1概要
今年簡易被覆のぶどう棚を1箇所増設しました。
面積は10,4アールです。
2排水設備
昨年まで田圃だったので排水を良くする為、畦を全て撤去しました。 畑の外周にユンボーで排水溝を設け、
さらに横断の排水パイプを3箇所埋設しました。
3防風ネット
ぶどう棚の外周約200メートルに防風ネットを取り付けました。
防風ネットは棚に当たる風を和らげてぶどうを保護するだけでなく、棚の横から進入する獣や鳥による食害
を防ぎます。 .
4苗の植え付け
畑の北半分に瀬戸ジャイアンツを5本植えました。その内2本はは2年目の苗で、残りは1年目の苗です。
南半分にはシャインマスカットを5本植えました。
どちらも青系ぶどうで、種が無く皮ごと食べれます。
5予防設備
棚に予防用のホースを取り付けました。
6給水設備
湧水を溜めたコンクリート製の井戸輪からVPのパイプで畑にポンプで水を送り、棚の上は黒パイで水を送
り 、1本の苗にスプリンクラーを2個づつ取り付けました。
冬になるとVPパイプは凍結で割れますので排水用のバルブも付けました。
7電気工事
夜間の作業ができるように長さ10メートルの電柱を立て、ライトをつけ照明設備をします。
山間地の畑は日が暮れると街灯などの照明設備は無く、直ぐ真っ暗になり何もできません。
ライトの位置は高いほど棚の中が明るく作業がし易いです。
ライトの向きはぶどう棚を照らしますが、その先の農地が明るく照らせるようにします。
ぶどう棚を照らして余った光が周囲の畑を明るく照らすと快適です。
その電柱にポンプの電源スイッチとコンセントを付けます。
そのコンセントはコンプレッサーを接続しぶどうの実に付く花かすを落します。
花かすが付いていると病気が発生し易いと言われています。