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適切な睡眠時間についてですが、時代によって「考え方が大きく違う」という特徴があります。

過去であれば、「適切に睡眠効果を得られる時間」とされていました。そのため、「5時間~7時間でも適切な睡眠効果は得られる」という考え方も存在したのです。

しかし、今では「睡眠時間は7.5時間以上が好ましい」と言われるようになりました。過去と比較すると、適切な睡眠時間が明確になった・・・という大きな違いがありますが、これは「健康レベルを比較する」ことで、7.5時間以上が好ましいと言われるようになったのです。

例えば、「健康的な生活を送っている人」は睡眠時間が長いというデータが存在します。人によって、少しだけ睡眠時間が違うことはありますが、それでも「8時間以上でしっかりとした睡眠をとっている人が多い」、というデータが多く見つかりました。

つまり、睡眠時間は「7時間を切っている人の場合に不健康」、「8時間前後であれば健康」という見方が出来上がったのです。7.5時間の睡眠時間に関してですが、一般的に多くの人は7.5時間ほどで覚醒する人が多いため、8時間以上の睡眠を取らないと、健康的とは言えないという考え方が減ってきました。

0.5時間の差が存在するのですが、明確な健康レベルの違いが浮き彫りにならなかったので、テレビ番組などでは、「7.5時間以上の睡眠で健康になる」と案内していることが多いのです。それと、なぜ睡眠時間に注目している人が増えているのかというと、質の高い睡眠は「内臓脂肪にも良い影響を与えるため」です。

内臓脂肪というと、老化現象の1種として「高齢になればなるほど内臓脂肪が蓄積していく」、と考えられていました。ですが、今ではこちらについても古い情報でしか無いという考えが広まっています。

というのも、若い人でも「隠れ肥満」という形で、大量の内臓脂肪を溜め込んでいる、もしくは肥満の影響で高血圧、高血糖に悩まされている人がいるからです。高血圧、高血糖はともに「内臓にダメージを与える可能性がある」ので、今では健康の面から注意視されるケースが増えています。

しかし、これらの問題は1つずつ治療などで解決するよりも、「生活習慣を見直す」だけで、かなり改善されたという結果も存在するのです。先ほどの7.5時間の睡眠時間により、人によっては「頭痛、頭重、肩こり」といった問題が解決する人もいますし、中には「幻聴」の問題が解消したという人までいます。

それほど、睡眠時間が少ない生活を送っていると、「ホルモンバランスが乱れ、自律神経の機能が低下」してしまうため、普通の人よりも不健康な毎日を送ってしまうことになるのです。ホルモンバランスは美容においては、「新しい細胞を生み出す」といった働きがあるため、美容の面でも睡眠時間が見直されるようになりました。

それと、どうしても睡眠時間が6時間、7時間というふうに、少しだけ短くなってしまう人は「仮眠時間」を設けると良いです。真っ暗な部屋でリラックスしながら仮眠をとるだけでも、精神的に楽になり、健康レベルが改善するというデータも存在します。