テレサのだいあり〜

無責任な仮説 不必要な分析 お節介な提言

ザ・リング/リバース

アメリカの批評家筋には酷評されているようですが、制作費は回収されていますし、ハリウッドホラーとしてはそれなりの出来だと思いました。なんだかんだでけっこう怖かったです。

そろそろ公開も終わりそうなのでネタバレを気にせずに書くのですが、この映画では「呪いのビデオ」についての基礎知識を序盤にメインキャストが共有していますので「観客がわかりきってる謎のためにグダグダ時間をかける」というシーンがほとんどなかったのは良かったのですが、そこから先は普通の心霊探索みたいになってしまっていて、このシリーズの基本的な恐ろしさ、「生き残るために主人公が他者に犠牲を強いる」という恐ろしさから乖離してしまっていたのは残念でした。

オチ的にはハリウッドスリラーによく出てくるタイプの悪役が登場するのですが、太った白人にああいう役を割り振るのはそろそろポリコレ的にアウトになる気もします。残酷描写は少なく、余り人も死にませんが、不穏な雰囲気は怖かったホラー映画でした。

リングシリーズとして面白かったかどうかは微妙ですが。

ジオストーム

デブリの処理が大問題だと思うんですが(笑)。

思っていたのとだいぶ違うストーリーでした。気象コントロール衛星を乗っ取ったテロリストと主人公が戦って、最後は知恵を絞ってジオストームを止める、みたいな展開を予想していたら、、、。

ストーリーや謎はシンプル。アクションや映像はまぁまぁ。これでキャラに魅力があって、カッコイイ敵が出ていて、家族愛をしっかり描いていたなら、一大娯楽映画になっていたのでしょうが、どの要素も、「まぁまぁ」だったために、完成度も「まぁまぁ」だったと思います。劇場へ行く必要はありません。地上波での放映を待ちましょう。

大雪が露呈した日本人の宿痾

「不要不急の外出を控える」と言えばかなりの事態なので対象地域の学校や会社は基本休みになると思っていました。

休みにならなくても、「雪で家から出られません」とでも言えば大義名分も立って良かったのでしょうが、何故かブツブツ文句を言いつつ学校や会社に出向いて大パニックになったのにはさすがに呆れました。

「これはヤバいんやないか」と思いながら、しかも早々と警告も出ていたのに、危険を回避できないあたりは日本人の欠点であるのでしょう。「政府が仕事を禁止すべき」などという声も上がっていましたが、「ファミコンを学校で禁止して欲しい」というバカ親と同じレベルだと思います。

政府は各会社や学校が判断する事だと思ったでしょうし、会社では各部門が判断すると思ったのでしょう。各部門は各個人が判断すると思ったのでしょうし、逆に各個人は学校や会社が判断すると思ったのでしょう。協調性の美名の元に隠された無責任体質であり、70年前に国を滅ぼしかかった宿痾とも言えます。

しかし、会社や学校で前日に「明日はどうする?」といった打ち合わせや話し合いは行われなかったのでしょうか。

あれほど警告されていたのに。

ちなみに、通勤時の怪我は労災が適用されるはずですから、今回の件で労務担当者が懲りたら次回からはスムーズに休みになると思うんですけどね。

日韓合意における韓国の態度を評価したい

「何を言うんだお前は」と罵られるかもしれませんが、私としては「あの」韓国が日韓合意の破棄を求めなかった事は評価したいと思います。

てっきり破棄すると思ったので。

韓国の文政権は国内的には日韓合意を批判しながらも対外的には日本との合意内容を守るという、よく考えてみれば、これしかないという着地点を見出したのではないでしょうか。

幕末維新の日本を振り返ってみれば、「攘夷」を旗印に幕府を倒した新政府は誕生と共に開国に動いたとんだペテン集団だったわけですが、国民が火病を患っているのならば仕方のない対応でしょう。

建国後の韓国はアメリカの支援の下の軍事政権として約40年を経た後の民主化宣言からはまだ30年でしか経ってなく、民族としても国家としてもまだまだ子供で、韓国の国民の大半は「世界」からどう見られているかをよくわかっていないようです。

もちろん日本は日韓合意に関しては譲歩する必要はまったく無く、韓国に「国家間の合意を守らないと信用されません」という当たり前のことを教えてあげれば良いと思います。100年後くらいに韓国が成熟した民主国家になる事を目標に付き合えば良いのではないでしょうか。

日本も成熟したわけでもないんですけどね。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

例年のように日本の行く末などを占ってみたいと思います。ちなみに昨年はこんな事を書きました。予想通り日韓の合意は反故になりそうで、あの国は期待を裏切らなくてさすがですね、、、というところまではコピペしても大丈夫そうです(笑)。

