<展示会/イベント参加> についての記事です

2025年06月12日

大阪関西万博では盲導犬や聴導犬、介助犬といった補助犬以外のワンちゃんの入場を禁止しています。

その他の動物類も入場禁止なので、万博会場内には基本的には野生動物以外の動物はいない状況です。

会場内には緑が沢山あるのですが、野生動物の姿はほとんど見かけることはありません。
シグネチャーパビリオン内の植物

















小鳥の声や虫の音も聞こえてくるのですが、それらはどうやらスピーカーから流している人工の音声のようです。

土鳩やスズメといった、人の往来が多い環境でもよく見かける鳥たちの姿もなく、上空を飛ぶカラスの姿を時折見かける程度でした。

害鳥被害を抑える対策などが取られているのでしょうか?

もし何か効果的な対策が講じられているのであれば、閉幕後には是非その技術を一般社会に公開して頂きたいものです。

さて、そんな万博ですが、会場内に目をやると、映像や写真、絵画などの形で様々な<生き物>に出会う機会がありました。

このうち、数回万博を訪れた中で、出会った<ワンコ>を紹介したいと思います。

写真に収められたものは、写真を交えて、収められなかったものは、文章のみでの紹介となります点をご了承ください。

まず初めに、東南アジアのバングラデシュパビリオンでは、織物のデザインとしてワンコのシルエットが使われていました。
バングラデシュ館の敷物にシルエットでデザインされていた生き物たち

















未来の都市パビリオンでは、映像中に柴犬のような犬が、企業展示ブースでは四足歩行する犬型の乗り物が展示されていました。

未来の都市パビリオンの映像で出てきた日本犬

















子供の頃に見たアニメに出てきた、乗り物に変形する犬型ロボットのフレンダ―を思い出しました。
未来の都市パビリオンにあった4足歩行の乗り物(犬タイプ)













UAE(アラブ首長国)パビリオンでは、映像の中でサル―キーのようなワンコが登場していました。
UAEのサル―キー犬の映像

















ポルトガルパビリオンでは、日本史の教科書にも出てきたような南蛮貿易の絵の中に犬が登場していました。
ポルトガルパビリオンの南蛮貿易図の中の犬













カナダパビリオンでは特殊なモニターを通して、犬ぞりが登場していました。
(イッカクの背中の上の方の白っぽい群れが犬ぞりでした)
一角の上側に白い犬の犬ぞり隊の姿が














トルクメニスタンパビリオンでは、馬とともに犬が大きく取り扱われていました。

トルクメニスタンの在来種であるアラバイという犬種として紹介されていました。
アラバイ犬親子の像

















勇敢な牧羊(護羊)犬で、トルクメニスタンではシンボル化(神格化?)されているようでした。

一見すると、弊社のお客様としてご依頼頂いたセントラルアジアシェパードドッグに似たワンコです。

調べてみましたところ、セントラルアジアシェパードドッグの親戚犬のようでした。
トルクメニスタンの国犬アラバイを紹介する本

















本の中にあったアラバイ犬の子犬写真











本の中にあったアラバイ犬の子犬の写真











アラバイ犬の本の中の挿絵












パビリオン内でも装飾として取り入れられていたり、大きな絨毯の絵柄として使われていたり。
犬と馬を織り込んだパビリオン内1Fの壁面のデザイン画

















犬の絵を織り込んだ大きな絨毯












擬人化したキャラクターとしても登場していました。
アラバイ犬がモチーフのスポーツ選手像













お土産コーナーでも馬の像とともにたくさんのアラバイ犬が並んでいました。
トルクメニスタン館のお土産物コーナーの馬と犬の置物

















犬や馬の精巧さとは対照的に、ラクダはかわいくデフォルメされたぬいぐるみとして並んでしました。
トルクメニスタン館のお土産物コーナーに並ぶラクダのぬいぐるみ













パソナパビリオンでは、睡眠時間の比較表で、ワンコの睡眠時間が紹介されていました。
生き物の睡眠時間











EARTH MARTパビリオンでは、世界各地の家族の写真の中で、犬や猫、モルモットなどの動物が一緒に登場していました。
EARTH MARTパビリオンの展示パネル













イギリスの家族とワンコ













フランスの家族とネコ














オランダの家族と犬とモルモットなど













万博会場のあちこちに設置されているポケモンのキャラクター像の中には犬のようなポケモンもいました。
ポケモンキャラクター













このポケモンはオランダパビリオンのすぐ横に設置されていました。

もちろん会場内には犬以外の動物もたくさん登場しています。

猫も少しだけ紹介しますね。

ベトナムパビリオンでは伝統的な刺繍のデザインとしてや、現在の焼き物のデザインとして猫が登場していました。
ベトナムの伝統的な刺繍製品にあった猫の絵











ベトナムの現代焼き物の魚とネコ












ヤマト運輸のブース内からは大きな黒ネコがこちらを見つめていました。
ヤマト運輸ブース内の大きなクロネコさん

















大屋根リングの柱に描かれたアート作品としては、お寿司をテーマにしたこんなワンコ風のキャラクターも登場していました。
大屋根リングの柱に描かれた絵のタイトル 寿司ネーター

















寿司キャラワンコ1












寿司キャラワンコ2(いくら みゃくみゃく)

















寿司キャラワンコ かんぶり

















寿司キャラワンコ ふぐ? あおざかな?

















寿司キャラワンコ いか?













寿司キャラワンコ 白身魚?













寿司キャラワンコ いくら

















寿司キャラワンコ とびっこ?

















寿司キャラワンコ えび

















すぐ隣にはネコ風バージョンも描かれてありましたよ。(今回は写真に収めてこなかったので、また次回撮影してこようと思います)

タイパビリオンの前には大きな像のモニュメントがあったり、オーストラリアパビリオンの前にはエミューやカンガルーの像があったりと、生き物探しでも万博を楽しめると思います。
タイパビリオンの像のモニュメント

















オーストラリアパビリオンの前にあるエミューの像

















オーストラリアパビリオンの前にあるカンガルーの像












皆さん、それぞれに好きな方法や切り口で、大阪関西万博を楽しんでくださいね。



2023年09月28日

秋のお彼岸期間中の9/25のお昼前に、「ペット博」運営事務局さんから大きな封筒が送られてきました。

封筒の中身は、毎年恒例となっている、Pet博実行委員会とテレビ大阪主催で、大阪南港にある国際展示場<インテックス大阪>を会場に、秋に開催されているPet博のお知らせのチラシとポスター類でした。

