副交感神経の活性化ですが、今と昔では考え方が大きく変わっています。

例えば、昔は「食事療法」によって副交感神経を活性化することができる・・・と、考えられていました。そのため、アルコール飲料を飲むことで、気持ちをリラックスさせることは大事だ・・・という考え方が存在したのです。

ですが、今では「あらゆる行動が副交感神経の活性化につながっている」という考え方が存在するため、昔のように限定的な行動のみ副交感神経の活性化につながるという考え方が減っています。

例えば、「笑う」ことは副交感神経の活性化につながります。笑うことで、使われていない筋肉、神経を良く使えるようになるのですが、これにより副交感神経の活性化が見られるというデータが存在するのです。

人は笑っている間は、ものごとを細かく考えませんので、「非常にリラックスした状態」を生み出すことができるのです。ただ、1人で笑う練習をするというふうに、咄嗟(とっさ)に笑ってしまうという行動以外では、副交感神経の活性化につながらないと指摘されています。

なので、大声で笑ってしまうような状況を大事にしましょう。具体例では、「お笑いのテレビ番組を視聴、録画」しておき、自分が好きなお笑いなどで思いっきり笑うことが大事です。笑うという行為は、大声で笑えるほどに高い結果を生み出すという見方も存在します。

ですが、「くすくすと笑ってしまう」ケースでも、副交感神経の活性化につながるので、人によって活性化には大きな違いがある・・・ということもわかってきました。

他にも、「入浴時間を長くする」だけで副交感神経の活性化につながるケースも存在します。ストレスが溜まっている、疲れが溜まっていると副交感神経の活性化につながりません。

しかし、お風呂であれば誰かとコミュニケーションを取る必要もありませんし、個室に等しい環境でのんびりとした時間を過ごすことができます。それと、お風呂に入る際ですが「適度に温かいと感じる温度」でお風呂を沸かして、なるべく10分以上お風呂に浸かるようにしてください。

というのも、入浴時間が長いほどに健康に対しても良い効果があるからです。人というのは、想像している以上に毎日ストレス、疲労を溜め込んで生活してしまいます。

性格が真面目な人の場合は、「すぐに疲れるのはたるんでいるから・・・」と考えてしまう人もいるそうですが、このような考え方が強まってしまうと、副交感神経の活性化が難しくなってしまうので注意しましょう。そのため、お風呂に入浴する際は、今日体験したことを忘れるくらい、気持ちを切り替えてお風呂に入ったほうが良いです。

補足となりますが、入浴剤を使ったほうが、副交感神経の活性化が高まるということはありません。入浴剤はリラックスする効果があるのですが、人によってはヌルヌルとした感覚でお風呂に浸かってしまうため、お風呂から上がった際も気分が良くならないこともあります。

なので、入浴剤を使用する際は、肌に良い(粘液性が高まらない)入浴剤を使用したほうが賢明です。