草刈り十字軍運動本部のうごめき

「草刈り十字軍」を影で支える事務局員“K”の手に汗にぎらない奮闘の記録。

山崎賞授賞式

山崎正一先生生誕百年記念の集い

11/24に開催された山崎賞授賞式、
受賞者の隠岐さや香先生の記念講演の後、
故山崎正一先生の生誕百年という年を
記念して、集いを行いました。
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当NPO足立原理事長は学生時代、
直接山崎先生の講義を受けることは
ありませんでしたが、「自称・門下生」
として、研究会の顧問をお願いするなど
山崎先生を恩師として、卒業後も
折に触れ訪ねていました。

先生に富山へ来ていただくきっかけとなった
「農業開発技術者協会」の運動は
「ぼくの哲学を実生活で形にすれば、
足立原君、きみの生き方になるんだな」
と山崎先生がおっしゃってくださった、と
ずっと聞かされていました。

その山崎先生が東大を定年退官される時、
退職金を運動に使うよう寄託され、
それを賞金として、地道な研究を続けている
若き研究者へ山崎賞を授賞。
当初は哲学奨励山崎賞だったのを
分野を超えて、授賞対象を広げました。

そんな足立原を育ててくださった
恩師の山崎正一先生の記念の集いを
開催できた、ということで
この日の足立原は本当に嬉しそうでした。
以下、沢山の写真をご覧いただきましょう。

山崎正一先生のご長男で
現山崎賞奨学会会長による乾杯。
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山崎正一先生のご親族も
富山に駆けつけてくださいました。
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山崎先生の著書と先生のラベルワイン。
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今年の受賞者の隠岐さや香先生から
記念の集いへの祝辞を頂戴しました。
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清成忠男先生から、隠岐先生への
祝辞をいただきました。
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賞状、賞金、副賞の他に副副賞のお米。
サンプルの1圓梁勝△△1俵。
60圓鬚送りする予定です。
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村上陽一郎先生からは先生が受賞された
当時のお話も飛び出しました。
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事務局特権?隠岐先生を囲んで記念撮影。
誰?お母さんと、お祖母ちゃん、て言う人?!?
お姉さんとお母さん、くらいにしといてね。
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第38回山崎賞授賞式

2012年11月24日。
お天気に恵まれた富山。
富山電気ビルを会場にした第38回山崎賞授賞式。
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今年の受賞者は、18世紀フランスの
科学技術史を研究されている
広島大大学院准教授の隠岐さや香氏が来富。
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賞を授ける山崎賞奨学会の山正矩会長をはじめ
お祝いに駆け付けてくださったのは
法政大学学事顧問・名誉教授の清成忠男先生。
富山県立大学学長の前澤邦彦先生。
東洋英和女学院大学学長の村上陽一郎先生。

山崎賞奨学会事務局としては
とてつもない顔ぶれが一堂に会したものだ、
と身震いしそうな中、授賞式が無事進行しました。
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授賞式の後は隠岐先生による、
受賞記念講演『18世紀科学史からみた
科学の社会的役割』でした。
こんなことがなければ聞くことがない
お話をたっぷり70分聞かせていただきました。
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近づく、第38回山崎賞授賞式

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この景色は見ていただけないような
お天気まわりの週末。
1週間前にはこんな風に見えた立山連峰。

第38回山崎賞授賞式が11/24(土)
14時から富山電気ビルで開催されます。
当会がNPOになるずっと前から
富山を開催の地として、支えてきた式です。

11/14の新聞6紙の地方版に
記事を載せていただき
記者発表に臨んだ理事長は嬉しそうでした。

山崎賞は、この理事長が師と仰ぐ
哲学者の故山崎正一東京大学教授から
退職金の寄託を受け、1973年に創設。
人文学や自然科学の分野で
地道な研究を続ける優れた研究者に
賞を贈るものです。

今年は広島大学准教授の隠岐さや香氏が
18世紀フランスを中心とした
科学技術史の研究で受賞者に決定し、
当日お会いできるのが楽しみ。

その前にはやることをやらなくっちゃ。
ということで、会場玄関前に
飾ってもらう看板の貼りつけ。
この文字は短大の大先輩が
書いてくださっているのです。
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30分ちょっとで、完成。
草刈りじむやはあんなこともこんなことも
ありなので、なかなか感想文の完成に
こぎつけずにいます。
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第37回山崎賞授賞式−渡辺佑基氏−

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山崎賞、を一言で説明は、とても無理。
このページをみていただくことにして…
新聞記者の皆さんはさすがで、さらりと
おまとめになります。

その第37回の授賞式が先週の土曜日、
11/19に富山電気ビルで行われました。
受賞者は渡辺佑基氏(海洋生物学)。
国立極地研究所生物圏研究グループ助教で
いらっしゃって、まさにもうすぐ
第53次の南極観測隊の一員として
南極へむけて出発の日が迫っています。

