2012年07月30日

チョークチェーンの装着方法の写真撮りを行ってきました。

柳瀬製作所ではチェーンカラーやチョークチェーンといったワンコのしつけ用チェーンや関連パーツ類を製作しています。
そして沢山のワンちゃんにピッタリサイズ(長さ)のしつけ用チェーン類をオーダーメイドでお作りしてきています。

柳瀬製作所のサイトでは、書籍類からの情報や自分達の製作経験や依頼内容を元に、チョークチェインやチェインカラーの選び方や、選ぶ際に重要な測定箇所、装着方法などを記載しています。
写真なども交え、正しい使い方を知って頂く一助になればと思いページを作っているのですが、ワンコのしつけに直接従事しているわけではないので、不足や不正確な部分があるやも知れません。
また、実寸大とはいえ、ワンコのぬいぐるみを使用しての説明写真なので、リアリティには欠けていますし、どこまで突き詰めても素人が行っている行為に変わりはありません。
“間違った使い方によるワンちゃんの事故がゼロになるようになって欲しい”という思いで作っているのですが力不足に感じて仕方がありません。

複数のドッグトレーナーさんや警察犬訓練学校とはお取引の実績があるのですが、皆さんいずれも近畿圏以外の方々ばかり。直接お会いするのは難しい状態でした。
そんな折、柳瀬製作所のハーフチョーク金具をお買い上げ頂くという形で、大阪府下でチョークチェーン類を使ったしつけもなさっていると言うドッグトレーナーさんと出会う事が出来ました。

そこで、直接お邪魔し、道具を使ったしつけ方法を直に見せてもらとともに、犬のしつけ方法には何種類もあり、ワンちゃん自身の性格に合ったしつけ方法に出会う事と、飼い主さんが一緒にしつけに取り組む事で生まれる信頼関係で良いワンコになる事を教わりました。
(訓練士さんに丸投げのしつけだけでは、(訓練士さんと同じレベルでワンコに指示が出せるのであれば大丈夫ですが)信頼関係が弱いので、結果的には元のワガママ犬に戻ることが殆どです。)

この話を聞いて、大学生の頃1年間だけですがお世話になった大学の馬術部で聞いた、『上手な乗り手に乗ってもらうと、それ以降暫くの間は賢い馬だが、普通の乗り手が乗ることで元の馬に戻ってきてしまう』という話を思い出しました。
賢いといわれる動物ほどこの傾向が強くなってくるのでしょうね。

さらにご厚意で、後日、しつけ教室に通うワンちゃんをお借りしてチョークチェーン装着の写真を撮らせて頂けることになりました。

チェーンが見えやすいようにとのご配慮で撮影にはミニチュアピンシャーとイタリアングレイハウンドを呼んで来て下さいました。

チョークチェーンのサイズ決めには“首周りサイズプラス10cm程度”や“頭周りサイズプラス5cm程度”が適当と言われています。
チョークチェーンやチェーンカラーは頭を通して装着するものなので、頭周りサイズを測れば、確実に頭が通るチェーンを購入出来ます。

ワンコの頭で一番頭周りが大きくなるのは顎下から耳の前後付近を通るグルリ1周部分ですのでこの部分を測定してもらいます。
測定には、裁縫用のメジャーがあればそれをお使い頂くのが便利です。メジャーが無い場合には紐などを利用して頭周りグルリ1周となるところで印付けをし、その紐の長さを定規で測定して下さい。
頭周り測定にはミニチュアピンシャーのレオ君に協力してもらいました。

頭周り測定耳の前後付近から顎下をまわしたぐるり一周が最大です頭周り測定顎下を通っています
このように写真に見られる箇所付近を測定して下さい。

次に装着方法です。

ワンコが飼い主さんの左右どちら側にいるかによって装着するチェーンの方向が変わってきます。
基本的にはワンコは常に飼い主さんの左側にいるようにとされていますが、道路事情などによっては飼い主さんの右側を歩かせなければならない可能性もあります。

