2012年01月21日
原画って、どこの絵を描けば良いの?
これは自分も経験があり、専門学校では教えてくれなかったように思う。
もう30年近く前にもなるが、2年間も専門学校に通ったのに、一番肝心な部分を教えてくれなかったと記憶している。何処で身につけられたかと言うと、「現場」だったのだ。
多分、専門学校の時は、「何が分からないのかも分からない」につきており、気づけないで居た。
動きのポイントのサムネイルと言う名の、原画計画を立てて、緩急のある動きのどの絵を描けば、よりよく動いて見えるかというポイントを掴むのは、本当に経験を有する。
まずその感覚的なセンスを磨き、紙に落とし、タイムシートに記述して行くプロセスはまさに職人技かと思う。そんな理論を実際に動く教科書と言えるのが、「大塚康生の動かす喜び」というDVDだった。
やはりプロの作業を見て学ぶ典型と言うべき事だ。
そう言う意味では「大塚康生の動かす喜び」というDVDはアニメーターに取っては動く宝だ。
2011年10月15日
アンディ・ラウ主演「新少林寺/SHAOLIN」
アンディ・ラウが演じる無慈悲冷血な将軍候杰(こう・けつ)は、少林寺に助けを求め逃げ込んだ霍竜を撃ち殺し戦利品を勝ち取る。だが義兄弟の契りを交わしていた宋虎将軍を暗殺したが、部下の曹蛮の裏切りを受け、一人娘の勝男を失う。悲しみに暮れる候杰を救ったものは、仏教の教え、少林寺の心だった。改心した候杰に次々と曹蛮は容赦なく襲いかかる。だがそんな曹蛮に悪の手ほどきをしたもの、嘗ての候杰自信で有ることに候杰も苦しむ。曹蛮も手を結んだ筈の西洋人の軍部にも裏切られ少林寺がその殺戮と破壊の舞台に・・・
そんな迫力満点なシーン満載の素晴らしい映画で、単なるアクション映画ではなく、人間の本質と少林寺の神髄を描いた人間ドラマであった。
アンディ・ラウとニコラス・ツェーとの戦い、妻役のファン・ビンビンとの壮絶な愛、アクション映画の世界的スターであるジャッキー・チェンがメインキャストとして良い味を十二分に出している。流石の演出に会場が湧く! エンディングで流れた、非常に覚えやすくそれでいて美しいメロディ、何よりも心を打つ少林寺の教えが綴られた楽曲は 主演のアンディ・ラウ自身が歌った名曲であった。それもそのはず、アンディ・ラウはアジアでも有名な歌手でもあったのだ。
2011年09月03日
猿の惑星創世記(ジェネシス)
登場するチンパンジー、ゴリラ、オランウータンたち類人猿たちは全て3DCGが使用され、モーションキャプチャーで、アンディ・サーキス演じる主人公のシーザーを初め、CGアクターたちのその演技を超えた眼差しは本物以上だった!
世界の3DCGもここまで来たか! と言える出来であった。
旧作の「猿の惑星」に繋がるイメージがもう少しほしかったところだが、独立した作品としても見所が満載である。「猿の惑星」ファンもそうでない人たちも是非劇場に足を運んで欲しい作品であった。
「猿の惑星創世記(ジェネシス)」
2011年10月7日(金)公開!
http://www.foxmovies.jp/saruwaku/#/trailer/spot60
2011年08月27日
「末広康光氏★特別講義開催!!」
「末広康光氏★特別講義開催!!」2010.8.26
TVアニメーション「青の祓魔師」の背景美術、背景設定、デザイン等を手がける、トップクリエイターが北海道札幌の専門学校、「札幌マンガ・アニメ学院」で特別講義を開催。末武康光さんは、世界的に有名なまんが「AKIRA」や「童夢」の大友克洋氏のアシスタントを経て、大友氏と共にアニメーションの業界へ。
映画「NARUTO」「メトロポリス」「スチームボーイ」など人気アニメにも参加し、「世紀末オカルト学園」そして現在放映中の「青の祓魔師」でも背景設定等で素晴らしい仕事をされているトップクリエイターです。
200人以上集まった学生と、プロの漫画家たちも集結し、約1時間30分の講義に身を乗り出した。今までの仕事の他、実際に背景やパース、メカなどを描き起こすプロセスを実際にステージ上で実践してくれるなど、ファンにとってはまたとない機会を得て、全員興味津々だった。
まさに北海道に熱風が走った日だった!!
