あの迷信には根拠がある?ない?迷信の真実

日本に古くから伝わる、数々の「迷信」や、おばあちゃんや母親などから伝わる「言い伝え」には、はたして根拠があるのでしょうか?それらには根拠があるのかないのか、根拠がある場合は、なぜそのように言い伝えられているのかという理由、また由来などについて、紹介していきます。

茶柱が立っているのを見られると、幸せなことが起こる…という迷信を聞いたことがありますか?今回はこちらの迷信を取りあげて、紹介していきましょう。

最近の若い方では、お茶をお茶っぱから、急須でいれる方も少なくなってきているため、「茶柱」というものを知らない、という場合も多いかもしれませんね。

「茶柱」とは、お茶っぱの中に、葉っぱと一緒に含まれていることのある、お茶の茎の部分であり、それが、お茶をいれた際に湯のみの中に縦にプカプカ浮いている状態を「茶柱」と呼びます。

このお茶の茎がプカプカ浮いている状態も珍しいことなのですが、そもそも、茎が急須から出てくること自体も珍しいことなのだそうです。

というのも、最近の急須では、お茶っぱがそのまま流れ出てしまわないように、注ぎ口はメッシュなどになっているものがほとんどです。

茶柱が急須から湯のみに流れ出るには、このメッシュの部分をすり抜けないといけません。

つまり、「茶柱が立っている」という状況は、まずはお茶っぱの中に茎が混在していること…

次に、その茎が急須の出口のメッシュをすり抜けて、湯のみに入ること…最後に、その茎がプカプカと縦に浮くという三段階の「珍しい状況」をクリアしなくてはなりません。

この3つの状況をクリアしているのは、「とても珍しいことが起きている」という状態になっているのです。

というわけで、この迷信の真実は、科学的な根拠があるわけではなく、「珍しいものが見られた時は良いことがあるかもしれない」という意味合いの迷信であることがわかりました。

珍しいものが見られたから、良いことが起きるかもしれない…という意味合いの他の迷信には、例えば「虹が見られたからいいことが起きるかも」というものや「流れ星を見たから願いが叶うかも」といったものが挙げられます。

なお、もしも茶柱を見ることができた時は、誰にも教えないでコッソリとお茶を飲み干すと、幸せが舞い込むとも言われています。

しかしながら、「珍しいことが起きている」というだけで、実際には幸福が舞い込む根拠はないので、せっかくならみんなに見せてから飲みたいものですね。

最近、さらに日本茶の良さが見直され、外国人の方々にも飲まれるようになってきているので、たまにはお茶っぱを買ってきて急須で飲んでみるのも良いかもしれません。

ちなみに、急須でお茶をいれるのに適したお湯の温度は、70度から80度くらいが良いとされています。

保温のポットなどでお湯を沸かした場合、直に急須にお湯を注がずに、いったん湯のみにお湯を注ぎ、湯冷ましした状態で急須に移しましょう。

その他、「急須はなれなくて使いにくい」という方は、中身がよく見える耐熱ガラス製の急須やポットなどを使うのがオススメです。

耐熱ガラス製のポットには、茶こしが付いているものもありますので、お茶をいれる場合には、この「茶こし付き」の耐熱ガラス製ポットを使うと良いでしょう。

また、耐熱ガラス製は中の状態が確認できるため、「湯のみに注いだのにまだ全然お茶の色がでていなかった」ということもありませんよ。