするのが礼儀だと思ってわざわざ行ったんですが、「受け取らない理由」を明確に言わずに「どうしても受け取らないといけないんですか?」と繰り返す検事。
要するにやる気がないんだなと感じました。

以下私達をY、大友検事をOで。

Y)郵送で送られた物はどうするんですか?送り返すんですか?
O)いや、そんなことはしない。
Y)そうですよね?じゃあどうして?他の嘆願書たとえば薬害エイズだとかスモンとかリタリンとか、病気関係でもよく嘆願書とか出てると思うんですが、ああいうのも受け取らないから持って帰れって言うんですか?
O)それは私はよく知らない。
Y)たくさんあるから置き場所がないんですか?
O)いや、場所はあるが・・・。ただ、裁判の後どうなるかと言うと要するに仕舞ったらそのまま・・・
Y)つまりお蔵入りになると?
O)そうですそうです。 それでは申し訳ないし。
Y)いや、お蔵入りでも何でもかまいません。裁判の後で処分してもどうでも、それはそちらの自由です。とにかく受け取っていただかないと、これは検事さま宛てにという事で書いていただいた個人情報ですから!
O)お気持ちはわかるんですよ、でも受け取らないとだめなんですか? 私は今こうしてたしかに嘆願書の主旨を伺いました、数もお聞きしました、多くの方のお気持ちも拝見しました、ではだめなんですか?
Y)受け取ると立場的にお困りになるとか?他の検事さんに叱られる?
O)いや、そんなことはないです。(苦笑い)
Y)じゃあどうぞお納めください。とにかく今見ただけで持って帰ったらそれきり読んでいただけないけど、置いていけばもう少しでも見ていただける時間があるし。
O)私は今こうしてたしかに嘆願書の主旨を伺いました、数もお聞きしました、多くの方のお気持ちも拝見しました、ではだめなんですか?
Y)これ(個人情報)を私達の手元に置くのは責任問題になります。これは私たちへではなく検事さま宛てに書かれたものです。
O)署名を書いた人達はあなた達を信頼して書いたんじゃないんですか?
Y)それはそうだと思います。
O)だったら良いじゃないですか。
Y)いえ、よくありません。私達は郵便配達のような立場です。受取人が受け取りたくないと言って郵便屋さんに手紙をやると言われたら郵便屋は自分の家に持って帰りますか? 検事さんが言ってるのはそれと同じです。
O)でもあなた達は郵便屋さんじゃないですよね?
Y)郵便屋じゃないです。でも状況として例えで言ってます。受け取ってください。
O)受け取るのはちょっと重いですよね。
Y)そこを何とかよろしくお願いします!
O)お気持ちはわかるんですが、あなた達の手元に置くのはそんなに信用をなくすんですか?
Y)そりゃそうですよ!届けると言って集めました。手元に置くために集めたものではありません。 個人情報を持っているわけにはいきません。
O)だったらあなた達が処分すれば・・・。
Y)そんな権限は私達にはありません。処分するなら検事さんがしてください。お蔵入りでも何でもしてください。
O)お気持ちはわかるんですが・・・。
Y)とにかく受け取ってください!よろしくお願いします!
O)私は今こうしてたしかに嘆願書の主旨を伺いました、数もお聞きしました、多くの方のお気持ちも拝見しました、ではだめなんですか? 後で「そんな物見ていない」なんて言いませんから。
Y)いえ、どうかお手元に置いて少しでもご覧ください!どうか受け取ってください。
O)重いんですよね。とてもたくさんの気持ちですよね。
Y)重いです、重いですがそこを何とかよろしくお願いします!!!!


・・・こんな感じでした。
郵送だと受け取ってるし、受け取ってはいけない規則もないし、受け取れないという明確な理由もないのに、堂々巡りな会話をして、私達はバッタみたいにぺこぺこお辞儀を繰り返しました。

法律のことはまったくの無知です。。。
けれどたぶん、受け取ったら職務としてちゃんと目を通さないといけないという義務があるのではと思うんですが(少なくとも気持ちとして)、検事としての主義をもって受け取らない、というのではなかったと思います。

そもそも、嘆願書のタイトル「厳正かつ適切な判決を望む」というのから気に入らなかったようで、アポを取る時にも「厳正かつ適切な判決は当然されるんですよ!」と、言われました。 それはたしかにそうですね・・・。
けれど裁判官の人のほうはそういう点を私たちも重々承知の上での嘆願だとよくわかってくれたのに。。。
簡単に済む仕事をややこしくするなという気持ちなんでしょうか?

