前回の続きです。
「役割」とはそもそもなんでしょうか?
私たちの身の回りには様々な役割があると思いませんか?
学校に行けば・・・「学級委員・保健委員・生き物係・日直などなど」
さらには・・・・・「野球部員・サッカー部員・キャプテン・先輩後輩」
仕事では・・・・・「社長・部長・ショップ店員・医者・看護師・理学療法士・作業療法士などなど」
実は家でも・・・・「父親・母親・兄弟」
「立場」とも言いかえることができるかもしれません。
だからなに?って思わないでくださいね・・・・もう少し聞いてください。
もしかしたらこの中には「めんどくさいな・・・。」という役割もあるかもしれません。
しかしながら
自己紹介の時を思い浮かべて下さい・・・・
名前
年齢
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
ほら、学生であれば「高校3年生です。」
仕事があれば「会社員です。」
となりませんか????
バラエティ番組でもそうです。
インタビューとかで一般の方が出演するときも必ずと言っていいほど
「 23歳 女性 ショップ店員」
といったような紹介になりませんか?
名前はなくてもこういった紹介は必ず出てきますよね。
とまあ、この「仕事・役割」とは
ただお金を稼ぐもの 学校行事が上手く進むためにあるものではなく
自分自身を表現するもの。
もっと大きく考えるならば、
自分の存在を証明する。
といったものと考えられると思いませんか?
普段からあまりこんなことは考えないと思います。
もしこのブログを読んでくれているのであればぜひ考えてみてください。
以前にも言ってきましたが・・・皆さんにとっては普段から当たり前に存在しているものだからこそ、このようなものを考えるのは難しいかもしれません。
しかしこの「仕事・役割」を失うことは人間にとっては非常に大きな事なのです。
例えば、
「うつ病」
という気分が落ち込んで何もすることができなくなる病気があります。
ひどくなれば落ち込みすぎて自殺を考えてしまうこともあります。
その病気のきっかけの一つとして
「荷下ろしうつ病」というのがあります。
これは、それまで担ってきた重要な役割(子育て・仕事など)がなくなったことがきっかけでうつになってしまうものです。
これはきっかけの一つにすぎないものですが、
私達は「自分の存在や役割」を否定されること自体がものすごくストレスになるみたいです。
ということはやはり
私達にとって「役割・仕事」というのは非常に大切なもの
であると考えられますね。
私は個人的にこの「役割・仕事」という考え方が好き。
というか大事なことだと思っています。
若い時はまったく気にもならなかったことですが、
今はこれほど大切なのか!! と実感するほどです。
年はとりたくないものですね・・・・・・・。
いやそんな話はどうでもいいです。
どうでしょうか
作業とは
「日常生活」・「遊び」・「仕事、役割」と言ってきましたが
どれもこれも人間にとって欠かせないものになってると思いませんか?
思ってください。
ほんとにおもってくださいね。
ではでは、次回からこそは各授業の説明に入りますのでよろしくお願いいたします。