以前、ペット博に関してお問い合わせをしたことがご縁となって、毎年、開催の少し前になるとテレビ大阪さん、昨年からは運営事務局さんがペット博の宣伝用ポスターとチラシを届けて下さるのです。

毎回、定位置となっている2階事務所入り口の扉のガラスの上にPet博のポスターをしっかりと貼り付けていたのですが、開催終了後に丁寧にテープ部分をはがしても、テープの粘着部分がポスターに残ってしまうため、保管しているとくっついてしまったり、埃などが付いて汚れてしまったりと、残念な状態でした。
粘着テープをはがしても粘着物質が残ってしまったポスター













粘着テープだ汚れてしまったポスターの裏側

















そこで、今年からはポスター用の額に入れて掲示する方法に変更しました。

これなら、開催終了後も奇麗な状態でポスターが保管出来ます。

実際に額に入れた状態はこんな感じ。
Pet博2023大阪のポスターとチラシ

















ここ数年のポスターでは、犬、猫、鳥、小動物といった様々な動物が複数組み合わされたデザインでしたが、2022年については小型犬、大型犬、猫の3頭のシンプルなデザインになっていました。

そして今年は、犬と猫が1頭ずつのデザインになっていました。

お花で飾るといった部分は例年と同じですが、実際のペット博では、鳥や小動物、爬虫類・両生類、昆虫などの展示も行われているので、これらの生き物たちのポスターへの再登場は、来年度以降に期待です。

今年の開催期間は11月3日(金・祝日)から11月5日(日)の3日間で、昨年よりも秋が深まった時期での開催となります。

今年度も、弊社の金属パーツ類をご利用頂いているショップさんがPet博会場内に出店される予定とのことですので、私共、鎖屋兄弟もご挨拶を兼ねてペット博 大阪 2023へ見学に行く予定にしています。
(遠方からお越しのショップさんもあり、会場で直接お会い出来るのは、嬉しい限りです。)

今年もワンちゃん・猫ちゃんを主体に、子供達だけでも安心して触れ合える<小動物ふれあいファーム>(エサ代は据え置きで¥600でした)では、ウサギやひよこ、カメ、ハト、モルモット、ヤギやヒツジ、子ブタ、大きめのトカゲなどの生き物が迎えてくれますし、陸ガメやヘビ、トカゲ、イグアナ、カエルなどの爬虫類・両生類コーナーが開設される予定です。
そのお隣には、チンチラやデグー(大きめのネズミさんのように見え目ました)、フェレットといった小動物たちもやって来てくれる筈です。

キャットショーや鳥のサーカスもあり、ペット博会場に登場する動物たちの種類は昨年度よりもさらに多くなるのではないでしょうか。

また、恒例のワンちゃん大運動会(当日申込制で有料¥1,000)や、松本秀樹さんがプロデュースされているよびもどし選手権(当日申込制でこちらは無料)、などイベントも豊富。
セラピードッグ認定会(事前予約制の有料イベントで1頭当たり¥3,000)や飼い主さんとワンちゃんとで一緒に体験するしつけ教室(当日申込で有料¥1,000)、全国からネコ自慢が集まるTCIA公認のキャットショー(11/3-4のみ)も例年通り開催される予定です。

会場内では、Pet博では常連の松本秀樹さん、劇団WAHAHA本舗の座長である大久保ノブオさん(保護犬の殺処分ゼロの考えに強く賛同し、ワンコの歌も発表されておられます 今年のトークショーは11/3のみ)、大原かおりさん、今年初登場のテレビ大阪(テレビ東京系列)の和風総本家という番組に登場していた25代目の豆助と現在の飼い主である三好プロデューサー(みよP)(豆助の成長記録や撮影裏話 11/5のみ開催)らが登場し、司会や審査員、トークショーや商品の当たるじゃんけん大会などを開催してイベントを盛り上げる予定となっています。
(トークショーなど、開催日が限定されているものもありますので、必ずご確認をお願い致します)

各種イベントについても前述の通り、事前の参加申し込みが必要なものもありますので、気になるものがありましたら出発予定日までにサイトでご確認下さい。

今年もブリード卒業犬・猫(繁殖を引退したワンちゃん・ネコちゃん)の譲渡会ブースが設けられる予定です。

昨年のペット博の様子は鎖屋兄弟ブログの過去記事からどうぞ。

今年もペット関連のグッズやフードをはじめとしたさまざまなブースが出店・展示を予定していますので、動物たちにとっては嬉しい試食の機会が、ペット連れではない方も、ペットに関して様々な分野からの提案がブース展示されていますので、十分に一見の価値はあるかと思います。

ペット博には、狂犬病の予防接種の証明書とワンちゃんには鑑札を付けるなど、ちょっとした条件はありますが、基本的に動物の種類を問わずペットの同伴が出来るイベントですので、期間中は会場のインテックス大阪内やその周辺で、さまざまな動物の姿を見かけることが出来ます。
ここ2年間は会場に来ていなかった、トカゲやイグアナ、大きなウサギさんなどのワンちゃん・ネコちゃん以外の常連の動物さん達とも久しぶりに出会えるかもと、個人的には期待しています。
ペット博2023 大阪は 2023年 11月3日(金 祝日)から11月5日(月)まで開催 時間は 10:00から17:00まで
入場料は 大人 ¥1,400(前売り¥1,300) 子供(4歳から小学6年生まで)¥800(前売り¥700)3歳以下と 同伴の動物さんは無料です。
詳しくは ペット博2023大阪のホームページ をご覧下さい。

今回も優待券(前売り価格になります)を、どんっ!と50枚同封頂いておりましたので、ご希望の方がいらっしゃいましたら
sales@yanase-ss  までお問い合わせ下さい。(先着順になる点だけはご了承下さい)
一人¥100の割引になりますので、ご家族連れでの参加など、人数が多くなれば、その分、会場内でちょっとした買い物が可能になりお得だと思います。(コロナ以前にはあった会場内のフードコートのブース、残念ながら昨年もありませんしたが、5類に移行された今年はどうでしょうか?)
優待券1枚で1名だけの割引となりますので、お問い合わせの際には、必ず必要人数分をお知らせ下さいね。