受け取り証にしても、そういったものは出せない、と。
裁判所では出していただきましたと言うと答えず、最後の最後に「受取証は要りませんね!」と押さえつけるような言い方で帰されました。

たくさんの方が願いを込めて、中にはきっと泣きながら、思いを綴ってくれたのに、ひとつひとつ丁寧に全部読んで欲しいとは言わないけど、せめてもう少し真剣に受け止めて欲しかったです。



kuromatsu at 13:48|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!

護摩ちゃんの裁判・傍聴記録

d365d1ec.最初に書きます。
判決こそ後日となりましたが、残念ながらとても悔しい結果でした。
優秀な弁護士に比べ、検事があまりに無能で無気力でした。



(被告席の長島被告)



(チョコママさんの協力により。)
(***は聞き漏れ。記録あやふや。)

罪状) 動物の愛護及び管理に関する法律違反・廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反

11時から開廷となっておりましたが、裁判官と検事が前の裁判で時間が延びて少し10分ほど遅れました。

判事(裁判長)検察2名、弁護人(当番弁護士)事務官らしき方7名


被告人 長島た○し (目を閉じ、両手を膝に乗せまっすぐ座る)
    昭和○○年3月12日生まれ 無職
現住所 静岡県静岡市駿河区○○・・・
    父親が保釈後の住まいとして自宅から徒歩2分の場所にマンションを用意。
    現在父親と同居。
    食事は、父、母と一緒に食べる。
    犯罪現場である、東京都豊島区南長崎の犯行現場とされるアパートは引き払う。

●起訴状朗読  
猫虐殺事件により、第1回起訴 その後追起訴となる。
平成19年8月20日から9月18日までの間に、拾ってきた猫を自宅浴槽に数回叩きつけ、脳挫傷、骨折ほか・・・愛護動物に関する法律違反。
亡くなった猫を隣家のYさん敷地に捨てた行為によって、廃棄物処理・清掃に関する法律違反。
(11月30日に追加起訴が行われる。ほか5件の猫虐殺と、Hさん宅の庭に投げ捨てたことによるもの。猫の死因は、脳挫傷、肋骨骨折など残虐な殺し方。)

●黙秘権の説明 
答えたくないもの、有利、不利を問わず言葉を選んでと説明あり。

裁)以上起訴状に間違いはありませんか?
被)まちがいありません。(うなだれる。)
弁)相違ありません。

検)身上確認
  静岡で生まれ育ち高校中退・土木関係・会社員を経て上京しカメラマンとなる。
  一人暮らし
  カメラマンをしていたH19.2.27取材先で暴行を受け全身打撲で入院。
加害者より医療費のみの支払いあり。8月以降は症状固定ということと、金銭理由で支払いストップ。
勤務先より、労働基準局から労災が降りないといわれる。
取材元のテレビ局より、弁護士を紹介されるが、風俗店の支払いをマッサージをしたと虚偽の申請をしたとし、担当弁護士が降りる。
恐怖心、苛立ちを和らげるためと、自分の思い通りに虐待できるものとして拾ってきた猫を自分の家の浴槽で叩きつけ殺した。
その後、死亡した猫を目の届くところに置きたくなくて隣家の敷地に棄てる。
被告人が猫に餌付けしていたという目撃証言もある。
6回ともに、浴槽に叩きつけ殺す。

●68通の証拠確認。
1.9月28日に殺された猫の投棄場所の写真
2.8月21日に殺された猫の死体写真
3.殺された猫の死因鑑定証
4.殺された猫を棄てたところを撮ったビデオ。
5.猫の死体を投棄されたY氏、H氏の供述書。
  (Yさん宅は小さなお子さんがいるので神戸のサカキバラ事件になるのではないかと不安を抱えたといった訴えあり。)
6.被告人が猫に餌付けをしているといった目撃証言。
7.差し押さえた餌。
8.猫の死体の発見状況。
9.猫を捕獲した場所。
10.8月20日・8月24日・9月4日・9月11日・9月17日について同様の証拠に関する説明。
11.被告自らの心情の動きに関する供述書。2月17日傷害事件供述書を証拠として提出。
12.6匹以外にも殺した猫がいること。
・・・以下略(虚偽の領収書に関すること、勤務先証言、等)


