東日本大震災が起きた時、昼間に起きましたので自宅ではなく外出先で被災された方が多くいました。

都心部では、公共交通機関が止まった中、自宅に帰りたい人が車や徒歩で帰宅を試み、道路が大混乱をしたものです。

では、もしあなたが実際に外出先で被災した場合、どのような行動をとるのがベストなのでしょうか?

自宅に帰るタイミングはどうすればよいのでしょうか?

■一人でも多くの命を救うために…むやみな移動は自粛しよう!

被災直後は誰しもが混乱しています。

外出先で被災した際は、まず周囲の安全を確認しましょう。たとえば会社で被災したとして、まずは建物の倒壊や、そのほかの災害の心配がないかどうかなどの安全のチェックが重要です。避難指示がある場合は周囲の安全を確認しながら最低限の荷物で近くの避難所に移動します。

まず最も身近な安全な場所に移動することが重要です。

とりあえず安全ということになったら、その後はむやみに帰宅しようなどの移動は避けましょう。

帰宅しようと試みる人が、大勢いる場合歩いている人や車で帰宅を試みる人で道路がごった返すことになります。

そうなると、消防や救急などの緊急車輛が全く進めなくなってしまうのです。

きつい言い方かもしれませんが、アナタが帰宅を試みようとしたことが原因でもしかしたら救える命が救えなかったという結果になってしまう可能性だって、決して否定はできません。

状況が落ち着くまでは緊急車輛などの通行が最優先されるべきですから、帰りたい気持ちは分かりますが、ぐっとこらえましょう。

また、大勢の人が一塊になって動くと集団転倒の恐れや、二次災害の危険も高まります。

■家族の安全を確認し、情報を収集しよう!

避難所に着いたら、家族や知人など大切な人の安否を確認しましょう。また、自身の安全を伝えることも大切です。災害用伝言板などもありますので、活用できるものは活用し、安否情報をチェックしてくださいね。

そして、災害に対する情報、帰宅先の地域に関する情報、交通情報、道路情報など様々な情報を収集しましょう。

まったく情報を集めずに帰宅を試みて、途中で道路が寸断されているなんていうことになれば大変危険です。

避難所も大混乱しているでしょうし、SNSでもあらゆる情報が飛び交っているでしょうから、正確な情報をゲットするのはなかなか大変ですが、しっかりとチェックし安全に帰宅できる経路を事前に検討しておきましょう。

また、帰宅を試みる方向けに様々な援助をしてくれる「帰宅支援ステーション」が設置されている場合もありますので、ご自分の帰宅経路にそのようなところがないかどうかもチェックしておくと安心です。

■帰宅を試みるタイミングは被害状況により異なります!

被害が比較的軽く、緊急車輛の通行なども落ち着いてきたら帰宅を試みても良いかもしれません。

避難所から帰宅を試みる場合は、避難所のメモやSNSなどに「○時○分 ○○避難所から出発し○○の自宅に帰宅」などのように避難所を出た時間と名前などを分かるように記しておいた方が良いでしょう。

また、避難指示が出ている場合は、避難指示が解除されるまではむやみに移動しない方が安全です。

帰宅については、避難所にいる消防や自衛隊の方などに相談してみるのもよいでしょう。自己判断は危険です。