<金属パーツ類> についての記事です

2021年10月08日

10月になりましたが、柳瀬製作所のある大阪府東部では連日30度前後の暑い日が続いています。

緊急事態宣言などが解除され、全国的に行政からの規制はなくなりましたが、日常生活は、手探り状態で推移している印象です。

ワンコのお散歩やドッグラン、ショップ等へのお出掛けもほぼ自由に出来るかと思いますが、人間同士の距離の確保と、マスクを始めとした感染対策は継続しながら、楽しむ姿勢で臨んでいきましょう。
ドッグラン施設













今回は弊社で取り扱う新製品を紹介させて頂きます。
この商品については、かなり以前から、様々なタイミングでお問い合わせを頂いておりました。

『ステンレス製の一本線送りを探しているのですが・・・』
『ハーフチョーク首輪を作るときに、平紐部分の長さを調整するために付ける金具も一緒に欲しいんですが、取り扱いはありませんか?』

<一本線送り>はこんな形の金具です(“移動カン”とも呼ばれています)
カバンのショルダーに使われている一本線送り












バッグのショルダー部分など、長さ調節機能を持たせるために使用されている金具です。

カバン用などとして手芸用品店やDIYのお店などでも取り扱いされているのですが、鉄製や真鍮製、鋳物製にメッキ処理したものやプラスチック製しか見かけられないようなのです。
でも、お問合せ下さる皆さまが求めているのは<ステンレス製>の一本線送りなのです。

頂いたお問い合わせにお応えするため、数年前から試行錯誤を繰り返して小型犬用サイズ(15mm巾用)だけは準備することが出来たのですが、それ以外のサイズについてはご要望にお答えする事が出来ませんでした。
そのため、サイトなどへの掲載や告知はせず、一本線送り(移動カン)について直接お問い合わせを頂いた時にのみ、「小型犬用だけなのですが」と断ったうえでご提案させて頂く形をとっておりました。

その間に、外枠部分の曲げ加工を依頼していた工場が廃業され、別の加工依頼先を模索している間に新型コロナが流行するなど、苦戦を強いられる形になってしまいました。

今年の夏になって、外枠部分の曲げ加工の依頼先が見つかり、超小型犬用と中型犬用サイズの一本線送り(移動カン)も準備することが出来ました。

これで超小型犬用・小型犬用・中型犬用の3種類の移動カン(一本線送り)を取り扱えるようになりました。
ステンレス製一本線送り3種類













弊社が提供させて頂く一本線送り(移動カン)の特徴は以下の通りです。
1.SUS304タイプのステンレスを使用しています
外枠部分・可動部分ともにステンレス製ですので、使用に伴う錆発生の心配がなくなりました。
これで弊社も安心してお勧めすることが出来ます。

上の写真に写っている3種類の移動カン(一本線送り)については、それぞれ、チワワから柴犬程度の中型犬までの大きさのワンちゃんでのご使用をお奨め致しております。

大型犬用につきましては、線径が太い線材の曲げ加工での問題点が解決出来ていないため、申し訳ございませんが、現時点では製作にまでは至っておりません。

2.溶接処理により強度を高めました
市販の一本線送り(移動カン)の場合、上記の写真のように、外枠部分のつなぎ目が溶接されていないものが多く見られます。
ステンレス製品ですので、製作時の曲げ可能により<加工硬化>という現象が起き、元の材料の時より材質自体が硬めに変化しているので、人間が使用する分については許容されますが、弊社ではペット用としてご提供させて頂きますので、このつなぎ目部分をTIG溶接(アルゴン溶接と同義です)し、使用時に力が掛かる外枠部分の強度を高めています。
外枠のつなぎ目をしっかり溶接してある写真










一本線送りは、弊社のステンレス製ハーフチョーク金具やリード作り用パーツ類との相性もバッチリです。
リード用に使用した例














特に布やテープを使ったハーフチョーク首輪作成時には、一本線送りを組み込むことで、首周りのサイズ調整が可能になり、使い勝手がぐんと向上するかと思います。
(革製は厚みがあるため、申し訳ございませんが、今回の金具類は不向きとなるかと思います。)

イメージとしてはこんな感じでしょうか。
ハーフチョーク首輪への使用例














弊社取り扱いのステンレス製金具類に、新たに加わったステンレス製一本線送りを上手に組み合わせ、可愛いワンコのリードもハーフチョークも、錆を気にせずジャブジャブ洗って清潔に保ってあげて下さいね。

ステンレス製一本線送り(移動カン)を宜しくお願い致します。
(弊社の一本線送りのページにリンクしています)


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2021年04月09日

柳瀬製作所のチェーンはペット用や装飾(吊り下げ)用、ウォレットチェーンのようなアクセサリー的な用途としてご使用頂く事が多いのですが、今回は、それらとは少し変わった内容のお問合せでした。

『御社ではステンレスの鎖は、規格外の物は作れるのでしょうか?
小判型の楕円の物とか。。。』

どのようなチェーンをご希望なのか具体的な検討内容をお伺いしたところ、詳しいお返事を頂きました。

楕円型のチェーンを希望で、チェーンの内寸は18mm×10mm、この楕円のリングが30個が繋がったものとの事です。
ご希望のチェーンのイメージ図













『今までは鉄で作ってまして、鍛治屋さんに頼んでました。
ですが時代の流れで鍛治屋さんが店じまいが多くて新しくできる場所探しをしてます。

本来は鉄で、繋ぎ目を酸素溶接?・・・電気溶接ではないバーナーで炙って鉄を溶かして繋ぐやり方でした。
今回ステンレスで演武用を作ろうと思いましてメールをさせていただいた次第です。』