気持ちの良い秋空の下、潮風も薫るインテックス大阪で開催されるPet博2023大阪まで、是非、足をお運び下さい。



2023年06月22日

6月も半ば、気づけば夏至を迎えていました。

6月初旬は強い雨の日が多かったのですが、中旬はシトシト雨と曇り空で経緯しています。
今日も曇り時々ポツポツ雨、午後からは少しくすんだ白色の曇り空です。

工場周辺では田植えも終わり、少し育った苗の間を縫って、カルガモやサギなどの鳥がそれぞれに何かを食べています。
日差しがない分、少し涼しい感じです。

さて、今回は久しぶりにペットのイベントに出掛けたお話です。

先週の金曜日(6/16)から日曜日(6/18)の3日間、大阪南港にあるインテックス大阪で、第一回インターペット大阪が開催されました。

インターペットというペット用品関連のイベントは、東京では開催されていたのですが、大阪では今回が初めてでした。

日本のみならず、世界の数か国と地域からも出展があるとのことでしたので、見学を申し込んでおきました。

3日間の開催日のうち、初日の金曜日はビジネス来訪者専用とのことでしたので、この日に行く予定をしていましたが、急遽急ぎの仕事の依頼が入ったため、土曜日に変更となりました。

6/17の土曜日は、お昼前以降、五月晴れに近いお天気になりました。

地下鉄を利用して、会場である南港のインテックス大阪に向かいましたが、最寄りの地下鉄中ふ頭駅から会場入り口までの道中では、ワンコの姿は1頭しか見られませんでした。

会場であるインテックス大阪の1号館・2号館付近でもワンコ連れの方の姿はチラホラ。
インテックス大阪前の様子












一般のお客様は、1号館横の駐車スペース側からの入場となっていて、そちらを覗いてみてもやはり数組のお客様とワンコの姿しか見られませんでした。
1号館の様子













ビジネス来訪者は正面玄関から中に入り、臨時に作成されたブースで手続きを行い2号館側から入場する形となっていました。
インターペット大阪の看板












案内看板

















この周辺まで来るとワンコの姿が急に増えてきていました。
インターペット大阪で出会った大きなワンコたち












入場口の雰囲気はペット博と同じでした。

中に入るといきなり大量のワンコの姿が!

ペット博かそれ以上のワンコの数です。

通路の移動も、気を付けないと結構大変な場所が多くありました。

多くのワンコがカート(バギー?)に乗せられているのでそれも影響しているかと思うのですが、かなりの賑わいです。

大阪では、コロナが5類に移行して以降、初めての大きなペットイベントですので皆さん心待ちにしておられたのかもしれません。

会場内の様子です。

有名なメーカーさんが多数、大きな展示ブースを構えておられました。
マルカンのブース













ライオンペットのブース













ライオンブースの歯磨き講習会

















いなばのチャオちゅーるブース

















ドギーマンのブース













ペット博にも出店しておられた海外のフードメーカーさんも大きなブースを構えておられます。
ニュージーランドのフードメーカーziwi










ニュージーランドのフードメーカーziwiのペット写真撮影エリア

















トライプが主のフードのメーカーさん










ペット博に出展されているお店もインターペット大阪に出展されておられました。
ペット博でも出展されているリュックダイスキブース

















中国や韓国のメーカーさんのブースも多くみられました。
(一見しただけでは分からず、お話をして初めてわかる場合が多かったです)
海外のメーカーさん













海外(韓国)のメーカーさん

















一般の人も来場可能な日だったからか?ペット博と同様に、商品サンプルの配布や試食を行っておられるブースがとても多い印象でした。

バギーに関しては、人間用のバギーを作っておられるメーカーさんが出展しておられました。
ペット用バギーのブース

















ペットの歯磨きをPRするブース、ペットフード協会のブースでは資格試験の紹介、日本ペット用品工業会のブースでは認定証の説明といった、ペット博では見られなかったブースもありました。
(今後はペット博でも見られるようになるかについては確認していませんが、一般の人にとっても有用な情報だと思います)
ペット歯磨き普及協会

















ペットフード協会のブース













認定制度の説明

















ペット用品工業会ブース











14時からは、ペットのトリミングコンテストも行われていました。
トリミングコンテスト













テーブルサイズの都合上でしょうか?、小型と中型犬のみでのトリミング(グルーミング?)コンテストのようでした。

イベント用の舞台では、災害時における猫ちゃんとの避難や暮らし方についての講演も予定されているようでした。
猫との生活についてのセミナー













ワンコの介護用(介助用)のクッションを展示しているブースでは、肝臓癌の進行でお腹部分がパンパンに膨れてしまった我が家のワンコのような、お腹部分に問題があるワンコ用に、お腹部分に負荷が掛からないクッションの開発をお願いしました。
ワンコのサポートクッションの展示ブース

















同様の相談については、獣医師さんからも過去に一件あったとのことでしたが、実際のワンコの状況が分からないので進めていけなかったとのことでした。

スマホの中に我が家のワンコの写真が複数ありましたので、その写真を見てもらい、日頃のワンコの生活状況なども説明させてもらいました。

「実際の状況が分かり助かりました」とのことでしたので、将来的にはお腹への負荷を軽減する介助用クッションが開発されるかもしれません。

アカナの展示ブース












カナダのフードメーカーさんのブースでは、昨年の秋に開催されたペット博の際、我が家の病気のワンコのために選んで下さったドックフードのサンプルのおかげで、亡くなる間際まで、美味しくドッグフードを食べ続けることが出来たことのお礼を伝えさせて頂きました。
アカナの展示ブース









このメーカーさんのフードを取り扱っている大阪府内の複数のペットショップに問い合わせしましたが、最後まで食べてくれたフードについてはペットショップでは取り寄せになるタイプのドッグフードだったので、ネットショップからで購入するしかなかったのがちょっと大変でしたが、コーヒーやチョコレートのような香ばしい香りがするフードでした。

薬を飲ませたり、食べ物の味を変えるためにお世話になった、いなばフーズのワンちゅーるも、取扱店舗が少ない味が好きだったので、見つける度に3パック程度まとめ買いしていました。
いなばのワンちゅーるのブース

















様々なメーカーがワンちゃん、猫ちゃん用にフードを出してくれているので、体調によって嗜好が変化する我が家のワンコにとっては本当に助かりました。
(好みを見つけるまでの試行錯誤は大変でしたが、新たなメーカーを知る良いきっかけになりました)
モグキューブのブース

















今回の病気のワンコの口に合うフード探しを通じて、食べ物の好き嫌いが極力少なくなるよう、子犬のうちから様々な食べ物に慣らしておくことが重要だと感じています。
(食べることが生きることに直結するということを痛感させられました)

ペット博でもメガネハーネスを販売するお店はいくつもありましたが、こちらのお店は子ライオンと対比が印象的だったので写真に収めさせてもらいました。
ハーネスのショップ