氏は、不明な点が多い海洋動物に
小型計測器を取り付けてアザラシやマンボウの
行動を研究され、地球環境問題に関わる
海洋生物研究者として期待されています。

祝辞の先生方のお話を聞いて
氏には創意工夫がある、との評価に
記念講演「クジラはなぜ大きいか」を聞いて
なるほどこういうところかも、と思えるような
着眼点を持って実験にあたられる様子に
好感を持って楽しく聞かせていただきました。

会場の皆さんも大絶賛。
子どもたちに聞かせてやりたい!とか
また富山に来てください!とか
言いたい放題をさせていただきました。
本当にありがとうございました。
お気をつけて行ってらっしゃい。

第36回山崎賞授賞式

来たる11/20(土)午後2時30分〜
富山市桜橋通りの富山電気ビルで
標記のとおり山崎賞授賞式を行います。

今年の受賞者は
名古屋工業大学の川島慶子准教授。

川島先生の専門は科学史。
ジェンダー(社会的性差)の視点から
科学史を研究したことが評価されました。

著書の「マリー・キュリーの挑戦」
(トランスビュー社 2010年)は
高い評価を得ていらっしゃいます。

授賞式に引き続き、川島先生の講演
「ジェンダーが変える科学史」が
あります。

どなたでもご参加いただけます。

第35回山崎賞受賞者 浜崎恒二先生の「微生物の海」

前回の更新から、果てしなく時間が経過してしまった。

「2009草刈り十字軍」感想文集の最終稿に
モタモタと時間をつぎ込んでしまった…
ということにしておこう。

さて、前回予告した、浜崎先生の「微生物の海」の
ダウンロードフリーとおっしゃるサイトのご紹介。

          

講演では語り尽くせない部分も含めて「微生物の海」
(以下のサイトよりダウンロードフリー)を
お読みいただければ幸いである。
http://www.ecosystem.ori.u-tokyo.ac.jp/microbiology/members/hama/hama3.html

          

関心のある方はどうぞ。

第35回山崎賞 受賞記念講演

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しつこく山崎賞関連。
今日は足立原セミナー「地べたの哲学」の日なので
出発の時刻が迫っているが、今日やっておかなくては
いけない気がして、ぎりぎり頑張る。

受賞者の浜崎恒二先生による『微生物の海』。
『海の微生物』ではないとことに
微生物への浜崎先生の愛が感じられるではないか。

先生からよせられた研究の業績に関する情報の中に
下記サイトでダウンロードできる、というものが
あったので、次回ご紹介しよう。

第35回山崎賞授賞式のこと

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緊張の中にもちょっぴり和やかな雰囲気のある
山崎賞授賞式が去る11月21日、挙行された。

こんな研究をしている方がいらっしゃるのだ、と
いうことを毎年気づかせてくれる、この山崎賞。
こんな機会でもなければ、近づくことさえ
できない先生方の近くにじむやは近寄ることができる。

さて、受賞者の浜崎恒二先生がいらっやり、また
祝辞を頂戴した小島茂明先生がいらっしゃる
「東京大学海洋研究所」の話題が式の中でも出てきて
おくればせながら、検索してのぞいてみた。

またしてもリンクの貼り方を失念してしまった。
http://www.ori.u-tokyo.ac.jp/
賢明な皆さまはそれぞれ訪問していただきたい。

そのページのニュースのなかに、なんと!
浜崎先生の山崎賞受賞のことが掲載されていて
下記のとおりの一目でわかりやすい情報があった。

『培養が難しい海洋細菌の増殖過程の定量的把握に成功し、
「将来の研究に画期的な糸口をつけた」と
評価されました。』と。。。

第35回山崎賞授賞式

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明日に迫ってしまった。
第35回山崎賞授賞式。
今年の受賞者は海洋微生物学、生物海洋学の
浜崎恒二先生。

時間:午後2時30分〜
会場:富山電気ビル4階8号室(富山市桜橋通3-1)
どなたでもご来場いただけます。

さて、山崎賞とは…
「幅広い文明批評の実践をつづけている
農業開発技術者協会の活動を当初から見守っていた
哲学者・山崎正一教授が昭和48年(1973)春に
東京大学を退官の際、退職金を
農業開発技術者協会代表の足立原貫教授
(当時、富山県立技術短大)に寄託。
足立原は、山崎教授の芳志を生かすべく、
事業益金を賞金として還元提供するというしくみで
学術奨励賞を創設した」

というもので、
当初は「哲学奨励山崎賞」の名称で
授賞対象を哲学系の分野に限り、
昭和48年秋から、授賞式を行ってきたが
昭和58年秋に開催した創設10周年記念講演会を機に、
授賞対象を学術分野全般に広げ、
賞の名称も「山崎賞」と改めた。

写真は、4年前の授賞式の進行役をつとめる
「じむや“K”さん」である。いひひ。
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