鍛冶屋さんは、きっとアセチレンガスやプロパンガスを用いたガス溶接法で作っておられたのでしょうね。

鍛冶屋さんだけでなく、鋳物工場や部品加工工場など、モノづくりに必要な部品の製作を担ってくれている工場や業種がどんどん姿を消していっています。
私共でも、作ったり販売したり出来なくなってしまったものが幾つもあり、寂しく、お問い合わせ頂いたお客様に対して申し訳ない気持ちで一杯です。

『小ロットなので手曲げでできるかな?』と、ご自身で熱曲げでやってみられたそうでしたが、線径の都合で出来なかったそうです。
1本の線材を加熱曲げしながら、手作業で切り口部分までピッタリと合わせるのは、非常に難しいと思います。

ご希望のサイズに近い形で試作し、写真をお送りしてイメージ通りか確認して頂きました。
試作したステンレス製楕円鎖













弊社でも手作業による加工作業となります為、コマ毎に若干の誤差が出る点をご了承願いました。

『試作のお写真を拝見しました。
完璧です!やはり専門家が一番ですね!』

イメージ通りだったようで安心致しました。

追加で、この30コマの鎖の両サイドにチェーンと同一線径で内径18mmの丸リング(溶接なし)を付ける場合と、チェーンと丸カンに加え、ご自身で用意された分銅を両サイドの丸リングに通して丸カン部分の溶接もして完成品する場合でのお見積りも頂きました。

ステンレス製と共に鉄製での製作も可能かのご質問もありました。

結果、分銅をお送り頂き、ステンレス製チェーンと繋いで完成させる形でご依頼を頂く事に。
(使用する丸カンの内径は弊社の都合で、約17mmを使用する形でご了承頂きました)

参考にと、現在お使いの鉄製の武術道具のお写真をお送り下さいました。
ご使用中の鉄製万力鎖の全体像ご使用中の万力鎖と分銅部分

















黒鉄色の道具ですね。
『鉄の方ですが、メッキ無し希望です。
完成後も錆びていても何も問題ありません。
一度の練習で錆が摩擦で完全に無くなりますから・・・』とのコメントの意味が良く分かりました。
ご使用中の万力鎖の鎖部分












チェーンの溶接面について一点、ご質問とご依頼がございました。
『なるべく避けていただきたいのが、ヒケが起きる状態です。』
溶接面が細くなっていたり凹んでしまっている状態の事だと思います。

『刀とかを受け流す事もある武道具なので、江戸時代の鎖も沸かし付けで繋ぎ目を消してました。』

『溶接の箇所が盛り上がる状態なら問題ないです。盛り上がってしまっていたら、私がヤスリなどで削ることができますから。
ヒケがあると削っての修正ができないので。』

切り口はピッタリ合う形で作っているのでかなり長く溶かし続けない限り、溶接面が大きく落ち込むことはありません。
刀の当たる可能性がある、上部と両側面については凹みや切れ目が出ないように注意して溶接するようにしました。

直ぐにサンプルを製作し、溶接面の状況などを確認して頂く事にしました。

『サイズも完璧ですし、溶接箇所もこれなら後からヤスリで修正できます!
発注の時は横目でお願いします。
縦目ですと練習での磨耗で耐えられないのです。』

溶接面(切り口部分)は、マンテルチェーンのようにチェーン同士が接触する部分ではなく、楕円リングの側面側(長い方側)をご希望という意味ですね。
溶接面が横目になるように製作する事は・・・大丈夫、可能です。

分銅完成に少々時間が掛かり、ご依頼をお受けしてから数か月後に弊社に到着しました。

到着した分銅がこちら。
送られたステンレス製分銅















ステンレスを溶かして砂型に入れて作ったのではなく、ステンレスの塊を削って作ったようですね。
ステンレス製分銅のアップ2












送られたST製分銅の表面アップ













今回ご依頼頂いたものがどんな事に使われているかの説明にと、動画サイトをお教え下さいました。

『古いTVの動画ですが、出ている流派の武道具です。』とのこと。
『古い動画ですので、さすがに私は出てません。』と付け加えてありました。
ブラウン管テレビ時代の解像度に合わせて撮られた映像のようです。確かに古い感じです。

分銅付き鎖は接近戦用で、手首に絡める形で、関節技的に相手を制圧する使用方法なのですね。
(巻きつけるだけで手の皮が擦り剥ける位の威力があるとは)

<正木流>という流派で、今回ご依頼を受けた分銅付き鎖は“万力鎖”という名前の武術道具だという事が分かりました。

お送り頂いた分銅を両端に付けて完成させたのがこの作品です。
完成したステンレス製万力鎖













映像やお写真で見た黒鉄色とは異なる銀色はなかなか格好良さそう。
刀の刃の色合いとも遜色ないような気がします。(自画自賛ですが)

今回製作させて頂いたチェーンの内容は以下の通りです

特注楕円チョークチェイン(分銅付き) 30コマ M-4017 ¥14,190(2021年春時点での税込み価格です。送料が別途掛かって参ります)

発送後すぐにお返事を頂きました。

『本日、無事に届きました!
予想以上の仕上がりに感動しております!!!