【選挙】

もりかけで支持率を落として都議選で敗北した与党政権、支持率が上り調子になったところで解散総選挙を仕掛けたら小池新党の国政参加で与党真っ青、、、だったのに野党がズッコケて与党大勝利、とかさすがに読めませんでした、申し訳ありません。国政選挙はしばらくなさそうなので、与党は憲法改正に向けて余計なエラーをしない事でしょうか。小池都知事は、ベビーシッター代などの、わかりやすい政策で信頼を勝ち取れるかどうかですね。左派政党はたぶんどうにもならないと思います。

【外交&安全保障】

トランプの対中政策は冷戦終結後のアメリカ政権の中で最も厳しいのではないでしょうか。北朝鮮に対する経済制裁は今までも、「どうせロシアや中国がこっそりやるから意味がない」と言われてたのですが、密貿易まで取り締まりだして、これは素直に感嘆しています。

北朝鮮との戦争ですが、やるかやらないかは北朝鮮次第。挑発を続ければ戦争もあり得、安倍政権にとっては、憲法改正への大チャンスになると思いますが、なんだかんだで北朝鮮は軟化して戦争はしないと思ってます。要するに、今までのアメリカ政権が軟弱過ぎたんですよね。

【経済】

名だたる日本企業が不正に揺れた2017年でしたが、友人知人家族に聞いたところ、どこの企業でもヤバめの不正にまみれてる事が判明しました。これからは老舗日本企業のブランド力は低下していく一方だと思います。これから就職を考える若い方は、有名企業よりも若い成長株の企業を探すことをオススメします。

【原発】

新潟県と東電の福島原発事故再検証で新たな事実が発表されるなどした事は評価したいと思います。伊方原発が高裁レベルで始めて差し止め判決が出たり、大飯原発1、2号機が廃炉になったりと、政府や原発マフィアの思惑とは違って、着々と脱原発が進んでいるようにも見えて今後も期待が持てそうです。

【報道】

ニュース女子問題のBPOの発表を見ていたら、老衰というより老害化しており、もはや特定(左翼)の人々を相手にしているケーブルテレビみたいになってきましたが、日本のネットに信頼できるジャーナリズムが生まれていないので、報道関係者で起業を目指す方は今がチャンスだとも言えるのですが。

【労働】

労組が仕事をしない分、安倍政権が「働き方改革」などを始めた結果、ブラック起業も少しはおとなしくなったと思います。私の職場でも少しだけ白味がかって来ました。このあたりだけは予想が的中したと胸を張っても良いのではないかと自負しております。各企業は、非正規労働者が集まらなくなって社員の雇用に重点をおこうとする動きが始まりつつあるので、労働環境はさらに明るくなるのではないでしょうか。ダメ起業の市場退場とセットになると日本経済の未来も明るいのですけどね。

(仮説)2017年モモーイイベント

明日はコミケにサークル参加の予定です。赤帽の新作が1年ぶりに出ます。

土曜日東地区G-01b『asopaso.com』でお待ちしてます。

そんなわけで毎年恒例のヤツですが、今年のモモーイイベントの総数は40イベントかな?例によって抜けがあったらご指摘お願いします。個人的には14/40で参加率3割に復帰したんだけど、ネコトマイは日曜だったのに何故不参加だったのか謎だと思って自分のツイログ調べたら、、、

行ってたわ(笑)。

というわけで、17/42でした。同じく日曜のまりちゃんフェスは素で知らなかったと言うか、前日が西武ドームだったから予習とかで頭一杯だったみたい。ついろぐ調べたら、当日は映画の日だったからって事で都内で映画を物色してました、、、

01/04 カラフェス
01/07 せーけん
01/22 45×40感謝祭
02/04 せーけん
02/11 はるこの秘密
03/04 せーけん
03/17 ANISON USA
03/26 AnimeJapan
04/01 せーけん
04/23 ファンミ一部
04/23 ファンミ二部
05/06 せーけん
05/20 AKIBA’S FESTIVAL昼
05/20 AKIBA’S FESTIVAL夜
05/27 Super☆Idolume
05/28 CHIYO-ST.LIVE
06/03 せーけん
06/07 レコ発秋葉メイト
06/10 IDOLidge台北
07/01 せーけん
07/16 ラジ館屋上一部
07/16 ラジ館屋上二部
07/17 tokyo torico “D”LIVE
08/05 せーけん
08/20 ネコトマイ
09/02 せーけん
09/18 肉フェスOSAKA
10/01 まりちゃんフェス
10/07 せーけん
10/28 刈谷アニメcollection
11/04 せーけん
11/07 レコ発新宿メイト
11/11 ワンマン渋谷
11/18 レコ発名古屋とら
11/19 レコ発浜北一部
11/19 レコ発浜北二部
11/23 アニマックス横浜
11/25 アキバ総研大感謝祭
12/02 せーけん
12/13 ニコ生☆音楽王
12/13 レコ発ニコニコ本社
12/14 はるこの秘密

