テレサのだいあり〜

無責任な仮説 不必要な分析 お節介な提言

傷物語 稽箏貶

一時は覇権を取ったビッグタイトルの劇場版なのに、さほど話題になっていないのは寂しくもあります。これを偽物語の放映前後にぶつけておけばまた話は違ったのかもしれません。エンターテイメントでタイミングを逃すのは致命傷という事なのでしょう。

過去2作に比べると映画っぽい山や谷があり、見ごたえがあったと思いますが、原作にあったセリフやらシーンが抜けているように見受けられたので、軽く読み直してみたら、ブラジャー回収云々の下りがなかったのは残念でした。わざわざ3部作に分割したのだから、完全再現して欲しかったです。

テレビシリーズよりキャラデザから背景までシリアス調になったこの「傷物語」でしたが、ギャグ成分やセクハラ成分を減ってしまい、この作品の魅力というものを理解していない映画になったのは残念でした。作画は見ごたえがありますが、冗長な演出はシリーズのファンでも退屈だと思います。個人的には廉価版のブルーレイBOXが出たら買おうと思ってます。

コメンタリー目当てで。

ポッピンQ

評判は芳しくなく、早々に上映が終了した映画館もあるようですが、Wikipediaには

<コピペ>

当初は2017年1月公開の予定であったが、制作陣の予想を上回る大きな反響により2016年12月23日に前倒しされ、さらに配給元である東映が正月映画第一弾・冬休みのメイン作品として拡大興行することを決定した。

</コピペ>

このような事が書かれていまして、公式サイトでの情報では

<コピペ>

2016/09/06

12月23日(金・祝) ロードショー決定!!

2017年1月公開となっていましたが、今年の12月23日に緊急前だおし、しかも今までの規模を大きく上回る全国拡大公開することが決定しました!!

</コピペ>

シン・ゴジラと君の名は旋風に煽られ、我を忘れてしまったのでしょうか?

ストーリー的には、悩みを抱えた女子中学生5人が異世界での冒険を期に自分の内面と向き合うというベッタベタなストーリーなのですが、劇場オリジナル作品でメインの登場人物が5人もいるのに、彼女らの内面を描く作品にしては90分では全然足りなかったと思います。おまけに続編登場予定のキャラクターが無駄に尺を食ったりしまして、全体的に駆け足でテレビ版の総集編みたいな印象でした。

話題(?)のダンスシーンは、労力がかかっているのはわかりましたが目新しさはなく、CGキャラの頭身も手描パートとあっていなかったり、そもそもダンスする歌をヒロイン達が歌っていないのはどうにも踊らされている感があったりで残念でした。ヒロインの内面の葛藤とかは悪くなかったと思いますので、上映時間を150分くらいに延長するか、キャラクターを減らすかして、楽曲も世界観に合わせてフォークロア調にアレンジしてヒロイン達に歌わせておけばもうちょっと評判が良かったのではないかな、と思う作品でした。

ドント・ブリーズ

ネタバレあります。

邦題は「ドント・ブレス(息を殺せ)」とすべきではないかとも思ったのですが、動詞になると発音が変わるようで、これは知りませんでした。話題の「強盗団vs盲目の殺し屋」映画を観てきました。実は昨年末に観に行こうとしたら、全ての上映が完売していたという日本の片隅で大ヒットしてるホラー(&スリラー)映画です。

制作費1億円くらいで150億円の大ヒットですからぼろ儲けですね。120点のくらいの期待で劇場へ向かったら90点くらいの出来栄えだったのがちょっと残念でしたが、それでも最近観た洋画の中では屈指の面白さだったと思います。

「強盗団vs盲目の殺し屋」というキャッチコピーはどこで目にしたのか忘れましたが、強盗団というより「こそ泥なんだけど大金にありつけるとわかって強盗を初体験してみようという三人組」で、そのせいで色々とぬるく、おかげでヒドイ目にあいます。盲目の殺し屋は「失明した元兵士」という程度の身体能力で、公式サイトにあるような「超人的な聴覚」は持っていませんでした。所持している武器もベッドの下に隠していたリボルバーくらいで、盲目ですから命中率も低く、おかげで緊迫感の欠けるホラー映画だったと思います。