試しに外で練習してみましたが、鎖同士の引っ掛かりもなく完璧でした!有り難う御座います!

分銅の形状違いを手配するので、再度発注になると思います。宜しくお願い致します。』

<演武用>と伺っていましたので、ドキドキしていましたが、練習では大丈夫だったとのお返事に安心致しました。

正木流の万力鎖による格闘術が登場するテレビ映像を2点ご紹介下さいました。

まずは時代劇!「伝七捕物帖」で 主役の中村梅之助さんによるものです。
この当時、中村梅之助さんが道場まで習いに来られ、TVに出られたそうでした。

番組のオープニングの映像で、最初の方に万力鎖が出てきます。
本編での捕物シーンでも鎖が使われていた記憶がございますが、正木流の鎖術だったのですね。

 
ここでは格闘シーン中で一瞬だけ出てきます。

万力鎖の歴史についても簡単に教えて頂きました。
元は岐阜県の大垣藩の流派で、江戸城の守護を命じられた際に刀の代わりの武器として生まれたそうです。
(江戸城内は帯刀できませんでしたので。)

江戸城内での守衛の為に必要とされて生まれた道具と武術だったのですね。

今回のご依頼や情報を頂くまでは、琉球生まれのヌンチャクや忍者が使う鎖系の武器に類した、近年に近い時期からの格闘技の中での道具を使った技の一つとしてのイメージだったのですが、江戸時代から続く歴史のある流派と道具だったのですね。
大変失礼致しました。

歴史のある武術道具に、新しい材質を取り込むお手伝いが出来、鎖メーカーとしては嬉しい限りです。

次回も、ご希望にお応え出来るよう頑張ってチェーンを製作させて頂きます。

有難うございました。

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2021年03月25日

柳瀬製作所がある大阪府東部エリアは、ソメイヨシノ桜の開花宣言が出された以降も生育がゆっくりと進んでいるようで、今週半ばを過ぎてやっとチラホラと咲き始め、2分咲きから5分咲きとばらつきが大きくなっています。
2021年玉串川沿いのソメイヨシノ桜

















今週末以降が見頃となりそうなので、通勤時に長く楽しめそうです。
途中で出会う、お散歩中のワンコ達も春が実感出来るのか?何処か楽し気な足取りに見えます。

さて、今回は2歳の元気なビーグル犬をお飼いの方からお問い合わせを頂きました。

ワンちゃんの為にハーフチョークを作りたいので、ステンレス製のハーフチョーク金具をご検討との事でした。
ご希望の金具は中型犬向けサイズの STGHC-2.5 D-21 でした。

このサイズであればビーグル犬にはピッタリサイズだと思います。
ご検討頂いているサイズのステンレス製ハーフチョーク金具であれば、強度面では十分に安心してお使い頂ける旨をお伝えさせて頂きました。

結果、5個ご注文頂く事になりました。

今回のステンレス製ハーフチョーク金具のお値段は以下のようになりました。(ご注文個数により価格が変わってまいります)

ステンレス製ハーフチョーク金具(Dカンタイプ)
STGHC-2.5×20�僉�D-3021 M-3020  ¥760/個( 5個ご購入の場合の1個当たりの税抜き価格です。2021年春時点での価格です。) 

発送後、『ハーフチョークを友達に作ってもらうので、完成しましたら写真を添付してメールします。
素敵な商品を作っていただき、ありがとうございました。』とのお返事を頂きました。

それから暫くして、完成したハーフチョーク首輪とワンちゃんのお写真、そしてワンちゃんの情報をお送り頂きました。
beagle用STハーフチョーク金具













パズルのピースが描かれたデザインで色違いの可愛いハーフチョーク首輪に仕上げて下さいました。

お送り頂いたお写真には複数のビーグル犬が写っていました。
兄妹犬のビーグル犬達









『兄弟なので全員、2018年9月5日生まれです。』

みんな兄弟ワンコなんですね。

ブリーダーさんから直接迎えられた場合でも、近い場所で兄弟犬が、それも同じ時に生まれた兄弟が、揃って暮らせているのは珍しいのではないでしょうか?

ペットショップだと兄弟から離れて1頭だけですし、ブリーダーさんから迎えた場合も、我が家で暮らす柴ワンコのように、千葉県から義妹が離れて暮らす父母の為に大阪に連れてきた為、兄弟に会う事はほぼ無い、そんなワンコさんが多いでしょうし。

4頭のワンコはそれぞれ左から順に、
一番左の緑の首輪の子がキース君、
左から2番目ピンクの首輪の子がハリー君(今回ご依頼頂いた方の飼っておられるワンちゃんです)、
右から2番目の水色の首輪の子がリノンちゃん、
一番右の紫の首輪の子が大豆ちゃん(ハーフチョーク首輪に仕上げて下さった方の飼っておられるワンちゃんです)

こちらの写真では、左がハリー君、右がリノンちゃんです。
ビーグル犬のハリー君とリオンちゃん














『兄弟みんな仲が良く、ドッグランでは追っかけっこやおもちゃを引っ張りっこをしてよく遊んでいます。』とのコメントが付いていました。

お出掛けに最適な季節になってきました。

広い場所で、みんな一緒にのびのび元気に遊んで下さいね。

有難うございました。

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2020年04月17日

柳瀬製作所では、メーカーやショップさんだけでなく、個人の方へもパーツ類の小売販売を行っています。

数カ月から数年おきといった具合で、リピーターさん毎に発注のタイミングは様々ですが、完成した作品のお写真をお送り下さる方も多くいらっしゃり、鎖屋兄弟達も楽しませて頂いています。