九州のお肉屋さんが作るフードもちょっと気になりましたのでパシャリ。
九州のお肉やさん出店のショップ

















会場内ではたくさんのワンコに出会いましたが、個人的には大型犬に目が行きましたので、会場で見かけた大型犬の写真を主に幾つかアップします。
(犬猫以外では、バギーにミーアキャットを2匹載せている方をお見掛けしました)
会場で出会ったホワイトシェパードとラブ











会場で出会ったワンコたち

















会場で出会った大きなワンコ

















会場で出会ったゴールデンレトリバー

















会場の連絡通路には顔出し看板が置かれていました。
会場にあった顔出し看板













会場を後にする際には、会場内に設置されているコインロッカーをチェック。
ロッカーの内側では、弊社製のチェーンが働いてくれていました。
インテックス大阪内のコインロッカーエリア













コインロッカー内の弊社チェーン

















出口を少し進んだところには、次回開催が決定したことと、開催日時とが掲示されていました。
第2回インターペット大阪の予告看板













第2回インターペット大阪は、2024年9月20日(金)から9月22日(日) 10−17時 開催予定だそうです。

よければ皆さまお揃いでお越し下さい。





2021年09月29日

2021年は2019年(昨年はコロナの影響で中止となってしまいました)よりも2カ月早い9月18日から20日までの3日間、大阪南港にある国際展示場インテックス大阪でPet博2021が開催されました。
インテックス大阪正面全景












今年はここでコロナワクチンの集団接種も開催されていますので、映像などでご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

接種会場への誘導用の立て看板













一番手前にある建物の1号館が大規模接種会場に指定されていて、あちこちに誘導看板や警備・案内の方が配置されていました。
接種会場への誘導看板1

















コロナワクチンの大規模接種会場となっている1号館












ただ、大挙して接種に来られている雰囲気はなく、ちらほらといった印象でした。

バスロータリー(?)エリアでは、大阪駅・難波駅・天王寺駅といった大阪の主要ターミナル駅への送迎バスが準備されているようでした。
(ワクチン接種される方専用なのでしょうね。私は地下鉄で来たのですが、路線を複数乗り換えてきているので、乗せてもらえるとすごくありがたいんですが。)

<Pet博大阪>は秋の恒例行事として定着しているイベントの一つですが、14時過ぎだからでしょうか?こちらもまた、会場入り口周辺で見かけたワンコは10頭にも満たなかったのでちょっと寂しく感じました。
今年は、初日の18日(土)に訪問する予定だったのですが、台風が早朝に近畿地方に最接近する予報だったので、最終日の20日(月)に変更しての訪問でした。

Pet博2021最終日の9/20は晴れたり曇ったりで、時折強い風が吹く少し蒸し暑いお天気でした。

インテックス大阪の中に入りましたが、やはりワンコの数はまばらです。

今年もPet博の会場はインテックス大阪の4号館でした。

ここまで来ると、ワンコ達の姿が急に増えました。
ただ、密を避けるためか? 皆さんどことなく距離をとっておられる雰囲気が感じられました。

4号館入口への誘導通路













チケットブースは入り口付近にはなく、ペット博会場入口へは、誘導路を通らないと行けない方式になっていました。
会場の地図とイベント情報













誘導路の途中には会場内の地図とともに、コロナ感染者発生時の連絡のため、名前と電話番号やメールアドレスを記載する用紙が設置されていました。
会場に入る前に記入させられる個人情報の用紙












入場ゲート前では体温チェックと消毒、チケットの提示をしてからゲートへ進みます。
ペット博大阪2021の4号館エントランス













ゲートでは、自分でチケットの半券を切り離して先ほど記載した用紙と共に渡して入場となります。
一歩足を踏み入れた会場内入り口付近は、先ほどまでとは一転、ワンコと人とで大賑わいでした。

イベント内容自体は概ね2019年と同じ感じでしたが、出店店舗は少し変わっていました。
店舗間の距離が離れていて、店舗数もぐんと減っています。
その分通路が広くなっているので、歩きやすいのは良いのですが、なんだかちょっと間延びした感じです。

B級グルメ屋台エリアや飲食出来るスペースは無くなっていました。
その分、イベントステージは余裕を持った形で大きく設定されていました。

ただし、観覧席の数は少なめな感じでした。

ちょうどイベントステージでは、飼い主さんとワンちゃんが一緒にゴーディネーションするペットファッションショーが始まったところでした。
ペットと飼い主さんのお揃いコーデファッションショー













着物(ゆかたかな?)コーデのワンちゃんと飼い主さんが登場してきました。

続いてイベントスペースも見に行ってみました。
イベント広場のイベント予定表













ちょうどタレントの松本秀樹さんプロデュースの呼び戻し選手権が終了したところで、観客の皆さんにご挨拶して去っていく松本秀樹さんの姿を見かけました。

店舗の取り扱い商品としてはペット用のフードや服、リードや首輪などの犬具類がメインでした。
ジビエの鹿肉製商品のショップ













ワンコ用のリードのお店















毎回出展されておられる、ワンコを背負うリュック屋さんとは今年も出会えました。
ワンコを入れて背負うリュック屋さん

















初めて見たのがこれ。
筋膜はがし体験ブース

















ワンチャン向けの<筋膜リリース(筋膜はがし)>のブースが出ていました。
スタッフさんが、タッチペンのような道具を使って腰や横腹付近を押しておられました。
筋膜はがし体験をしているワンちゃん













気持ちが良いのかは見ているだけではちょっとわかりませんでした。

AI機能を搭載した自動給餌機














見守り機能付きの給餌器と動き回るコミュニケーションロボット、AI機能搭載のペット向け商品でしたが、人にとっては予測不能な動きで一瞬ぶつかりそうになりました。
ワンちゃんに追いかけっこをしてもらうためのロボット












(獲物を狙う本能はくすぐりそうですね)

ワンちゃんと共に暮らすリフォーム提案やワンちゃんの室内でのスリップを防止する塗料を提案するブースもありました。
滑りにくい床材塗料を提案するリフォーム会社

















滑りにくい床材塗料を提案するリフォームの会社













フード関係では今年も多くのブースで試食が行われていました。
鎖屋兄弟はワンコ連れではない為、今回も詳しい部分は不明でした。

基本的には、恒例となったオーガニックやジビエ(主に鹿肉)をコンセプトにされているところが多く、安全性も謳われていました。
ワンコ用のジビエのお肉製品のショップ













ワンチャン向けのオーガニックフード販売ショップ












試食品を見つめるワンコの瞳や食べっぷりからは<美味しさ>が良く伝わりました。
材質はどれも人間が食べても大丈夫なものばかりで、どれも美味しそうしたが、ぐっと我慢。
ワンチャン専用のお米や納豆