●検察による訴状告発の弁(立て板に水のような早口)
被告は、自分が猫を虐待し殺したのは自分の中のいらいら、鬱憤を晴らしため、治療費を払ってもらえなくなり、偽の領収書が発覚した事で自宅謹慎を言い渡され、仕事ができなくなった苛立ち、自分の気持ちをやわらげたいという思いを猫にぶつけた。
毛羽や壁をを叩いたり、物に当たって壊したりしても無機物では自分が痛いだけで、猫は抵抗できない、思い通りに虐待できるという理由で、生きているものに対して自分が味わったような恐怖心を味あわせ、繰り返し鬱憤を晴らすことで気持ちを楽にしていた。
猫は殺すために、餌付けし馴らし、殺すために保護。

●弁護人による訴訟情状の弁
H19.2.27の傷害事故相手側は50万円の罰金を払っている。
被告人の入院・通院カルテの写しの提出。
心療内科に通うこととなる。
退院後のカルテでは、メンタルヘルスで事故に対するフラッシュバックがあると記載されている。
また、この事件と別にH18.7.11にも会社同僚による傷害事件で顔を殴られ歯が折れる怪我もしている。加害者が40万の罰金を支払っている。
今回、猫を遺棄した2軒のYさんHさんには示談金50万円を支払い示談成立している。アパートの大家さんとは被害弁償について話し合い中。 新聞などで実名報道されたことで、社会的制裁を受けている。

●弁護人より証人喚問 証人被害者の父親の弁
糖尿病があるので、口が渇くため水を持参することを認めてくれと弁護より申し出あり。

(弁護人からの質問に終始はきはきと答える印象。)
・お仕事は? 被告人との関係は?
ー自営業です。息子が27歳で上京するまで一緒に住んでいました。
・息子の性格は?
ー子供の頃はソフトボールをしていて、アウトになってもニコニコしていることから、「ニコニコアウト」というあだ名がつくような明るい子でした。
・動物をかわいがる子でしたか?飼っていた動物は?
ーはい。だるまインコ、縁日で買ったひよこ、犬を飼っていました。
・ひよこはどのくらいまで育てましたか?
ー鶏になるまで育てました。
・被告人は世話などをよくしましたか?
ー動物が好きだったので結構世話をしました。
・H17.4月に上京してから連絡はどのくらいしてきましたか?
ーあまり・・・年に1回くらい。
・帰省するのはどのくらいでしたか?
ー年に1、2回 ・・・仕事をしているのでそんな感じです。
・H18.7.10の傷害事件の被害について知っていましたか?
ー知りませんでした。
・H19.2.27の被害についてはどうですか?
ー会社から連絡があったそうです。こいつが怪我をして板橋中央病院に入院している。2〜3日で治るようだと会社から連絡がありました。
・事故の後、自宅に帰省はしていますか?
ー7回戻りました。怪我で腕が痺れているので、温泉で温まるとよく行っていました。
・最後に帰ったのはいつですか?
ー10月6日です。土日です。
・父親から見てどんな感じでしたか?
ー「たまには帰れよ。」と言うと「おー」と言って手を上げて帰っていったが寂しそうだった。
・11月21日警察から連絡が来た時の気持ちは?
ーびっくりしました。警察から連絡を受け「なんで?」と思いました。「なんでこんな事を?」と・・・。
・警察には行かれましたか?
ー仕事の都合をつけ、24日に目白警察に行きましたが会えませんでした。
・拘留中に何回行きましたか?
ー6回です。初めて会えたのは11月25日です。
・何回、面会や差し入れができましたか?
ー3回です。
・はじめて接見できた時はどんな状況でしたか?
ー頭を垂れて、精神的に落ち込んでいた。
・その後の接見ではどうでしたか?
ー3回行ったが会話がなかった。会話ができない。頭を垂れて息子が落ち込んでいて、不安定で聞けない。話しかけても返事をしないでうつむいていた。
・父親としてどう考えましたか?
ー精神的におかしいのではないかと心配しました。
接見をするために朝2時から仕事をして、汽車に乗って上京し、接見にいきました。
・今住んでる場所はお父さんが息子さんのために用意されたものですか?
ーはい。私と一緒に住んでいます。実家とは目と鼻の先で2分のマンションです。
・保釈当初の様子を話してください。
ー朝はおかしい。整形外科と、精神科にかよっている。保釈当初より落ち着くが不安定。
・何時に起きていますか?
ー7時起床です。
・それはなぜですか?
ー目白署で拘留されている時に7時から規則正しく起きていたからです。
・食事は誰としていますか?おとうさんとですか?
ーはい。母親も食事を運んできてくれて一緒に食べます。
・今回の息子さんの犯罪についてどう考えていますか?
ー猫を棄てたお宅には不快な思いや、心配をかけたこと、皆さんに不安とご心配をかけすみませんでした。また、殺した猫達にも可哀想で申し訳なく思っています。
・示談金はお父さんが支払われたのですか?
ーはい。
・親として今後どう考えますか?
ー心と、身体の治療に通わせ命がけでこいつの監督指導をしていきたいと思っています。