今回は2014年から数年毎にお問い合わせとご注文を下さるお客様から頂いたリピート注文のお話を紹介させて頂きます。

カービングを趣味になさっていらっしゃる方で、『愛犬用に革でハーフチョーク首輪を作ってあげたい』とのお問い合わせでお付き合いが始まりました。

今まで、大型犬用から小型犬用向けまでのハーフチョーク金具類をご購入頂いています。

今回は小型犬用(STGHC-2.0D)と超小型犬用(STGHC-1.6D)向けのステンレス製ハーフチョーク金具についてお問い合わせを頂きました。

『体重3�堋�のトイプードルの場合は、1.6Dと2.0Dではどちらを使用される方が多いのかご存じでしたらご教示いただけますと幸いです。 』とのコメントも添えられていました。

両者の重さの差は小さいので、個人の方、ショップさん共に、<どのような材料を使うか><どのような装飾を施すか>によって、どちらの金具を選択するかを決めておられる傾向があります。
そこで次のようにお返事させて頂きました。

「1.6Dと2.0Dの重さの差は約8gです。
トイプーの場合、8gの差にはあまり大きな影響はないようで、首周りのテープ幅の方を重視して使用されるようです。
被毛のモコモコ感もあるので、すっきり見せたい場合には1.6D(テープ幅10mm程度)を、首元の首輪のインパクトを意識する場合には2.0D(15mm程度)を使用されるようです。
トイプー向けでのご購入は2.0Dの方が多く感じられますが、実際の現時点での市場ニーズに関しては、お近くのショップや販売サイトでチェックされるのが確実かと思われます。 」

ステンレス製ハーフチョーク金具1.6Dと2.0D













結果、両方のステンレス製ハーフチョーク金具を5個ずつご注文頂く事になりました。


ステンレス製ハーフチョーク金具 Dカンタイプ 5個ずつの場合(ご購入数が5-9個までの設定価格です)
STGHC-1.6D ¥620×5個 = ¥3,100(消費税・送料別)
STGHC-2.0D ¥640×5個 = ¥3,200(消費税・送料別)

消費税(10%) ¥630

送料(レターパックライト利用) ¥370

合計 ¥7,300 です。(2020年春時点での価格です。)

メールのやり取りをする中で、ご自身でカービング加工されたハーフチョーク首輪のお写真を添付して下さいました。

手作りハーフチョーク首輪をしたダルメシアンのクリタ君













ダルメシアン君の首元を革製のハーフチョーク首輪が飾ってくれています。
革部分には素敵なカービングが施されています。
大きさから見て、最初にご購入頂いたSTGHC-2.5DLでお作り頂いたものだと思います。
とても似合っていてカッコ良いです。

ワンちゃんの名前はクリタ君、12歳です。

手作りハーフチョーク首輪をしたミックス犬のこももちゃん











もう一頭のワンちゃんには金具で装飾が施された革製のハーフチョーク首輪。
こちらは中型犬クラスなので、もしかするとSTGHC-2.0Dで軽く仕上げられていらっしゃるかもしれません。

ワンちゃんの名前はこももちゃん、13歳です。

『シニアですが、食欲旺盛で毎日のお散歩が大好きです。』とお知らせ頂きました。

今回ご注文頂いたハーフチョーク金具では、親戚のトイプードル用にハーフチョーク首輪をお作りになられる予定との事です。

どんな首輪に仕上げられるのか、鎖屋兄弟も楽しみにしています。

有難うございました。

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2017年12月11日

日本国内には思った以上にたくさんの犬種(種類のワンコ)が暮らしています。

でも、お散歩など、普段目にするワンコは、流行によって多少の変化はあるものの、概ね同じ犬種ばかりです。

ペットショップで出会うワンコも、やはり殆どがお散歩で出会うワンコと同じ犬種です。

柴犬、トイプードル、ダックスフンド、マルチーズ、フレンチブルドッグ、レトリバーがメジャーな顔ぶれでしょうか。

身近なペットショップで見かける事のない犬種は、専門のペットショップやブリーダーさんから譲ってもらうのが通例のようです。
(昭和の時代のような『飼っているワンコが子犬を生んだので。』といった出会いは稀有なようです)

今回ご依頼を受けた<アメリカンピットブルテリア>も、身近なペットショップでは出会う事が難しい種類のワンちゃんです。
闘犬として育種されてきた犬種であるため、各国で規制されている一方、飼い主には忠実だという事で、ウィキペディアにはエジソンやセオドア・ルーズベルト大統領、ヘレンケラーなどの愛犬だったとの記載がありました。

今回は、アメリカンピットブルテリア(以降 ピットブルと記載しますね)をお飼いの方から、市販のチェーン首輪の改良が出来ないかとのお問い合わせを頂きました。
お写真を送付後、実物を持って来社下さいました。

太いチェーン状の首輪なのですが、連結金具部分の閉まりが弱く、力の掛かり方によっては、連結金具が外れてしまうというものでした。
リードを引っ掛けるための部品がこの連結金具に取り付けられてあるのでワンちゃんの引っ張り具合によっては、連結箇所に力が掛かり、誤作動で外れてしまうようです。