くるくる☆UP DATE

ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜

第二次大戦中のワルシャワでユダヤ人の逃亡を助けたジャビンスキ家族の物語です。ネタバレがありますが傑作だと思いますので、まず映画館に足を運んでから残りの駄文を読んで欲しいです。

この世相にホロコースト映画が連発されるのは何か意図のようなモノを感じざるを得ないのですが、ナチス断罪的な内容はほとんど感じられず、なんだかんだでヘックは良い人だったと思いました。

映画はワルシャワが舞台なので絶滅収容所は出てきませんし、ワルシャワゲットーの環境は劣悪でしたが、内部にはそれなりの自治体制があることが描かれていました。Wikiによれば批評家筋からの評価は芳しくないのですが、ナチス断罪をして欲しかった勢力からすれば面白くない映画なのかもしれません。

映画はドイツ侵攻前から始まるのですが、窒息状態におちいったゾウの子供をアントニーナ・ジャビンスキが治療するのが最初の山場といいますか、

感動映画には不必要なエロチシズム(笑)。

胸元がザックリ空いたドレスを着た人妻が、たわわな胸をたゆんたゆんと揺らしながら子ゾウを助けようと奮闘するだけでも興奮するのですが、親ゾウが長い鼻をアントニーナに巻きつける触手プレイまで始まって、

この監督は大丈夫なのか(笑)。

予算の関係か、ドイツ軍の電撃戦はほとんど描かれなくて残念でしたが、ジャビンスキ一家はナチスの高官(ヘック)と知己がある事を利用して、ユダヤ人の逃亡の手助け始めます。映画では、ユダヤ人の苦境や、ポーランド人とユダヤ人の関わり、スリリングな救出劇、などが丁寧に描かれます。途中でアントニーナとナチス高官の仲を嫉妬した夫が原因で夫婦喧嘩を始まるのですが、

激しい喧嘩後セックスシーンに突入して、この監督は大丈夫なのか(笑)

その後のワルシャワ蜂起では夫が行方不明になり、アントニーナは決断を迫られるのですが、なんだかんだでヘックは良い人だと思う結末と、ベタだけど泣けるエピローグでした。

映画では、苦境の中でもユダヤ人は固有の組織力を発揮してしたたかに生き延びていました。欧州の反ユダヤ思想はかなり昔からあるのですが、いつまでも地域社会には同化せずにユダヤ人コミュニティを重視する民族的特徴が憎悪されたという側面もあるでしょう。そういう面も映画に描かれていた事が批評家筋のウケが悪かった原因かもしれませんね。

ゲット・アウト

黒人の主人公が白人の彼女の実家へ行って両親に挨拶するところから始まる映画ですが、序盤から溢れている不穏な雰囲気がすばらしいホラー映画でした。

黒人への理解を示すリベラル系白人達や白人家族に仕える黒人使用人の笑顔の不気味さは秀逸。彼女の父親のモデルはジョブズですかね(笑)。終盤に主人公が知ってしまったシーンには背筋がゾッとしました。不穏さと不気味さが詰まった映画でしたが、主人公の友達の明るさは良いアクセントになっていたと思います。それだけに後半が平凡な流れだったのは残念でしたが、ちょっと変わったホラー映画が観たい方にはオススメです。

否定と肯定

ネタバレあります。

ホロコースト否定説に関する裁判の様子をドキュメンタリータッチで描いた映画で、製作にはBBC(英国放送協会)も関わっています。おそらくは観た方の政治的バックボーンが感想に大きな影響を与えるタイプの映画だと思います。政治や歴史、学問や思想の自由、ユダヤ人と反ユダヤ主義、という単語に脊髄反射してしまうタイプの方は是非観に行って欲しいですね。

映画は「アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件」という実際に行われた裁判について描かれていて、裁判の結末についてはWikiで簡単にチェックすることが出来ます。主人公であるデボラ・リップシュタットが肯定論者で、アーヴィングが否定論者です。冒頭で、アーヴィングがデボラの講義に乱入して論争を挑みますが、リップシュタットは無視します。

観客側にすればアーヴィングに1ポイント入れたくなります。

アーヴィングは戦法を変え、イギリスでデボラを名誉毀損で訴えます。イギリスの法律では、名誉毀損の裁判は被告側に立証責任があります。つまりデボラ側が「アーヴィングに関する批判(侮辱)が正当な物かどうかを立証しなければいけない」という事になります。学者なら、批判をするのは自由なのですが、根拠なく「噓つき」という非難はしてはいけないという事ですよね。