●検察より証人(父親)への証人喚問。
・息子さんは以前から動物虐待をしていましたか?
ーいいえ。インコとか大事に可愛がっていました。
・動物に当たった理由を何故と聞きましたか?
ーST…なんとかとか言っていました。
・何故動物を狙って虐待したかは聞いたんですか?
ー聞いていません。

●裁判官より証人(父親)へ
・インコ・ひよこ・犬を飼っていたそうですね
ー大事に飼っていました。
・そういった動物も命あるもの。人間ではないけれど命ですよ。弱いものに当たる事によって、不満を解消してきたんでしょうかね?
ー考えられません。
・とても卑怯なことですよね。今までも連絡もまばらですよね。いい年をして親御さんが出てくる年齢ではないが、できる範囲のことをしてください。
ーはい

●弁護人より被告人への質問
・あなたは5年間カメラマンとして働いてきましたか?
ーはい
・希望していた職種ですか?
ーはい
・なぜ上京しましたか?カメラマンになってやりがいはありましたか?
ー東京に出ないとカメラマンの仕事がないので上京しました。下請け会社でしたが自分の撮った画像がテレビなどで映像として多くの人が見ていると思うと嬉しく、毎日が新鮮でした。
・H18。7月に同僚に顔面を殴打されましたが、どういう理由ですか?
ー仕事上の注意をしたら殴られて、、頚椎捻挫と、背中の筋肉を傷めました。 H19.2月まで治療を継続しました。
・加害者より支払いは医療費だけですか?
ーはい、医療費だけです。向こうからこれしか払えないと言われました。
・会社のサポートはありましたか?
ありません。
・それをどう思いましたか?
ー非常に孤独感と不安感が募りました。
・H19.2.27にカメラマンとして仕事中に4.2kgの鉄板を腰に直撃され足がしびれて動けないところをショベルで左首の付け根を殴られましたが、その時にいたのはテレビ局のディレクターと、ほか4名の音声ドライバーなどでしたがディレクター以外はフリーの人でしたか?
ーはい。
・なぜあなただけが危害を加えられたのですか?
ー最前線にいたからです。
・挑発的態度をとったのではありませんか?なぜやられたと思いますか?
ー挑発的な事はしていません。午前中から取材をしていて、午後も現場にいたら「まだいたのか」と襲い掛かってきました。
・他の人はどうしましたか?
ーすぐさま逃走しました。
・ディレクターはその後どうしましたか?
ー逃走後、暴行されているところを撮影していました。 (ずっとスラスラと淀みなく答える)
・3週間の入院をしましたね。不眠などの急性ストレス反応もありましたがどういった感じでしたか?
ー暗い砂漠の中で空からシャベルが何回も何回もたくさんが降ってきて、気がついたら左腕がちぎれ、なくなった腕を捜している夢をみました。 (スラスラ淀みなく答える)
・H19.8月までカウンセリング、投薬をしていたのになぜやめたのですか?
ー通院費を払ってもらえなくなったから。(少し支える。)
・相手が払わないのですか?
ー症状固定ということで終わりました。
・まだ痛みますか?
ーはい。左腕の痛みは治っていません。痺れ、痛みがあり不自由です。(強い口調)
・9月中旬のカルテに重量物の扱い・長時間の立ち行動ができないといわれていますが、カメラマンの仕事はもうできないのですか?
ーはい。2度とできなくなりました。
・どんな気持ちですか?
ー非常に悔しく砂を噛む想いです。(声が大きくなっていました。)
労災も認められないし、被害弁償に紹介された弁護士もおりてしまった。この先の治療費を少しでも稼ごうとして悪い事とわかっていたけれど、領収書を偽って報告した。
・会社から処分を受けましたか?
ー自宅謹慎です。
・自宅にいる間の7月から9月の間に犯行を行いましたね?