市販首輪の連結金具部分










市販首輪の連結金具










実物を拝見させて頂きましたが、金具の固定部分は金属板を三角形(山形)に曲げただけの構造ですし、それを受け止める側の金具については、曲げ板材が引っ掛かる部分が浅いため、強い力で引っ張ると、容易に外れてしまいました。
弊社ではこの固定金具の代替となりそうな商品を取り扱っていないため、交換のご提案は出来ませんでした。
固定金具部分の外れによる、首輪の落下を防ぐため、固定金具同士を細いチェーンと小さめのナスカンで繋ぐ案をご提示させて頂きましたが、金具が外れる事自体は抑えられないので不採用。

最終的には連結金具部分を取り外し、写真のように市販のスクリュージョイント(リングキャッチとも呼ばれます)で固定する方法を採用することになりました。
リンクチェーンを首輪代わりに












(現在、リンクチェーンをこのように首輪として利用しておられます。今回もこんな感じで留める予定です)

同時に、首輪用としてリンクタイプのチェーンも準備する事に。こちらもスクリュージョイントで固定する形で首輪として使用する方式です。

同じくリンクタイプチェーンで、両端にはそれぞれナスカンか丸カンが付いたもの、これは係留時にリード用チェーンとして使用する為のものです。

お知り合いに革製品の加工が出来る方がいらっしゃるとの事で、革製リード製作時のパーツとして、ナスカン、丸カン、Dカンもご準備させて頂きました。

いずれの金属製品(ステンレス製です)も、ワンちゃんの首輪の色に合わせて、本金メッキ処理することになりました。

完成した商品達です。

首輪用の本金メッキ仕上げリンクチェーン










本金メッキ仕上げのステンレス製リード用チェーン










本金メッキ仕上げのステンレス製リングキャッチ










本金メッキ仕上げのステンレス製リングキャッチ










本金メッキ仕上げのステンレス製角ナスカン










本金メッキ仕上げのステンレス製ナスカン










本金メッキ仕上げのステンレス製レバーナスカン









本金メッキ仕上げのステンレス製丸カンとDカン










発送後、『想像してた以上の出来で大変、満足しております。有難う御座いました。』とのコメントを下さり、続いてワンちゃんのお写真とプロフィールをお送り下さいました。

係留した写真










ワンちゃんの名前は 虎徹(こてつ)くん、2010年1月11日生まれです。ブリータイプのピットブルだそうです。

虎徹君













日中はのーんびり過ごし、飼い主さんが帰られると、グイグイくっついて甘えて来るそうです。

外国で見られるピットブルとは違い、優しい性格だという事がコメントだけでなく写真からも伝わってきます。

連結金具をスクリュージョイントに変更













毛並み、そして被毛の色合いからも虎徹君はゴールドが映えるタイプのワンちゃんです。

本金チェーンでお洒落をして、みんなに注目してもらって下さいね。



2015年07月07日

7月の第一土曜日だった4日(アメリカ独立記念日でもありました)、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)に出掛けました。
ハリーポッターエリアが工事を開始し始めた頃以来なので2-3年振りかと思います。

開園前に到着したのですが、曇り空にもかかわらず既に多くのお客様が列を作って開園を待っていました。
開園10分後にゲートを通過し入園出来たのですが、この時点で、前日から始まった妖怪ウォッチがテーマのアトラクション(妖怪ウォッチ・ザ・リアル)は子供用の整理券(小学生以下にのみ発券)が全てなくなっていました。
妖怪ウォッチのアトラクションを含むエクスプレスパスはかなり前から売り切れ状態。
サイトでは、“並べば体験出来る”と書いてあったのですが、この日はそれも叶わない状況だとスタッフさんが叫んでおられました。(並んでも出口で販売しているお土産が帰るだけだそうでした)

がっかりとする子供達でしたが、次に予定していたハリーポッターのエリア<ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター>へ移動しました。
到着時に丁度、エリアへの入場規制が掛けられましたが、すぐに整理券を入手したので、程なくしてエリアへ入場出来ました。

森の中を抜けると、映画で見たホグズミード村、その背後にホグワーツ城が聳えていました。
ハリーポッターエリアの街並み
















従来のUSJのエリアよりも現実感が強い街並みでとても良い感じ。
ホグワーツ城遠景












ライド型のアトラクション“3D ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー”があるホグワーツ城に向かいました。

ホグワーツ城の門












羽の生えたイノシシが鎮座する大きな門を抜けて入場です。
アトラクションを体験したい人は、お城の裏側にある魔法学校の植物園に誘導され、ここで待つことになります。
概ね小一時間待ちで“入城”出来ました。
天気予報は曇りだったはずなのですが、この頃からポツポツと雨が降り始めました。

動きが激しいアトラクションのため、他のライドと同様に、手荷物は貴重品を除き、全てロッカーに入れなければなりませんでした。
ホグワーツ城の中を進んだすぐ右手にロッカーエリアがありました。
ロッカー自体は少し小さめだったので、荷物はぎゅうぎゅう押し込む形となりました。

ロッカーの扉を閉める間際、思いがけない再開がありました。

ロッカーの内側に取り付けてあるチェーンがTOP CHAIN 柳瀬製作所で製作したものだったのです。
ホグワーツ城内のロッカー 柳瀬の鎖つき
















ロッカー用チェーンとして、両端に小さな金具を取り付けたチェーンを製作し納めているのですが、そのチェーン金具が付けられていました。

普段の生活の中で、自分達の製品に出会えるのは嬉しいものです。

なんだか良い気分で、3D ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーを体験しに向かいました。

場内は空調が効いていて涼しく、これからの季節は最高の場所です。

アトラクション自体はスパイダーマンと同じ位の楽しさがありました。
ただ、体験後に少し酔った気分になる確立が高いです。スパイダーマンで酔った人は確実に酔うかと思います。

