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卵の健康効果ですが、昔と今では考え方が大きく違っています。

昔であれば、「卵は1日1個」と言われていました。というのも、卵は「高カロリー食品」だと思われていたからです。

ですが、今では具体的なカロリー量だけでなく、アミノ酸の摂取量も明らかになってきたため、「毎日食べたほうが良い、コレステロールに悪い影響を与えない、2個以上食べても問題ない」という評価が多いのです。卵は、肉類と比較すると同じ容量ではカロリー量が少ないです。

しかも、「コレステロールに悪影響を及ぼす可能性が小さい」ので、食べていると自然と太りやすくなってしまう・・・というのは、大げさな考え方であると指摘されています。そもそも、コレステロールというのはHDL(善玉コレステロール)、LDL(悪玉コレステロール)が存在しますが、卵は悪玉コレステロールを増やす食べ物ではありません。

肉類といった「脂質が多い食品」を食べていると、LDLが増えていくという考えのほうが、今では一般的な考えとなっています。それと、「安価な卵は栄養が少ない」というのも古い情報でしかありません。

卵は、肉類と比較しても「アミノ酸バランスが良い食品」なのです。アミノ酸バランスが良い食品を食べていると、「疲労、ストレスが改善されやすい」とされておりますので、良く運動をする人、体力をつけたい人にとっては毎日必ず食べたい食品と言えるでしょう。

アミノ酸バランスが良い食品は少ないため、人によっては「アミノ酸バランスを考えて作られた栄養ドリンク」を飲む人もいます。ですが、卵は1個20円~50円で販売されていますので、栄養ドリンクのように1本で200円以上もかかるということはありません。

このように栄養的に優れた面が多いため、今では「卵は完全栄養食品である」という評価もいただいています。それと、子どもに卵を食べさせると「太ってしまうかも知れない」というのは、科学的根拠が存在しない情報なので、このような情報を信用しないことも大事です。

卵というのは、「たんぱく質を多く含んでいる」ので、運動などを盛んに行っている子どもには食べさせたほうが良いです。たんぱく質を多く摂取していると、運動などで疲労を蓄積させた筋肉、もしくは成長期のため痛みが発生している骨に対して、「修復作用が発生する」ようになります。

たんぱく質はカルシウムと結びつくことで、より健康な体を作るという性質がありますので、不足しているとかえって内臓にダメージを与えてしまうことがあります。内臓には、「不足している栄養を補う機能」が存在しますので、栄養を正しく得ていない体の場合は、「内臓が負担をする形で栄養が補われる」のです。

このような生活を続けていると、体の成長が遅くなってしまうこともありますし、何気ない疲れ、ストレスなどを溜め込んでしまう恐れがあります。なので、古い情報を信じて卵の摂取量を減らしすぎる・・・、というのは良くありません。