最近では、辛い食べ物の健康効果が知られるようになってきました。

辛い食べ物の中には、わさびといった「臭み取り」で使用されるものが多いのですが、辛い食べ物のほとんどは、臭み取り以外の健康に良い成分を含んでいる食べ物でもあります。

例えば、辛いわさびには「アリルからし油」という成分が含まれています。また、「すりおろした直後のわさび」、「なるべく辛いわさびを選別する」ことで、このアリルからし油を多く摂取することができるとされているので、そのことにも注意してわさびを食べるようにしてください。

アリルからし油の効能ですが、「食欲の増進、細菌の繁殖を抑制する」という効能があります。辛い食べ物を食べていると、いつの間にかお腹が減ってくることもありますが、それはアリルからし油のような効能により、食欲の増進がはかられているだけなのです。

また、「食べ物を美味しくいただくことができる」ので、わさびを用いて刺身などを食べていると、いつの間にか「咀嚼(そしゃく)の回数が増える」という利点も存在します。咀嚼の回数が多い場合は、唾液の量が自然と多くなりますので、口腔内を清潔に保つことができるという利点まで発生するのです。

それだけでなく、最近では「寄生虫を麻痺させる効果」があることも知られるようになりました。特に辛いわさびには、そのような効果をもたらしてくれる成分が大量に含まれているそうです。

つまり、刺身(生に等しい魚肉など)を清潔な状態にして食べられるという働きも、アリルからし油により得られるということです。また、辛味の弱いわさびでは、まったくアリルからし油が含まれていない・・・ということもありません。

なので、辛味の強いわさびを食べるのが難しいという人は、辛味の弱いわさびを定期的に刺身などに使って、口腔内を清潔にしておくと良いでしょう。

また、アリルからし油と似たような健康効果をもたらす成分に、「サンショール、サンショウアミド」という成分も存在します。こちらは、「山椒(さんしょう)」に含まれている成分です。

サンショール、サンショウアミドを摂取していると、効能として「大脳に刺激を与えられる、内臓器官の働きが活発になる」、という効能が発生します。また、山椒は「ピリリと辛い」だけなので、わさびのように舌がしびれやすい・・・という問題もほとんど発生しません。

山椒は粉粒タイプのものがスーパーに売られておりますので、大脳を刺激して、内臓器官の働きを良くしたいという人は、良ければ山椒も用いて健康的な毎日を手に入れましょう。また、内臓器官の働きが良くなると、胃粘膜が改善されやすいケースも存在します。

昔に比べると胃腸が弱ってきている・・・、そのせいで小食になってしまったという人は、肉類を使った料理、もしくは煮込み料理に山椒をパラパラとかけて料理の味わいを上げ、健康的な料理を良く食べる努力をされてみると、今までより健康的な生活を獲得できるかも知れません。