ライド搭乗中に何かトラブルがあったらしく、数分間停止するというハプニングに見舞われたため、そのお詫びとしてその回に乗っていた人は全員もう1度乗せてもらうことになりました。
1度目は大丈夫だったのですが、数分後にまた乗ると、私も少し酔ってしまいました。(この20分後に3度目の搭乗が・・・。結果、お昼は少食となりました。)

ロッカー内の柳瀬のチェーンアップ写真












3D ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーを体験後、ロッカーを開けた際、記念に写真を撮ってきました。
(周りの人は、その様子を不思議そうに見ていたようでしたが)

この後は、雨のUSJで夕方まで過ごして帰宅となりました。

以前の記事でも紹介しましたが、“ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド”のロッカーにも柳瀬製作所のチェーンが使われていました。
USJ内には大小たくさんのロッカーがありますので、他のロッカーでも使われているかもしれません。

先程アップしていた写真のような金具がついたチェーンが取り付けられているロッカーがありましたら、教えて頂けると嬉しいです。

長時間待ち覚悟のUSJですが、上手に回って楽しんで下さいね。



2013年10月23日

10月も後半になり、朝夕はヒンヤリ度合いが強くなってきました。
我が家のワンコも日の出前や夜のお散歩は少々億劫がる気配が・・・。

過ごしやすい時間が長くなってくると、読書や映画・音楽鑑賞など、リラックスして楽しむ機会も増えてきているのではないでしょうか?
また、模型作りや刺繍など、コツコツした作業を行われる方もいらっしゃるかと思います。

柳瀬製作所へは、この時期になると、「ワンちゃんのために手作りしてあげたいのですが・・・」と、ペット用の首輪やリード用の金具類に関するお問い合わせが少し増え始めてきます。

ナスカンや丸カンを使ってのリード作りだけでなく、主にリードの咬み癖のある子やちょっとしたアクセントとして、ナスカンと短めのチェーンの組み合わせ金具を使ったリード、回転カン(スイベル)とナスカンを組み合わせての二頭引き(カプラー)を作られる方もいらっしゃいます。
そして、ハーフチョークを製作される方も。
丸カンと角ナスカン









リード用のチェーン金具









Iハーフチョーク金具











いずれも最少1個から購入可能(個数により1個当たりのお値段は変わってきます)、ステンレス製のチェーン金具類であれば、希望チェーン長さや金具類の組み合わせでのオーダーメイド製作も可能という柳瀬製作所のお客様対応を上手に利用されて購入されています。

私共も、「革の加工は難しいのでは?」と思っていたのですが、お友達に教わったり、本屋さんで売られている人間用の革小物やアクセサリーの制作方法を紹介した本を購入され、それを参考にしてペット用グッズの製作にチャレンジされるようでした。

革製グッズの本













私も1冊本屋さんで購入してみましたが、これならどうにか自分でも出来そうな印象でした。
革製グッズ手作り作品の紹介ページ










お客様方の作品については、この鎖屋兄弟ブログや、柳瀬製作所のお客様の作品ページをご覧頂ければと思います。
(趣味が高じてペット用グッズのショップ運営されるようになられた方も複数いらっしゃいます。)
お客様からの作品写真









お客様の作品のハーフチョーク











先週、そして今週も、週末は全国的に生憎のお天気のところが多い様子。
秋の夜長、そしてお外に遊びに行けない時間帯を利用してペットのためにグッズ作りに挑戦されて見られるのも楽しいかもしれませんね。

最近は手芸用品のお店などでもペット用にと金具を販売されておられますが、同じ材質・形状でも、熔接の有無によって強度は全く変わってきますので、ご購入の際にはチェーンや金具の切り口部分がきちんと熔接されているかを必ず確認して下さい。
熔接チェックポイント










また、金具同士の連結部分に二重カンやSカンを利用される方がいらっしゃいますが、これも変形しやすいのでペット用としてはお薦めは致しません。
Sカンと二重カンの写真










どうしてもという場合には必ず複数個使用して強度を高めてあげて下さい。

ペットグッズ製作用の金具類について興味を持たれましたら、お気軽に鎖屋兄弟のTOP CHAIN 柳瀬製作所までお問い合わせ下さい。

手作りとはいえ、リードや首輪はワンちゃんと飼い主さんの命を繋ぐ大事な道具、安全の為にも金具との連結部分は余裕を持ってしっかり縫い付けてあげて下さいね。

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2013年01月11日

TOP CHAIN 柳瀬製作所では インターネットの普及のおかげで 北海道から沖縄まで全国各地の方々から繋留用チェーン製作のご依頼をお受けしています。

そして有り難い事に、お送りさせて頂いた商品を使用されてのご感想をお伝え頂ける方も多くいらっしゃいます。

今回は昨年11月後半に係留用チェーンをご依頼頂いた青森県の方から以下のような最近の使用状況をお知らせ頂きました。
お客様のワンコの紀州犬
ちなみに写真はチェーン到着後すぐにお送り頂いたワンちゃん(紀州犬)の写真です。

