災害に実際にあった時、知識を持っているかどうかはその後の人生を大きく左右することになりかねません。

災害用語を知らなかったり、正しく意味を理解していなかったりすると、いざという時に間違った判断をしてしまうかもしれないのです。

このような事態にならないために、日ごろから災害や防災に関する言葉は敏感にチェックするようにしましょう。

今回は、是非知っていてほしい災害関連用語を5つご紹介していきます。

■一時避難所(いっときひなんじょ)

災害が起きたときに避難所に集団で避難するために、住民たちが集合する一時的な避難所のことをいいます。一時避難所は決して大きなスペースは無く、備蓄もそれほどされていないことが多いので、長期間の避難所としての利用はせず、あくまでも避難所に移動するまでの小規模な避難所というイメージです。

また、帰宅困難者が自宅に帰宅する際に公共交通機関が動くまでの一時的な避難所としての役割を果たすものもあります。

ただしあくまでも一時的なもので、災害の内容・規模によっては一時避難所も危険な場合もありますので注意しましょう。

■72時間(72じかん)

「黄金の72時間」とも「72時間の壁」とも言われています。これは被災して倒壊した建物や土砂などの下敷きとなってしまった人が救出されるまでの時間が72時間を超えると極端に生存率が下がってしまうことから、72時間以内に救出することを目指すという意味で使用されています。

とはいえ、1秒でも早く救出される方が生存率は高くなります。

■災害拠点病院(さいがいきょてんびょういん)

災害拠点病院とは各都道府県に5カ所以上設定されている災害発生時に災害医療を行う医療機関を支援する病院の事を指します。

災害拠点病院に指定されるには様々な条件があり、災害時24時間被災地の傷病者を受け入れる体制を作っておかなくてはいけません。また、ヘリコプターなどの搬入についても可能であることが条件です。

■緊急地震速報(きんきゅうじしんそくほう)

気象庁の地震速報システムで、強い地震が発生した直後に、揺れの到達時間や震度などを予測し通知するのです。

テレビやラジオ、携帯電話などで通知されますが、あくまでも地震が起きてからの通知になりますので、通知から実際の揺れまで数秒~数十秒しか時間の猶予が無かったり、震源地に近い所では緊急地震速報の方よりも前に強い揺れが発生してしまうこともあります。

緊急地震速報があった場合は、とにかくまずは身の安全を守るよう、むやみに動かず、テーブルなど硬い物の下に隠れるようにしましょう。

■特別警報(とくべつけいほう)

気象庁が発表する防災情報の一つで、災害につながるようなめったにない激しい雨や風、地震、津波、高潮など重大な災害の危機を知らせる情報です。

近年日本では豪雨被害が増えており、この情報が発令される場合、「ただちに命を守る行動をとるように」とアナウンスがされているのを聞いたことがある方も多いかもしれません。

前も聞いたからと安心せずに、特別警報が出たらしっかりと危機意識を持って、情報を収集し、身の安全を守りましょう。