人気の高いアルバムとして有名な追憶のハイウェイ61ですが、追憶のハイウェイ61というタイトルそのものが非常に印象的です。

追憶のハイウェイ61は、1965年にボブ・ディランの6作目としてリリースされました。

追憶のハイウェイ61は、ビルボード・トップ LP'sチャートで最高3位を獲得、そして、全英アルバム・チャートでは4位を記録しているという、高い評価を得ているボブ・ディランのアルバムの1つです。

追憶のハイウェイ61は、RIAAからプラチナ・ディスクの認定を受けているのですが、他のアルバムでも、ボブ・ディランはプラチナ・ディスクの認定を受けているので、数多くの認定を受けているアーティストとしても、ボブ・ディランは有名です。

このような認定を何度も繰り返しているので、2002年にはグラミーの殿堂入りを果たしました。

「ローリング・ストーン」誌の2003年の大規模アンケートでは、「オールタイム・ベストアルバム500」で4位にランクされているのが、追憶のハイウェイ61の素晴らしいところでしょう。実際に、このような評価を得るようになる前からボブ・ディランの知名度は、ビートルズのような大物アーティストと同じような状況に移り変わっていきます。

また、ボブ・ディランは追憶のハイウェイ61について、「これまでのどのアルバムよりも重要で革新的なアルバムを作った」と述べています。ただ、このようなコメントを残しているのですが、ボブ・ディラン自身が革新的な楽曲を世に多く送り出しているので、それほど珍しい楽曲で構成されているわけではありません。

追憶のハイウェイ61は、どちらかと言うと一般受けする内容となっていたため、他のアルバムより高い評価を得たという感じです。

そして、「ライク・ア・ローリング・ストーン、追憶のハイウェイ61」のアルバムがチャートに進出するようになり、ボブ・ディランはポピュラー・ミュージックの世界でも知名度が上がっていくこととなります。良くボブ・ディランはビートルズと併称されることがありますが、正確にはビートルズより先に評価された人物でもあります。

ビートルズについても、フォークロックの影響をボブ・ディランから受けているほどです。つまりボブ・ディランは、「この時代から、ごく普通のロックバンドでもメッセージ性の強い曲を作るようになった」ということを、音楽性を通してアピールすることに成功した人物でもあるのです。

今まで、フォークロックというよりシンガーソングライターが良く歌うような歌、全体的に軽い雰囲気の歌・・・よりも、この時代では激しいフォークロックも認められていくという下地を作り、ボブ・ディランが輝かしい実績を出すごとに、ビートルズ、ローリング・ストーンズといった有名なアーティストが、続々と世に放たれていくようになるのです。

アルバム1つで歴史まで確認できる・・・、これがボブ・ディラン、追憶のハイウェイ61の魅力かも知れません。