主人公グループが3人なのも失敗で、流血が少なく(笑)、5人くらいのグループくらいにして死体の数を増やしたほうが良かったでしょう。老人の武器はショットガンとかスタングレネードにして、それこそ「超人的な聴覚や嗅覚」とトラップを利用して化物じみた強さを魅せて欲しかったですね。暗闇のシーンも少なめで、プロットを生かしきれていないと思いました。予告でよく観た廊下ですれ違うシーン、あれだけ近いと体の周りの空気の流れが変わるので、健常者が目をつぶった状態でも「何かがある」のは気づくと思います。あと冒頭のシーン、「あのシーンになるまでこいつは死なないな」と思わせてしまうので失敗だったと思います。

クライマックスやオチ、エピローグは良かったと思います。傑作とは言えないまでも、面白い映画でしたので、週末に何を観ようか迷ってる方などにはオススメだと思いました。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

例年のように日本の行く末などを占ってみたいと思います。ちなみに昨年はこんな事を書きました。予想通り日韓の合意は反故になりそうで、あの国は期待を裏切らなくてさすがですね。

【選挙】

秋口には日露首脳会談の結果いかんでは解散総選挙、という予想もされていたのですが、北方領土問題は進展どころか後退しましたからしばらくはなさそうですね。何にしても、与党の支持率が高いうちに選挙をしておきたいでしょうから、何か外交的に成果が上がれば可能性はあるでしょう。内政では成果が上がる可能性は低いと思います。

【外交】

米ロ関係の急速な悪化とトランプ政権の誕生は何が起こるのか予想が出来ません。欧州情勢と言いますか、世界情勢複雑怪奇です。アメリカを支配している勢力はトランプ大統領を何が何でも阻止したいのか、ロシアのハッキング問題の結果大統領選挙のやり直しなんて事になる可能性も残されているのは不気味です。アメリカの態度がどうなるかはわかりませんが、日本が北方領土につられてロシアと接近すると日米関係も悪化する可能性もありますので、ここは様子見がベストだと思うのですが、安倍さんは歴史に名前を残したいと思っていそうなので、何か失敗はしそうです。

東アジアでは予想通り韓国で政変が起きました(笑)。こちらもアメリカの次期政権次第の部分がありまして、米ロが対立するようなら、日韓関係はまたしてもアメリカの顔色をうかがうハメになるのですが、個人的には、韓国とは「軽い断交」くらいがベストだと思います。

【安全保障】

米軍は中国の海洋進出に目を光らせていますが、これまた次期政権の態度次第です。トランプは「世界の警察は辞める」「偉大なアメリカの復活」と矛盾した主張をしていて予想しづらいのですが、中国の海洋侵略を座視するとは思えない、、、思いたくないですね。

(プレ)第三次世界大戦の状況ですが、中東シリア戦線ではロシア&シリア同盟の大勝利で、グローバルマフィアは大きな痛手を負いました。この後はウクライナ戦線と東シナ海戦線ですが、ロシアの諜報工作が成功してのアメリカの親ロシア政権が何事もなく誕生すれば、第三次世界大戦は始まる前に収束となるわけで、オバマの良心に期待したいですね。

【経済】

2014年に安倍総理が中南米を歴訪してメキシコとの経済協力をアピールしていた時は何も気がつかなかったのですが、最近のニュースでやっとわかりました。北米自由貿易協定(NAFTA)と安価な労働力のおかげで、メキシコに北米向け製品の工場を造るとボロ儲けだったわけですが、

トランプ政権爆誕(笑)。

世界の主要自動車メーカーにくわえて、ホンダ、マツダ、そしてトヨタにパナソニック、、、そりゃ顔色は真っ青になりますし、グローバルマフィア達がこぞってクリントンを推してたのもわかります。北米向けに頼っていた輸出企業はマジヤバイかもしれませんので株を売るなら今でしょう。

フォードがメキシコでの新工場計画を取り消したのは素早い動きで感心しましたが、トヨタの反応が鈍いのは明治維新の時の東北諸藩のようで心配になります。国内需要を軽視してきたグローバルマフィア達がどうなるかは見物ですね。

【原発】

原発の廃炉費用やら福一の賠償費用を新電力に負担させようと原発マフィアが画策していますが、原発がコストパフォーマンスがいいならそんな事をする必要はないわけです。

原発は「何も起きなければ」低コストで運用できますが、そういうわけにはいかないのは東日本大震災で判明しましたし、そもそも廃炉費用は震災とは無関係(でもないですが)なのにどうしてこういうことになるのかと言えば、そもそも原発のコスト計算は廃炉費用や放射性廃棄物の処理費用をシカトして計算されているので、全部コミコミで計算すると他の発電システムより高コストになるとの考えもあります。