人間用のお店と見紛う商品展示で、ワンコ達の目もショーケースの中の商品に釘付けでした。
ワンちゃん用のプレミアムフード販売ブース













ワンコ用のパテ状のフード













会場で見かけたワンコ用のおやつのショップを幾つかご紹介します。
ワンコとニャンコ用のお肉で出来たケーキ













有名なチーズタルトのお店とのコラボしたワンコ用のおやつもありましたよ。
ワンコ用のスイーツショップ













水溶性低分子キトサンパウダーを使ったサプリ?は効能(と言ってはいけませんが)の種類が多く、14歳になったシニアワンコを飼っているものとしてはちょっと気になりました。
キトサンパウダーを使ったペット用サプリ













まだ9月ですが、ワンコのためのお節料理を紹介するブースもありました。
ワンコ用のおせちとクリスマスの食べ物













爬虫類の販売コーナー、規模は縮小され、ザリガニ釣りはありませんでした。
外国の蛇さんと共に、2019年と同様に日本のヒキガエルさん達も1匹ずつ飼育ケースに入れられて販売されていました。
ヒキガエルさん












そのお隣にはヘビさん。シマヘビさんに似た雰囲気ですが、コーンスネークという名前のアメリカ原産のヘビさんでした。
爬虫類コーナーで販売されていたコーンスネークさん













毎回人気の小鳥や猛禽類については展示も販売もありませんでした。

そんな中、人間にもワンコ達にも大人気だった動物がいました。
デグーを見つめるマルチーズ













それがこの子たち。
元気に動くデグーたち

















<デグー>という南米チリ原産のげっ歯類の仲間で、ヨーロッパをはじめとした世界各地でペットとして飼育されているそうです。
かわいく集まっているデグー












大きめのネズミさんといった雰囲気ですが、眺めていると可愛らしかったです。
ワンコ達も興味津々で体を乗り出してずっと眺めていました。
ケース内のデーグーを真剣に













この日はデグー以外の小動物は居ませんでした。

さて、会場ブースに話を戻すと、今年もシャープのロボフォンの販売ブースが出店。
<弟モデルが新登場しました!>とPRしておられました。
シャープ製ロボホンの展示ブース

















シャープ製ロボホンの弟分の小さなタイプ













譲渡犬・譲渡ネコのコーナーはありませんでした。

介助犬、セラピードッグのブースはありました。
兵庫介助犬協会のブース













セラピードッグはブース前でデモンストレーションを行っていました。
介助犬コーナーに居たワンコ達

















今回はボーダーコリーがやってきていました。

ワンコ用の車いす、色合い的にチタン材もしくはアルミ材仕様でしょうか?
非常に軽そうに見えました。
ワンコ用の車いすを展示するブース











写真に写っているとおり、後ろにはお風呂のような措置もありました。
ちょうどスタッフさんが席を外しておられたタイミングだったので詳しいことは不明でした。

各種類の犬が作れるミニブロック












ブロックで出来た各犬種の像、小型犬くらいの大きさになるので作りごたえもありそうでした。
(現在のところ、市中での販売はしていないとの事でした)

猫ちゃん用としては、お部屋の壁に後付出来るキャットロードや猫がかくれんぼして遊ぶ紙製の箱が出展されていました。
後付出来るキャットウォーク













猫が遊ぶための紙製の箱

















ワンちゃん用のドッグマッサージを教えて下さるブースもありました。
ドッグマッサージブース前の看板

















小動物ふれあいファームは子供連れの方に人気でした。
ふれあいファームのひよこさん












ふれあいファームのアヒルさん












ふれあいファームモルモットちゃん達










ふれあいファームのハトさん













ふれあいファームのニワトリさん













ふれあいファームのウサギさん












ふれあいファームのヤギさんとヒツジさん












『なんだろう?』と興味を示した大型犬が、柵にドン!と前足を掛けてのぞき込んできた時には、柵がたわむ勢いだったのでビックリしました。
ふれあいファームのヘビさん

















ケヅメリクガメさん、遠くから見ると強めに焼けた大きなメロンパンみたいに見えました。
ふれあいファームのケヅメリクガメさん(











今年の会場内でのワンコの傾向は、小型犬から大型犬まで幅広く来場しているように感じられました。
会場にいたコーギーちゃん












会場内に居たチワワとトイプー














会場内で寛ぐゴールデンレトリバー













時節柄仕方がないことですが、会場内のワンコの数は少なめでした。

犬種としては、例年通り、トイプードル、チワワが圧倒的に多かったですが、ダックスフントについては、さらに減少しているように感じられました。
会場内で見たアフガンと小型犬たち

















小型犬については同一犬種、もしくは他犬種での2頭以上の多頭飼いの割合が高かったです。
会場内にいたトイプードル1











会場の外にいたフレブルちゃん達












フレンチブルドッグやパグの人気も変化はない感じ。
イベント広場にいたフレンチブルドッグちゃん

















会場内に居たフレンチブルドッグ

















この日、イタリアングレーハウンド、ジャックラッセルテリアといった首長タイプの小さめのワンコにはほとんど出会えませんでした。キャバリアやアメリカンコッカーなどのスパニエル類は、前回より少なめですが見かけられました。
会場の外にいたイタグレちゃん











小型から中型犬にかけてはいずれの犬種でも多頭飼いの傾向が変わらず見られました。
会場内にいたチワワズ1














サモエドやハスキー、ボルゾイやアフガンハウンド、ホワイトシェパードといった大型犬種は例年通り。
会場外の広場にいたハスキー












会場外の広場にいたアフガンハウンドさん












会場の外にいたボルゾイ1













ホワイトシェパード

















グループで揃って来場しておられる傾向が強かったのですが、今年は家族単位の方が大多数のようでした。

この日、日本犬で出会えたのは柴犬と秋田犬でした。

ネコについては、会場内で見かけたのは今回も1匹だけでした。
やはりネコに関するイベントが前日までで終了してしまっていたのが原因なのかもしれませんね。

今年の会場内外のワンコ達の様子はこんな感じ。
ワンコのドライヤーボックス展示ブース隣にあった撮影可能場所

















例年同様、1日だけの観察結果ですので正確性には欠けるかと思いますが、今年も小型・中型犬については同一犬種での多頭飼いの傾向が大きく、大型犬でも犬種によっては定着してきている印象でした。
会場内に居た多頭飼いのゴールデンレトリバー1













