自然農 Holaya(旧イノマタ農園)

南信州やすおか村にて川口由一さんの提唱する自然農を実践しています。 自然農の畑で録れた野菜を販売しながら、薪を焚き、山水を引き、太陽光発電をして暮らしています。家族で営む小さな農園です。

秋の農繁期に突入です

9月に入って、秋冬の準備を進めてます。


大根発芽。

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けっこうコオロギに食べられて、昨日追い播き。


白菜もそろそろ定植。

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カブや小松菜など葉物の播種もすすめてます。

前回のブログで載せた写真のように草を生やしたところを耕さず
刈りはらって種まきしたり苗うえたり。
それだけで健康に育つのだからありがたい。


田んぼの方も、出穂してます。
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田んぼは今年も色々課題は残るなぁ。

自然農にマニュアルはないので、自分の田んぼにもっとうまく応じられるように工夫を重ねたい。










雨続きですが、色々やってます

雨が続きます。
この時期にこれだけ降るって、経験ないなぁ。
農作業もはかどらないし、野菜も僕ももう参った。

でも、山の斜面にへばりつく我が家だけど、災害が起こっていないだけありがたい。

こんな雨の中、まだ田んぼで草とりしてるのは村の中でもウチだけ。
午前か午後か、雨の激しくなさそうな方を選んで毎日田んぼに通ってる。

例年なら早生の陸羽132号(お米の品種名)は盆には出穂するのだが、今年はまだ。
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出穂してお米の花が咲いたら、受粉が終わるまでは田に入らず見守る時期。
なのでそれまでになんとか除草を終わらせたい。

今年は徳島の沖津さんにならって、立ち鎌ホーで草を刈っている。
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ずいぶんと能率が良い。
徐々に熟練してうまくなっていく面白さも、機械仕事にはない面白さ。
しょっちゅう刃を研いで常によーく切れるようにしておくのがポイント。
自然農やってる皆さん、これいいですよー。
しゃがんでノコギリ鎌で刈っていくと、マムシをつかみかけてびっくりしたことあるけど、その心配もない。

いや、ウチの田んぼ、マムシ多いんですよ。
年に5匹はとる。

で、今日もやっぱり現れた。
でもこっちは立ち鎌という武器(?)があるから、距離をとって攻撃できる。
きれいに頭を落として、皮をむいて、命を頂きます。
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マムシ食べるのは今回初めてなんだけど、皮をペローって剥くと意外ときれいなお肉です。
楽しみ半分、ドキドキ半分。




さてさて、畑では秋冬野菜の準備も始まってます。
昨年冬から休ませていた所。
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背丈より高いこの草を刈りはらい、白菜など植えます。
これだけ盛大に草を生やせたら、もう蒔くだけ植えるだけで何でもよく育ちます。



そして最後。
先日我が家にチャボのひよこが4羽、仲間入りしました。
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夏の野菜セットも発送始まってます。
興味のある方、連絡ください。
kusanoneiro@yahoo.co.jp

自然農の田植え

田植えが始まってます。
自然農の田植えは時間がかかる。
隣の大きな田んぼは田植え機で数時間で済ませてしまうけど
僕らは同じ面積を3週間近くかけてやる。

手間がかかって大変?
それは見方によると思う。

自然農の田んぼはノコギリ鎌と鍬とスコップがあれば誰でもできる。
苗を田んぼの中で育てて
CIMG3591↑田んぼで育つ稲の苗

それを耕さない田に直前に草を刈って植えます。
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やってることはすっごいシンプル。かつ合理的。無駄がない。

手間がかかると思われがちな自然農の田植えだけど、実はお米作りに投入している労力は少ない。
トラクターや田植え機、コンバインなどといった稲作に必要な機械を作る手間、その材料を用意する事や生産するための工場を建設する手間、石油燃料を海外から運ぶ手間、さらに石油燃料を運ぶための船を作る手間に掘り出すための機械も必要で・・・・・・・。
実は現代の農業を支えるためにものすごく大きな手間、エネルギーをすでに浪費しているんです。
その点は有機農業も自然栽培も一緒。