現在北海道在住の末武氏だが、今度は北海道と言う土壌でどんな風を吹かしてくれるのだろう・・・・楽しみだ!!
2011年08月20日
北海道で「アニメーション」を学べるチャンス!
北海道アニメーションプロジェクト+A講座Vol.3
「クレイアニメーション講座」開催!
■日時/8月27日(土)13:00〜17:00(開場12:30)
■場所/ATTIC/札幌市中央区南3条6丁目長栄ビル4F
■入場料/前売り1000円 当日券1200円
(AパートBパート2部制、片方のみの参加も可。その場合は前売り、当日各600円)
■要予約(下記アドレスからお申し込み下さい)
■定員15名(定員になり次第締め切ります)
https://lolipop-a-yaneura.ssl-lolipop.jp/form/plus-a/
★講師はクレイアニメ『KUROMAME』で
有名な札幌のQwifilmさんが
クレイアニメーションの制作方法を伝授!!
★初心者向けの内容ですので、
お子様から大人まで是非ご参加下さい。
○13:00 オープニング
○13:10 Aパート開始
みんなでクレイアニメのコマ撮り体験
(全員参加でクレイアニメの作品をつくります)
○14:30 Aパート終了
○14:50 休憩・入れ替え
○15:00 Bパート開始
作品をちょっと素敵に撮る工夫
(作品をより素敵に魅せる工夫を伝授いたします。)
○16:30 エンディング
■講師:斉藤栄子(Qwifilm)
■主催:北海道アニメーションプロジェクト「+A」実行委員会
■協力:Qwifilm・日本アニメーション協会
2011年08月13日
「コクリコ坂から」を見てきて(2)
結論から言うと、「ゲド戦記」は大失敗の作品。
宮崎駿は大反対という事だっが、少し意地悪な言い方をすると、「子離れ」、「親離れ」の儀式であったし、 宮崎駿流の「愛」である。
成長を願わない親はいない、ましてや子煩悩である宮崎パパが一番に願っている筈である。
ただ超偏屈親父のパパがそんなに簡単に、自分の領域であるアニメーションの世界に、愛する息子を踏み入れさせる訳には世間体もあるので受け入れるわけにはいかない。
それで自分が大きな「山」になった。その山を乗り越えるための儀式をテレビの前でやる必要があった・・・・というのが、ゲドやコクリコなどの特番の意味でもあったのであろう。
番組の中で吾郎氏は小さな頃の思い出として、偉大な父のプレッシャーを感じたり、貴方は何とかさんの息子さんなのねと、枕詞がつくのが嫌だったと告げるシーンがあり、またアニメーターを目指したいと母に打ち明けるシーンがある。
また「僕はジブリだから監督をやっている部分がすごい多分にある、ここを離れて別のところでやろうって言う事は多分にない・・・」と言っている。
この辺りに、この息子としての甘さを感じずには居られなかった。
やりたいと事があったら、父に反対されようと、母が心配しようと、やれば良い。
それが、「命をかけて仕事に望む!!」と言う事だ。
父と同じ業界で働くにはそれなりの覚悟は必要だが、 父の元がいやなら、宮崎駿の息子という事を捨てて、違う会社でたたき上げで登って来れば良い。多くのみんながそうしているように。
吾郎氏がプレッシャーに感じているのなら、そうすべきだったと思っている。
今回の「コクリコ坂から」はジブリ的にもこれ以上評判を落とす訳にはいかない。
宮崎駿としても、ストーリーの骨格までを自分がくみ上げ、それを息子にバトンタッチするという構図を作りたいという事なのだろう。
今まで殆どの作品に脚本を作らない宮崎駿さんが、息子のために、息子の再起の為にシナリオを書き下ろす。その上で「コクリコ坂から」はまさに作られたシナリオなのだと思う。
今回の作品で吾郎氏は大いなる成長を遂げた。これは評価に値するだろう。
彼の恵まれた才能も感じずには居られなかった。これは血筋というよりも、かれの身近に居た大いなる師匠、父のお陰であろう。