会場内で気に入った大型ワンコが2頭。
一頭は黒い大きなワンコさん。
ニューファンドランドという種類のワンコさんかと思われます。
ニューファンドランドという犬種のワンちゃん

















もう一頭は、チワワさんと一緒に来ていたこのワンコ。
超大型のミックスワンコと相棒のチワワちゃん














飼い主さんに伺ったところ、ウルフハウンドとセントバーナードのミックス犬との事でした。
ウルフハウンドとセントバーナードのミックス犬1

















コロナ禍でも開催にこぎつけられましたので、来秋もPet博は開催されるかと思います。

会場内に居たスタンダードプードル

















コロナ以前のような会場の雰囲気にすぐ戻せるかは不透明ですが、創意と工夫を重ね、ルールを守ることで、きっと以前のようなイベントに近づけられるかと思います。
(毎年出展されているブースが今回は多く参加されていらっしゃらなかったのは、やはり寂しかったです)
会場の外を歩くボルゾイ

















はしゃいでいる小型犬たち












各種イベントとともに、フードの試食や販売、ペット用の服やグッズの展示と安売りも行われますので、ペット同伴で来られる方がメリットが高いと思われますが、動物(特にワンコ)がお好きであれば、大人も子供も一緒に楽しめるイベントだと思います。
お願いすれば快く写真を撮らせて下さったり、ペットに触れさせて下さる飼い主さんが多くいらっしゃいますので、機会がありましたら、是非ペット博へ足をお運び下さい。

鎖屋兄弟達は次回もPet博大阪へ出掛ける予定です。

テレビ大阪さんから開催時期などのお知らせを頂き次第、ブログにアップします(来年は11月上旬開催でしょうか?)ので、是非参考になさって下さい。



2011年11月14日

10/11から東大阪市庁舎の西隣にあるクリエイションコア東大阪(通称クリコア)の北館にて開催されていたビジネスマッチングブログ「BMB」主催による展示会 BMB企画展 in MOBIO 2011 が終了致しました。
1ヶ月の長丁場を終え、展示パネルやチェーン類と共に柳瀬製作所の専属モデル犬(のぬいぐるみ)達も帰って来ました。
展示会から戻ってきたモデル犬たち
きっと沢山のお客様方と出会ってきた事でしょう。
展示会場にお越し頂いた皆様、本当に有難うございました。
興味を持たれた商品や加工サービスがありましたら是非お気軽にお問い合わせ下さい。
お話出来なかったモデル犬達に変わり鎖屋兄弟達が一生懸命お返事させて頂きます。

お問い合わせは メール (お使いのメールソフトが立ち上がります)お問い合わせフォームお電話 にてどうぞ



2011年10月12日

昨日から東大阪市庁舎の西隣にあるクリエイションコア東大阪(通称クリコア)の北館にてビジネスマッチングブログ「BMB」主催による展示会 BMB企画展 in MOBIO 2011 が開催となりました。
クリエイションコア東大阪北館の外観クリエイションコア東大阪北館入り口の様子

今回は商品・試作展示コーナーに16企業、、企業・団体PRコーナーに22企業・団体が参加し、展示を致します。
柳瀬製作所はこのうち、商品・試作展示コーナーへ展示する事になりました。

展示品搬入は午前10時からでした.
柳瀬製作所展示ブース準備前
柳瀬製作所の展示場所は運良く角の展示スペースとなりました。
柳瀬製作所展示ブースの様子1
こんな感じでチェーンを身につけたモデル犬達をセッティングしていきました。

周りでは、船舶用の?プロペラや精密部品に並んで雛人形が展示されるなど、モノづくり企業ならではの企画展示となっています。
クリコア展示会場の様子1クリコア展示会場の様子2

クリコア展示会場の様子3クリコア展示会場の様子4

製造業だけでなく、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、Web製作等、製造業をサポートしてくれるデザイン事務所さんも一緒に展示されているのもこの展示会ならではです。

柳瀬製作所展示ブースの様子2
完成した柳瀬製作所の展示ブースです。今回はペット用と人間用のオーダーメイド製作例と試作例に絞った展示となっています。
主催者側の大阪府産業デザインセンターではアクリルケースをご用意下さっていましたが、今回展示している柳瀬製作所のチェーン類はワンコや人間が身に着けるなどして実際に使っているものなので、是非、手にとってその触感や使い勝手を体験して頂きたいと考え、ケースはお返し致しました。

また、今月1日に北極圏犬橇探検家の山崎哲秀さんから頂いた、昨シーズン北極圏で実際に犬橇犬に装着して使われたハーネスを展示しています。

残念ながら会場となっているクリエイションコア東大阪が土・日・祝日はお休みの為、平日しか入館出来ませんが、11月11日までの1ヶ月間の開催ですので、市役所や大阪府立中央図書館、地下鉄中央線荒本駅周辺にお立ち寄りになられる機会がございましたら是非クリコアへもお立ち寄り下さい。

【期 間】 10月11日(火)から11月11日(金)9:00から17:00まで
     (土日、祝日を除く、初日は午後1時から 最終日は午後4時まで)

【会 場】 MOBIO(クリエイション・コア東大阪)北館 2階
      (大阪府東大阪市荒本北50-5)

【出展物】
 A:展示コーナー:ものづくり企業やデザイン事務所
(弊社はこちらのコーナーでの展示となります)
     ◇商品・試作品
     ◇説明パネル
     ◇会社案内・カタログ等

 B:PRコーナー:デザイン事務所、サービス業、その他ものづくり支援団体
     ◇企業・団体PRチラシ



2011年02月18日

2/11(土)に近鉄八尾駅近くの大型商業施設アリオ八尾で八尾ロボットフェア2011というイベントが開催されました。

「八尾から御茶ノ水博士を!」をスローガンに、八尾市内の異業種交流会<マテック八尾>が主管となり、ロボット作りを通じて子供達にものづくりの楽しさや難しさを学んでもらおうという目的で始められました。
とはいえ、どの工場や会社もロボット作りは未経験。手探りでの活動開始となりました。
奈良高専や大阪府内の大学の工学系研究室にも協力を頂き、2009年に初開催に漕ぎつけました。
昨年は大阪府内の大学だけではなく遠く離れたペルーの大学からも参加を頂きました。

そしてこのイベントも今年で3回目を迎えました。

ロボットフェアの中身は大きく2つに分かれています。
ロボットを展示し、多くのお子様方に実際にそれらのロボットを操縦してもらう体験コーナー、そして企業や大学が作ったロボットがテーマに沿った方法でお互いに競い合い勝者を決めるロボットコンテストの2つです。

