昔から、風邪をひく人は体力に問題があると言われていました。ですが、健康の新常識では「無理をしないことも大事」と言われています。

どういうことかというと、例えば風邪をひいている時は体調の管理を大事にしたほうが良いということです。運動をすることで汗をかくと、「体温が上がるので風邪が治る」というのは人によります。

特に、現代では運動を毎日していない人が増えてきているため、過度な運動を行っても気分が悪くなるか、場合によっては脱水症状に近い症状を引き起こしてしまうのです。このような問題に悩まされるようになると、運動そのものが嫌になってしまうかも知れません。

それと、体温が上がったとしても風邪が治る・・・という保証はありません。古い情報の中には、体温をガンガン上げて風邪を治すというテクニックも存在しますが、これは健康な体を持っている人の場合です。

それ以外の人では、異様なほど体力を消耗させてしまうことがありますし、風邪をこじらせてしまう人までいるのです。なので、体力に自信がないという人は、温かい格好をして療養することが大事だと言えます。

それと、健康に関する古い情報の中には、「体を冷やすことも大事」という情報が存在します。ですが、こちらは体を冷やすのではなく、定まった位置を冷やすと、風邪の症状が楽になるという意味だと理解してください。

例えば、首の周囲を冷たいタオル(良く絞ったタオルが好ましい)で冷やすと、頭に上がっていく熱が減っていくので、頭全体が楽になるという結果をもたらします。また、頭部に対して冷たいタオルを使うというのは良くありません。

比較的短い時間であれば問題ありませんが、体調が楽になったという場合は、頭が痛い、熱いという場合に用いるようにしましょう。体調が楽になってくると緊張感が薄れていくので、急に眠気が出る・・・という問題が発生します。

すると、頭の熱によりぬるくなってしまったタオルが、頭に乗ったままの状態となってしまい、眠っている間に気持ち悪さが出てくることもあるからです。また、頭部に付着している大量の汗を吸ってしまい、ベッドの周りを汚してしまうということもあります。

もし、タオルを用いたくないという場合は、500mlのペットボトルを利用すると良いでしょう。水は冷蔵庫などで冷やす必要はありません。

水道水の冷たい水をペットボトルに入れて、もし、冷たすぎる・・・と感じる場合は、タオルを用いて、ペットボトルが直に肌に触れない状況を作り出します。冷たさに慣れてきた後は、タオルを除いて頭部、もしくは首筋などを冷やすようにしましょう。

体温の急な上昇を下げたいという場合は、大きな血管が通っている場所(首筋など)、皮膚が分厚くはない場所・・・を選び出し、こちらに対して冷たいもので、長く使ってもぬるくなりにくいものを貼り付けると良いです。

補足となりますが、急激に冷やしてしまうと冷たさに敏感になってしまい、かえって体調が悪くなってしまうので注意してください。