ただ、忘れてはいけないのは、通常の人たちは、ここまでの道のりを、多くの作品をこなして、しかも師匠や先生もどんな人がなるのかが分からないような状況で、登り詰めるのである。
時間も運もかけて登り詰める階段を、宮崎吾郎氏、貴方は恵まれた中で成長させて貰った。
これも宮崎駿家に生を受けた貴方の運だが、多くの人たちは、そんなに恵まれている訳ではない事は、言っておきます。
多くのアニメーターたちが、このような才能豊かで偉大で寛大な先生方、先輩方に囲まれて過ごせますように・・・・。
「コクリコ坂から」は、 確かにテンポが少し遅い気がしました。
山場が薄い気もしました。
見に行った劇場のカップルが微妙な顔で出て行きました。ポップコーンとコーラを準備して見ていた、ド派手なイケイケ女子が、始まって直ぐに、オネムでした。隣の中学生が「感動したけど、難しかったね・・」と言ってきました。(中学生、色々と勉強して下さい)
キャスティングはジブリ作品とは思えぬほど良かったです。長澤さんの功績かな〜・・・
でもでも・・・・・・
吾郎さま、ちゃんと映画になっていました。
気持ちが少しジブリと離れてつつありましたが、新生ジブリの次回作、吾郎氏の次回作が楽しみになりました。かなり辛辣な事も書きましたが、これも「愛」だと受け取って下さい。

「コクリコ坂から」を見てきて(1)
その前に・・・・
自分は宮崎駿という一人のアニメーターが「ホルスの大冒険」という名作で大いなる力をふるい、「長靴をはいた猫」、「どうぶつ宝島」などでも一世一代の大活躍し、NHKでの初演出作品「未来少年コナン」、そして初監督作品「カリオストロの城」後に、ジブリに繋がる様々な仕事を一貫して見てきました。一番尊敬できる演出家はというと、宮崎駿と答えると思います。
ただそんな自分にも、宮崎作品に陰りが見えたのが「もののけ姫」以降の作品、「千と千尋の神隠し」以降はまるで魔法がとけたように、テーマやストーリーが破綻し始めました事に気付きました。
それはきっと宮崎流の理由というのがあるかと思いますが、少なくとも古くからのファンたちは、心が離れて行きました。平成生まれの子供達にとっては、最上級クラスのクオリティの高い映像作品を見たに違いないのですが、少なくとも昭和生まれのファンたちにとっては、映画館に入って、1800円を払った対価は得られなかったです。
それはきっと鈴木プロデューサーも宮崎駿さんも気付いてくれている事でしょう。だから人材育成という事で、新鋭監督を前に押し出した形で制作を進めてきたのだと思います。
もしかしたら、一番悩んでいるのは宮崎さん自身かと思っています。
前作の「アリエッティ・・」でも米林監督は大きな過ちを犯していました。
その責任は宮崎駿さん自身にもあります。
米林監督はスケジュールが間に言わなかった時、まず自分がトップアニメーターであるために、自分で原画を描き始めました。それで穴埋めをしようと行動しました。
宮崎駿さんの流儀で行くと、「どんな事をしても間に合わせるべきだ!!」と言うでしょう。
それは同感です。誰よりも手の早いアニメーター、つまりは米林さんも率先して一番にやった事はある意味正しいのですが、監督という仕事はそれでは駄目なんだと思ってます。
それはあくまで宮崎流のやり方で、宮崎さんだから出来る事と、他のアニメスタジオで出来る事は違うのです。クリエイターたちの質が違うのは当たり前なのですが・・・・
それをこの業界の常識的・・・と放送したNHKと、米林さんの行動を善とした事が「罪」だと思っています。
監督は演出をまず考えるべきです。動かす楽しみはアニメーターたちの権利です。
勿論、監督とアニメーターが兼務でも良いですが、あの状況では演出に徹するのが職人というものだと思って見てました。
さてさて、吾郎氏の第2作目ですが、正直良かったです。
前作が映画になっていなかった・・・・との皆さんの評判通りの結果ですが、親子げんかを作品制作の中でやらないでほしいというのは自分だけですか?
