1花切り
  5月18日から始めた花切りが終盤を迎えています。
  昨年は6300房を袋掛けしましたので、その数を花切りしたことになります。
  今年は昨年枝が成長した部分に規定数の半数の花を付けているのでさらに増加しています。
  来年は枝全体に規定数の花を付けるのでさらに数が増える予定です。
  花切りが終わったら花が咲き揃うのを待ちます。
  早く咲いた花は、遅れて咲く花を待ちきれず落ちてしまいます。

2ジベ処理
  花が9割位咲いたらジベ処理をします。
  ジベ処理をしたら花が熟れ過ぎて落ちることはなくなります。

3瀬戸ジャイアンツの花切り
  うどんこ病に弱いので、枝先を地面に近づけないようにするため枝先をテントの外で止めて
   います。  
  うどんこ病の菌は地面にいて、降雨による泥跳ねにより地面近くまで成長した枝先の葉に付着して
  感染します。
  感染すると畑に蔓延します。房に感染すると黒っぽくなり、皮も硬くなり売り物になりません。
  葉は枯れてなくなってしまいます。

4ぶどうの作業と区切り
  ぶどうの作業は、花切り、間引きのように期限を切って終えないと商品にならないものがありま
  す。
  花切りは開花に合わせて終えないと花が落ちてなくなってしまいます。
  間引きが粒の成長より遅れるとカチカチに詰まって間引けなくなり、粒が成長できず房になりま
  ん。
  それだけに作業を期限内に終えるとホッとします。