デボラは自らが証言台に立ったり、ホロコースト生存者を証言台に立たせようと弁護団に提案するのですが、それらは弁護団に拒否され、わかりやすく言えば「あんたは感情的でそれが原因で敗訴するわ」と言われたようなものなのですが(笑)、弁護団がほぼ単独で奮闘することになります。

結論を言えば、アーヴィングの主張には意図的な事実の捏造がある事が裁判で認められ、デボラの主張は勝利するのですが、アーヴィングは「これからもホロコースト否定説を曲げない」と明言するところで映画はエンドロールになります。

【評価ポイント】

映画を観る人のバックボーンによって感じ方は異なると思うのですが、「真実は真実」「論争はしない」というデボラの主張に違和感を感じる人は少なくないでしょう。学問や思想の自由を認めないヒロインの姿勢を狂信者のように感じる人は少なくないと思いました。

対するアーヴィング、映画的な悪役に描かれると思ったのですが、「ちょっと気難しそうな学者」くらいの第一印象で、中盤くらいまではデボラよりもアーヴィングを贔屓する観客もいたのではないでしょうか?クライマックス直前には、ユダヤ主義者(?)から生卵を投げつけられるシーンもあり、映画的な悪役としては描かれていなかったのは、ヒロインの描き方と合わせて高評価したいと思います。

最終的に、裁判は弁護団の丹念な調査によってアーヴィングが敗れるわけですが「学問的にしっかり調べれば真実は明らかになる」という結末は、「否定論者とは論争をしない」というデボラの姿勢を批判的に扱っていると読めなくもなく、現在のホロコースト問題に対する批判でもあるように感じられなくもなくなくない、

というのは行間を読みすぎでしょうか?

ちなみに、デボラ側の法廷弁護士のリチャード・ランプトンはアウシュビッツでの現地調査の際に、ホロコースト問題に関する証拠の取り扱いに対して苛だつようなシーンもあり、これはホロコースト問題の危うさに関する示唆ともとれなくなくなくない、

というのも行間を読みすぎでしょうか?

【批判ポイント】

Wikiによれば、アーヴィングは2005年の段階でホロコースト否定論を取り下げています。つまりは、映画のあのエンディングは実在する人物に対するミスリードにもなりかねないし、「否定論者は間違いを認めない変人」という印象操作にもなりかねません。ついでに言えば、冒頭の講義乱入シーンはWikiによれば、講義が終わってから論争を挑んだとされているので、映画は事実を捻じ曲げているとも取れます。どうってことの無い脚色かもしれませんが、この映画は「事実を捻じ曲げる事の是非」をテーマにしているわけですから、アーヴィングを礼儀をわきまえない人と脚色することは問題でしょう。

ついでに裁判の後には、

「アーヴィングを刑事処罰すべきだとの主張があった時に、リップシュタット教授は『学問的論争の事案を法廷で判決してはならない』としてアーウィングの起訴に反対する学者の署名に加わっている」

との事なのですが、このエピソードを映画の結末にすべきだと思いますし、この事を知っていたなら、私もデボラに抱いた狂信者のような印象は持たなかったでしょう。アーヴィングは2006年にオーストリアで逮捕されているのですがこれに対してもデボラは、

「検閲が勝利しても嬉しくはないし、検閲を通じて戦いに勝つことなど信じない……ホロコースト否認論者と戦う方法は、歴史と真実に寄り添うことだ」

とコメントしたとされています。これも映画のエンディングにはピッタリだと思いますし、デボラが学問や思想の自由に関してフェアな人物だとわかるエピソードなのですが、映画では描かれていませんでした。

うがった見方をするならば、「ホロコースト否定説を糾弾する映画に見せかけたユダヤ人批判映画」とも取れなくはないですし、欧米人のユダヤ人に関する複雑な感情が映像に表れてしまった作品とも受け取れなくもないですね。

GODZILLA 怪獣惑星

今までのゴジラ映画とは一戦を画す作品だと思いました。

いわゆるゴジラ映画の文法がほとんど存在しないまま、ハードSF映画の雰囲気でストーリーは進んで行き、クライマックスになると欧米のモンスター映画のようになりました。オチ的にはベムハンター・ソードで似たようなのがあったと思います。バカでっかい宇宙生物を捕獲しようとしたら実は、、、

都市の破壊や逃げ惑う一般市民といったパニックシーンがまったくありませんし、ゴジラが出てくるまでが非常に長く退屈ですが、この映画を観にいく人は打たれ強い東宝特撮ファンが大部分だと思いますので大丈夫だと思います。
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