繰り返しになるけど
自然農はすごくシンプルで合理的、無駄がない。
遠くに求めずとも、足元に用意されたものだけで稲作ができる。
そこに収量が慣行栽培に比べて少ないとか、そういう相対的な発想はない。
一年食べる分があればいい。
人類にとって永続可能な栽培であるなら、収量は無限なのだから。

今だけ、自分だけでなく、全体の営みにも配慮する生き方。
それが自然農です。


田んぼの横の小麦畑も間もなく収穫です。

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応じきること

今年はずいぶんとせっかちな梅雨入りのようで、今も雨が激しく降ってます。


でも梅雨入りだけじゃなくって、去年くらいからか
季節が2週間くらい前倒しで進んでると思う。
個人的な感覚なので根拠はないのだけど。


地球のリズムが今はそうなんだろうから、人類がいくら異常気象なんて叫んでも
これはこれで正常なんだろう。

地球の誕生から今日までを年に当てはめると
我々ホモサピエンスが誕生してから今日までの20万年は
12月31日大晦日の23時58分だという。(確かそんな感じ。by小出さん)

長い地球の歴史の中で我々人類なんてまだまだ新入り。
それがこんなにこの星の環境を悪化させているのだから
質の悪い新型〇〇って実際は一体どっちなのか。



と、だいぶ話がそれちゃったけど、明日は大雨のようで今日から始める予定だった
夏野菜の苗たちの定植は明後日からに変更。

どんな気象だろうと何が起ころうとも、それはそれでよし。
文句垂れずに最善を尽くす。
自然の営みに見事に沿いきり、知恵を働かせて応じきる。
それが自然農の仕事ってもんです。
ってことが言いたかったわけです。
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小さなハウスはもう満員です。
なんとか歩くスペースはあるけど
まるでヨガのようなポーズでジョウロ持って水やりをする毎日です。

麹の仕込み

今度の土曜日に味噌を仕込むので、味噌用の麹を今日から作り始めました。 
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10キロのお米(一昨年育てたハッピーヒル)をかまどで蒸して、種付けして、豆炭コタツで
48時間管理します。

麴を気にしながら過ごす二日間。
特に二日目は夜も2~3時間おきに起きて温度が上がり過ぎていないかチェック。
気を抜いて品温を上げ過ぎてしまうと、麴菌より納豆菌が繁殖してしまいます。

味噌仕込みは毎年この時期になると行う家族行事。
年々戦力になっていく娘の成長を感じれるのも、うれしいもんです。






踏み込み温床の仕込み

今日は踏み込み温床を仕込みました。
毎年春に行う、農始めの行事の一つです。


まず落ち葉を軽トラに山盛り2杯くらい集めたら、米ぬかと交互に積んでブルーシートをかけて
発酵させます。
ポイントは雨降り後や日の当たらないところで湿った落ち葉を集める事。
散水の手間が随分省けます。
3日~5日くらいすると温度が上がってきて湯気が立つくらいです。

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それをハウス内の温床枠に踏み込みつつ詰めていきます。
いきなり枠内に踏み込むより、この方が失敗が少ないです。

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このぽかぽか発酵熱で夏野菜の苗を育てます。
ぬるめの温泉のような快適な発酵熱と、下から上がってくる適度な湿度で苗が元気の育ちます。
そして5月の定植後、役目を終えた落ち葉は雨ざらしで1年後、育苗土として最高な腐葉土になります。

ほらやの暮らしは発酵と共にあるといっても過言ではないです。
この踏み込み温床以外にも、鶏のエサ、味噌や漬物、麹、どぶrockにBる、パンなどなど。
年中何かを発酵させています。

一足先にハウス内ではキャベツとレタスを蒔いてます。
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畑では秋にまいたエンドウさんたちが元気です。
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昨年から少しずつ、野菜セットの発送を再開しています。
以前のような定期便ではなく、その都度ご注文いただく単発形式です。
現在は端境期で発送はしておりませんが、6月ころからまたお受けできます。