まず、飼い主さんの左側にいる場合。
飼い主さんの左側にいる場合のチョークチェーンの向き飼い主さんの左側にいる場合の正しいチョークチェーン装着例1
チョークチェーンは写真のようにアルファベットの“P”を横にした形(“逆「の」の字”とも呼ばれているそうです)にして頭を通してあげます。
そして後方から見た場合の写真です。
飼い主さんの左側にいる場合の正しいチョークチェーン装着例
後方から写した写真に見られるように、チョークを上にピンと引張った状態で、丸カンの位置はワンコの中心よりも右側(飼い主さん側)に来ています。こう見えれば正しく装着出来ています。


 
今度は飼い主さんの右側にいる場合。
飼い主さんの右側にいる場合のチョークチェーンの向き飼い主さんの右側にいる場合のチョークチェーン装着写真
チョークチェーンは写真のように逆向きの“P”を横にした形(“「の」の字”とも呼ばれているそうです)にして頭を通してあげます。
後方から見た場合には先ほどとは逆で、チョークを上にピンと引張った状態で、丸カンの位置はワンコの中心よりも左側(飼い主さん側)に来ています。こう見えれば正しく装着出来ています。

装着を嫌がるワンコの場合にはおやつを利用するなどして慣らしていってあげてください。

歩行前は飼い主さんの横にいるように
歩行開始時には、まずはワンちゃんが飼い主さんの横にいる状態にしておきます。

歩行見本
リードにはある程度のたるみが残る距離の範囲でワンちゃんを歩かせ、さらに離れそうになった場合には、リードをさっと強く引いてチョークしワンコに刺激を与え、すぐに弛めて、飼い主の横の位置に戻させます。
ワンコが横に着いたら、褒めてあげながらチョークチェーンの位置を元に戻して、再び歩行を開始します。
歩行動作
この動作を繰り返していき、指示が出されると必ず飼い主さんの横に戻っておとなしく出来るようになるのが最初の目標です。
これが出来るようになると下の映像のように、飼い主さん(今回はトレーナーさんと歩いています)と一緒に歩くことが出来るようになります。


実際に指示を出すタイミングを拝見しましたが、正直、我流ではなかなか難しいと感じました。
また、ワンコの位置によってリードを引く方向も工夫されておられました。
これはチョークした時に喉への負担が小さくなるようにとの配慮で、ワンコのいる位置に合わせ、横方向や斜め前方向へリードを引く場合もありました。

本やDVDの映像ソフトなどでしつけ方法の勉強は出来ますが、実際に自分の指示の出し方が正しいのかについてまでは教えてくれません。
この点から、少なくとも自分自身で正しいタイミングと方法で指示が出せるようになるまではトレーナーさんに指導していただくのがワンコと飼い主さんにとって最良だと感じました。

飼い主さんと一緒にしつけを学んで信頼関係が強まると、ノーリードで、こんな楽しい事も出来るそうです。


今回は大阪府の箕面市、高槻市をメインに犬のしつけ教室を開催しておられる Dog.2.Be のトレーナー斉藤さんと前葉さん&それぞれのパートナー犬であるアッシュ君とジュディちゃん、そして飼い主さんと一緒に訓練を受けているミニピンのレオ君とイタリアングレイハウンドのクレアちゃんに本当にお世話になりました。

ドッグトレーナー斎藤さんとクレアちゃんドッグトレーナー斎藤さんのパートナー犬アッシュ君ドッグトレーナー前葉さんのパートナー犬ジュディちゃん
前述の通り、訓練士さんの考え方と訓練の方法は様々ですので、可能であれば一度訓練風景を見学させてもらい、ご自身の考えとワンちゃんの性格に合う訓練学校や教室を見つけて下さい。
二人三脚(正確には一人一犬六脚になりますが)で頑張って得られた結果は、充実感たっぷりのようですよ。

チョークチェーンやチェインカラーを準備される時には、ぜひTOP CHAIN 柳瀬製作所へご用命下さいね。宜しくお願い致します。

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