ブルーベリーの健康パワーというと、「目が良くなる」という健康パワーが定番です。ですが、今ではそのような考え方は古いという見方が強まっています。

というのも、ブルーベリーにはアントシアニンが含まれているだけで、アントシアニンは「必ず目を良くしてくれる栄養素」・・・ではないからです。アントシアニンは、「健康の向上に良いとされる栄養素」なので、目に対してのみ効果がある栄養素ではありません。

テレビ番組でも、ブルーベリーを食べていると「視力が回復する」と案内することがあります。ですが、あくまでも可能性の1つとして、アントシアニンにより視力が回復する(かも知れない)・・・だけなのです。

アントシアニンは、「血流の改善、視力の安定」において高い効果を発揮するとされています。ブルーベリーには多くのビタミンEが含まれていますので、ビタミンEの力で血流が改善するのは確かでしょう。ですが、視力の安定というのは「ピントが良く合うようになる」程度なので、視力そのものが大幅に改善されるわけではないのです。

また、ブルーベリーを食べ続けた人は、実際に視力が大きく改善した・・・というデータも存在しません。つまり、ブルーベリーに関する古い情報は、ブルーベリーの栄養素を大げさに評価していただけ・・・なのです。

それと、ブルーベリーは「乾燥したものに多くの栄養素が含まれている」という新情報も存在します。みずみずしいブルーベリーを食べて、気持ちをリフレッシュさせるのも良いのですが、健康の向上を意識してブルーベリーを食べたいという人は、スーパーなどで売られているブルーベリー(乾燥)パックを購入するようにしましょう。

それと、ブルーベリーに含まれているアントシアニンには、「視力の安定以外の効果もある」ので、そのことを知っていると、さらにブルーベリーの健康効果を正確に知ることができます。例えば、アントシアニンには「内臓脂肪の蓄積を減らす、防ぐ」という効果があります。

最近では、テレビ番組でもブルーベリーの健康効果を特集している番組が増えてきました。というのも、今では先進国のほとんどで「肥満の問題」が大きな問題として扱われているからです。

しかし、ただ運動をされているだけでは痩せられない人もいますし、内臓脂肪の影響で苦しい生活を送っている人もいるのです。ブルーベリーは、マウスを使った研究結果により、内臓脂肪の蓄積を防ぐ効果がわかっておりますので、これから益々評価を上げていく食べ物とされています。

しかも、ブルーベリーは「便秘を解消してくれる作用」まであります。というのも、ブルーベリーにはアントシアニン以外に「水溶性食物繊維」を含んでいるからです。

水溶性食物繊維は、腸内に溜まっているカス(飲食物を消化した際に発生するカス)を柔らかくしてくれる、そしてひとまとめにしてくれます。なので、便秘などに悩まされている人の場合、ブルーベリーを食べているだけで、このようなカスも便に含まれ、その影響により健康を取り戻すことができたというケースも存在します。