ここ最近の新電力負担がらみの報道で、「原発は電力代は安い」と思いこんでる方々が目を覚ましてくれる事に期待したいのですが、「電力不足で不測の事態が起きたらどうするんだ!!」とか数年前に騒いでた方は最近はそんな事があったことも忘れているようなので、ずるずると再稼動に引きづられていくのでしょうか。地方ではこういう動きがありますから、広がる事に期待ですね。

【報道】

予想通り老衰が進みました。この後の日本のジャーナリズムは倫理観のあるネットメディアの誕生に期待するしかないでしょう。アメリカでは「大統領選挙がフェイクニュースの影響を受けた」との見方がもあるのですが、日本での2chの全盛期って10年も前の事ですし、その2chでも「ソース無しのスレ建て」は相手にされなかったわけでしたが、報道やネットリテラシーって日本が最先端だったのを知って唖然、、、。

【労働】

労組よりも政権サイドがブラック労働と低所得問題に取り組んだのが日本的だと思った2016年でした。アベノミクスが成果を出していな事に焦っているのだと思うのですが、企業増税とか所得減税はさすがに今の政権では無理でしょう。でも、有給取得の推進とか残業の少ない企業に対する減税などはやれなくもないので、グローバルマフィア(輸出企業連合)達と馴れ合いつつもブラックな労働環境改善に取り組んで欲しいですね。少しだけは期待できると思っています。

バイオハザード:ザ・ファイナル

映画の公開にあわせてシリーズ作品が地上波で放映されているので観た方も多いと思いますが、前作の「バイオハザードV リトリビューション」の最後とつながらないといいますか、ホワイトハウスに立て籠もって、「俺達の戦いはこれからだ」という終わりかただったのに、

いきなりホワイトハウスの瓦礫からスタート(笑)。

前作で味方になったと思ったウェスカー、そんな事は観客もアリスもまったく信じていなかったとは思うのですが、裏切りシーンすらバッサリとカットした脚本は清清しかったと思います。作品の性格としては、第一作の後の第二作くらいだと思えば良いと思います。2作目〜5作目までは観なくても普通に楽しめます。

個人的にはアクションシーンがスタイリッシュから泥くさい方向へと変化したのは良かったと思います。監督が変わったのかと思えるくらいに作風が変わったのですが、Wikiで調べるとアンダーソン監督が意図的に作風を変えた模様で、そのチャレンジ精神は賞賛したいですね。カメラワークはアップが多く、ワチャワチャしてやや見づらくなったのも本作の変更点の一つですが、緊迫感が感じられて良かったと思います。

セットとCG主体の、箱庭SFっぽくなっていたシリーズを、温故知新原点回帰的にアクションホラーへと蘇生させた手腕には拍手を贈りたいと思います。ややこしいストーリーはなく、明朗なアクション映画になっていますので、洋画ファンならほとんどの方が楽しめると思います。

コミックマーケット91に赤帽先生の新刊が出ます!!

2日目(30日)東ホールR-57b『asopaso.com』

いつものサークルで鷹丸の新刊とともに頒布される予定です。今年は仕事納めが29日目だったのでコミケにも参加出来るはこびとなりました。例年は冬コミのプロットで悩むことは少なかったのですが、今回は現場への出勤率が下がったせいもあるのかネタが思いつかずにウンウンと唸っていたのですが、今までは秋か冬にワンマンがあることが多くて、そこで誰かが何かやらかしてくれたから(笑)ネタに困ることはなかったんだなぁ、と思ったりしました。

現場への出勤率が下がったなりに、それもネタに出来るだろうと脳内をひっくり返してネタをでっち上げてみましたので、いつも楽しみしてくれている方をガッカリさせる事はないと思います。今回もたくさんの方が黙認や諦観で支えていただきました。ありがとうございます。早々に完売することはないと思います。夏コミでは予想外に完売してしまって申し訳りませんでした。いくらなんでも、昼くらいまでは大丈夫だと思います。

コミケで会えない方も品川で会いましょう。あと数日になりましたが、この2016年を乗り越えれば、モモーイのスタイルが良くなる(と言われる)奇数年がやってきます、

期待しましょう。

くるくる☆UP DATE

仮設 2016モモーイ白書 

一部修正して、48イベ→52イベになりました。ご指摘ありがとうございました。れいちゃな始球式は自分も行ったのに忘れてた、、、。

今年最後のイベントはまだ実施されていませんが、一応参加の予定。艦これ秋イベの後はコミケのプロット作りで四苦八苦してご無沙汰でしたが、今は作画担当が四苦八苦しているはずです。