『昨年は大変満足のゆくチェーンを作成して頂きありがとうございました。
昨今の寒い冬場にも快適に使用しております。
特に押し込みタイプのナスカンは寒さで凍ることもなく大満足です。(毎年レバー付きのナスカンは凍ってしまいしばらく手のぬくもりで暖かくしてからでないと使えない)
スイベルもマイナス10度でも快調で、からまることなくいい仕事をしております。』

製作したチェーン類に関しては、引っ張り強度試験や、屋外に吊り下げたまま放置しての経年変化などを調査していますが、毎年、雪が積もる事が殆ど無い大阪という地域性から積雪や寒冷地での使用に関する試験が出来ません。
濡らしたナスカンやスイベル、チェーンを冷凍庫に入れて凍り具合をチェックした事はありますし、2月前後の一番寒い頃などに雪が降った場合には、チェーン類を地面に置いてその上に積雪させて実際の変化を確認しています。
大阪の雪はどちらかといえば水気を含んだ重たい雪で、暫くすると雪が固まってきます。積もった場合でも長くて2日程度で溶けてしまいます。
そのおかげもあってか?冷凍庫へ入れておく場合も、積雪中に放置しておく場合も、凍り付いて全く動かないという不具合はありませんでした。

また、北極圏で犬橇と犬を繋ぐ為にナスカンをご使用頂いている北極圏犬橇探検家の山崎哲秀さんからも、凍りつくことなく使用出来ていると伺っています。

とは言うものの、歌の歌詞に“津軽には7つの雪が降るとか〜♪”とあるように、地域によって雪の質は、手で軽く払い落とせるサラサラや細かいもの(パウダースノーやアスピリンスノー)からボタン雪や水雪といわれるような重たくてすぐに溶けてしまうようなものまで様々に存在するため、ナスカンやスイベル部分の凍結に関していつも気掛かりで居りました。

今回のお客様からのご報告は、この疑問点を小さくしてくれる本当に有り難い情報でした。(Kさま、有難うございました)
お客様に支えられてのモノづくりの商売が出来ている事を実感し、感謝するばかりです。

濡らした状態で冷凍庫に入れて凍らせた結果から、今回の係留用チェーンで使用している押し込みタイプのナスカン(アイスナップ)はバネの中側に入った水が凍ってしまう場合には押し込めなくなりますのでその点だけご注意下さるようにお伝え致しました。

アイスナップの写真 アイスナップ内部のバネ部分写真

今回のブログ記事が寒冷地や積雪地域での係留用チェーン使用を検討されていらっしゃる方々への参考となれば幸いです。

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2012年07月18日

海の日が過ぎた今週、各地から梅雨明けの便りが聞かれるようになってきました。
鎖屋兄弟達の柳瀬製作所がある東大阪市も火曜日に梅雨明けが宣言されました。
大阪は土曜日から一気にセミの鳴き声が聞こえ始め、日曜日の午後以降は真夏のような日差しと気温が続いていましたので、梅雨明け宣言を知った時には『ああ、やっぱりね』といった印象でした。

梅雨が明けるといよいよ夏本番。ワンコを伴ってのお出掛けなどされる機会もあるのではないでしょうか?

その前に梅雨の間使ってきた金具類にちょっと目をやってみませんか?

まず最初に確認して頂きたいのが<ナスカン>類です。
これはワンちゃんと飼い主さんやワンちゃんの飼育環境とを繋ぐ一番重要な金具です。

市販品の多くが鉄素材や亜鉛ダイキャスト、真鍮素材にメッキ処理を施したものかと思われます。
これら商品は差こそあれ、いずれも水濡れや湿度のより錆の発生が懸念されます。

梅雨シーズンを過ごしたナスカン、次のようなことは起こっていませんか?

一度手元でご確認下さい。鉄素材の場合には小さな赤茶色の斑点が出来ているかもしれません。
経年使用でメッキ変性、錆発生が起こったナスカンと新品ナスカン
亜鉛ダイキャストの場合には粉っぽい感じがするねずみ色や暗い灰色の変色箇所として現れることが多いです。
雨ざらしによりメッキが失われた角ナスカンと新品
真ちゅう製の場合には緑色っぽい緑青状のものが出来ているかもしれません。
小さなものであれば、布などで拭き取ったり尖ったもので注意しながら変色場所を削って取り除き、その部分を防錆剤や潤滑剤を染み込ませた布でよく拭いてあげると、錆の進行を遅らせることが出来ます。

但し、その箇所は錆が出来やすい箇所なので、天気や湿度の状況に合わせて、その後も定期的に拭いてあげて下さい。
ナスカンを水洗いした場合には、開閉ピン内部や回転部分の内側まで良く乾燥させてから上述の方法で錆を予防して下さい。
ナスカン稼働部への潤滑スプレー注入
潤滑剤を吹き込むのも錆と磨耗を抑える有効な手段です。
ワンちゃんが舐めたり皮膚に触れたりする可能性がある場所の場合には、蜜蝋などの体への影響の小さい天然のワックス剤を染み込ませた布でこまめに拭いてもらうと、概ね錆の進行を遅らせる事が出来るはずです。

使用に伴う磨耗もありますので、ナスカンの稼動部(開閉ピンや下部の回転リング)の確認も一緒にお願い致します。
稼働部に砂や小石が詰まっていると誤動作や磨耗を早める原因となりますので使い古しの歯ブラシ等を利用して取り除いて下さい。