「ゲド・・」が35点
「コクリコ坂から」75点という感じでしょうか・・・。
(2)へ続く

2011年08月02日
イマジナリーラインとマスターショット
こんなに重要な事なのに「学校で教わっていない!!」 ・・・・・である。
流石に現在は何処の学校でも先生が教えてくれていると思うけど、これは確かな事実である。
自分も現在、教壇で教える機会も多くなった昨今、流石にこの「イマジナリーライン」と「マスターショット」を外せる分けもない事に気付く。
これを知らずに絵コンテが描けるか!! と言うくらいに重要な要素。
「アスペクト比」、「パースペクティブ」、「アイレベル」、 「広角レンズ」、「シャッター開角度」、「被写界深度」等々・・・デジタルと言えど、やはりアナログの撮影機材や技術の知識が必須となるのが、アニメーションと言ってもやはり映像制作、映画制作なのだ。
これを知らないと恥ずかしいよ〜・・・

えんぴつ君VSシャープペンシル君
シャープペンシル君を使ってますか?
自分はシャープペンシルはNGとしてます。
勿論、時と場合によってはシャープも使います。
では何故NGかと言うと、それは表現に明らかに差があるからです。
寝かせて描いても立てて描いてもいつも同じ、シャープな線が書けるのがシャープペンシル。
それは当たり前です。作った方々もそれを目指したのでしょう。いつも尖った芯で使える。
でも絵を描く時と文字を書く時には違いがあります。絵では柔らかな線が要求されたり、下絵として薄くて邪魔にならない線が必要だったり・・・。
だからこそ鉛筆が表現できるものは計り知れません。
絵を描くには気分が大切。気分が乗ってくると線ものってくる!!
たまには画材を変えて気分を変えるのも良いかもよ!!
是非試してみて!!

2011年07月02日
「+A」として「絵コンテ講座」開催!
北海道新聞に「北海道アニメーションプロジェクト+A」の記事が
代表のDr.ツクール氏とピコグラフの河原氏の記事が載っていま
次回7月8日開催のいがらしなおみの「絵コンテ講座」も告知され
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アニメーション演出・監督志望少人数制実践講座!!
「絵コンテ講座」
★講師/いがらしなおみ(スタジオアニマジャパン)
(専門学校札幌マンガ・アニメ学院講師)
■日時/7月8日(金)19:00〜22:00(開場18:30
■場所/ATTIC 札幌市中央区南3条西6丁目 長栄ビル4F
■入場料/予約1000円 当日1300円
■定員/15名(筆記用具とストップウォッチor腕時計必須)
【TIMETABLE】
19:00 OPENING
19:15 Aパート 絵コンテ解説編 (1時間)
20:15 休憩(15分)
20:30 Bパート 絵コンテ実践編(1時間30分)
22:00 ENDING
■主催:北海道アニメーションプロジェクト「+A」実行委員会
■協力:日本アニメーション協会