南信州、標高800メートルの山奥で育った自然農野菜のおまかせセットです。
関東では送料込み3000円~。
8~10種類ほどお入れしています。

ご興味のある方、是非メールでお問い合わせくださいませ。





今日の田畑

田んぼでは稲の花が咲いています。
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昨年から泰阜村でも田んぼを再開しています。
実はこれまでの約10年は、畑は自然農中心でしたが、自給用のお米作りは耕していました。

野菜の栽培、出荷が忙しすぎて、時間のかかる自然農の田植えは無理、と思っていたのです。
泰阜村に来てからは畑も随分小さくなり、晴れて田んぼも耕さず、自然農にて栽培しております。



昨年7畝ほどの田を借りてスタート。
ここは20年以上耕作していなかったそうで、とても豊かな亡骸の層が形成されていました。
ただ、強靭な草(アシカキ)が一面を覆っていたり、平らじゃなかったりと苦労も多いです。

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今年ここには陸羽132号という古いうるち米と、餅、赤、黒、ハッピーヒルを5畝ほど植え・
一部は畑にして大豆を蒔いてます。

今後は奥に休憩小屋を建てたり、池を掘ってレンコン植えたり、美しく整えていきます。



そして今年はもう1反新たにお借りしました。
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ここは昨年まで慣行栽培で稲が育てられていました。
亡骸の層はまだまったくなく、0からのスタートです。
今後自然農での稲作を積み重ねていくことで、いのちの種類、量も増え、豊かになっていくことと思います。



全部で田が1反5畝に畑が5畝ほど。
枚数にして9枚。
家から車で20分と遠いので、畑は大豆と小麦を中心に育てていきます。
(山の上にあるうちの集落は、水も平地もないところで田んぼはありません)


お米の販売は、まだ未定です。
でも十分に実りを頂けたら、赤米、黒米、それとお餅を販売したいと考えてます。




畑も、この一か月雨がほぼないけど順調です。
家の周囲に約3反ほど。今は実質2反ほど開墾して作付けています。
平はまったくなく、水を入れたじょうろが転がりだすほどの傾斜地です。
足腰がえらいに。


タカキビとアマランサス
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ナスがよく実ってくれている
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左から小豆、オクラ、サツマイモが植わってます。
オクラ植えすぎて食べきれません。誰か欲しい方、連絡ください。
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白もちもろこしはもう少しで収穫かな?
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かぼちゃも草の中で順調。
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大根も無事発芽。
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最後に鶏のオスさん。
とてもやさしくて紳士な方です。






農園リニューアルとブログ再開のお知らせ

4年近く放置してしまったこのブログですが
この度また再開することにしました!



現在僕たちは長野県の南にある泰阜(やすおか)村という山深いところで
自給中心の暮らしを営んでいます。

かつての専業農家から、持続可能なよりトータルでの自給自足を目指す方向にシフトしました。
その辺の経緯はまた別の機会に。



2018年に子供の小学校入学に合わせて始まった泰阜村での生活。
古い民家をコツコツ改修しながら、田畑を開墾し、山を切り開き、鶏小屋も建ち、薪もたっぷり積んで
やっと暮らしのベースができつつあります。

まだまだ改修は続きますが、専業農家時代には手が回らなかった諸々の手作り暮らしを楽しんでいます。



少し落ち着いてきたところで、農園再開というほど以前ほど大きくありませんが
野菜やお米、卵、加工品、山菜、焚火で焙煎したオーガニックコーヒーなど販売することにしました!

屋号はイノマタ農園から
「自然農暮らし ほらや」
と改名しました。

基本は田畑、山の実りを軽トラ引き売りスタイルにて、近場の飯田市周辺で販売する予定です。
イベント出店なども含め、このブログで告知させていただきます。
また、お山の自給暮らしもご紹介していくつもりです。

ほーんとに長い間お休みしていたブログですが
また更新していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


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