鉄製の場合には黒っぽい金属色や赤錆系の色が見られた場合には生地が見えてきている状態です。
回転部内部のメッキが薄くなった状態
亜鉛ダイキャスト製品の場合には灰色に見える部分はメッキ膜が磨り減って生地が見えてきている状態です。
真鍮製の場合には金色っぽいもしくは茶色味を帯びた黄色、または緑青系の色をしていた場合には生地が見えてきている状態です。
真鍮生地とクロム色メッキ済みナスカンの比較
この部分についても上述の処理をお勧め致します。

また、ステンレス製品も経年使用に伴い、表面の光沢がくすんでまいります。
雨ざらしで光沢が低下したステンレス製ナスカンと新品
そのような場合には市販のステンレス用研磨剤(なるべく研磨剤の細かいタイプをお勧め致します)を布などに染み込ませてやさしく磨いて頂ければ、ある程度まで光沢が戻ってまいります。

使用環境に存在する鉄分の影響でステンレスの表面に出来た“もらい錆”もこの方法である程度までは落とせると思います。

研磨剤使用後は、家庭用の食器用洗剤等でよく洗い流して下さい。
(ペット用や肌に触れるようなご使用の場合は必ずよく洗い流して下さい)

お手入れや確認を行い、長く安全にナスカンをご使用頂ければと思います。

使用上でご不明な点などがございましたらいつでもお気軽に柳瀬製作所までお問い合わせ下さい。

今年の夏も皆様がワンちゃん達と楽しく素敵な日々が送れますように。
蚊が飛び交う季節ですのでフィラリア対策を是非お忘れなくお願い致します。



2010年10月22日

7月後半の事、大阪府下の方から次のようなお問い合わせを頂きました。

『柳瀬製作所 御中
 
こんばんは。はじめまして。
商品の価格についてお問い合わせさせて頂きます。
 
私は犬のグッズを製作していまして、今度「ビーズリード」を作ろうと思っています。
ビーズリードとは、通常の犬に繋ぐリードと違いまして、ワイヤーとビーズで作るアクセサリー感覚のリードです。
 
それに使用する犬用の金具を探していまして、ネットで貴社を発見致しました。
犬用専門では無いけれど、しっかり物作りしている安心感がすごくありましたので、そちらで金具を購入しようと思っております。
お手数ではございますが、下記の金具の価格をご連絡下さい。
 
-----------------------------------------------
ナスカン(全長63mm・リング内径9.5mm)
 MPN−3 可鍛鋳鉄
 STPN−3 ステンレス(SUS304)

丸カン(内径16mm)
 TPM-2016 鉄
 STPM−2016 ステンレス 線径2.0mm
 STPM−3016 ステンレス 線径3.0mm

マンテルチェイン
 TCM−1.6 鉄
 STCM−1.6 ステンレス
-----------------------------------------------
 
ナスカン・丸カンは30個、マンテルチェインは3mくらいで考えています。
送料を見て、数を多くするかも知れません。
最小購入数〜100個くらいまでの価格を教えて下さい。
 
お手数をお掛け致しますが、どうかよろしくお願い致します。
ご返信お待ちしております。』
 
 
“ビーズリード”はペット向けの雑誌写真などで何度か拝見した事がありますがなかなかカラフルで綺麗なものです。
強度の面がありますので、超小型から小型犬向きのアイテムになるかと思います。
弊社のお客様の中にはビーズを何連にも並べてビーズ製のハーフチョークチェーンをお作りになられている方もいらっしゃいます。

今回、弊社へお問い合わせ頂いた理由が“犬用専門では無いけれど、しっかり物作りしている安心感がすごくありましたので”というのは非常に有難い事でした。
人でも犬でも安全性に対する重要度は同じだと考えてモノづくりをさせて頂いておりますので、今回はこの事を認めて頂けた感じが致しました。

お問い合わせ内容について回答させて頂きましたところ、マレーブル製ナスカン:MPN-3(小型犬向き)30個とステンレス製丸カン(熔接済み):STPM-3016 20個のご注文を頂きました。
完成品在庫がございましたので、ご入金を確認し翌日に発送させて頂きました。

MPN-3とSTPM-3016

発送から2日後、次のようなお礼のメールを頂きました。

『TOP CHAIN 柳瀬製作所 御中

こんばんは。
注文しておりました商品到着致しました。
迅速にご対応頂き本当にありがとうございます。

早速ビーズリード試作してみました。
ナスカン、丸カン共にとてもしっかりしていて安心感バッチリです♪
完成にはまだもう少し再考しなくてはいけませんが・・・
ご紹介できる物が出来上がりましたらご連絡させて頂きますね。

今回は良いお品を販売して頂きありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願い致します。』

私共こそ、すぐに試作品にして頂き、金具類にご満足頂け嬉しい限りです。
ビーズリードはビーズ製ハーフチョーク以上にワイヤー本体にワンちゃんの力が掛かる商品ですし、キラキラと綺麗なだけに、装着したワンちゃん自身が興味を持ってしまうと、じゃれついたり、噛み噛みしてみたりといった行動も予想されます。
その部分に関する強度などでの工夫が必要になるかと思われますので、実際にワンちゃんに装着しながらより良いビーズリードを完成させていって欲しいと思います。
お客様からの完成のご報告を楽しみに待っております。

『うちのワンちゃんにも手作りで何か作ってあげたい!』という事がございましたらいつでもお気軽に柳瀬製作所までお問い合わせ下さい。


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