ロボット体験コーナーには大阪産業大学と大阪工業大学とがロボットのブースを出してくださり、多くの子供達が操縦体験を愉しんでいました。
ロボット操作を楽しむ子供たち1ロボット操作を楽しむ子供たち

ロボット操作を楽しむ子供たち3ロボット体験操縦

また、今年は八尾市主催の<子供夢実現プロジェクト>の審査発表会が同時に開催されました。
これは、八尾市内の小学生に自分の考える夢のロボットを描いてもらい、最優秀者の作品はロボットとして実際に作ってもらえるというものです。
沢山の応募があったらしく、その中から選ばれた優秀作品者の発表と表彰式が行われました。

優秀作に選ばれた子供達、そして最優秀に選ばれたお子さんと、彼女が描いた絵を基に作られたロボットです。
夢実現プロジェクト表彰式

彼女が考えた機能全てを実現するのは無理ですが、動いたりおしゃべりしたりと言った機能は実現されていました。

その後、第3回の八尾ロボットコンテストが開催となりました。
まずはトーナメント表から
トーナメント表

トーナメントはA・Bの二つに分けられています。
トーナメントAは、地元企業と子供達とが一緒になって作り上げたロボットで操縦も子供達自身が行います。
トーナメントBは、大学や企業と言った大人が作ったロボットで操縦者も大人です。
各トーナメントで優勝者を決め、その後エキシビションとして両優勝者が対戦します。

ロボットコンテストでは3分間の制限時間とともに毎回対戦テーマが決められています。
第1回目では大きなサイコロ形のブロックをいかに多くそして高く積み上げる事が出来るかと言うものでした。
第2回目は地元の環境に目を向け、地元を流れる大和川の美化作業をテーマに、川に見立てたエリアから、いかに多くのゴミ(に見立てた構造体)を指定された場所に運び出す事が出来るかを競いました。

そして今回のテーマは地元に住む絶滅危惧種の淡水魚ニッポンバラタナゴの生育環境を整える事がテーマとなりました。
ロボコン対戦フィールド

今回の対戦コートとして、池に見立てたエリアと陸に見立てたエリアを作り、そこに池側が高くなるよう20cmの垂直段差を設けました。
陸側にはバラタナゴの生育に必要なドブ貝やヨシノボリと言った生き物を配置しておきます。一方の池エリアにはバラタナゴとともにその天敵となるザリガニやブラックバス、そして悪環境としてのヘドロを配置しておきます。
競技ロボットは陸側からスタートし、3分間の間に、いかに多くの天敵や悪環境を池エリアから運び出し、陸エリアからドブ貝やヨシノボリを運び入れる事が出来るかを競います。
また、池エリアでは同じ絵の生き物を3つずつ揃えて並べるとボーナス得点が加算される方式となっていました。
昨年以上に難度が高くなっっています。

まずはトーナメントAから開始です。
地元企業と子供達が力を合わせて作り練習してきたロボット達。今回は無線操縦が殆どです。
ですが会場内ではこれにより問題が発生しました。

最近では多くの場所で無線通信が行われています。さらにゲーム機類についても無線通信機能が付いたタイプが多くなってきています。
ロボットコンテスト開催前に無線混信の恐れがあるため、ゲーム機類の無線機能をOFFにしてくれるようにお願いしていたのですが、トーナメント途中に突然ロボットが動かなくなると言うトラブルが発生しました。
その場で調査したところ、ロボット本体には機械的な問題は無く、暫くすると正常に動き始めたので、混信であると判断され、再試合となりました。
前回までのコンテストは予想されなかったトラブルでしたが、観客の多くが子供達であるという大会の特性から次回開催時までに解決すべき宿題となりました。

また、前回までは1台のロボットが競技を行う形でしたが、今回は各チーム、開始時までは親ロボット本体に収納されている条件で、複数台のロボットの同時作業が可能となりました。
ロボットコンテストの様子3トーナメントAチームのロボット2

トーナメントAのロボットロボットコンテストの様子1

エリア内を動き回る複数台のロボット達に感動するとともに、撮影担当者としてはどのロボットに注目して撮影すべきかで大変悩まされました。
トーナメントAでは八尾の冬の特産品から名づけた<若ごぼう>チームが優勝となりました。

トーナメントBではさすがに専門家が作るロボット達だけあって、ロボットやアーム類の動きや形状などがしっかりと考え、作り込まれておりどれも素晴らしいものばかりでした。
ペルーからの参戦ロボットコンテストの様子2

ペルーのサンマルティン・デ・ボーレス大学のロボット<ナイランプ(水の神様の名前らしいです)>は滑らかで確実な動きを見せ、優勝候補と目される素晴らしい出来栄えでした。
一方の大阪工業大学エンジュニアAチームは3分間の制限時間内に満点を出すと言う好成績を収めました。
優勝戦では両者が争い、大阪工業大学チームエンジュニアAチームの優勝となりました。

トーナメントAとBとが対戦するエキシビションマッチでも大阪工業大学チームエンジュニアAチームの優勝となりました。

今回のロボットコンテストの模様の一部が <ロボットファン> と<ロボメディア2011>いうサイトにて映像としても公開されております。
http://www.robot-fan.net/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=34

http://robomedia2006.blog.so-net.ne.jp/2011-02-14

現時点ではこの<鎖屋兄弟>ブログで映像を公開する予定はありませんので是非どうぞ。

当日は撮影担当者の一人として活動しておりましたので会場の雰囲気をじっくり感じる事は出来ませんでしたが、火曜日の夜、撮影したデジタルビデオテープの映像をDVDに焼き直す作業をしながら当日の様子を振り返る事が出来ました。
操縦する子供達の真剣なまなざし、応援する仲間達の真剣なまなざし、そして観客としてロープに外からロボットを見つめる子供達のまなざしや、一緒に一喜一憂する姿がしっかりと映っていました。

理系離れが叫ばれていますが、この子達の姿を見る限りでは、十分やっていってくれそうな印象を受けました。
やはり現在の教育システム全体が、学年が上がるに従い、子供達からゆっくりと、しかし確実に、芽を摘んでいってしまっているでしょうか?

私の鎖屋さんとしてのお仕事とは、ちょっと離れている<ロボットコンテスト>ですが、「将来の御茶ノ水博士」だけではない、夢とチャレンジ精神を持った人に成長して行ってくれる一助となると信じて来年もお手伝いさせて頂きたいと思います。
(昨日の、若田さんの宇宙ステーション船長就任のビッグニュースを意識しつつ、小学校6年生の頃の夢は宇宙飛行しか研究者になって宇宙に行きたかった自分を思い出しながら書いています)

頑張れよ、子供達! 大人も頑張るぞ!