ーはい。(やや声が小さくなる)
・その時は家に篭もっていたのですか?
ーはい。ずっと篭もっていました。事故後、通院以外では部屋に篭もりがちで相談できる人がいないし、弁護士も降りてしまった。
・どうして本件犯行に及びましたか?
−1匹目の猫は話し相手になってもらおうと思って、飼い始め餌も2〜3日ほどあげて自宅で飼育しました。猫は好きでした。
心のよりどころになってもらいたかった。
・なぜ殺したのですか?
ー夜に眠れず、ずっと暗い砂漠の悪夢に何度も襲われやらなければ自分がやられると思った。
・殺してしまった後どう思いましたか?
ーどうして殺したんだろうか、可哀想な事をしたと思った。後悔の念に駆られた。
・猫地蔵で供養をしたそうですがしたのですか?
ーはい、しました。猫地蔵に浄罪をと思いお祈りを捧げました。
・なぜ2匹目を飼育しようと思ったのですか?
ー今度こそ、ちゃんと飼育しようと思いました。また精神的よりどころになってほしかった。
・また1匹目と同じで殺す不安はなかったのですか?
ー多少ありました。
・結局また殺しましたね。2匹目3匹目をやめようとは思わなかったのですか?
ーはい。どうしても悪夢にシャベルが出てきてやらなければ自分が殺されると思ってやめることができなかった。
・浴槽に叩きつける方法をとったのか?
ー自分が受けた暴行と同じ暴行を受けさせたいと思った。
・殺した後にも首の骨などを折ったのはなぜですか?
自分と同じ思いをさせて、自分の痛みの身代わりになってもらいたいと思った。
・8月末までカウンセリングに通っていたが相談できなかったのか?
ー内容がやましいものだったのでできなかった。一人で悩んで相談できなかった。
・今、殺した猫に対してどう思っていますか?
ー非常に可哀想な事をした。 本来だったら楽しく生きられるはずだったのに、自分が奪ってしまい本当に申し訳ない。(たどたどしい口調)
・殺した猫を塀から投げ込んで、捨てた何故か?
ー一刻も早く見えなくなるようにしたいと思った。
・埋めたり他の場所に棄てようと思わなかったのか?
ー考える余裕がなかった。
・塀の向こう側に2軒のお宅があるのを知っていましたか?
ー漠然と知っていました。
・それでは捨てた家に対して嫌がらせの目的ではありませんね。
ーありません。
・捨てられた家の方は小さなお子さんがいて子供が殺されると思ったそうですが***
ー非常に不気味で恐ろしいことをしました。2度としません。
・示談の済んだ家の人に対してどう考えますか?
ー完璧に許してもらっているわけではないと***このような不快で不気味なことをしたが、示談にしてもらって感謝している。
・9月28日以降猫を殺していませんがなぜですか?
ーこのままではいけないと考え、アルバイトをして多数の人と接したりして気持ちが落ち着いた。(たどたどしく)
・逮捕・拘留の時の思いはどうでしたか?
天罰がきた、悪事は発覚すると思い***の時が来たと思いました。
つぐなえる方法がわからない。 死にたいと思った。
・接見でも死にたいと言い続けていたが今はどうか?
ー今は、家族や多くの人に****これからは自分が殺した猫達の冥福を祈り償いをしていきたい。死のうと思いません。
・保釈後病院にも行っているようですが、不安などはどうですか?
ー不眠不安は少し減りました。悪夢はまだ時々あります。
・猫を殺した数ヶ月を振り返ってどういう気持ちですか?
ー自分で自分を止める事ができず恐ろしい日々だった。
・今後、逆戻りすることはありませんか?
ー(間が空き)・・・ありません。
・なぜ言い切れますか?
ー迷惑をかけたみなさんに****殺した猫の冥福を祈って正しい人間になっていきたいと誓ったから。

