たんぱく質というと、摂取している量が多いほどに筋肉がつく・・・と思われがちです。

ですが、実際は「脂肪になってしまう」、「内臓を傷めてしまう」可能性があるので、過剰摂取しないほうが良い栄養素なのです。また、どうしてたんぱく質はこのような誤解を招くことが多いのか?というと、やはりCMなどの影響が大きいでしょう。

たんぱく質は、プロテインという飲み物に多く含まれていますが、体力をつけるために飲むというより、むしろ、筋肉を増強したいという意味合いで使われていることが多いです。しかし、「トレーニングなどで筋肉を傷めていない」と、たんぱく質は筋肉の補修に使われることがありません。

たんぱく質は、「骨、血管にも使われている栄養素」だからです。つまり、たんぱく質を多く摂るという行為は、健康維持を狙っているのであれば問題ない・・・、という意味合いで理解したほうが良いのです。

もし、たんぱく質を長く過剰摂取していると、かえって「脂肪が増えてしまう」ということもあります。というのも、トレーニングなどで筋肉を傷めていない場合は、「栄養の1つとして脂肪に変換されてしまう」からです。

人間の体というのは、基本的に使われていない栄養は、なにかしらの形で溜め込まれるようになっています。そのため、たんぱく質を過剰摂取していても、「内臓肥大」といったトラブルを引き起こしてしまうことがあるのです。

このような状態になってしまうと、かえって健康を害してしまう恐れがありますので、たんぱく質だけでなく、あらゆる栄養素は「適度に摂取する」ようにしましょう。そもそも、毎日、肉類を良く摂取している人であれば、それほどプロテインなどでたんぱく質を得る必要はありません。

むしろ、健康維持を考えているのであれば、「カルシウム、鉄分」を良く摂取したほうが良いかも知れません。この2つの栄養素は、「健康に必要な量を摂取していないことが多い栄養素」です。

他にも、ビタミン群を正確に摂取していない人が多くいるので、健康、もしくは健康的なダイエットを考えている際は、たんぱく質のみに固執する必要はありません。それと、魚肉には多くのたんぱく質が含まれていない・・・という情報が、今でもインターネット上で見つかることがあります。

ですが、魚肉のほうが「各種アミノ酸」も多く含んでおり、「ミネラル分も豊富」という利点まで存在するのです。アミノ酸は筋肉の疲れを癒してくれたりしますので、毎日体の節々(ふしぶし)が疲れている、痛んでいる・・・という場合は、魚肉からたんぱく質を摂取すると良いかも知れません。

また、たんぱく質は「加熱すると失われる」という情報を見つけることもあります。ですが、適度な加熱であれば問題ありませんので、魚の照り焼き程度では、たんぱく質の摂取量が大きく減る・・・ということもないのです。

このように、たんぱく質の情報に関しても、古い情報の中には誤りがあるということを理解しておきましょう。