そして、年末恒例のヤツですが今年も作って見ました。「あれ?始球式いつだっけ?」とか探してみたらあれは2015年だった(笑)。今年も土曜日のイベントが多かったのと、レコ発系イベントがアニサマにどん被りだったせいで、12/52の参加率2割5分を切っちゃった、、、。

01/09 せーけん
01/10 PSO2名古屋
01/17 PSO2福岡
02/06 せーけん
02/11 PSO2 札幌
02/14 インベーダー
02/21 ロス
03/03 桃まちゅり
03/05 せーけん
03/19 ほむらじ 昼の部
03/19 ほむらじ 夜の部
03/21 PSO2有明
03/26 お渡し会
03/26 AJ トーク
04/02 のぞみ家
04/02 せーけん
04/17 爆ライブ
04/20 IDOLidge
04/29 超会議
05/05 美少女ゲーム
05/07 せーけん
05/15 台北
05/15 台北
05/29 れいちゃま始球式
06/04 せーけん
06/11 ノイジーズ
07/02 せーけん
07/18 CountDownMainya
07/24 ワンマン チッタ
08/06 せーけん
08/10 CountDownMainya
08/13 アークスフェス
08/20 レコ発インストア京都
08/20 レコ発ライブ大阪
08/26 レコ発インストア静岡
08/27 レコ発インストア浜松
08/28 レコ発インストア名古屋
08/28 レコ発ライブ名古屋
09/03 せーけん
09/04 レコ発インストア新潟
09/09 レコ発インストア秋葉原
09/10 はるこの秘密 夜
09/10 はるこの秘密 深夜
09/26 IDOLidge
10/01 台北
10/02 台北
10/08 WALLOP秋祭り
10/08 せーけん
11/05 せーけん
11/10 ボコスカ
11/19 アニソンparty
12/03 せーけん
12/30 東京アイドル劇場

くるくる☆UP DATE

手紙は憶えている

駄作でした。公開されて時間もたっているのでネタバレは気にしません。

グーグルの検索問題も記憶に新しいところですが、この映画も「ホロコースト産業」による作品のひとつになるのでしょうか。Wikiを読むと「サスペンス映画」とカテゴライズされているのですが、全体的に「のほほん」とストーリーが展開しているので、サスペンスとは思いませんでした。これがこの映画の失敗の一つでもあるでしょう。

物語りは老人ホームとおぼしき施設で始まります。認知症を患って記憶障害がある主人公ゼヴは友人マックスからの手紙を読み、自分がアウシュビッツの生き残りであり家族の仇を討たなければならない、事を思い出します。そして老人ホームから抜け出し、銃を手に入れ、仇を探し出す旅に出ます。紆余曲折の末、仇を探し出し銃を突きつけたゼヴは、「仇だと思ってた人物は戦友であり、自分こそがアウシュビッツ収容所の幹部で戦犯である」事に気がつき、自殺します。ラストは、自慢気に種明かしをする友人マックスのシーン。アウシュビッツで家族を殺されたマックスは、老人ホームで再会した仇が認知症であることにつけこんで、もう1人の仇を探させて始末してもらったというオチでした。

「探し出す相手が実は自分」というのはエンゼルハートのパターンですよね。もちろん同じパターンを使う事が悪いわけではないのですが、この作品は伏線などがほとんどなかったし、設定がいい加減だったために私はこのオチは読めませんでした。伏線らしい伏線はゼヴ(狼)という名前くらいで、ユダヤ教では狼はあまり良いイメージではないので、人の名前に使うかな? と思ったくらいです。

問題は認知症の扱いで、認知症はどちらかと言えば最近の記憶から忘れていくものですから、主人公がユダヤ人のふりをしていることを忘れてもドイツ人であった事を覚えているもしくは思い出す可能性は高いのです。だから私は、主人公が記憶が曖昧になって手紙を読むたびに主人公は自分の記憶と整合性をとっていると思っていたので、この結末にはあ然。

予想していたのは「仇にも家族がいて殺すのをあきらめた」とか「仇も認知症を患っていて躊躇した」みたいなエンディングだったのですが、認知症に対するお粗末な描写のために驚愕のラストでした。友人マックスに関しては、

「認知症の患者を騙して殺人をおかさせた」

という悪感情しか芽生えないのは敗戦国で生まれ育ったせいなのかもしれませんが、私が監督でこのストーリーを選ぶなら、最後のシーンでは老人ホームの他の住人はどん引きしてマックスから距離を取るシーンを描くとか、「マックス、あなたこそドイツ人じゃない」みたいなどんでん返しを入れたと思います。認知症の描写は勘違いもはなはだしくリアリティに欠け、サスペンスは感じられず、和解を描くわけでもなく、ただの時間の無駄の映画でした。主人公に手紙を読み聞かせる女の子が可愛かったので、見所はそれくらいですね。