●検察より被告への質問(検事は非常に早口で聞き取れていない箇所多い)
・殺して気持ちはやわらぎましたか?
ーいいえ、やわらぎませんでした。
・それなのになんで2度3度続けてやったのですか?
ー猫を殺さないと自分が殺されると思った。
・結局それで自分より弱い者へ***自分がやられたことを味あわせそれを見て楽しんでいたのでは?
ーそれはありません。
・猫を虐待することで、自分の恐怖を思い出すだけではありませんか?
ー……(無言)
・力の弱い猫を自分の思う通りに虐待してきましたが猫は叩きつけられるために生まれてきたわけではありませんよね?
ーそれを代わって欲しくてやってしまいました。
・*****
ーそのように言われればそうかもしれません。(声小さく)
・今****
ーはい・・・。
・猫は命あるものです。猫の命を尊む気持ちはなかったんですね。
ーはい、そうです。
・6匹の猫をたかが猫と思ってましたか?
ー大切な命です。自分で殺してしまいました。
・殺したあげく見たくないと棄てましたね?自分の前には置きたくないと思うのであれば1度限りでやめるべきではありませんでしたか?
ー罪悪感と怖さを絶えず感じています。やめられませんでした。
・2回目以降も近隣に棄てるつもりでしたか?
ーはいそうです。
・今回の事件を聞いて、動物を愛する人達が6630の嘆願書を集めて届いたんですよ。動物の命に関心を持つ人の心も傷つけることをあなたがした事がわかっているんでしょうか?
ー(声小さく)大変恐ろしいことをしました。
・あなたの事件はインターネットでも伝えられ、報道もされています。真似る人が出たらどうするのですか?
ーはい・・・。
・猫以外の動物にもした事があるのでないですか?
ーありません。
・今回は猫でしたが、今後、猫ではなく小さな子や、女性、老人など力の弱いものへ対象が移りませんか?
ー(声大きく)そのような事は誓ってありません。
・今回は猫だけど、同じ犯行を繰り返すのでありませんか?
ー両親の監督の下、正しい人間になりたいと***
殺した猫に毎日手を合わせ真っ当な***嘘をつかず人々に感謝されるよう努めていきます。支えてくれた人がいるので 二度とこのような恐ろしい犯罪行為はいたしません。

●裁判官より被告へ
・被害者という立場もあなたにはありましたが徹底的に病院で治してもらってく下さい。
ーはい。
・相手が命あるもの。動物でもどうやって共存していくのか問題。もし病気に関係なくやったなら大変卑怯な事と思いなさい。
ーはい。(泣き声)
・あなたのこういった行為で非常に心を悩ます人がいやな思いをした人たちがいることを*** 。約束できますか?
ーはい。約束できます。

●検察より求刑
動物愛護の法律に関するもの。亡骸遺棄による廃棄物の処分方法に関する法律違反、再犯の可能性が高いことから懲役2年を求刑。

●弁護人より
逮捕拘留中に捜査に協力し素直にすべて認めたこと。
起訴事実、求刑に対し、争いませんが30歳まで猫虐待事件を起こすまでごく普通に過ごしていたこと。2件による傷害事件でPTSDが原因であること。**法で5点の違反をしたこと以外の前科がないこと。猫虐殺をしたが、その残虐性はあるものの、快楽や性的興奮のため求めたものでないこと、近隣への嫌がらせをするためでなかったこと。再犯する可能性がないことを考え、執行猶予付の判決を望みます。