 



2009年01月24日

昨日は朝早くから各メディアが何度もニュースとして流していたH2Aロケットの打ち上げ、と言いますか、近畿では東大阪市の町工場の技術を結集して作った人工衛星<まいど1号>打ち上げのライブ中継を観るために、東大阪市庁舎のお隣にあるクリエイションコア 東大阪に行ってきました。

クリエイションコア東大阪の外観

 

 


 

12時20分頃に到着したのですが、大きな会場には関係や以外にも町工場の社長さんから一般見学の方までたくさんの方がお見えになっていました。
まいど1号SOHLA-1開発の説明大きなスクリーンでのライブ中継映像






会場内では今回のまいど1号プロジェクトを推進してきたメンバーの方々が、経緯や組織などを詳しく説明してくださっていました。

知名度の高いまいど1号だけあって、壁沿いには取材に来た在阪放送局や新聞各社が並んでいました。

カウントダウンからH2Aロケット打ち上げまでを見守る会場内の様子をUPしましたのでご覧下さい。



打ち上げ直後には自然に歓声と拍手が会場内から起こりました。

UPした映像、打ち上げ後の画面が小刻みに揺れていたかと思います。
すみません、思う所があって自分自身が小刻みに身震いしていたようです。
(自分はタッチしていない事なのですが、子供の頃の夢だったロケットや人工衛星を作ると言う事を同じ東大阪の町工場のおっちゃん達が成し遂げた事に感動したのでしょうね)

残念ながら会場内でのライブ中継は、まいど1号放出が南極上空付近となるため、映像が入らないと言う事で、衛星いぶきの放出までで終了してしまいました。

中継終了後はまいど1号開発のために立ち上げられた“東大阪宇宙開発協同組合”(SOHLA)の副理事長さんが、まいど1号にちなんで生み出したマスコットキャラクターのワッショ!くんを紹介してくれました。
ワッショ!くん登場ワッショ!くんの紹介






“縁起キャラ”としてみんなで育てていこうとお考えのようです。

報道関係者向けの・・・プレス向けにやった万歳の様子






終了後、報道向けにやった“万歳”、やらせっぽくて無い方が良かったと思いました。

会場を後にして、お隣にある東大阪市庁舎に立ち寄ってみました。

1Fフロアには特設コーナーが設けられまいど1号(SOHLA-1)開発までの経歴やワッショ!くんのライセンシー募集ポスターと共に原寸大のまいど1号(SOHLA-1)の模型が展示されておりました。
東大阪市庁舎1Fに設けられたまいど1号コーナーまいど1号の実物大模型50cm×50cm






50cm×50cmの原寸大模型、想像していたよりもかなり小さいのにはちょっと驚かされました。

東大阪市庁舎1Fに展示されているまいど1号搭載プレート











また、まいど1号(SOHLA-1)に取り付けられた(搭載された)ものと同じ記念プレート3枚も展示されておりました。

まいど1号に搭載されたのと同じ金属プレートのUP






いずれもしっかりとしたものですので見るだけの価値は十分ありました。

同じ展示ブース内には弊社と同様、異業種交流委員会フォーラムアイに参加している川端ネジさんの商品が展示されておりました。
市庁舎1F展示コーナーで見つけたF.I.メンバー企業の製品











東大阪市庁舎にお越しの折には是非ご覧になってみて下さいね。



2008年11月04日

先週末の10月31日と11月1日の2日間開催された<モノづくりフェスタ in 生野・東成2008>に展示参加しました。
大阪市の生野区と東成区の官・民が協力して開催しているイベントで、今年は生野区にある生野区民センターで開催されました。

地元企業の製品や技術を紹介するこのイベント、東大阪市にある柳瀬製作所は、所属している異業種交流会<フォーラム・アイ>のメンバーとして展示参加する事になりました。
開催期間中の様子を写した写真です。
フォーラム・アイブース全景フォーラム・アイブースの展示の様子

 

 

 





今回は関西ブランディング協会さん協力のもと、メンバーの思いと写真を印刷した大きな横断幕を掲げました。
会場でも一際目を引くブースとなりました。デザイン力の大きさを実感する良い経験となりました。

フォーラム・アイブースとお客様関西ブランディング協会さんの協力で出来た横断幕

 

 

 





そのおかげで、企業の方だけでなく一般の市民の方にも多くブースを見てもらうことが出来ました。
ブース訪問して下さった平松大阪市長

 

 

 





大阪市長の平松さんにもブースを覗いてもらいましたよ。

毎年開催されるこのイベント、地元のコクヨさんやロート製薬さん、そしてオリンピックの水泳水着で一躍脚光を浴びた山本化学工業さんといった大手企業さんの展示ブースもあるしっかりした内容です。
来年も秋頃に開催されると思います。
史跡やコリアタウンも近くバスや電車の便も割合便利な場所ですので、観光がてら是非見学にお越し下さい。



2008年10月21日

先週の10/16-17の2日間、マイドームおおさかで開催されたビジネスマッチング博2008が無事に終了致しました。

弊社は異業種交流会<マテック八尾>ブースでの共同参加となりました。

ブースに立ってくれた弟の直紀の報告では、不安定な経済状況が叫ばれている中でも昨年と同様の賑わいだったそうです。

今回のブースでは、来年2月に八尾市でロボットコンテストを開催すると言う事で、マテック八尾のロボット分科会で作った2種類のロボットがデモンストレーション展示されました。
ロボット分科会製作 アルマ君2号ロボットを見学する学生さん

 

 

 

 

 

 

 






ロボットを操作する田中誠太八尾市長

 

 



ブースを覗いてくれた八尾市長さんもロボットを操作して帰られました。

ブースを訪問して下さった方の中には、5月に毎日放送の<ちちんぷいぷい>で放映された弊社の取材内容を見て下さっていた方もおられたそうです。
工場やホームページ以外の場所で、実際に弊社の製品を手に取り、情報を聞いてもらえる良い機会となりました。

また来年、ビジネスマッチング博でお会い致しましょう。


おまけ 会場では八尾市在住のべっ甲飴職人さんがブースを構え実演販売をされていたそうです。
べっ甲飴職人さんの実演風景

 

 

 

 

 

 

 





べっ甲飴の実演販売ブース





全国の催事を飛び回るお仕事とのことですので、どこかで見かけられるかもし
れませんね。