「今さら翼といわれても」(角川書店)

やっと地元の本屋で発見出来ましたのでさっそく購入しました。書き下ろしはなく、全て小説誌に掲載された短編集なのですが、このシリーズのファンの年齢層を考えるとラノベ雑誌の方が向いてるとも思います。

・箱の中の欠落

2016年の9月に書かれた短編ですからつい最近ですね。時系列的には、2年の6月ですから生き雛祭りの後でいいんでしたっけ?ミステリ色の強い作品だと思いますが、謎はけっこう単純でちょっと考えればわかるような内容になっています。

・鏡には映らない

こちらは4年前に書かれていて、奉太郎の中学時代のしでかしを伊原が回想する話です。謎は、なんとなく想像出来ますけど情報開示が少なくてドンピシャリで当てるのは難しいでしょうね。奉太郎の行動的には、俺ガイルのヒッキーっぽいです。

・連峰は晴れているか

これは2008年だからもう相当古い作品ですね。実はこの作品は読んだ事があったのですが、掲載誌を買ったのでしょうか?もう忘却の彼方です。

・わたしたちの伝説の一冊

漫研騒動の後始末になります。謎的にもオチ的にも面白くありませんでした。

・長い休日

奉太郎の小学生時代の話で、省エネ生活を送るようになったきっかけです。私は「嫌な気づき方」とは思いませんけどね。イジメとか虐待の標的にされて気づくよりは幸せだと思いました。

・いまさら翼といわれても

タイトルでなんとなく物語の展開が予想出来ました。古典部シリーズが、「さよなら妖精」みたいにならなければいいなと思っていたのでこの方向性は歓迎なわけですが、でも何か、胸が重くなる米澤作品らしいお話しでしたね。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

ネタバレあります。

さっそく観てきましたが、アンチスターウオーズの私でも面白いと思いましたので、興味のある方は是非劇場へ足を運んで下さい。ただし、シリーズをまったく観ていない方にとってはややつらいかもしれません。いつもの、ジャーンというテーマソングとオープニングはなく、「いつもの」シリーズ作品とは違う雰囲気を漂わせて物語は始まります。ちなみにエンドロールではいつも通りでしたが、

あのエンディングですからね(笑)。

前情報としては、エピソード4の直前の物語で、反乱軍が帝国からデス・スターの設計図を奪取する物語だとは知っていたのですが、予想に反して主人公のジンが帝国からどころか反乱軍からも孤立していてこれは最初のサプライズでした。中盤くらいまではかったるかったのですが、反乱軍が主人公の父親を殺そうとしているなど、今までの善玉反乱軍だと描かれなかったダークな展開に期待はふくらみます。

中盤の惑星イードゥでは反乱軍の攻撃で主人公の父親が亡くなります。つまりはジンにとっては反乱軍が父の仇となってしまうわけですが、そのことで反乱軍のキャシアンをなじる時に、「あなたたちはストームトルーパーと同じよ」と言い放ちます。スターウオーズが勧善懲悪キッズ向け作品から脱皮した瞬間かもしれません。

終盤ではデス・スターにビビる勢力のためにデス・スター設計図奪取作戦採用されず、「ジンの演説で会議の流れが変わる」というありきたりの展開にはならなくて良かったです。その後はまさかの志願者(ローグ・ワン)だけの決死作戦の敢行。ここでの反乱軍はチキンもいいところですが、反乱軍の中でも好戦的な連中はローグ・ワンに呼応して惑星スカリフへ出撃。少人数の決死作戦映画かと思っていたので艦隊決戦シーンと大空中戦には胸熱でした。そして絶望的なエンディングと、

もっと絶望的なエピローグ。

ベイダー卿が満を辞して登場するのは最後の最後なのですが、その殺陣はシリーズ中屈指といえるでしょう。よくよく考えれば、ジェダイやシスが無双するシーンは少なかったこのシリーズ。逃げ場のない反乱軍兵士達が次々とベイダーに斬殺されるシーンはシリーズに物足りなかった迫力を与えてくれたと思います。ゴジラシリーズにとってのシン・ゴジラというとほめすぎになると思いますが、戦闘シーンなども今までのシリーズ作品より殺伐としていて、「家族向けのぬるいスペースオペラ」に辟易していた層は満足出来る作品だと思いました。
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