●裁判官より被告へ
・最後にあなた自身から今の気持ちを述べなさい。

ー本当にこのような恐ろしい事件を行って世間を騒がせ皆さんにご迷惑をかけてすみませんでした。
猫達に対してもすまないと思っています。謝ったわけでは許されないです。今後同じ事をしないことを誓います。これからの生き方が****猫達の供養を積んでいきたい。(落ち着いた様子)


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以上です。
どういう事情か、本日判決が出ませんでした。
次回、1月24日午後3時半から、法廷726にて判決が言い渡されます。


【感想】
最初に書いたように、嘆願書が何も役に立っていない残念な結果でした。
力不足で申し訳ありません。。。
ただ、私達はやれるだけのことをしました。嘆願書の提出の際は粘って嘆願書の主旨を訴えて、文字通り嘆願して置いてきました。
担当検事があまりに無能と言うか、怠慢と言うか・・・動物の事件なんか、と軽く思っているようにさえ感じました。
口調も早く聞き取りにくく、本気で裁判官へ訴えるという気概がなかったし、それは弁護士に比べ格段に少ない発言数からもわかると思います。
たくさん突っ込みどころがあったのに何も言わず・・・。
嘆願書の事も、被告に対し攻め立てるために言うのではなく、求刑の時に裁判官へ向かって言ってほしかった。
心を込めて書いてくださった方、本当に申し訳ありません・・・。

それに比べて弁護士は優秀でした。何しろ傍聴席では被告への同情から涙ぐむ人もいたくらいで、動物が家族同然と思わない人は弁護士の思う壷だと思いました。
被告の実家は裕福そうなので、お金で雇った弁護士なのかもしれないと思いましたが違うそうです。

私の隣の隣に、被告の父親が座ったので、裁判が終わった時に、父親に連絡を下さいと言って名詞を渡しました。

もし連絡がきたら、護摩ちゃんのことと嘆願書の事を聞いてもらいたいと思います。

kuromatsu at 05:20|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!

2008年01月19日

護摩ちゃんの嘆願書を提出してきました

たくさんのご協力ありがとうございました。
昨日、SORAの代表・利枝さんと一緒に、「護摩ちゃんの祈り」で集まった嘆願書を、東京地裁の担当裁判官宛て(刑事訟廷管理事務室)と、検察庁の担当検事御本人に提出し、嘆願書の趣旨を陳情してきました。

集まった嘆願書の内訳は
★直筆
コメント有り・・・・・61名
署名のみ ・・・2476名
---------------------
  計・・・2537名

★web
コメント有り・・・1628名
署名のみ・・・2465名
---------------------
  計・・・4093名


総数 ・・・ 6630名分でした。
たった1ヶ月ですごい数です。

締め切り過ぎてからも、まだ150以上の署名が届いていて、その事も伝えました。

手応えは半々といったところ。。。

裁判は来週1月21日月曜11時から、東京地裁にて行われます。
傍聴席は19席。

15分前から受け付け開始です。




陰で支えてくれた仲間と応援してくださった皆様のおかげでここまでやれました。
あとは祈るだけです。
皆さんの声が少しでも裁判に反映しますように。


kuromatsu at 16:28|PermalinkComments(2)clip!

2008年01月14日

「ぽちたま」の松本君が。。。

34973460.JPG←内容と関係ないけど、03年の保護子猫。ポストカードにしてみようかと考え中。

護摩ちゃんの嘆願書でたくさんの方が応援してくださってweb署名だけで2000超えました。
一ヶ月でこれだけ集まるなんてすごいんじゃないかと思います。
書かれているコメントを読んでいると、皆さんの気持ちに泣けてきます。
護摩ちゃんの飼い主さんと、お空の護摩ちゃん達にこの思いを届けたいと強く思います。

さっき気がついたら、「ぽちたま」の松本君もブログで呼びかけてくれてました。
http://ameblo.jp/macha-daichi/entry-10065338887.html#cbox

ミクシイの誰かが呼びかけてくれたみたいです。
松本君、ありがとう〜。


あと2日なんですが、web署名は一日くらい延長でも間に合うと思います。
呼びかけご協力どうぞよろしくお願いします!


☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜

護摩ちゃんの祈り
http://nekohito.org/tangan/tangan.html

web署名のページ
http://www.sora.ne.jp/tangan/form.html


kuromatsu at 03:14|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!